[真理子日曜学校 - キリスト真理自由教会(フレーム表示) ]
 

巡礼


 
  1. 巡礼とは
     キリスト教、特にプロテスタントでは教会ごとの独自色が非常に強いうえ、教会の運営が教会員からの献金で成り立っているので、お寺と檀家の関係みたいに教会は教会員をしばりつけ、遠隔地への転居などの理由がない限り他教会に移るなどはもってのほかです。近距離だったら電車で来いとまで言いかねませんもん。せいぜい、出張・旅行時に臨時に同教派の教会を訪れるというところでしょうか。
     これがイスラム教になると、聖職者がいないので、複数のモスクを渡り歩くことが勧められているらしいです。寺院と信者の関係はそういうのがいいですね。
     当教会はサイバー教会であり、献金も禁止ですし、他教会他宗教との掛け持ちを認めていますので、信徒のみなさんをしばりつける理由は何一つありません。どうぞいろいろな教会(他宗教の宗教施設を含みます)を訪問してください。さまざまな教会を訪問することは、いろいろな考えを知ることになり、あらゆる考えにとらわれない(→「十の誓い」の2番目)ためのよい方法です。当教会はこれを「巡礼」と称して積極的に推奨します。

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  3. 教会訪問のしかた
     とりあえずキリスト教会の訪問のしかたです。
     どんな教会も日曜日に礼拝をやっていますので、玄関などに掲げてあるスケジュールを見たりするなどして時間を確かめて出かけます。日曜日の礼拝は「どなたでも参加できる」ことをうたっているはずなので、予告なく行ってかまいません。もちろん日曜日以外にも祈祷会だの何だのいろいろやっていますし、「どなたでも参加できる」と書いていたりしますが、部外者の訪問はめったにないため顔見知りの少数の信徒だけの中に飛び込むことになり、ちょっと敷居が高いかもしれません。日曜日に仕事をしているということでもない限り、日曜礼拝にターゲットをあてましょう。
     服装は地味なかっこうにしてください。女性の場合は肌の露出を控えましょう。熱烈なミニスカ派で、スカートの丈の短さを女子高生と競っている真理子も、さすがに教会訪問のときには会社勤めをしていたときに着ていたスーツなどで出かけます。
     部外者が訪問すると、たいていは入口で連絡先を書かせられます。教会によってはいろいろな案内をじゃんじゃん送ってきたりすることもあります。真理子はまったく平気ですが、そういうことをされるとマズい場合には、それをハッキリ告げて、名前だけ書くようにしましょう。万一「それじゃダメ」と言われたら怪しい教会ですから以後近づくのはやめましょう。
     献金は気持ちだけで十分です。真理子の場合は、礼拝=映画ととらえているので、映画館代の1800円を上限とすることにしています。まあ、1000円札1枚かな。500円玉ですますこともあります。
     部外者として入ると、礼拝後にはほぼ確実に、牧師様あるいはその代理の人とお話をする機会があるでしょう。気が乗らなければ「他教会に所属しているが旅行で当地に来たので今日だけ臨時で来た(当キリスト真理自由教会に所属しているとすればウソじゃありませんよね)。用事があるのでこれにて失礼」などといって引き上げて結構です。ヒマならばいろいろお話をしてきましょう。ただし、逆に長々と話をしなければならない(たとえば悩みをかかえていて解決したいなど)という場合は、アポをとって日を改めて出直したほうがいいです。彼らは日曜日はいろいろ忙しいのです。

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  5. 他宗教の場合
     キリスト教の場合は「日曜日にふらっと行けばいれてくれる」みたいなスタンダードな習慣がありますが、他宗教の場合は必ずしもそうではありません。が、座禅会など信徒外の人を対象にした行事をしているところもあります(有料の場合あり)。お寺や神社の掲示板やホームページなどに注意しましょう。
     お葬式でお寺に行く、会社の行事で(たとえば株主総会のあとに管理職だけで神社に行くところとか、あるんですよ)神社に行くなどの機会があったら、積極的に参加しましょう。

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  7. カルト教団には近づくな
     カルト教団というとオウム真理教や統一教会などを連想するかもしれませんが、残念ながらキリスト教の教会にも、プロテスタント教会の一部にカルト教団は存在します。なぜプロテスタントに限るかというと、カトリックは全世界的大所帯、正教会は伝統重視なのでカルトになりようがないという事情があります。
     「カルト」にカルト度チェックの項目をまとめておきましたので、この教会はあやしいなと思ったらチェックしてみて、危険なところだったら近づかない、近づくなら十分注意することをおすすめします。

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