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真理子の聖書日記


このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
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[328] 6日目爆笑 投稿者=真理子 掲示日=2010/11/01(月) 12:21:20 ここから閲覧

これ面白いわぁ
http://labaq.com/files/god-ja.html
6日目は爆笑しちゃいました。
創世記第1章と第2章で男と女のできかたが違っている矛盾って、こういうふうに解決するテがあったのね。
※i-modeなど携帯専用モードでは見られません。

[327] スキャナは絶対エプソンよ 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/30(土) 09:09:53 ここから閲覧

 あと、ついでながらこの機会に書いておきましょう。
 スキャナ買うなら絶対にエプソンのがいいです。
 ハードウェアの性能ならどこも大差ないけど、問題はソフトウェア。TWAINっていうスキャンソフトは各社まちまちで、他社のものは使えないし、機械を持ってないと動作しないのでお試しもできない。
 各社のスキャナをいろいろ買う人なんていう人はあまりいないでしょうから、みんな自分の使ってるものだけしか知らず、TWAINなんてこんなものって思ってるかもしれませんけど、エプソン、キヤノン、HPと使ってきた真理子は、絶対にエプソンのものを使うべきっておすすめします。HPなんか最低の操作性、キヤノンも全然ダメ。ここらへんは1ヶ月くらい使って、あまりにひどいので使うのやめました(プリンタとの一体機なのでプリンタとしては使ってますけど)。
 使い物になるのはエプソンだけです。
 ドキュメントスキャナももし買うならエプソンって思ってますけど、やっと5万円を切ったくらいなので、まだまだ手が出せない。

[326] 本の背開き 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/30(土) 09:00:32 ここから閲覧

 大川訳古蘭の入力を終えてから、明治訳聖書の入力が滞り気味ですが、そのかわり別のことをやってます。
 今年もあと2ヶ月、本年末で著作権が切れるフランシスコ会訳聖書のトビト書、ユディト書、エステル記(外典つきのほう)、知恵の書を、除夜の鐘とともに公開できるよう、いまテキスト化を進めています。まだ著作権が存続しているので途中途中の作業状況が書けないんですけど。
 ついでに、現在公開中の創世記も全部ふりがなをふりつつあります。その過程でけっこうスキャンミスが見つかりました。こういう校正にもなるのでやってます。
 それから、OCRソフトのe.Typistの新版(v.13.0)
http://mediadrive.jp/products/et/
の認識力が高まったので、いままで画像スキャンだけでとどめていたもの、具体的には共同訳、岩波、関根、バルバロ、平明訳(角川文庫)あたりの認識を試験的にやってます。

 さらには、そもそも画像スキャンすらしてなかった、田川、尾山(現代訳)、池田(新和訳)、エマオ、岩隈(山本書店版希和対訳)の認識がどれくらいできるのか、なんてことも。
 このためには、画像スキャンをしなければいけないんですけど、田川、尾山は分厚くて、安物のフラットベッドスキャナでは影が出てダメ。岩隈は薄いけど、ハードカバーが固すぎてこれもダメ。
 仕方がないので、このあたりの本は、最近はやりの「自炊」をすることにしました。
 自炊というのは、製本を解体して1ページ1ページばらばらにして、ドキュメントスキャナですぱすぱと連続スキャンして、画像ファイルにしてしまうっていうもの。
 最近はこのためのサービスっていろいろあるんですよね。たとえばここは、1冊100円でPDFとOCRソフトにかけるとこまでやってくれる。
http://www.repair5.net/scan5/
 裁断のみだったらこんなところも。
http://www.ratingone.co.jp/cutman/index.html
 でもこういう業者任せをするんだったら「自」炊って言えない気がするんですけどね。
 ただ、私はこういうサービスは頼みません。裁断しちゃうとバラバラになって読むにたえなくなっちゃいますから。
 何をするかというと、背表紙だけ切り離しちゃう。そうするとペーパーバックみたいになって、スキャンに耐えるまでに開くようになります。背の糊はそのままにしておけばかろうじて書籍の形を保っているので、あとは背表紙をかぶせておいて本棚にしまっちゃう。
 こんな感じで、田川、尾山、岩隈は、全部背表紙をはずしちゃいました。
 田川先生の本って1冊6千円×目下3巻、高い金を払って買ったきれいな本の背表紙をはずすのは抵抗がありましたけど、図書館で借りた本はこんなことできないし、解体するために買ったのだと思って思い切ってやっちゃいました。
 今後うちの本棚には、ハードカバーのとれた本が増えていきそう。

