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主は言われる。「さあ、わたしがあなたの口に送り込む預言の言葉を、わたしの民の耳に聞かせなさい。
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そして、この言葉は真実で信頼できるから彼らに書き取らせなさい。
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あなたへの悪だくみを恐れてはならない。あなたに敵対する人々の不信仰に心をわずらわしてはならない。
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不信仰な人々は、みな不信仰のために滅びるからである」。
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主は言われる。「さあ、わたしは地にわざわいを、剣と飢えと死と滅びとをもたらそう。
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不正が全地を覆い、彼らの悪行が極限に達してしまったからである」。
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主は言われる。
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「それゆえ、彼らの悪い行為に対して、もうわたしは黙ってはいない。わたしは、彼らの不正なふるまいを忍耐しないだろう。潔白で正しい者の血が、わたしに向かって叫んでいるではないか。正しい人々の魂が、絶え間なく叫び続けている」。
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主は言われる。「わたしは確かに不信仰の者たちに復讐しよう。そして彼らの中の潔白な人々の血をすべて、わたしのところに受け入れよう。
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わたしの民は家畜のように、屠殺場に引かれていくではないか。わたしはもはや彼らが、エジプトの地に住むことに耐えられない。
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わたしは、力強い手で、腕を伸ばして民を救い出そう。そして、かつてのようにエジプトに災難をもたらし、彼らの地をすべて滅ぼそう。
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エジプトよ、嘆き悲しめ。主が引き起こされる災難によってその大地が根こそぎ破壊されるのだ。
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地を耕す農民たちよ、嘆き悲しめ。種はなくなり、木々は熱風とひょうとものすごい嵐によって荒らされるのだから。
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この世とそこに住む人々はわざわいだ。
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まもなく、彼らは剣で滅ぼされるのだから。民は民に対して剣を手に戦いに立ち上がる。
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人々は自分たちの力をあてにして、互いに相手を圧倒しようとして、王や高官たちなど気にもとめない。
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人は、町に入ろうとしても、入ることはできない。
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町は傲慢な人々によって乱され、家はつぶされ、人々は恐怖にふるえるからである。
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人は隣人を憐れむこなく、剣を手にして家に押し入り、持ち物を奪うだろう。食べ物もなく、苦しみが多いからである」。
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主は言われる。「さあ、わたしは地のすべての王たちを北から、南から、東から、レバノンから呼び集め、彼らがわたしに立ち帰って、わたしが与えた支配の権利を返すように命じよう。
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わたしの選んだ人々に対して王たちが今日に至るまで行ってきたのと同じことをわたしも行い、王たちに仕返しをしてやろう」。主なる神はこう言われる。
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「わたしの右手は、罪を行う者たちを許さない。わたしの剣は、地上で罪なき人々の血を流した者たちを、見逃しはしない。
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主の怒りは火を発し、地を根こそぎ焼き尽くし、罪びとたちとを、燃えるわらのように焼き尽くす。
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罪を犯し、わたしの戒めを守らない者はわざわいだ」。主は言われる。
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「わたしは彼らを許さない。主に背いた者たちよ、立ち去れ。わたしの聖所を汚してはならない」。
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神は御自身に対して罪を犯す者を知っておられる。だからこそ、神は、彼らを死と殺害に渡されるのである。
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わざわいはもう地上にふりかかっており、人々の中に居すわるだろう。しかし神はあなたがたを救わない。あなたがたが神に対して罪を犯したからである。
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さあ、恐るべき幻が東から現れる。
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アラビヤの竜の民が多くの戦車に乗って襲って来る。その出陣の日から彼らのどよめきが地に響きわたり、聞く者をみな恐れおののかせる。
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カルモニ人は怒り狂って森から出るや、大きな力で彼らを迎え撃ち、そのきばでアッスリヤの一部を荒らす。
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その結果、竜は自分の本性をむき出しにして、さらに力を増し、その大いなる力でカルモニ人に襲いかかる。
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すると彼らは混乱し、竜の力の前に沈黙し、くびすを返して敗走する。
