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2019年6月16日(日) 通読(本日=コロ1-2,3イミ28,アル39 明日=レビ16-18,ソ詩15,アル40)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔57年モルモン経〕モーサヤ書 第7章
第七章
リーハイ・ニーファイの地を探検する。アンモンとリムハイ王。リーハイ・ニーファイの民、レーマン人の奴隷となる。

さて、モーサヤ王は三年の間引きつづき平和を保ってから、さきにリーハイ・ニーファイの地もしくはリーハイ・ニーファイ市に住もうとして国を出た人たちの消息を知りたいと思った。それは、その人々がゼラヘムラの地を出てから、モーサヤ王の民に何の音沙汰もなかったので、民が王にうるさく訴えて王をわずらわしたからである。
それで、モーサヤ王はその同胞たちの消息をたずねるため民の中の強い者十六人にリーハイ・ニーファイの地へ行くことを許した。
そこでそのあくる日この十六人の人々はリーハイ・ニーファイの地へ行こうと出発したが、ゼラヘムラの子孫でアンモンと言う強くて勢いのある人が一行の頭となっていっしょに行った。
しかし、これらの人々はリーハイ・ニーファイの地へ行くのにどの道を通って荒野を旅してよいか知らなかったので、四十日も荒野の中をさまよった。
四十日の間荒野をさまよって、とうとうこの人々はシャイロムの北に当る一つの小山に到着し、ここに天幕を張った。
そして、アンモンはアマレカイ、ヒーレム、ヘムと言う三人の兄弟をつれてニーファイの地へ下って行ったところ、
ニーファイの地とシャイロムの地とに住む民の王に逢い、王の護衛兵にとりかこまれて捕えられ、縛られて牢の中へ投げこまれた。
かれらは牢屋に二日置かれてから王の前につれて行かれ、縄目を解かれて王の前に立ち、王の問いたずねることに答えるのを許された。実は訊問に答えよと言われたのである。
そこで王はかれらに問うて「見よ、われはリムハイと言ってノアの子である。ノアはゼニフの子であったが、ゼニフはその先祖の土地であるこの地に住もうとし、ゼラヘムラの土地を出てこの土地へ来りこの民の投票によって王となった。
さて、われが護衛の兵と共に門の外に居たとき汝らはいかなるわけがあってこの都の城壁に近よることをあえてしたか。
われはこのことを汝らに問いたずねるために汝らを生かしておいたのである。さもなければわれは護衛の兵に殺させてしまったであろう。さて、汝らに答えることを許す」と言った。
アンモンは答えることを許されたと知ると、すぐに進み出て王の前に伏し、再び立ち上って次のように答えた。王よ、今日私がまだ生きていて王に答えるのを許されたことを私は深く神に感謝する。私はできるだけ思いきって答えるが、
もしも、王が私をだれだか知っていたなら、あのように私を縄目にかけなかったであろう。それは、私は名をアンモンと言ってゼラヘムラの子孫である。私はゼニフがゼラヘムラの地からつれてきたはらからの消息を知ろうとしてゼラヘムラからきたと。
リムハイ王はアンモンの言葉を聞くと非常に喜んで言った「それで、われは確かにゼラヘムラの地に居た同胞がまだ生きていることがわかった。今われは嬉しく思う。明日はわが民もまた喜ばそう。
見よ、われらは今レーマン人の奴隷となって堪え難い税をかけられている。しかしながら、見よ、われらの同胞は今われらを奴隷の境涯とレーマン人の手から救い出すであろう。そうしたら、われらは喜んでその同胞の奴隷になろう。レーマン人の王にみつぎを納めるよりは、むしろニーファイ人の奴隷になるほうがよい」と。
そこでリムハイ王は、アンモンもその兄弟たちも、もう縛ってはならぬとその護衛の兵に言い、またアンモンとその一行の者たちが飲み食いをして旅の疲れを休めるように護衛の兵をシャイロムの北に当る小山に行かせ、アンモンの同行者たちを都につれてこさせた。一行の者たちはすでにいろいろ難儀な目に逢い、飢えや乾きや疲れに苦しんでいた。
