真理子の聖書日記 真理子の聖書日記

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[481]アンコ抜きピアニストになろう・2
投稿者=真理子
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掲示日=2011/02/06(日) 03:12:53
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 西洋音楽の大きな特徴は楽譜を流通の媒体としたところです。邦楽を含めて世界の音楽は楽譜がそもそもないとか、あっても単なる備忘録でしかないのが普通で、人から人へと口と手とで直接伝えられるのが原則。これに対してクラシックは、その曲を一度も聴いたことがない人でも楽譜さえあれば再現できるまでに記譜法が進化(楽譜に書かれた情報だけで音が再現できる)し普遍化(どの国でも楽譜の読み方が同じ)し一般化(楽士だけじゃなく一般人も楽譜が読める)しました。
 なにしろ学校で楽譜の読み方を教えますからね。世界の音楽はたいてい娯楽だし楽士は特殊技能をもち多くは差別された階級だから、そんな人たちのやるものを学校で教えるなんて発想ないですから。樋口一葉の『たけくらべ』の冒頭みたいに、学校で音楽を教えようとしても生徒は遊郭の歌を覚えてて「ぎっちょんちょん…」っていうのが普通でしょうからね。
 これ、プロテスタントのせいですよ。プロテスタントじゃみんなに歌をうたわせますからね。歌がうたえなきゃ礼拝ができない。楽譜の読み方を知らないと讃美歌の本が読めない。だから楽譜の読み方を学校で教えるんです。

 こんなふうに楽譜を大事にする西洋音楽では、楽譜どおりに弾かないといけないような気になっちゃいますけど、本来音楽は演奏してなんぼなんで、楽譜どおりに弾けなきゃ弾けるように変えちゃえばいいんです。
 実はプロだってやってるんですよ。
 楽譜どおりに弾けない曲ってあるんですよ。

 たとえばベートホーフェン(ベートーヴェン)のピアノソナタ第21番『ヴァルトシュタイン』の最後のほうに出てくるオクターブ重音のグリッサンドをピアニッシモでやる(右図)っていうのは、実は単に白鍵上で手を滑らせるだけなんで、当時のピアノでは苦もなくできたらしいんですけど、現在のピアノでは鍵盤が固いので不可能。CDを聞いてるとみんなごまかして弾いてます。重音をやめるか、両手で弾くとか(左手は和音1つですからダンパーペダルを併用すればいける)。
 バッハのゴールドベルク変奏曲は2段鍵盤用なんで、1段鍵盤でやると両手の指がからまって演奏不能な箇所がいくつもあり、みんなごまかしてます。グールドも例外ではありません。
 ピアノの例じゃないですけど、ハープって半音をペダルで出すんですよ。ペダルをひくとすべての弦が半音あがっちゃうんで、演奏不能なパッセージがいろいろある。ところが作曲者はそんなの無頓着で作曲するから、オーケストラ曲のハープパートには、このとおりにひけないっていうのがいっぱいあるんだそうです。どこのオーケストラでも、「ここはこうやってごまかす」っていうのが伝統的に受け継がれてるんだそうです。
 そんなわけで楽譜どおりに弾けなきゃごまかして弾けばいいんで、それはプロだってやってるってことですね。

[480]マタイ20-22章、ユディト記14章
投稿者=真理子
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掲示日=2011/02/05(土) 14:00:45
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●マタイ20-22章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&bible1=link&book=mat&chapter=20&mode=0
 20章の「一日働いた人も一時間しか働かなかった人も同じ5000円」というの、いつも申し上げておりますように、天国ってグリーン車も普通車もないので、こういう発想になるんですね。「あ、あの悪人が天国に来てる。どうして? 私はもっといっぱいいいことをしたんだから、イエス様のおそばにいく権利があるわ」みたいに思う人にとって、天国ってとってもフラストレーションがたまるところで、そこは地獄と変わりないわけです。20章21節のゼベタイの子のお母さんは、たぶん天国に行けそうにないわね。いや、天国には行けるかもしれないけど、そこはこのおばちゃんにとっては地獄よ。
 そして21章後半から22章にかけてのイエス様のたとえ話を読むと、天国ってありがたそうなところじゃないみたいですね。たとえば22章最初の婚礼の宴会。王様がさあみんないらっしゃいと招いても、誰も行きたがらないし、普段着で行っちゃう人もいる。天国ってそういうところだっていうんでしょ?
 秦剛平先生が、カルチャーセンターの授業で、ヨーロッパの画家たちの描いた天国や地獄の絵をいっぱい見せて、「ところでみなさん、こういう絵を見て、天国に行きたいですか? 地獄に行きたいですか?」と質問すると、みんな圧倒的に地獄に行きたいって答えるそうです。そのくらい天国ってつまらなそうなところってことですよね。ああ、こんなふうに思う私は絶対に救われてないわね。

●ユディト記14章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&bible1=link&book=jdt&chapter=14&mode=0
 ユディトはアキオルを呼んで、この首が本当にホロフェルネスのものか、実検させます。一方アッシリアの軍営では、総大将が殺されたことに気づき、動揺が走ります。