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2024年4月27日(土) 通読(本日=ルカ7-8,1イミ22,クル-44回 明日=ガラ1-3,3イミ22,アル9)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳(工事中)〕クルアーン 第40章
[信者の章。マッカ啓示
みんなを愛してくださる恵み深いおかた、主なる神の名によって]
ハー・ミーム
この経典の啓示は主なる神より出づ。それは偉大なおかた・すべてをご存知
諸悪の寛容なおかた・臓悔の聴允者、罰の厲行者、惜みなき賜与者である。かれの外に神なし、最後の帰着はかれである

不信者の外は、だれも主なる神のしるしについて言い争せない。さればあなたはかれらが諸都府を往来することに欺かるるな
かれら以前にもノアの民、およびその後の聯盟者は、皆な諸預言者をうそつきと呼べり。そして各の民皆なかれらの使徒を捕へんと企て、偽りの言を弄して真理を論破しようと力めたり。さればこそわたしはかれらを捕へたるなれ、そしてわたしが罰の如何に激しかりぞ
かくして不信者に対するあなたの主の宣告は行はれ、かれらは火の地獄の仲間となれり

王座を荷ふ諸天使、およびこれを囲む諸天使は、その主を讃へ、かれを信じ、そのうえ信じる者のためにお許しを求めて言う「主よ、あなたはいつくしみと知識とを以て万物を抱擁す。さればざんげしてあなたの道を踏む者を赦し、地獄の罰よりかれらを護れ
主よ、かれらの祖先、およびそのの妻子のうちのよい行いを行える者を、あなたがかれらに約束せるエデンの園にかれらと共に入らしめよ。まことにあなたは偉大なおかた・聡明なおかたである
そしてかれらを諸悪より護れ。その日かれらを諸悪より護るは、まことにその者をいつくしみに洛せしむるものにして、それは至大の幸福である」と

まことに不信者は是く怒号せられん「まことにあなたがたが信仰を勧められてこれを拒める時、主なる神の怨恨は、あなたがた相互の怨恨よりも激しかりき」と
かれらは言はん「主よ、あなたは再びわれわれを殺し、再びわれわれを生かしめたり。われわれは自分の罪悪を告白す。さらば免るる途なきか」と
言う「この罰は、あなたがたが主なる神のみ唱へらるる時はこれを信ぜない、別の神をかれのかわりにする時はこれを信じたるが故である。しかし審判はただいと高きおかた・いと偉大なるおかた主なる神にのみ属す
その諸のしるしをあなたがたに示し、あなたがたのために天上より食べ物を降す者はかれである。しかしざんげする者の外はだれもこれを念はない」と
されば不信者が如何に嫌忌するとも、専ら主なる神に祈りてこれに随順せよ
かれは至尊者である、王座の主である。かれはそのの命令によつてその僕等のうち自分の望む者に聖霊を降し、これをして会見の口を警告せしむ
此日かれら一たび墓を出づれば、何事をも主なる神に隠すこと能はない。そして此日の主権は何者の手にあるか。それは唯一者・全能者主なる神の手にある
此日各人はそのの為せるところに応じて報いられ、如何なる不公平も行はれない。そして主なる神の清算は迅速である

かれらに向かって近づける日の警告を与えよ。その時かれらの心臓は喉頭を塞がん。そして悪事を行える者には一人の朋友もなく、聴かるべき一人のとりなし者もなからん
かれは能く眼底の詭詐を看破し、胸裡の秘密を洞察す
主なる神は真理によつて審判するも、かれらがかれ以外に拝せる者は能く一事をも審判せない。まことに主なる神はすべてをお聞き・ものを見る目のあるおかたである

かれら地上を遊歴して、かれら以前の者の末路の如何なるものなるかを見ざりしか。かれらはこれらに優りて有力であるし者にして、その遺跡は現に地上に存す。主なる神はかれらの諸悪のためにこれを捕へたるである。そしてかれらは主なる神に対して一守り主をも有たざりき
それはかれらの使徒が明らかなしるしを携えてかれらに来りし時、かれらこれを信ぜざりしが故に、主なる神即ちかれらを捕へたるである。まことにかれは偉大なおかた・厳罰者である

まことにわたしはわたしがしるしと明らかな権威とをモーセに与えて
これをパロとハーマーンとカールーンとに遣はしたり。然るにかれらはこれを魔術師・うそつきと呼びたり
そしてかれがわたしよりの真理をかれらに齎せる時、かれら言う「かれと共に信じる者の男児を殺し、その女子を生残せしめよ」と。しかし不信者のたくらみはただ失敗に終りたり

パロ言う「モーセをわたしに殺さしめよ、然る後にかれをしてその主を喚ばしめよ。まことにわたしはかれがあなたがたの教を変へ、または国内を攪乱しようことを恐る」と
モーセ言う「まことにわたしは清算の目を信じないすべての驕慢者に対して、わたし主にしてそのうえあなたがたの主なる主なる神に加護を求める」と

