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2025年7月3日(木) 通読(本日=箴16,エス・ギ2,アル58 明日=ダニ1-6,エズ・ギ2,クル-63回)

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節表示・修正 口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
マタイによる福音書 第8章
引照(日本語T) 解題
マタイによる福音書 第8章
イエスが山をお降りになると、おびただしい群衆がついてきた。
第8章(病人をいやす) イエスは山を降りると、らい病人や百卒長の隊員など、多くの病人をいやしましたが、ガダラ人についた悪霊を豚にとりつかせたときには人々から出て行けといわれました。舟に乗ったときに嵐を鎮め、弟子は驚きました。
真理子は、「らい病」を「重い皮膚病」「ツァラアト」などに言い換えることに断乎反対しますので、引照データ中では「らい病」を貫きます。
すると、そのとき、ひとりのらい病人がイエスのところにきて、ひれ伏して言った、「主よ、みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。
第2-4節 マコ1:40-44 ルカ5:12-14
ひれ伏して マタ2:11 マタ18:26,29 マコ3:11 マコ5:22,33 マコ7:25 マコ14:35
マルコの記事( マコ1:41 )に比べて表現が穏当になってますわね。編集者たちがいろいろ配慮したのでしょう(笑)
イエスは手を伸ばして、彼にさわり、「そうしてあげよう、きよくなれ」と言われた。すると、らい病は直ちにきよめられた。

イエスは彼に言われた、「だれにも話さないように、注意しなさい。ただ行って、自分のからだを祭司に見せ、それから、モーセが命じた供え物をささげて、人々に証明しなさい」。
「だれにも話すな マタ9:30 マタ12:16 マタ17:9 マコ1:44 マコ3:12 マコ5:43 マコ7:36 マコ8:30 マコ9:9 ルカ4:41 ルカ8:56 ルカ9:21
祭司に見せ レビ13:49 レビ14:2-32 マコ1:44 ルカ5:14 ルカ17:14
さて、イエスがカペナウムに帰ってこられたとき、ある百卒長がみもとにきて訴えて言った、
第5-13節 ルカ7:1-10 ヨハ4:43-54
「主よ、わたしの僕が中風でひどく苦しんで、家に寝ています」。
中風 マタ4:24
イエスは彼に、「わたしが行ってなおしてあげよう」と言われた。

そこで百卒長は答えて言った、「主よ、わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。ただ、お言葉を下さい。そうすれば僕はなおります。
お入れする資格 ルカ15:19,21
お言葉 詩107:20
わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。
私の命令一下、部下が働くように、あなた様が一言「治れ」と言ってくだされば治るはずです、というわけですね。確かにこれほどの信仰はめったにありません。
イエスはこれを聞いて非常に感心され、ついてきた人々に言われた、「よく聞きなさい。イスラエル人の中にも、これほどの信仰を見たことがない。

なお、あなたがたに言うが、多くの人が東から西からきて、天国で、アブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席につくが、
東西 詩107:3 イザ2:2-4 イザ11:10 イザ49:12 イザ59:19 マラ1:11
宴会 ルカ13:29
この国の子らは外のやみに追い出され、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう」。
やみ マタ22:13 マタ25:30 二ペト2:17 ユダ1:13
泣き叫ぶ マタ13:42,50 マタ22:13 マタ24:51 マタ25:30 ルカ13:28
それからイエスは百卒長に「行け、あなたの信じたとおりになるように」と言われた。すると、ちょうどその時に、僕はいやされた。
マタ9:22,29
それから、イエスはペテロの家にはいって行かれ、そのしゅうとめが熱病で、床についているのをごらんになった。
第14-16節 マコ1:29-34 ルカ4:38-41
しゅうとめ 一コリ9:5
そこで、その手にさわられると、熱が引いた。そして女は起きあがってイエスをもてなした。
マタ9:25
夕暮になると、人々は悪霊につかれた者を大ぜい、みもとに連れてきたので、イエスはみ言葉をもって霊どもを追い出し、病人をことごとくおいやしになった。
悪霊 マコ4:24
いやす マタ4:23
これは、預言者イザヤによって「彼は、わたしたちのわずらいを身に受け、わたしたちの病を負うた」と言われた言葉が成就するためである。
引用句 イザ53:4
イエスは、群衆が自分のまわりに群がっているのを見て、向こう岸に行くようにと弟子たちにお命じになった。
第18-22節 ルカ9:57-62
向こう岸 マコ4:35 ルカ8:22
するとひとりの律法学者が近づいてきて言った、「先生、あなたがおいでになる所なら、どこへでも従ってまいります」。

