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2024年4月26日(金) 通読(本日=エレ47-52,バル3,クル-43回 明日=ルカ7-8,1イミ22,クル-44回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳〕ユデト記 第4章
ユダヤに住むイスラエルの民は、アッスリヤ王ネブカデネザルの総司令官オロペルネスが諸民族に対して行ったすべてのこと、また彼が諸民族の聖所をことごとく破壊し、滅ぼしつくした様子を聞いて、
彼を非常に恐れ、エルサレムと彼らの主なる神の神殿について心配した。
ユダヤの民は捕囚の地からもどって結集したばかりであり、神殿および祭具、祭壇はけがれを浄められたばかりだったからである。
人々はサマリアの全土、コナ、ベテホロン、ベルマイン、エリコ、コバ、アイソラ、サレムの谷に使者を派遣し、
高い山々の頂をあらかじめすべて確保し、そこにある村々に城壁をめぐらせ、籠城にたえられるように食料を貯蔵した。彼らの畑では収穫が終わったばかりだったのである。
当時エルサレムにあった大祭司ヨアキムはベトゥリアとベトメスタイムの住民たちに手紙を書いた。ベトメスタイムはドタイムの近くの平野に面したエスドラエロンの反対側にある。
手紙の内容はこうである。「山地の上り坂をおさえよ。敵は上り坂を通ってユダヤへ侵入してくるが、上り坂は人が二人やっと並んで通れるような狭い道なので、たやすく彼らがのぼってくるのを妨害することができるだろう」
そこでイスラエルの民は、大祭司ヨアキムと、エルサレムにあったイスラエル全民族の長老会議とが彼らに命じたとおりに行なった。
イスラエルのすべての男子は熱心に心をこめて神に祈った。
男たちとその妻、子供、家畜、寄留者、雇い人、奴隷はみな、腰に粗布をまとった。
エルサレムに住んでいるイスラエルのすべての男と女と子供は神殿に平伏し、頭に灰をかぶり、主の前で粗布をさしだした。
そして祭壇を粗布でおおい、彼らの幼児たちが奪われ、女たちが捕虜となり、彼らの受けつぐべき町が滅ぼされ、聖所が汚されはずかしめられ諸国民のあざけりのまととなることのないようにと、イスラエルの神に向かって心を合わせて熱心に叫び求めた。
主は彼らの声を聞きいれ、彼らの患難に目をとめた。民は何日もの間、ユダヤ全土で、またエルサレムでは全能の主の聖所の前で、断食を続けた。
大祭司ヨアキム、主の前に立つすべての祭司、そして主に仕える者たちは、腰に粗布をまとい、ふだんの燔祭に加えて、民の自由な祈りと献げ物をささげた。
彼らの頭の布の上には灰をかけ、イスラエルのすべての家に目をとめて恵みたまえ、と力の限り主に叫び求めた。

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