そのあくる日、王は全国の民に布告を廻し、この布告を見たら神殿に集まって王の告げる言葉を聞けと命じた。
これに従って民が集まると、リムハイは次のように言った「わが民よ、頭をあげて心に慰めを得よ。見よ、われらがもはや敵に服従しない時節は間近である。ずっとさきのことではない。われらのした多くの努力は、すでに空しくなったけれども、これからさきは骨折甲斐のある努力が実を結ぶ希望がある。
それであるから、頭をあげて喜び、神を信じこれにすがれ。神はすなわちアブラハム、イサク、ヤコブの神であってイスラエル人をエジプトの地から導き出し、乾いた土地を踏んで紅海を渡らせ、荒野では死なないようにマナを食わせ、そのほかかれらのために多くのことを為したもうた。
見よ、これと同じ神はわれらの先祖をエルサレムの地から導き、今日になるまでその民を養いその民を守りたもうたが、見よ、われらは自分たちの犯した罪悪と憎むべき行いの結果、今この奴隷の境涯に落ちている。
この民の王となったゼニフは、その先祖の国に住もうと言う望みが強すぎたので、レーマン王のずる賢い悪だくみにかかり、レーマン王はゼニフ王と条約を結んでその国の一部であるリーハイ・ニーファイ市、シャイロム市およびそのまわりの地をゆずってこれを所有させた。
ところが、こうしたのは全くこの民を征服し、またはこの民を奴隷にするためだけであったから、見よ、今われらはみつぎとしてとうきびと大麦といろいろな穀物の半分、および家畜の増加分の半分をレーマン人の王におさめている。レーマン人の王は、真にあらゆるわれらの持物の半分をきびしく取り立て、これを出さなければわれらを殺す。以上は今日お前たちが目撃をしている事実である。
ああ、これは堪え難いことではないか。われらの受けているこの艱難はまことに甚だしいではないか。われらは当然大いにこれを憂い悲しむべきではないか。
お前たちに告げる。まことにわれらの憂い悲しまなくてはならない理由が大いにある。見よ、すでに殺された兄弟たちがいかに多いことか、その血は空しく流された、これはみな罪悪の結果である。
この民がもしも罪悪に陥らなかったならば、主はこの大きな災難がかれらにふりかかることを許したまわなかったであろう。ところが、かれらは主の言葉に聞き従わないで、互いに血を流すほどの争いを自分らの間に起した。
そればかりでなく、かれらは主の予言者である一人の人を殺した。これは神が選びたもうた人であって、民にその罪悪と憎むべき行いを戒め、将来起る多くの事やキリストの降臨までも予言をした。
その予言者は、キリストが万物の父である神であることと、後に人の形を受けたもうことと、その形は人がはじめに造られた形と同じであって、人はすなわち神の形に象って造られたことと、神は人間の中に降臨し血肉を受けて世界の上に居りたもうはずであることとを言った。
そう言ったから、民はこの予言者を殺し、そのほかに神の怒りを自分たちに招く多くのことをした。それであるから、だれもこの民が奴隷になってひどい艱難をして苦しむことを不思議に思う者はない。
見よ、主は仰せになった『われはわが民の罪を犯すときにこれを助けず、かれらの栄えぬようにその道を塞ぐ。その行いはかれらの前につまずく石の如くとならん』と。
また仰せになった『もしわが民汚れを蒔かば、かれらはつむじ風の中にその殻を取り入るべし。しかしてその結果は毒なり』と。
また仰せになった『もしわが民汚れを蒔かば、速かなる滅亡を生ずる東風を招くべし』と。
見よ、今主の誓いが成就してお前たちは打たれて苦しんでいる。しかしながら、お前たちが誠心から主に立ち帰り、主に頼って熱心に仕えるならば、主はみこころのままにお前たちを奴隷の境涯から救い出したもう。」

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