イエスはその人に言われた、「きつねには穴があり、空の鳥には巣がある。しかし、人の子にはまくらする所がない」。
人の子にはまくらする所がない マタ9:6 マタ12:8,32,40 マタ13:37,41 マタ16:113,27 マタ17:9 マタ19:28 マタ26:36 マコ8:38 ルカ9:58 ルカ12:8 ルカ18:8 ルカ21:36 ヨハ1:51 ヨハ3:13 ヨハ6:27,53,62 ヨハ9:35 ヨハ12:34 使7:56
また弟子のひとりが言った、「主よ、まず、父を葬りに行かせて下さい」。
父を葬る 創50:5 王上9:20
イエスは彼に言われた、「わたしに従ってきなさい。そして、その死人を葬ることは、死人に任せておくがよい」。
セリフ マタ4:20 マタ9:9 マタ16:4 マコ2:14 ルカ9:59 ヨハ1:43 ヨハ21:19,22
イエス様は私生児 マタ1:18 だったこともあり、どうも家庭軽視の発言が多いですよね。ただ、ここは弟子に対して言ってるので、マタ10:34-39 同様に、一般信徒向きではなく、弟子に求める特別な厳しい倫理と考えることができます。
それから、イエスが舟に乗り込まれると、弟子たちも従った。
第23-27節 マコ4:35-41 ルカ8:22-25
すると突然、海上に激しい暴風が起って、舟は波にのまれそうになった。ところが、イエスは眠っておられた。

そこで弟子たちはみそばに寄ってきてイエスを起し、「主よ、お助けください、わたしたちは死にそうです」と言った。

するとイエスは彼らに言われた、「なぜこわがるのか、信仰の薄い者たちよ」。それから起きあがって、風と海とをおしかりになると、大なぎになった。
信仰の薄い者 マタ6:30 マタ14:31 マタ16:8
彼らは驚いて言った、「このかたはどういう人なのだろう。風も海も従わせるとは」。
従わせる 詩65:8 詩89:10 詩107:29
それから、向こう岸、ガダラ人の地に着かれると、悪霊につかれたふたりの者が、墓場から出てきてイエスに出会った。彼らは手に負えない乱暴者で、だれもその辺の道を通ることができないほどであった。
第28-34節 マコ5:1-20 ルカ8:26-39
悪霊につかれた者 マタ4:24
すると突然、彼らは叫んで言った、「神の子よ、あなたはわたしどもとなんの係わりがあるのです。まだその時ではないのに、ここにきて、わたしどもを苦しめるのですか」。
神の子 マタ4:3
なんの係わりがあるのです(かまわないでくれ) 士21:12 サム下16:10 サム下19:23 王上17:18 王下3:13 代下35:21 マコ1:24 マコ5:7 ルカ4:34 ルカ8:28 ヨハ2:4
さて、そこからはるか離れた所に、おびただしい豚の群れが飼ってあった。

悪霊どもはイエスに願って言った、「もしわたしどもを追い出されるのなら、あの豚の群れの中につかわして下さい」。

そこで、イエスが「行け」と言われると、彼らは出て行って、豚の中へはいり込んだ。すると、その群れ全体が、がけから海へなだれを打って駆け下り、水の中で死んでしまった。

飼う者たちは逃げて町に行き、悪霊につかれた者たちのことなど、いっさいを知らせた。

すると、町中の者がイエスに会いに出てきた。そして、イエスに会うと、この地方から去ってくださるようにと頼んだ。
ルカ3:8 使16:39

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