[325] 佐藤優『私のマルクス』文庫版 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/28(木) 15:42:52 ここから閲覧

 佐藤優さんはどういう肩書きをつけて紹介するのが適切なのかしら。佐藤優さんを有名にした、というより論壇デビューのきっかけになったあの事件もだんだん過去のことになりつつあるので、いまどき「元・外務省のラスプーチン」でもあるまいし。とりあえずここではもう肩書きなしで佐藤優さんということにしておきます。
 膨大な著作のうちどれが一番面白いかっていうのは、人それぞれ興味の分野が違うので一概に言えないのでしょうが、私はやっぱり宗教・神学関係が興味があるのでそういう方面の著作かしらね。
 で、佐藤優さんには『私のマルクス』っていう本がありまして、社会主義方面は全然興味のない私はずっと敬遠していたんですが、たまたま図書館で読んだら、これって佐藤優さんの中学・高校・大学時代の回想なんですね。同志社大神学部のエピソードも満載で、マルクスの話よりキリスト教の話のほうが多く出てくるほど。とても面白いです。
 今までは単行本しかなかったのですが、今度これが文庫化されて610円で出るそうで、発売予定は11/12。これはおすすめです。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4167802015.html

[324] 標準訳、現改訳 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/25(月) 20:17:29 ここから閲覧

標準訳聖書っていうのは、もうそれでぐぐれますけど、
http://www.christiantoday.co.jp/theology-news-484.html
に記事があります。

あと、聖霊派の「現改訳」っていうのもできるそうです。
http://jesuscom.org/malkoushu2/special_bible/index.htm

●今日やったこと
明治訳新約ルカ11章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=mj37&book=luk&chapter=11&ruby=1&mode=0

[323] 大川訳古蘭について思うこと 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/25(月) 18:12:22 ここから閲覧

 大好きな大川先生をご批判申し上げるのは僭越なんですが、実は大川訳古蘭って、あんまりいい訳とは思ってないです。
 まず、誤字とか節番号付番ミスとか繰り返し箇所の訳し忘れとか、凡ミスが多すぎ。こういう大きな仕事って一人でやっちゃダメ。信頼できる校正者や助手が必要よね。だいたい精神障害の疑いで松沢病院に入院した人に、仕事の助手がつくわけないですわね。
 そして、先生の訳文はすっごく固い。淪喪者とか可頌者とか、こなれてない漢語が多すぎで、これじゃ音声として暗唱するのはしんどいです。山本夏彦さんによれば、大正以降の人の書く文語は、口語で教育を受けた人が学校教育で習った文語にすぎず、最初から文語教育を受けてきた明治の人の文に比べて全然違うんだそうです。先生の訳文は典型的な「習った文語」で、格調がありそうで実は乏しいです。これは入力してみて痛感しました。
 岩波文庫の井筒先生の口語訳は、別の意味で不思議な名調子なんで、ずいぶんくだけた感じで宗教的にはちょっとというところですが、まだこちらのほうが朗誦にふさわしい感じ。「口語訳だって格調高い文が書ける」例として、うちの主人がよくひきあいに出してます。もっとも、実をいうと井筒先生の訳って超訳なんですよね。例のバスマラ(各章冒頭の賛辞)の「慈悲深く慈愛あまねきアッラーの御名において」って、実は「慈悲深く」と「慈愛あまねき」が逆なんです。語呂がいいから逆にしたんだそうな。『コーランを読む』っていう本の中で井筒先生ご自身が白状してます。井筒訳は「正確な訳」としてよく引用されますけど、あの不思議な名調子は実は井筒マジックなんですよね。ま、超訳していけないってことはないんですけど、ご用心。
 クルアーンの日本語訳で、暗唱にふさわしいものはないみたいですね。あ、暗唱するならアラビア語でってことなのかしら。
 たとえアラビア語ができたとしても、クルアーンって何度も何度も同じ話のくりかえしで、覚えるの大変そう。途中でうっかり別の章にスリップしちゃいそう。

