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2024年4月26日(金) 通読(本日=エレ47-52,バル3,クル-43回 明日=ルカ7-8,1イミ22,クル-44回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳(工事中)〕クルアーン 第41章
Reading-96[解説の章。マッカ啓示
みんなを愛してくださる恵み深いおかた、主なる神の名によって]
ハー・ミーム
これはみんなを愛してくださる恵み深いおかたよりの啓示
諸節が明細に解読せられたる経典にして、知識ある者のためのアラビア語のクルアーンである
それは吉報にしてそのうえ警告である。しかしかれら多くは背を向けりてこれを聴かない
かれら言う「われわれの心はあなたがこれに向かってわれわれを招ぐ者に対して掩はれ、われわれの耳はしひたり、われわれとあなたとの間には帳幕ある。さればあなたはあなたの事をなせ、われわれはわれわれの事をなさん」と
こう言いなさい。「わたしはあなたがたと等しく一個の人間にすぎない。しかしわたしはあなたがたの神は唯一の神なることを啓示せられたり。さればかれに向かって正しい道を進み、そのお許しを求めよ。多神を拝する者は禍なるかな
かれらは施しを行はない、来世を信ぜない」と
しかし信じてよい行いを行ふ者には尽きないごほうびある

こう言いなさい。「まことにあなたがたは二日の間に天地を造れるかれを信じないか。あなたがたは別の神をかれのかわりにするか。かれは世のすべての主なるぞ」と
かれは堅固なる群山を地上に置きて大地を祝福し、求めるる者のために四日の間に一律にその食べ物を配給せり
然る後にかれはその時尚ほ煙にすぎざりし天に赴き、天と地とに向かって言う「好むと好まないとを問はない、あなたがた両者わたしに来れ」と。両者言う「われわれ喜んで来れり」と
かれ即ち二日の間にこれを七層の天となし、各天にその任務を啓示せり。そしてもっとも大地に近き天をば灯明を以て飾り、そのうえこれを守護する諸天使を置けり。これ偉大なおかた・すべてをご存知の定むるところである

かれらもし背を向けらば即ちこう言いなさい。「わたしはアードとサムードとを襲える電撃が、あなたがたをも襲ふべきことを警告す」と
かれらの使徒、前後よりかれらに来り、主なる神の外に何者をも拝するなど告げたる時、かれらは言った「われわれの主もし欲したりせば、かれは必ない天使を降したならん。われわれは断じてあなたがたが遣はされたる使命を信ぜない」と
アードの民について言えば、まことにかれらは地上に於て不当に驕慢であるき。かれら言う「だれか実力に於てわれわれに優るものぞ」と。かれらはかれらを造れる主なる神が一実力に於てかれらに優れることを思はざりしか。そしてかれらはわたしがしるしを否認せり
かくてわたしはわざわいの日に暴風をかれらに駆り、現世に於て屈辱の罰を味はしめたり。しかし来世の罰は更に羞づべく、そのうえかれらは救いせられないにちがいない
サムードの民について言えば、わたしはかれらに導きを与へたり。然るにかれらは導きよりも盲目を択びたり。さればそのの為せることのために、屈辱の罰の電撃がかれらを襲ひたり
しかしかれは信じて主なる神を敬える者を救ひたり

主なる神の敵がいっせいに呼び集められ、隊伍をなして火の地獄に駆らるる日(をかれらに警告せよ)
かれら火の地獄に到着する時、その耳と目と皮膚とはかれらが為せることを立証しよう
そしてかれらは自分の皮膚に向かって言はん「何故にあなたがたはわれわれに不利なる証言をなすか」と。かれらは答えん「万物を語らしむる主なる神は、われわれをも語らしむ。最初にかれはあなたがたを造りたり。そして最後にあなたがたはかれに帰らしめらる
あなたがたは自分の耳目と皮膚とに不利なる証言をなさざらしめんがために、神を畏れることをせざりき。そしてあなたがたは、主なる神があなたがたの為すことについて多く知るところなしと思へり
その主を是くの如き者と思えることが、あなたがたの破滅を招ぎ、いまあなたがたは滅びの者となれり」と
かれら如何に怨若するとも、火の地獄は永久にかれらの住みかたるべく、如何に恵みを求めるるとも、恵みに浴する者のうちに加へられないにちがいない
わたしはサタンをかれらの友と定めたり。サタンはかれらのために現世と来世とを粉飾せり。かれら以前の幽鬼、および人間の諸の民に下されたる宣告は、まさしくかれらにも該当す。まことにかれらは滅びの者たるにちがいない

不信者言う「クルアーンに耳傾くるな。これに打勝つために高声にて語れ」と
わたしは厳しい罰を不信者に味はしめ、かれらが行える最悪の事に対してかれらに報いん
主なる神の敵が受くべき報いは此である、即ち火の地獄である。此中にかれらのための永遠に続くの住みかある。これかれらがわたしがしるしを否めることに対する報償である
そして(火の地獄に投ぜられたる)不信者は言はん「幽鬼と人間とのうちわれわれな迷わしめる者をわれわれに示せ。われわれこれを脚下に蹂躙して、奈落の底に居る者のうちに加へん」と