パロの家人のうち、自分の信仰を秘せる一人の信仰者がいる、言う「あなたがたの主よりの明らかなしるしを齎し来れる者が、ただわたし主は主なる神であると言える故を以て、あなたがたこれを殺さんとするか。もしかれの言偽りならば、その偽りはただかれ自身を害ふのみ。しかしもしかれの言真実ならば、かれがあなたがたに警告することの一端は、必ないあなたがたの上に降らん。まことに主なる神は反逆者・うそつきを導かない
わたし民よ、いま王国はあなたがたの有にして、あなたがた地上に雄飛するも、主なる神の震怒もしわれわれの上に降らば、これに対してわれわれを救ふ者は果してだれぞ」と。パロ言う「わたしはただわたしが見るところをあなたがたに示すのみ。わたしはただあなたがたを正道に導かんとするのみ」と

かの信者言う「わたし民よ、まことにわたしはあなたがたのために恐る、既往の聯盟者の如き蓮命
またノアとアードとサムードの民、およびかれら以後の者に降れる如き罰が、あなたがたの上にも降らんことを。それは主なる神はその僕等に対して不義を行ふことを希はないが故である
わたし民よ、まことにわたしはあなたがたのために互に相喚ぶ日を恐る
その日主なる神に対してあなたがたを護る一守り主なく、あなたがたただ踵を回して遁走しよう。まことに主なる神が迷わしむる者には如何なる導き者もなし
曾てヨセフが明らかなしるしを齎し来れる時も、かれらはかれが齎せるものについて疑心を抱くことを止めない、かれが死するに及んで、あなたがたは『かれの後には主なる神も使徒を遣はさないにちがいない』と言うに至れり。主なる神は是くのように反逆者・疑う者を迷わしむ
如何なる権威をも与へられないレて、妄りに主なる神のしるしについて論議する者は、主なる神、および信者のために甚だしく憎まるにちがいない。主なる神は是くのようにすべての驕慢なる暴戻者の心を封ない」と

パロ言う「ハーマーンよ、わたしがために高楼を築け、われ登高の途
即ち天上に登る道を得て、モーセの神に登り往かん。まことにわたしは断乎かれを以てうそつきとなす」と。かくてパロの目には自分の悪事が佳しと映じ、正しき道より背を向けらしめられたり。そしてパロのたくらみは水泡に帰したりき

かの信者言う「わたし民よ、わたしに従へ。わたしは正しき道をあなたがたに示さん
わたし民よ、現世の生活は暫時の快楽にして、まことに来世こそ永久の住居なれ
悪事を行える者はただこれに等しきものを以て報いらるるにすぎざれど、信じてよい行いを行える者は、男女の論なく楽園に入り、その処にて限りなく食べ物を賜はらん
Reading-95わたし民よ、われあなたがたを救拯に招ぐ時、あなたがた火の地獄にわたしを招がんとするは何事ぞや
われあなたがたを偉大なおかた・寛容なおかたに招ぐ時、あなたがたはわたしをして主なる神を信ぜざらしめ、わたしが知らない者をかれに配せしめんとす
あなたがたがわたしを招ぐ神々は、現世、および来世に於て断じて拝せらるべき者ではない。われわれは主なる神に帰る。そして反逆者は獄火の仲間たるにちがいない
あなたがたわたしがあなたがたに言えることを忘るるな。わたしはわたし事を主なる神に委ぬ、まことに主なる神はその僕等をご存知である」と

かくて主なる神はかれらがたくらみせる諸のわざわいよりかれを救ひ、パロの民には厳刑降れり
かれらは即ち火の地獄である。かれらは朝な夕な獄火に曝されん。そして復活の日には「パロの民を極重の罰に入らしめよ」と言はれん
かれら獄火の中に言い争する時、無力であるし者が驕慢であるし者に向かって言はん「まことにわれわれはあなたがたに従える者である。さればあなたがたわれわれのために獄火の一部の免除を斡旋し得るか」と
驕慢であるし者は言はん「まことにわれわれは皆な火中にあるである。まことに主なる神がその僕等を審判せるである」と
そして火中にある者は地獄の守衛者に向かって言はん「われわれのために一日の刑を軽減しようことをあなたがたの主に祈れ」と
かれら是く答えん「あなたがたの使徒が明らかなしるしを齎してあなたがたに来らざりしか」と。かれら言はん「然り」と。かれら言はん「然らば祈れ」と。しかし不信者の祈祷は効なし

まことにわたしはわたしが諸使徒、および信者等を現世に於て救いし、証人が起立する目に於てもまだこれを救いしよう
その日悪事を行える者の弁解は無効にして、かれらにはただ呪咀あるべく、ただ禍なる住みかあるベし
まことにわたしはモーセに導きを与へ、イスラエ川の見等に経典を継承せしめたり
それは思慮ある者への導き、および教えである
されば耐え忍べ。主なる神の約束は真実である。あなたの罪のお許しを乞ひ、朝な夕なあなたの主を讃美せよ
如何なる権威をも与へられないして妄わに主なる神のしるしについて論議する者は、その胸中に慢心の外何ものもなき者である。しかしかれらは決してその志を遂げないにちがいない。されば主なる神の加護を求めよ。まことにかれはすべてをお聞き・ものを見る目のあるおかたである

