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2024年4月23日(火) 通読(本日=王上1-4,シラ22,アル6 明日=詩63-65,二マカ6,アル7) |
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節表示・修正 | 口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題 サムエル記下 第20章 |
新共同訳(日本語T)+真理子のおまけ 解題 サムエル記下 第20章 |
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さて、その所にひとりのよこしまな人があって、名をシバといった。ビクリの子で、ベニヤミンびとであった。彼はラッパを吹いて言った、「われわれはダビデのうちに分がない。またエッサイの子のうちに嗣業を持たない。イスラエルよ、おのおのその天幕に帰りなさい」。 |
そこにベニヤミン人ビクリの息子でシェバという名のならず者が居合わせた。彼は角笛を吹き鳴らして言った。「我々にはダビデと分け合うものはない。エッサイの子と共にする嗣業はない。イスラエルよ、自分の天幕に帰れ。」 |
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そこでイスラエルの人々は皆ダビデに従う事をやめて、ビクリの子シバに従った。しかしユダの人々はその王につき従って、ヨルダンからエルサレムへ行った。 |
イスラエルの人々は皆ダビデを離れ、ビクリの息子シェバに従った。しかし、ユダの人々はヨルダン川からエルサレムまで彼らの王につき従った。 |
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ダビデはエルサレムの自分の家にきた。そして王は家を守るために残しておいた十人のめかけたちを取って、一つの家に入れて守り、また養ったが、彼女たちの所には、はいらなかった。彼女たちは死ぬ日まで閉じこめられ一生、寡婦としてすごした。 |
ダビデはエルサレムの王宮に戻ると、家を守るために残した十人の側女を集め、監視付きの家に入れた。彼は側女たちの面倒は見たが、彼女たちのところに入ることはなかった。彼女たちは死ぬまで閉じ込められ、やもめのような生涯を送った。 |
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王はアマサに言った、「わたしのため三日のうちにユダの人々を呼び集めて、ここにきなさい」。 |
王はアマサに命じた。「ユダの人々を三日のうちに動員してここに来なさい。」 |
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アマサはユダを呼び集めるために行ったが、彼は定められた時よりもおくれた。 |
アマサはユダの人々を動員するために出て行ったが、定められた期日に戻らなかった。 |
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ダビデはアビシャイに言った、「ビクリの子シバは今われわれにアブサロムよりも多くの害をするであろう。あなたの主君の家来たちを率いて、彼のあとを追いなさい。さもないと彼は堅固な町々を獲て、われわれを悩ますであろう」。 |
ダビデはアビシャイに言った。「我々にとってビクリの子シェバはアブサロム以上に危険だ。シェバが砦の町々を見つけて我々の目から隠れることがないように、お前は主君の家臣を率いて彼を追跡しなさい。」 |
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こうしてヨアブとケレテびととペレテびと、およびすべての勇士はアビシャイに従って出た。すなわち彼らはエルサレムを出て、ビクリの子シバのあとを追った。 |
ヨアブの兵、クレタ人とペレティ人、および勇士の全員が彼に従ってエルサレムを出発し、ビクリの息子シェバを追跡した。 |
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彼らがギベオンにある大石のところにいた時、アマサがきて彼らに会った。時にヨアブは軍服を着て、帯をしめ、その上にさやに納めたつるぎを腰に結んで帯びていたが、彼が進み出た時つるぎは抜け落ちた。 |
彼らがギブオンの大石のところにさしかかったとき、アマサが彼らの前に現れた。ヨアブは武装して、さやに納めた剣を腰に帯びていたが、ヨアブが前に出ると、剣が抜けた。 |
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ヨアブはアマサに、「兄弟よ、あなたは安らかですか」と言って、ヨアブは右の手をもってアマサのひげを捕えて彼に口づけしようとしたが、 |
ヨアブはアマサに、「兄弟、無事か」と声をかけ、口づけしようと右手でアマサのひげをつかんだ。 |
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アマサはヨアブの手につるぎがあることに気づかなかったので、ヨアブはそれをもってアマサの腹部を刺して、そのはらわたを地に流し出し、重ねて撃つこともなく彼を殺した。こうしてヨアブとその兄弟アビシャイはビクリの子シバのあとを追った。 |
アマサはヨアブの手にある剣に気づかなかった。ヨアブは剣でアマサの下腹を突き刺した。はらわたが地に流れ出て、二度突くまでもなくアマサは死んだ。ヨアブと弟アビシャイはビクリの息子シェバの追跡を続けた。 |
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時にヨアブの若者のひとりがアマサのかたわらに立って言った、「ヨアブに味方する者、ダビデにつく者はヨアブのあとに従いなさい」。 |
ヨアブの従者の一人が傍らに立って言った。「ヨアブを愛する者、ダビデに味方する者はヨアブに続け。」 |
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アマサは血に染んで大路の中にころがっていたので、そのそばに来る者はみな彼を見て立ちどまった。この人は民がみな立ちどまるのを見て、アマサを大路から畑に移し、衣服をその上にかけた。 |
