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[0]宮をささげるときにうたったダビデの歌
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[1]主よ、わたしはあなたをあがめます。あなたはわたしを引きあげ、敵がわたしの事によって喜ぶのを、ゆるされなかったからです。
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[2]わが神、主よ、わたしがあなたにむかって助けを叫び求めると、あなたはわたしをいやしてくださいました。
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[3]主よ、あなたはわたしの魂を陰府からひきあげ、墓に下る者のうちから、わたしを生き返らせてくださいました。
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[4]主の聖徒よ、主をほめうたい、その聖なるみ名に感謝せよ。
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[5]その怒りはただつかのまで、その恵みはいのちのかぎり長いからである。夜はよもすがら泣きかなしんでも、朝と共に喜びが来る。
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[6]わたしは安らかな時に言った、「わたしは決して動かされることはない」と。
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[7]主よ、あなた恵みをもって、わたしをゆるがない山のように堅くされました。あなたがみ顔をかくされたので、わたしはおじ惑いました。
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[8]主よ、わたしはあなたに呼ばわりました。ひたすら主に請い願いました、
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[9]「わたしが墓に下るならば、わたしの死になんの益があるでしょうか。ちりはあなたをほめたたえるでしょうか。あなたのまことをのべ伝えるでしょうか。
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[10]主よ、聞いてください、わたしをあわれんでください。主よ、わたしの助けとなってください」と。
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[11]あなたはわたしのために、嘆きを踊りにかえ、荒布を解き、喜びをわたしの帯とされました。
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[12]これはわたしの魂があなたをほめたたえて、口をつぐむことのないためです。わが神、主よ、わたしはとこしえにあなたに感謝します。
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