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2024年4月26日(金) 通読(本日=エレ47-52,バル3,クル-43回 明日=ルカ7-8,1イミ22,クル-44回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔57年モルモン経〕ニーファイ第二書 第6章
第六章
ヤコブがその民に語った訓戒。ヤコブ、イザヤの予言を引いて語る。

ニーファイの弟ヤコブが、ニーファイの民に語った言葉、
「さて、私の愛する兄弟たちよ。私ヤコブは神に召され、またあなたたちが王または保護者として仰ぎ安全を得ようと依り頼む私の兄ニーファイによって神の神権に定まっている按手礼を授けられて神聖な者にされたから、ごらん、あなたたちは私が非常に多くのことをすでに話したのを知っている。
それにもかかわらず、私はあなたたちにさいわいを与えたいと思うからここにまたあなたたちに話をする。まことに、私はあなたたちのために非常に心配をしているが、あなたたちはいつも私が心配をしてきたことを自分で知っている。なぜならば、私は全く熱心にあなたたちに勧告をし私の父の言ったことを教え.またこの世が造られた当時から書き誌された一切のことについてあなたたちに話をしてきたからである。
さてごらん、私はあなたたちに現在あることとこれから起ることについて話をしたいと思うから、まずイザヤの言葉を読んで聞かせよう。これらの言葉は、私があなたたちに話すように私の兄が望んだ言葉である。それで私はあなたたちが物事を覚えてあなたたちの神の御名をあがめるように、あなたたちのためを思うてこれを話す。
さて私がこれから読み聞かせる言葉はイザヤがイスラエルの全家について語った言葉である。それであるから、あなたたちもイスラエルの家に縁があるから、今私の読む言葉は、これをあなたたちの身に引き比べてもさしつかえがない。またあなたたちはイスラエルの家に縁があるから、イザヤの語った言葉には、あなたたちの身に引き比べてもさしつかえないものが多くある。
さて、イザヤの語った言葉といえば『かように主なる神は宣う。見よ、われは手を異邦人に向って挙げ、わが旗をもろもろの民に向って立てよう。さらばかれらは汝らの息子たちを手に抱いて来、汝らの娘たちを肩に乗せて来る。
もろもろの王は汝らの養父となりその后らは汝らの養母となって、顔を地に向けて汝らの前に平伏し汝らの足に着く塵をなめる。ここに於て、汝らはわれが主であることを知る。われを待ち望む者は恥を受けないからである』と言う言葉である。
さて私ヤコブはこれらの言葉について少し話をしたい。ごらん、主は私たちが出てきたエルサレムにいた人たちが、殺されたり捕虜になってつれて行かれてしまったことを私に示したもう。
それにもかかわらず、主はかれらが再び帰ってくることを示したまい、またイスラエルの聖者である主なる神が肉体でかれらに現われたもうことと、主が現われたもうた後、私に話した天使の言葉通りにかれらは主を鞭って十字架にかけることを私にお示しになった。
さてかれらユダヤ人はイスラエルの聖者に対してその心をかたくなにしその首筋を堅くした後に、必ずイスラエルの聖者の裁きを受ける。また打たれて苦しむ日が必ずくる。
それであるから、かれらがここかしこに追われてから、多くの者が天使の言葉のように肉体に苦しみを受けるが、忠実な者たちの祈りによって主はかれらを死なせたまわず、やがてかれらは散り乱れ打ち苦しめられ憎み嫌われる。けれども主がかれらを憐みたもうので、かれらがその贖い主を知るようになる時には、再びその受け嗣ぎの地へ集められる。
予言者に書き誌された異邦人たちは幸福である。何となればかれらがもしも悔い改めてシオンと戦わず、あの憎むべき大教会に加わらなかったなら救われるからである。それはまた、主なる神がその子たちと結びたもうた誓約を履行したもうからであり、そのために、予言者はこれらのことを書き誌している。
それであるから、シオンと主の誓約を受けた民と戦う者たちは、これらの人々の足の塵をなめ、主の民は辱しめを受けない。主の民とは主を待ち望む者であって、かれらは今なおメシヤの来りたもうのを待ち望んでいる。
ごらん、予言者の言葉によれば、メシヤはこれらの者をまた再び元に復そうとし始めたもう。それでかれらがメシヤを信ずる日がくる時には、メシヤは力と大きな栄光とを以てかれらに現われその敵を亡ぼしたもう。そしてメシヤを信ずる者は一人も亡ぼされない。
しかしメシヤを信じない者たちは、火と嵐と地震と殺戮と疫病と飢饉とによって亡ぼされ、主がイスラエルの聖者である神にましますのを悟るのである。
勇士から獲物を取り返せようか。または正当な捕虜を救い出せようか。
しかし主は次のように『勇士の捕えたる捕虜さえも取り返し、荒々しき者の獲物さえも救い出すべし』と仰せになる。全能の神は、その誓約の民を救いたもうからである。また主が仰せになるには『われは汝らと争う者と争い、
汝らをしいたぐる者に、自身の肉を食わしむべし。かれらは甘きぶどう酒に酔う如く、自身の血を飲みて酔うべし。されば天下の民は、主なるわれが汝らの救い主にして、汝らの贖い主ヤコブの全能者なることを知るなり』と

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