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すると、アッスリヤの地の伏兵が彼らを待ち伏せして、彼らのうちの一人を殺すであろう。すると軍勢は恐れおののき、以後彼らの国には動乱が絶えることはない。
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雲が東と北から南まで広がり、その様は非常に恐ろしく、怒りと嵐をはらんでいるではないか。
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この雲は互いにぶつかり合い、激しい嵐を地上に降り注ぎ、剣で流された血は馬の腹や、
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人のももやらくだのひざにまでふりかかる。地上では大いなる恐れとおののきとが起こる。
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その怒りを見る者は震え上がり、恐怖にとらえられる。その後、大きな嵐が、
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南から北から、またあるものは西からもやって来る。
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東からの風が強まり、怒りの中に巻き起こった雲を押さえつける。滅びをもたらそうとしていた嵐は、東風によって南と西に激しく追いやられる。
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そして、怒りをはらんだ大きくて強力な雲と嵐は、地とそこに住む人々を滅ぼそうとしてわき上がり、高く優れたあらゆるものに向かって、恐るべき嵐と、
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火とひょうと飛ぶ剣と豪雨を降り注ぐ。そうして水があふれ、あらゆる野と川が覆われる。
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町と城壁と山と丘、森の木と牧場の草と穀物は滅ぼされる。
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その雲と嵐はバビロンにまで動き続け、バビロンをも滅ぼし尽くす。
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それらはバビロンに押し寄せて取り囲み、嵐と怒りの限りをこの町に降り注ぐであろう。こうして、砂嵐と煙は天にまで達し、周囲の人々はみな、この町のため嘆く。
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生き残った者たちは町を滅ぼした者たちに仕えるだろう。
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「アジヤよ、バビロンの美しさとその威厳ある輝きをかさに着ている者よ。
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みじめな者よ、あなたはわざわいだ。バビロンのまねをして、娘たちを娼婦のように着飾らせ、いつもあなたと姦淫をしたがっている愛人たちの気をひいて、ほめてもらおうとしている。
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あなたは憎むべき者の行いとふるまいを残らずまねしたのだ」。それゆえ神は言われる。
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「あなたにわざわいをもたらそう。やもめ暮らし、貧困、飢え、剣、疫病をもたらしてあなたの家を荒らし、破滅と死に至らせよう。
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熱気があなたを襲うとき、あなたの力強い栄光は花のようにしおれるだろう。
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あなたは打ちひしがれてみじめな女となり、深い傷を受けて弱り、あなたがあてにしている者たち、すなわち愛人たちを受け入れることができないようになる」。
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主は言われる。「ここまでわたしがあなたを憎むのは、
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あなたが、わたしの選んだ人々をいつも殺害したからではないのか。あなたは酔っ払って、手をたたいて喜び、彼らの死体をののしった。
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『きれいに顔に化粧をしてみろ』と。
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売春の報酬があなたのふところにある。それゆえあなたは報いを受ける」。
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主は言われる。「あなたがわたしの選んだ者に対してするように、神もあなたに対して行い、あなたをわざわいに引き渡すであろう。
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あなたの子らは飢え死にし、あなたは剣で滅びる。町々は破壊され、住む者たちはみな戦場で剣に倒れる。
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山にいる者たちは飢えで滅び、パンが食べられずに自分の肉を食べ、渇きのあまり水を求めて血を飲む。
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さきの災難で惨めになったあなたは、さらにわざわいを受ける。
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バビロンを滅ぼした者たちは帰り道で、のろわれた町を打ち、あなたの領土の一部を破壊し、栄光を台なしにする。
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あなたは敷きわらのように踏み砕かれ、わざわいは、あなたにとって火のようになるだろう。
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これらのものたちはみな、あなたばかりか、町々、領土、山を食い尽くし、森と実のなる木とを残らず火で焼き尽くす。
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そして、あなたの子供たちを捕らえて連れ去り、富を奪い、顔の輝きを台なしにする。」
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