[真理子日曜学校 - 聖書入門(フレーム表示) ]
【総合案内コース】

書名・順序覚え歌


  1. 書名と順序を覚えていないと話になりません
     旧約聖書39、新約聖書27の書名と順序くらい覚えてますよね。えっ、まだ覚えていない? それはいけませんねぇ。こんなことくらい覚えなきゃダメです。書名と順序を覚えておけば、「ルツ記」と言われて「どこだったっけ……」という感じで目次を探さなくても、だいたいここらへんという形でパッと開けることができます。
     もっとも、旧約の場合は教派によって39じゃなかったり、順序が違ったりするのですが、とりあえずは新共同訳の「続篇」を除いた部分でいきましょう。


  2. 鉄道唱歌
     日本のクリスチャンの間では、昔から、聖書の書名を鉄道唱歌にのせて歌って覚えるやりかたが受け継がれています。こういうのはなかなか活字にならないものですが、鉄道唱歌の替え歌はよほど有名とみえて、真理子の見た範囲内でも次の本で紹介されています。
    1. 浅見定雄『旧約聖書に強くなる本』(日本基督教団出版局 1977)
    2. 加藤 隆『新約聖書はなぜギリシア語で書かれたか』(大修館書店 1999)
    3. 日本児童福音伝道協会『ふくいん子どもさんびか』(いのちのことば社 1965)
    ここでは、1.の浅見定雄先生ご紹介の形にほぼ近い形(この本は口語訳聖書準拠なので書名を新共同訳のものに変えました)で覚えていきましょう。
    Muse形式
    MIDI形式
    ※Museについては準備と著作権 @ 宗教音楽のたのしみでご紹介しております。MIDIはWindows Media Playerをはじめいろいろなプレーヤーソフトで再生可能だと思いますが、同じページで紹介しているMIDI View LEなど、歌詞再生機能のついたプレーヤーで再生すると、歌詞を表示します。


  3. 歌詞
     一応こういうものにも著作権があるのかもしれませんが、たぶんトラブルになることもないと思うので浅見-真理子修正式の歌詞をご紹介します。
    1.創、出、レビ、民、申命記
     ヨシュア、士師、ルツ、サム、列王
     歴代、エズ、ネヘ、エステル記
     ヨブ、詩、箴言、コヘレ、雅歌
     
     2.イザヤ、エレ、哀、エゼ、ダニエル
     ホセア、ヨエ、アモ、オバ、ヨナ、ミ
     ナホム、ハバクク、ゼファニア書
     ハガ、ゼカ、マラキで39
     
     3×9=27(さんく、にじゅうしち)
     
     3.マタ、マコ、ルカ、ヨハ、使徒、ローマ
     コリ、ガラ、エフェ、フィリ、コロ、テサ2
     テモ、テト、フィレモン、ヘブ、ヤコブ
     ペテロ2、ヨハ3、ユダ、黙示
    1番と2番が旧約です。書名は略号になっているので、まずはどこかで一度は、フルネームの書名を覚えてください。手で書き写す(なぜかキーボードだと覚えないからダメよ)のが効果的です。
     しかし実は、聖書の参考書や引照などで用いられている書名はほとんどが略号なので、略号だけ覚えればいいという考えも成り立ちます。フルネームの書名はそのうちいつか覚えることでしょう。
     ちなみに、この歌を載せている浅見定雄さんの『旧約聖書に強くなる本』は、その後2010年に新共同訳に対応した改訂新版が出ました。そこに載っている歌詞はマコ(マルコ)のかわりにマルとなっています。が、参考書などで使われる略号のほとんどはマコなので、当サイトはマコとします。
    そして2番と3番の間に、「さんく、にじゅうしち」という呪文を唱えます。これは旧約39、新約27という書物の数を覚える昔から定番のやりかたです。
     そして3番が新約。ほとんどの流儀では新約も2番にわけて覚えますが、新約はまとめて一気に覚える浅見式が真理子はスキです。ちゃんと2つある本は「2」が入ってますが、コリとテモは2つあるのに2が入ってませんので注意してください。
     


  4. ついでにモルモン経版
     当サイトでは聖書の正典以外に外典、イミタチオ、クルアーン、モルモン経をサポートしていますが、モルモン経に関してやはり鉄道唱歌の替え歌でつくってみました。
    1ニフ、2ニフ、ヤコ、イノス
    ジェロ、オム、モル言、モサ、アルマ
    ヒラマン、34ニフ、モルモン書
    イテル(エテル)、モロナイ、15の書