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2024年4月26日(金) 通読(本日=エレ47-52,バル3,クル-43回 明日=ルカ7-8,1イミ22,クル-44回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔57年モルモン経〕ニーファイ第三書 第21章
第21章
御父の御業の始まるしるし。悔い改める異邦人の光栄ある将来。悔い改めない者は罪ありと定められることの予言。新エルサレム。

「まことに汝らに告ぐ、これらのことの成就せんとするとき、すなわち、われがわが民なるイスラエルの家をその長く散らされたる有様より救いてこれを集め、またその中にわがシオンを建設せんとする時を汝らに知らしめんために、われは汝らにしるしを示さん。
そのしるしは次の如し。まことに、われ汝らに告ぐ、われが今汝らに告ぐるこれらのことと、ならびにこの後、われ自らと御父が汝らに与えたもう聖霊の能力とによりて汝らに告ぐることとを異邦人に知らせて、以て異邦人が散らすはずのわが民たりヤコブの家の子孫なるこの民のことを異邦人に知らす時に、
言い換うれば、御父が以上のことを異邦人に知らせたまい、それより御父が以上のことを汝らの子孫に異邦人より伝えたもう時には、
御父がその民なるイスラエルの家に立てたまいし誓約が行わるるために、また異邦人を経て以上のことが汝らの子孫に伝わるために、異邦人がこの地に置かれて御父の能力によりて自由の国民となることは御父のみこころなるが故に、
また以上のことと、将来汝らの中に行わるることが、異邦人を経てその時すでに罪悪を犯して不信仰におち入りし汝らの子孫に伝わる時には、
御父はその権能を異邦人に示したもうために、また異邦人がその心をかたくなにせざる時異邦人が悔い改めてわれに立ち帰ることと、わが名によりてバプテスマを受くることと、わが教義の真意とを明らかに悟りて以てわが民なるイスラエルの家の中に数えらるるようになしたもうために、異邦人を経て以上のことが汝らの子孫に示さるることが肝要なりと認めたもう故に、
以上のこと起りて汝らの子孫がこれを知り始むる時は、その時が、御父がそのイスラエルの家にゆかりある者に立てたまいし誓約を果したもう御業のすでに始まりたることを知るために汝らの子孫に与えらるるしるしなり。
御父がイスラエルの家に立てたもうたる誓約を果したもう日来る時には、王たちはいまだかつて教えられざることを見、いまだかつて聞かざることを考うるに至る故にその口をつぐむべし。
何となれば、その時御父はわれのために世の人の中に於て驚嘆すべき大事業をなしたもう。而してその事業を世の人に宣べまた証する一人の男あれども、なおこの事業を信ぜさる者あるべし。
見よ、その一人の男なるわが僕の命はわが手の中に守らるる故に、世の人がかれを傷つくることありともかれにうち勝つこと能わざるべし。われはこの僕の傷を医して以てわが賢きこと悪魔の巧よりもまされるを世の人に示さん。
されば御父はわれイエス・キリストの言葉を異邦人に宣べ伝うる権能をその一人の僕に授け、さてこの僕によりてわが言葉を異邦人に伝えたもう。その時わが言葉を信ぜざる者はみなわが誓約を受けたる民の中より断ち切らる。(このことはモーセの予言したる通り事実となるべし)。
而してヤコブの残りの子孫なるわが民は、異邦人の中にてあたかも森の獣の中にある獅子のごとくまた羊の群の中にある若き獅子のごときものとなる。獅子は羊の群の中を通り過ぐればこれを踏みにじりまた食い裂く。誰もこの群を救い得る者なし。
ヤコブの残りの子孫の手はかれらに反抗する者の上に落ち、またその敵はことごとく亡びん。
異邦人は悔い改めずば禍なり。何となれば、御父が次のごとく言いたまえばなり『その時われは汝の中より軍馬を取り去り、汝の兵車をこわし、
その国の都会を亡ぼし、その要害をことごとくくずし、
汝の手より魔術を取り去りて、もはや汝の中に占者のあることなからしめ、
また汝の刻みし一切の像を取り除き、その立像を汝の中より取り払うべければ、汝は己れの手をもて造りしものを礼拝せざるに至らん。
またわれは汝の住む地よりその林を抜き去り、かくて汝の都会を亡ぼすべし。
虚言、詐偽、嫉妬、争闘、祭司の偽善売教、およびみだらなる行いはことごとくそのあとを絶つべし。
その日われは、悔い改めずわが愛子に来らざる一切の者共をわが民なるイスラエルの家の中より断ち切りて、
異教徒に及ぼす如く厳しき応報と烈しき怒りとをこれに及ぼさん。これはかれらのいまだかつて聞きしことなきほどのものなるべし』と。
されど、もしも異邦人悔い改めてわが言葉を聞き、その心をかたくなにせざる時は、われはかれらの中にわが教会を立てん。而してかれらは誓約にあずかり、またわれが受け嗣ぎの地としてこの地を与えたるヤコブの家の残りの子孫なるこの国民の中に数えられ、
さらにまたわが民なるヤコブの残りの子孫と、将来集るはずのイスラエルの家の者たちことごとくとを助けて共に新しき都を建つべし。この新しき都は新エルサレムと呼ばれん。
それより異邦人は全世界に散りしわが民が新エルサレムに集ることを得るよう、これを助くべし。
その時、天の権と力とはかれらに下りて、われも親しくかれらの中に在らん。
その時、すなわちこの民の残りの子孫に福音を伝え始むる時を以て御父の事業は始る。われまことに汝らに告ぐ、その日来らば散らされたるわが民の中にも、また御父がエルサレムよりほかの所へ導きたもうたる行方の知れざる支族の中にも御父の事業始るべし。
言い換うれば、散らされたるわが民をわがもとに立ち帰らせ、わが名によりて御父に祈る道を備えしむるための事業は、散らされたるわが民の所にて御父が始めたもう。
さてまた御父の民に受け嗣ぎの地へ集らしむる道を備うる事業は、万国の民の中にて御父が始めたもう。
されば、御父の民は万国より出で来れど、急ぎて出で来ることもなくまた逃げて来ることもなし。そは御父が『われは汝らの前に行きまた汝らの後に在るべし』と仰せになりし故なり。」

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