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2025年7月7日(月) 通読(本日=民1-4,エレ・手1,アル60 明日=代上5-9,シラ33,アル61) |
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節表示・修正 | 口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題 ヨブ記 第11章 |
リビングバイブル(日本語T) 解題 ヨブ記 第11章 |
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そこでナアマびとゾパルは答えて言った、 |
ナアマ人ツォファルのヨブへの返事。 |
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「言葉が多ければ、答なしにすまされるだろうか。口の達者な人は義とされるだろうか。 |
「そんなにまくし立てたら、だれだって、ひと言いいたくなるさ。ことば数が多ければ、潔白だってもんじゃないぞ。 |
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あなたのむなしい言葉は人を沈黙させるだろうか。あなたがあざけるとき、人はあなたを恥じさせないだろうか。 |
あんたが大きな口をきいている間中、黙って聞いていなければならんのか。 冗談じゃない。 あんたが神様を欺くんだったら、恥ずかしい思いをさせなきゃならん。 |
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あなたは言う、『わたしの教は正しい、わたしは神の目に潔い』と。 |
神様の目から見ても、自分は純粋だと? |
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どうぞ神が言葉を出し、あなたにむかってくちびるを開き、 |
神様がご自分の考えを、あんたに知らせてくださったらいいんだ。 |
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知恵の秘密をあなたに示されるように。神はさまざまの知識をもたれるからである。それであなたは知るがよい、神はあなたの罪よりも軽くあなたを罰せられることを。 |
あんたが自分のほんとうの姿に気づくようにな。 神様には、何もかもお見通しだ。 あんたが当然うける罰の量を、神様は、うんと減らしておられるのだ。 |
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あなたは神の深い事を窮めることができるか。全能者の限界を窮めることができるか。 |
あんたは神様の思いと目的を知っているか。 どんなに時間をかけて調べたところで、わかるまい。 全能者をさばく資格なんかないのだからな。 |
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それは天よりも高い、あなたは何をなしうるか。それは陰府よりも深い、あなたは何を知りうるか。 |
神様は、天が地よりも高いように、想像もできないほどきよい方だ。 いったい、あんたは何様のつもりか。 神様の思いは底知れず深い。 それに比べ、あんたの知識はどれほどだというのか。 |
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その量は地よりも長く、海よりも広い。 |
神様の知識は大地より広く、海より大きい。 |
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彼がもし行きめぐって人を捕え、さばきに召し集められるとき、だれが彼をはばむことができよう。 |
神様がいきなり割り込んでだれかを逮捕し、法廷を開いたとしても、だれが制止できよう。 |
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彼は卑しい人間を知っておられるからだ。彼は不義を見る時、これに心をとめられぬであろうか。 |
神様は、人間の欠点を一つ残らずご存じで、別に目を光らせなくても、すべての罪を見抜くのだ。 |
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しかし野ろばの子が人として生れるとき、愚かな者も悟りを得るであろう。 |
野ろばの子が人間として生まれないように、人間が賢くなることなどありえない。 |
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もしあなたが心を正しくするならば、神に向かって手を伸べるであろう。 |
[13-14]神様の方を向き、手を差し伸べる前に、まず自分の罪を除き去り、いっさいの悪から遠ざかるべきだ。 |
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もしあなたの手に不義があるなら、それを遠く去れ、あなたの天幕に悪を住まわせてはならない。 |
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そうすれば、あなたは恥じることなく顔をあげることができ、堅く立って、恐れることはない。 |
そうしてはじめて、罪のしみもなく、胸を張って神様に近づける。 |
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あなたは苦しみを忘れ、あなたのこれを覚えることは、流れ去った水のようになる。 |
そうなれば、悲惨な境遇も忘れられる。 みな過去のものとなるからだ。 |
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そしてあなたの命は真昼よりも光り輝き、たとい暗くても朝のようになる。 |
しかも、あんたの一生は雲一つない快晴のようになる。 暗さがあっても、それは朝のようにまばゆく輝く。 |
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あなたは望みがあるゆえに安んじ、保護されて安らかにいこうことができる。 |
望みがわき、勇気があふれる。 ゆったりとくつろぎ、安らかに休息する。 |
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あなたは伏してやすみ、あなたを恐れさせるものはない。多くの者はあなたの好意を求めるであろう。 |
安心しきって横になることもできる。 多くの人があんたの助けを求めて集まる。 |
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しかし悪しき者の目は衰える。彼らは逃げ場を失い、その望みは息の絶えるにひとしい」。 |
だが、悪人は逃げ場を失い、死を待つだけだ。」 |