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2019年11月19日(火) 通読(本日=エス1-5,シラ51,モロ3 明日=詩146-148,四マカ15,モロ4)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳〕知恵の書 第18章
あなたの聖なるイスラエルの民には大きな光があった。敵であるエジプト人たちはイスラエルの民の声を聞いたのに姿が見えず、彼らが苦しんでいないことをうらやんだ。
不当に苦しめたのに仕返しをしない彼らに感謝し、今まで仲が悪かったことへの謝罪をした。
あなたはイスラエルの民のために燃える火の柱を立て、未知の土地への旅の道しるべとし、栄光ある旅のための太陽とした。
一方で光を奪われたエジプト人は暗闇に閉じ込めるのにふさわしいものであった。イスラエルの民をとらえていたからである。しかし、そのことによって律法の不滅の光が、人の世に与えられたのだ。
エジプト人は聖なるイスラエルの民の幼児を殺そうと企てたが、一人の捨て子モーセは救われた。あなたはエジプト人を責めるために、彼らの子をたくさん奪い、彼らを大洪水でことごとく滅ぼした。
あの夜のことはわたしたちの先祖には予告されていた。あなたの約束を知り、それを頼りにして勇気づけられるためであった。
正しい人が救われ敵が滅びることを、あなたの民は期待することができたのだ。
あなたに敵対する者たちを罰したことによって、わたしたちを招き、栄光を与えたのだ。
よい人々の聖なる子たちは、ひそかにいけにえをささげ、一致団結して神の律法を守ることを誓い、先祖たちの賛歌を歌った。聖なる民は祝福をも危険をもともに受けるべきという教えであった。
イスラエルの民の歌う賛歌に、子を失って嘆き悲しむエジプト人たちの叫びが重なり合った。
奴隷も主人も同じように罰を受け、民も王も同じ苦しみを受け、
すべての者たちが同じように数多くの死者を出すに至り、死者を葬りきることができないほど生き残った者の数が少なかった。民のうちの尊い者たちが一瞬にして滅ぼされたのだから。
魔術に頼って神を信じなかった者たちが、長子の死によって、イスラエルの民を神の子だと告白した。
夜が更けて、やすらぎを与える沈黙がすべてを包んだとき、
全能者であるあなたの言葉が、冷酷な戦士のように、天の玉座から滅びの地の真ん中へと下った。
まるで鋭い剣のように、あなたの容赦ない命令を伝えながら、地に降り立ってすべてを死で満たし、天に触れたままで地を踏んでいた。
そのとき突然、恐ろしい幻が彼らをおびやかし、予想もしなかった恐怖が彼らに下った。
あちらこちらで倒れて死んで行く彼らは、なぜ死なねばならないのかという理由を世に明らかにした。
彼らを恐れさせた夢が、このことを予言していたからである。なぜ自分たちが苦しむのか気づかないまま死ぬことのないように。
死の経験は正しい人さえ免れることができず、多くの人が荒野で死んだ。
責めるべき欠点のない男アロンが、即座に代表者として戦い、神に祈り香をたく仕事を武器として、神の怒りに対抗してわざわいを防ぎ、あなたのしもべであることを自ら示した。
彼は体力や武力によらず、祖先への神の誓いと契約を盾にとって、人を罰しなさる神の怒りに言葉によって勝った。
死体はすでに山のように積み重なっていたが、その真ん中にたって神の怒りをはばみ、怒りがまだ生きている者に及ばないようにした。
彼の着る祭司の服に全世界の運命が、刻まれた四列の宝石には祖先の栄光が、頭にかぶる冠にはあなたの輝きが、それぞれかかっていた。
民を滅ぼすものはこれらの前に敗れ、恐怖を抱いた。神の怒りを経験するだけで十分だったのだ。

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