まことに「わたし主は主なる神である」と言ひて、正しい道を邁往する者には、諸天使その上に降りて言はん。「畏るるな、また憂ふるな。ただあなたがたに約束せられたる楽園の吉報を聴け
われわれは現世・来世のあなたがたの守るおかたである。あなたがた来世にはその魂の希ふものを獲べく、その求めるるものを獲ん
それは寛容なおかた・恵み深いおかたよりの饗応である」と

主なる神に祈りてよい行いをおこない、「まことにわたしは帰依者の一人である」といふに優る善言あるか
善悪は一律ではない。善を以て悪を斥けよ。然らばあなたと宿怨ある者も親友となるに至らん
しかしただ耐え忍ぶの人のみこれを能くし、また大なる幸運の人のみこれを能くす
そしてもしサタンの誘惑があなたがたを誘惑しなば、主なる神に加護を求めよ。まことにかれはすべてをお聞き・すべてをご存知である

昼夜と日月とはかれのしるしのうちである。あなたがたもしかれに仕えんとしなば、日月を拝することな、これを造れる主なる神に跪拝せよ
たとえかれらは驕慢にしてかれに仕えるを屑しとせないとも、あなたの主と偕なる諸天使は、日夜かれを讃えて倦むことなし
あなたは大地の荒涼たるを見ん、しかもわたしこれに雨を降せば、地は動きそのうえ膨る。此事もまたかれのしるしのうちである。まことに大地に生命を与ふる者は、即ち死者を甦らしむる者である、かれは万事を能くす

まことにわたしがしるしを忌避する者は、わたしより隠るることを得ない。さらば復活の日に火中に投ぜらるる者善きか、将また安泰にして来る者善きか。あなたがたその好むところに従へ。まことにかれはあなたがたの為すことをご存知である
まことに教え既に至れる時にこれを不信者は(わたしより隠るることを得ない)。そしてクルアーンはまことに荘厳なる経典である
偽りは前よりも後よりもこれに近づくことを得ない。それは聡明なおかた・讃えられるべきおかたよりの啓示である
あなたに向かって言はるることは、総じてあなた以前の諸使徒に向かって言はれたることである。まことにあなたの主は寛容なおかたにしてそのうえ厳罰者である

わたしもし他国語にてクルアーンを降したりせぱ、かれら必ない言はん「そのの諸節が明細に解読せらるるではないば――。他国語とや!アラぜア人にとや!」と。こう言いなさい。「それは信じる者には導きである、また医療である。不信者はその耳の中に錘あるである。それはかれらには見えないでいる。かれらは遠方より呼ばるる者に似たり」と

まことにわたしはモーセに経典を与へたり。然るにこれについて言い争生じたり。もし既に発せられたる主の言なかりせば、判決は既にかれらに下されしならん。それはかれらがこれについて大なる疑いを抱くが故である

よい行いを行ふ者は自分の魂を益し、悪事を行ふ者は自分の魂を害す。あなたの主はその僕等に対して公正を欠くことなし
Reading-97復括の日のことはただかれのみこれを知る。かれが知ることなくしては、一個の果実もその苞より出でない、一人の女子も懐胎しまたは分娩することなし。その日かれはかれらに向かって言はん。「あなたがたがわたしに配したる神々はいま何処にあるや」と。かれらは言はん「われわれは告白す、われわれの中に一人の見証者もなし」と
かくて曾てかれらが拝せる者はかれらを捨てて去り、かれらは免るる途なきを暁らん

人は幸福を祈りて倦むことなし。しかし一たび災難に遭へば忽ち怖気づくして絶望す
しかも災難に遭える後にこれをいつくしみに浴せしむれば、かれは必ない言はん「これはわたし力にて獲たるものである。わたしは復活の日を必至と思はない。またわたしたとえわたし主に帰らしめらるるとも、わたし必ないかれの許に幸福を獲ん」と。しかしわたしは必ない不信者に向かってその為せることを告げ知らせ、必ないかれらに厳刑を味はしめん
われ恩恵を人に施せば、かれ忽ち面を背けて退き去る。しかも一たび災難に遭へば即ち喃々として祈る

こう言いなさい。「思へ、もしクルアーンが主なる神より降されたるものにして、しかもあなたがたこれを信ぜないとすれば、これに遠ざかるよりも甚だしく迷ふ者あるか」と
わたしはわたしがしるしの真実なることがかれらに明白となるに至るまで、或は遠国に於て、或はかれら自身の問に於て、常にこれをかれらに示さん。あなたの主は万物の照覧者である。あなたはこれを以て足れりとせないか
かれら尚ほその主との会見を疑ふか。まことにかれはすべてを囲繞しつつあるではないか


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