まことに天地の創造は人間の創造よりも偉大である。しかし人は多くはこれを知らない
失明者と見る目のある者とは一律ではない。信じてよい行いを行ふ者と罪びととは一律ではない。しかし反省する者の如何に少きことぞ
まことに時は近づけり。それは疑ふべくもなし。しかし人々多くはこれを信ぜない
そしてあなたがたの主は言った「わたしに祈れ、然らばわれあなたがたに応へん。しかし驕慢にしてわたしを拝するを屑しとせない者は、必ない辱しめられて地獄に入らん」と

あなたがたが休息するために夜を定め、見るために昼を定めたるは主なる神である。まことに主なる神は人間にいつくしみ深いである。しかし人々多くは感謝せない
これ主なる神である、あなたがたの主である、万物の造り主である。かれの外に神なし。然るにあなたがたいづこに背を向けらしめらるるか
主なる神のしるしを偽りであるとする者は、是くのようににして背を向けらしめらる

大地をあなたがたの居処となし、蒼弩を屋宇となし、形体をあなたがたに与えてこれを完美し、諸の佳きものを以てあなたがたを養ふは主なる神である。これ主なる神である、あなたがたの主である。さらば世のすべての主主なる神を祝福せよ
かれは永遠なるおかたである、かれの外に神なし、さらばかれに祈り、誠を尽してかれに随順せよ。世のすべての主主なる神を讃美せよ
こう言いなさい。「わたし主よりの諸の明らかなしるしわたしに降され、わたしはあなたがたが主なる神以外に拝する者に仕えることを禁ぜられ、ただ世のすべての主に帰依すべきことを命ぜられたり」と

塵土よりあなたがたを造り、次で一涓滴より造り、次で一凝血より造り、次で嬰児として生れ出でしめ、次で壮年に達せしめ、然る後に――或者は蚤世するも――老人となって定められたる寿命にあなたがたを達せしむるはかれである。あなたがた恐らく了解しよう
生を与へ死を致すはかれである。かれ一事を決して「有れ」と言えば即ち有り

あなたはかの主なる神のしるしを論議する者が、如何にして背を向けらしめらるるかを見ないか
かれらは経典を偽りであるとし、またわたしが使徒に降したものを偽りであるとする者である。しかしやがてかれらは思ひ知らん
その時かれらは首伽を箝められ、鎖にて繋がれ、
沸湯の中に引入れられ、然る後に火の地獄にて燔かれん
その時かれらに是く言はれん「あなたがたが主なる神に配せる神々はいま何処にあるや」と
かれらは答えん「かれらはわれわれを捨てて去れり。否な、われわれは曾て何者をも拝せざりしである」と。主なる神は是くのようににして不信者を迷ひ去らしむ
(またかれらに言はれん)「これあなたがたが地上に於て不当に驕慢にして、歓楽に狂ひ来りしが故である
さらば地獄の門を入り、永久にその中に住め。驕慢なる者の居処は禍なるかな」と

されば耐え忍べ。主なる神の約束は真実である。われわたしがかれらに約束せることの一端をあなたに示すとも、または先づあなたを死なしむると毛、かれらは覚にわたしに帰らしめらめる
まことにわたしはあなた以前にも諸使徒を遣はしたり。その或者についてはこれをあなたに語り、或者については未だ何事をもあなたに告げない。しかし如何なる使徒といへども、主なる神のお許しなくしてしるしを示すを得ない。しかし主なる神の命令一たび下れば、審判は公平に行はれ、これを偽りであるとせる者は滅び去らん

あなたがたのために家畜を造り、或はこれに騎らしめ、或はこれを食はしむるは主なる神である
あなたがたはさまざまなる利益をかれらより獲るである。あなたがたは自分の胸に抱く願望をかれらによつて達し、また舟に乗るようにかれらに騎るを得るである
かれは諸のしるしをあなたがたに示せり。然らばあなたがたは主なる神のしるしのいづれを否まんとするか

かれら地上を遊歴して、かれら以前の者の末路が如何なるものなるかを見ざりしか。かれらはこれらよりも多数にしてそのうえ有力であるしものにして、その遺跡は地上に現存す。しかしかれらのなせる総ての事は無益であるき
かれらの使徒が明らかなしるしを齎してかれらに来れる時、かれらはただ自分の有てる知識を喜びたり。しかしかれらの嘲笑せることが、遂にかれらを囲繞したり
そしてかれらわたしが罰を見るに及んで、かれら初めて言はん「いまわれわれはただ主なる神を信じ、曾てかれに配したる神々を信ぜない」と
しかしわたしが罰を目睹せる後のかれらの信仰は、毫もかれらを益することなし。これ既往に於て主なる神がその僕等に対する慣例である。されば不信者は必す滅ぶ


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