 聖書の場合はギリシア語じゃなくちゃいけないってことはないんで、日本語訳を全部暗記するのも意味があるわけですけど、やっぱり覚えるんだったら文語よね。
 実は文語のほうが覚えるの簡単なんです。意味がちんぷんかんぷんのほうがむしろ覚えやすいんですよ。
 しかも、いま明治訳を入力していて痛感しますけど、上で紹介した山本夏彦説が本当によくあてはまる。大正改訳って明治訳に比べると「習った文語」で格調ないです。明治訳は美しいですわよ。その証拠にいまでも教会の主の祈りとか交読文とか、明治訳でやってるところが多いでしょ? もとがいいんですよね。明治訳が底本した英語のKJVも、アンチョコにした漢文訳のブリッジマンも、名訳ですから。
 口語訳が1954/55年、新共同訳が1987年、でこんどは「標準訳」っていうのを2016年を目標に作るんだそうな。口語訳の寿命が32年、新共同訳も30年たったらお役御免ってことみたいね。でも30年なんて短すぎ。30年で寿命がつきるものを覚えてもしょうがないわ。

[322] 大川訳古蘭入力完了 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/24(日) 15:31:49 ここから閲覧

 ついに大川訳古蘭(クルアーン)の本文を全部入力しました。
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=okawa&book=qur&chapter=1ruby=1&mode=0
 ほかにやりたいことがいろいろあるので、ともかく早く終わらせちゃおうと急ぎました。
 全文データのダウンロードはここからお願いします。
http://www.babelbible.net/pdf/okawa.zip
 校正が甘いのでいろいろ間違いがあると思いますが、今後データは予告なく訂正していきますので、データを利用するのでしたら、こまめにダウンロードしてください。独自の形に変換して使っていらっしゃるのであれば、何度もダウンロードして変換しなおすのは大変ですから、そういうプログラムなりマクロなりスクリプトなりを作ることをお勧めします。

 大川訳古蘭についてはこれがいわば一期工事で、二期工事としては、これを底本にした口語訳を作ります。できる限り「なり→である」「たり→た」みたいな自動変換でいけないかなって思ってます。これをやる過程でいろいろ校正もできることでしょう。
 あとは解説や註部分の入力ですね。

[321] フープロ 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/24(日) 14:08:32 ここから閲覧

 [290]で書いたタジン鍋ですけど、だんなが病院から戻ってきたので、もう1つほしくなりました。そうすれば出来上がったものを皿に移し変えることなく、鍋のまま食卓に出せるから。
 私が買いにいくつもりだったんですけど、仕事のついでにホームセンターによっただんなが買ってきてくれました。
 ついでに、「このところずっと病院通いをしてくれた真理ちゃんへのご褒美」とか言って、4千円くらいするフードプロセッサ(以下フープロと略)を買って来た。
 それはうれしいんですけど、見たら、きざむのとおろすのしかできないベーシックモデル。「ねぇ、これの上位機種で、千切りとかスライスとかこねるのとかできるの、なかった?」って聞いたら、「いや、あの店にはこれしかなかった」らしい。せっかく買うならそういう機能があるほうがよかったのに。
 まあでも、パン生地をこねるのはこんな小さなのじゃ足りそうにないし、千切りやスライスはちゃんと方向があるんで(料理によって、繊維にそって切るか、繊維を横断して切るかが違う)、こんな器械でやるより手でやったほうが早そうだから、まあいいかって感じ。
 いままで、フープロを使うようなみじん切りは手で一生懸命やるか、ミキサーで代用してたんですけど、ミキサーって深いし、刃がとりはずしにくくて使い勝手が悪く、ついつい敬遠してた。やっぱりミキサーはミキサー、フープロはフープロよね。豚こま肉もあっという間にひき肉になっちゃうし、もう肉は全部かたまりで買うことにしようかしら。
 以前[245]で、スキャナ連続操作プログラムを使ったら劇的に仕事が早くなって、「面倒な操作をガマンせず、ソフトを探すこと」なんて書いたんですけど、料理もそうね。みじん切りなんて手でも出来るわなんて思わずに、さっさとフープロ使えばよかった。
 それにつけてもスライスや千切りやこねる機能がほしかったわ。ぶつぶつ。店に売ってないならネット通販で買おうかしら。

[320] 新聖書注解 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/21(木) 02:14:57 ここから閲覧

 今日は横浜に行く用事があったので中央図書館に寄って、前々から少しずつやっていた新聖書注解のコピーをやってきて、これで全部終わりました。
 ……これだけのことにいろいろ説明が必要ね。

