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2024年3月19日(火) 通読(本日=サム下1-4,シラ17,モサ10 明日=詩48-50,二マカ1,モサ11)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳(工事中)〕イミタチオ第3巻 内なる慰めについて 第9章
第九章。一切を神に帰して究極の目的としなさい
子よ、もしあなたが真に幸福になろうと思うなら、あなたの最高の、そして最終の目的とはわたしでなければならない。
あなたの気持ちがそうであれば、自分および世間の移ろいゆくものに傾くあなたの愚かな愛情は浄化されるだろう。
もし何であれ自分の事を求めるなら、その時あなたはたちまち心が弱り力がつきてしまうだろう。
だからあなたは一切をひたすらわたしに帰しなさい。すべてのものはわたしが与えたのだから。
つまり、すべてのものは最高の善から流れ出たのであるから、すべてのものをその源であるわたしに帰しなさい。
小さい者も大きい者も、貧しい者も豊かな者も、生きた泉からくむように、わたしから命の水をくむのである。
そして自分から進んで喜んでわたしに奉仕する者は、必ずわたしから恵みを受けるだろう。
しかしわたし以外のことに誇りを求めたり、何か自分によいことを楽しもうとする者は、真の喜びに安住することができず、心にゆとりを得られず、いっそう妨げや苦しみが増すばかりである。
だからどんなよいことも自分に帰してはならないし、どんな徳も人に帰してはならない。すべてはみな神から出るのであって、神がいなければ人は全く何をも持たないのである。
すべてはわたしが与えたのである。わたしはすべての者に対して、その一切を持とうと思うし、きわめて厳しく感謝を求める。
これこそが虚栄を追い払う真理である。
そして、もし天からの恵みと真の愛とが入って来るなら、どんな嫉妬も起こるはずがないし、心が狭くならないし、利己的な愛にとらわれることもないのである。
神の愛はすべてに勝ち、われわれの魂のあらゆる働きを伸ばすからである。
もしあなたの知恵が正しいなら、わたしだけを喜び、わたしだけに望みを置くだろう。「神ひとりのほかによい者はいない」(ルカ18:19)からである。神はすべてにまさって讃美されるべきであるし、すべてにおいて祝福されるべきである。

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