真理子の聖書日記
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このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
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[634]アンパンマンの正義
投稿者=真理子
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掲示日=2011/05/04(水) 23:37:32
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今日のTBSラジオ「小島慶子 キラ☆キラ」は「みんなの失格レポート」ということで、こんな失敗をやらかすなんて私これこれ失格だわ、みたいな話をする回でした。
主要部分はMP3化されて後からでも聞けますが、今日のオープニングはなんか宗教的でしたわ。
小島さんは原発事故以来、誰が犯人だ誰が悪いと犯人を指摘して糾弾することよりも、今必要なことは何なのかを母親の観点から生活者の観点から考えることが大事だと言い続けておられるんですが、その考えの根底にどういう思想があるのかがよくわかったトークです。
話の最初はアンパンマンの歌の話なんですが、私、アンパンマンってぜんぜん見たことなかったんで、そんなすばらしい話だとは思いませんでした。そもそもやなせたかしさんの作品であることすら知らなかった。この歌の歌詞って、それまでは平凡な歌だと思われたのに、震災を経験した人にはとても感動的に聞こえるんだそうな。
やなせさんは従軍経験があって、正義の戦いと思っていた戦いが戦後侵略戦争だったということになって、あらゆる価値観が変わる中、では常に変わらない正義って何なのかと考えたら、飢えている人にパンを与えてあげることだ、というので、アンパンマンにはそういう思想があるんだそうです。
いじめがあったときに「いじめはよくない」というのは誰でも言えるし(なにしろいじめてる本人だってそう思ってる)、いじめの犯人を糾弾するのもよくあること。犯人を糾弾すれば、自分は悪の側に立ってないのだと思うことができる。でもそんな正義よりも、まずやらねばならないことは、いじめられている人に手を差し伸べることではないか、というんですね。悪を糾弾したくなったら、その糾弾をする自分の意図は何なのか、それによって本当に悪が解決するのかを考えろ、というのです。
私も常日頃から注意していることではあるんですが、なかなかうまくいかない。ついついヘンな方向に怒りを向けてしまうことが多いですね。
このところ私は政府なり東電なり米国なりに激しく怒っておりますね。いちおうここらへん注意してるつもりなんですけど、とんちんかんになっていたこともあったかもしれないわ。これじゃ牧師失格ね。
ともあれ、ぜひこれをお聞きください。聞き応え、保証しますわ。
http://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20110504_op2.mp3
[633]詩編60-62編、二マカ11章
投稿者=真理子
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掲示日=2011/05/04(水) 10:35:44
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●詩編60-62編
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=psa&chapter=60&mode=0
60編は面白いですね。
これって、神様にいじめられた人々の祈りの詩なんですよね。
なのに神様にすがっちゃう。
これだけ私たちを苦しめた神様なんだから、逆に私たちを救ってくださる力もあるはずっていう考え方です。
これだわ。
大きな災害に苦しめられて、神も仏もあるものかって思ったときは、こう思えばいいのね。
61、62編はどちらも「神はわがやぐら」という言葉があります。有名なルターの「神はわがやぐら」はすでに読んだ46編ですけど、似たような詩はいっぱいあるのね。
私たちに試練を与えるのも神なら、恵みを与えてくださるのも神。この神様はまったく頼りになるやぐらだわ。あんまり頼りになりすぎて人をいっぱい殺しちゃうこともあるっていうのが玉にキズだけど(すごいキズだわ)。
●二マカ11章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=2ma&chapter=11&mode=0
前回はちょっとはしょっちゃいましたが、セレウコス朝シリアに対するユダ・マカビオの戦いが始まっています。
セレウコス朝シリアの王様はみんな名前がアンテオコスなんでわかりにくいですが、10章途中までが先代アンテオコス4世、通称エピパネス(これって「現人神」っていう意味なのよ)。こんどは5世エバトル(エウバトル)です。
前章ではゴルギヤ、テモテオなど名だたる将軍の軍隊を、天使の助けもかりて撃退します。今回は宰相ルシアとの戦い。ルシアはユダヤ人が予想外に強いのを見て、和平を結び、ユダヤ人の信仰の自由を保障します。
11章では手紙がいろいろ引用されていますが、仔細に検討すると、このときの話じゃなく先代エピパネスの時代のものもまじってるのではないかという、かなりいいかげんなところがあるみたいなんで、あまり気にせずさっさと先に行くことにしましょう。