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2025年7月6日(日) 通読(本日=二テサ1-3,3イミ32,アル59 明日=民1-4,エレ・手1,アル60) |
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節表示・修正 | 口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題 〔真理子訳〕ユデト記 第1章 |
引照(日本語T) 解題 ユディト記 第1章 |
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これは、偉大なる都ニネベにあってアッスリヤ人を支配していたネブカデネザルの治世の第十二年の話である。一方、そのころエクバタナではアルファクサドがメディア人を支配していた。 |
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アルファクサドは幅三キュビト、長さ六キュビトの切り石でエクバタナの周囲に、高さ七十キュビト、幅五十キュビトという城壁をめぐらせていた。 |
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城門の上には高さ百キュビト、幅六十キュビトの塔を築いた。 |
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王に仕える武士たちの軍隊が楽に出陣できるように、そして王に仕える歩兵たちの部隊を編成しやすくするために、城門を最高で七十キュビトまで高められるようにし、幅を四十キュビトとした。 |
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さて、そのころネブカデネザル王は、ラガウ地方の大平原でアルファクサド王と戦った。 |
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山地に住む人たち、そしてユフラテ川、テグリス川、ヒュダスペス川の流域とエリュマイ人の王アリオクの治める平地に住むすべての人たちがネブカデネザルと戦い、多くの民族がアルファクサド王側のケレウドの民たちの戦列に加わった。 |
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そこでアッスリヤ人の王ネブカデモザルは、以下の各民族に使者を送った。それはペルシアに住むすべての民族、西方に住むすべての民族、つまりキリキア、ダマスコ、レバノン、アンテレバノンに住む民族、海岸地方に住むすべての民族、 |
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カルメル、ギレアデ、上ガリラヤ、エスドラエロンの大平原に住むすべての民族、 |
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[9-10]サマリアと周辺都市、そしてヨルダン川西岸、つまりエルサレム、バネタ、ケルス、カデシ、エジプトの川、タパネス、ラメセスまでの地帯、タニスと上メンフィスに至るゴセンのすべての土地のすべての民族、エチオピアとの国境までのエジプトに住むすべての民族に対してである。 |
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しかし、これらの地方に住む民族はみな、アッスリヤ王ネブカデネザルのことばをなめてかかり、彼の味方にはつかなかった。彼らにとってはネブカデネザルは恐ろしくもなく、まったく一人の人間にすぎなかったからである。彼らはネブカデネザルの使者たちをはずかしめ、空しく帰らせた。 |
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そこでネブカデネザル王はこれらの地方の民族に対して激しく怒り、玉座と王国にかけて次のことを誓った。すなわち、キリキア、ダマスコ、シリアのすべての地方に対して必ず復讐し、モアブに住むすべての民族、アンモンの民、全ユダヤ人、紅海と地中海にはさまれたエジプトのすべての民族をつるぎにかけて殺すことである。 |
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ネブカデネザル王は治世の第十七年にアルファクサド王に向かって軍備をととのえ、兵力を強化し、アルファクサドの軍、騎兵隊、戦車のすべてを敗走させ、 |
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アルファクサドの支配していた都市を奪い、エクバタナまで至るや、塔を占拠し、大通りで略奪し、エクバタナの栄光を恥辱へと変えてしまった。 |
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ネブカデネザル王はラガウの山地でアルファクサドを捕え、槍で刺し殺したので、アルファクサドの王国は滅び、今に至る。 |
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ネブカデネザルとその同盟軍は、大軍をひきいて帰還した。そして百二十日間の休息をとり、宴会を開いた。 |
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