だが、アマサが道の真ん中に血にまみれて転がっていたので、兵士たちは皆立ち止まった。この男はそれを見てアマサを道から畑に移し、そこまで来た者がそれを見て立ち止まることのないように、その上に衣をかぶせた。 |
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アマサが大路から移されたので、民は皆ヨアブに従って進み、ビクリの子シバのあとを追った。 |
アマサが道から除かれると、兵は皆、ヨアブの後についてビクリの息子シェバを追跡した。 |
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シバはイスラエルのすべての部族のうちを通ってベテマアカのアベルにきた。ビクリびとは皆、集まってきて彼に従った。 |
シェバはイスラエルの全部族を通って行って、ベト・マアカのアベルまで来ていた。選び抜かれた兵が寄り集まり彼に従った。 |
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そこでヨアブと共にいたすべての人々がきて、彼をベテマアカのアベルに囲み、町に向かって土塁を築いた。それはとりでに向かって立てられた。こうして彼らは城壁をくずそうとしてこれを撃った。 |
ヨアブに従う兵士全員がベト・マアカのアベルに到着しシェバを包囲した。町に向けて外壁の高さほどの塁を築き、城壁を崩そうと試みていると、 |
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その時、ひとりの賢い女が町から呼ばわった、「あなたがたは聞きなさい。あなたがたは聞きなさい。ヨアブに、『ここにきてください。わたしはあなたに言うことがあります』と言ってください」。 |
知恵のある女が町から呼ばわった。「聞いてください。聞いてください。『ここに近寄ってください。申し上げたいことがあります』とヨアブさまに伝えてください。」 |
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彼がその女に近寄ると、女は「あなたがヨアブですか」と言った。彼は「そうです」と答えた。すると女は彼に「はしための言葉をお聞きください」と言ったので、「聞きましょう」と彼は言った。 |
ヨアブが近寄ると女は言った。「あなたがヨアブさまですか。」「そうだ」と彼は答えた。彼女は言った。「はしための言葉を聞いてください。」「聞こう」とヨアブが答えると、 |
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そこで女は言った、「昔、人々はいつも、『アベルで尋ねなさい』と言って、事を定めました。 |
女は言った。「昔から、『アベルで尋ねよ』と言えば、事は片づいたのです。 |
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わたしはイスラエルのうちの平和な、忠誠な者です。そうであるのに、あなたはイスラエルのうちで母ともいうべき町を滅ぼそうとしておられます。どうして主の嗣業を、のみ尽そうとされるのですか」。 |
わたしはイスラエルの中で平和を望む忠実な者の一人です。あなたはイスラエルの母なる町を滅ぼそうとしておられます。何故、あなたは主の嗣業を呑み尽くそうとなさるのですか。」 |
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ヨアブは答えた、「いいえ、決してそうではなく、わたしが、のみ尽したり、滅ぼしたりすることはありません。 |
ヨアブは答えた。「決してそのようなことはない。呑み尽くしたり、滅ぼしたりすることなど考えてもいない。 |
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事実はそうではなく、エフライムの山地の人ビクリの子、名をシバという者が手をあげて王ダビデにそむいたのです。あなたがたが彼ひとりを渡すならば、わたしはこの町を去ります」。女はヨアブに言った、「彼の首は城壁の上からあなたの所へ投げられるでしょう」。 |
そうではない。エフライム山地の出身で、名をビクリの子シェバという者がダビデ王に向かって手を上げたのだ。その男一人を渡してくれれば、この町から引き揚げよう。」女はヨアブに言った。「その男の首を城壁の上からあなたのもとへ投げ落とします。」 |
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こうしてこの女が知恵をもって、すべての民の所に行ったので、彼らはビクリの子シバの首をはねてヨアブの所へ投げ出した。そこでヨアブはラッパを吹きならしたので、人々は散って町を去り、おのおの家に帰った。ヨアブはエルサレムにいる王のもとに帰った。 |
女は知恵を用いてすべての民のもとに行き、ビクリの子シェバの首を切り落とさせ、ヨアブに向けてそれを投げ落とした。ヨアブは角笛を吹き鳴らし、兵はこの町からそれぞれの天幕に散って行った。ヨアブはエルサレムの王のもとへ戻った。 |
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ヨアブはイスラエルの全軍の長であった。エホヤダの子ベナヤはケレテびと、およびペレテびとの長、 |
ヨアブはイスラエル全軍の司令官。ヨヤダの子ベナヤはクレタ人とペレティ人の監督官。 |
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アドラムは徴募人の長、アヒルデの子ヨシャパテは史官、 |
アドラムは労役の監督官。アヒルドの子ヨシャファトは補佐官。 |
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シワは書記官、ザドクとアビヤタルとは祭司。 |
シェワは書記官。ツァドクとアビアタルは祭司。 |
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またヤイルびとイラはダビデの祭司であった。 |
ヤイル人イラもダビデの祭司。 |