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第十八章 真鍮版からの聖文、つづき。イザヤ書第八章と比較せよ。 さらに、主の言葉がわれに告げたもうた。一つの大きな巻物をとり、それに世の人の筆をもってマヘル、シャラル、ハシ、バズのことを誌せと。
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われは信実な証人を選んでこの証言をさせた。一人は祭司のウリヤ、一人はエベレキアの子のゼカリヤである。
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われがわが妻の所に行ったところ、みごもって男の子を生んだ。そのとき主がわれに言いたもうた。この子の名をマヘル、シャラル、ハシ、バズとつけよ。
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この子がまだ父よ母よとさえ言いならわない中に、ダマスコの宝とサマリヤの分捕品とは、早くも取り去られてアッスリヤ王の前に出されるからである。
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主はまたわれに言いたもうた。
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この民は静かに流れるシロアの水をすてて、レジンとレマリヤの子とを喜ぶ。
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それであるから、主は大河の水をおびただしくしたたかに彼らに注ぎたもう、これはすなわちアッスリヤの王がその威勢をことごとくあげておそい来るのであって、それはあらゆる水路をこえて流れこみ、もろもろの岸をこえ、
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ユダの中を通ってあふれひろがり、ついには首に達する。インマヌエルよ。この王の張る翼はなんじの地にあまねくみちわたる。
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もろもろの民よ汝ら連合すればずたずたに破られる。遠くの国々の者よみな聞け。汝ら腰に帯をしめたらずたずたに破られる。腰に帯をしめたらずたずたに破られる。
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汝ら共にはかれ、その決議は空しくなる。汝ら言葉を出せ、その言葉は行われない。神がわれらと共にましますからである。
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主は言葉に力を入れてこのようにわれに言いたまい、またこの民にならわないようにわれを戒めて言いたもうた。
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汝はこの民から同盟をすすめられるものたちに、同盟をすすめてはならない。また汝はこの民のおそれるところをおそれてはならない、何ごともおそれるな。
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汝らはただ万軍の主を神聖としてこれをあがめ、これをおそれよ。
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かくすれば、主は聖殿となりたもう。しかし、イスラエルの二つの家にはつまずく石となり、さまたげる岩となり、エルサレムに住む者にはわなとなりおとし穴となりたもう。
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従って、その中にはつまずき、落ち、つぶれ、わなにかかり、捕えられる者が多い。
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わが弟子たちの中に、証しを一つにまとめ律法を封ぜよ。
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われはヤコブの家から今顔をかくしたもう主を待ってその降臨を期待する。
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見よ、われと主のわれに与えたもうた子らは、イスラエルの中にしるしと驚嘆すべきことをあらわす者であって、シオンの山にまします万軍の主からつかわされた者である。
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もし人が汝に向って親しい霊を持つ者とぬすみ見てささやく占い者に求めよとすすめる時、生きている者が死んだ者からおとずれを受けようとするなら、民は自分の神に求めるべきではないか。
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律法と証しとにたよれ、もしもこれによって話さないとするならば、それは真の光がかれらにないからである。
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かれらはつらい境涯に飢えながらその時を送り、飢えた時にはいら立ち怒ってその王とその神とをのろい、その顔を上に向けて見る。
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また地を見わたせば、災と暗黒と苦痛の闇とが見えるだけで、かれらは暗いところに追いやられるのである。
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