 まず、「お前ら横浜に住んでいるのに『横浜に行く』って何だ!」ですか? 横浜市って広いんです。私たちの住むあたりはその北のはずれで、中心部まで出るのに何やかやで1時間はかかる。都内に行く手間と大差ないんです。
 新聖書注解っていうのは、いのちのことば社から出ている(出ていた)全7冊の聖書注解。いのちのことば社ってことからお分かりのように福音派御用達の本です。
 福音派っていうのは聖書無謬説っていって、聖書に誤りはないっていう立場なんで、聖書を文字通りそのまま信じちゃう。イエス様が水の上を歩いたって書いてあったら本当に水の上を歩いたんだと信じちゃうわけです。
 まあでも私は、信仰の場でそういうことをするなら許せるんですけど(科学法則を作ったのは神様は、科学法則を破ることもできる。科学で説明できないことが起ったからこそ奇跡=神の介入=なんで、科学で説明できたら奇跡じゃないですから)、許せないのは、聖書学の成果まで否定しちゃうこと。
 聖書には誤りやウソがいっぱいあって、たとえばイザヤ書はイザヤが書いたってことになってるけど、40章以降は名が知られていない別人が書いた。そういうのを聖書学はいろいろ明らかにしたんですけど、これを認めちゃうと、聖書に誤りがあることを認めちゃうことになるので、認めないんですね。信仰でそういうことをするならいいんですけど、学問の場でそれやられちゃうと学問じゃなくなっちゃう。
 だから福音派の聖書研究なんて私には何の価値もないんですけど、「新聖書注解」は例外。立場上聖書無謬説で書いてますけど、ちょっと読めば「ああ、ここって仕方なくそう書いてるな」っていうのがすぐわかるように書いてある。たとえばイザヤ書も「1人で書いた」説になってますけど、他の説もいろいろ紹介しているんで、コツさえ飲み込めば、通常の注解としても使えるんです。
 そして、ほとんど1節1節注をつけてるし、解説も充実してて便利。量的にはティンダルみたいにもっと膨大なのもありますけど、あれは膨大すぎる割に無内容。新聖書注解はいろいろな意味でバランスがいいんですね。執筆者は全員日本人で、翻訳じゃないから読みやすい。1970年代に出た本なんでちょっと古いですけど、それでも愛用者が多い本です。
 とっくに絶版で、古書店にも全巻そろった形ではなかなか出てこない。amazonに出品してる人は各分冊でそれぞれ20000円くらいの法外な値段つけてます。去年いのちのことば社で予約者のみの復刊をやったんですけどもう締切ずみ。それでも各冊1万円。
 横浜市の図書館では中央図書館に館内専用で置いてあって、1枚10円でセルフでコピーがとれるので、各冊4千円ぐらいでコピーできますから、悪いけどそれですませちゃおうと思ってコピーしていたんです。
 それがやっと全部終わったというわけ。スキャナにかけてPDFを作って個人的に利用してますけど、これからスキャナにかけるのもけっこう時間がかかりそうで大変。

●明治訳新約ルカ10章。
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=mj37&book=luk&chapter=10&ruby=1&mode=0
●大川訳古蘭20章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=okawa&book=qur&chapter=20ruby=1&mode=0
 サイトの仕事はこのくらいしかできず。

[319] Re:佐藤優版新約聖書 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/19(火) 18:02:45 ここから閲覧

イエスの言葉だけ太字にしたことについては、よく読んだらp.11に書いてありましたね。
でもこういうのは凡例にしてくれないと……。

昨日は体調が悪くてあんまり作業できず。
●明治訳新約ルカ9章。
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=mj37&book=luk&chapter=9&ruby=1&mode=0

昨日はなぜかパン焼きに失敗。うちは自分でパンを焼いてるんですが(焼くっていうのは、トースターで焦げ目をつけるってことじゃなく、作るっていう意味よ)、小麦粉をこねてボールに入れてお風呂にちゃぷちゃぷ浮かせて1時間……のはずが、眠っちゃって、起きたら4時間くらいたってた。発酵しすぎてふくれない。全体的に酒粕みたいなにおい。自分ひとりならこんなのでも食べちゃうんだけど、だんなにこんなの出すの申し訳ないです。

[318] 佐藤優版新約聖書 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/18(月) 19:45:14 ここから閲覧

 佐藤優さんが解説をつけた新約聖書が文春新書から全2巻で出ます。
 まだ出たばっかりのせいか、目下amazonでは出てきませんし、紀伊國屋の通販サイトでも在庫なしとなってますが、1は店頭で売ってます。さっき紀伊國屋の新宿店で見つけて買ってきましたから。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/416660774X.html
 内容的には新共同訳の4福音書で、イエス様のセリフはゴシック体になってるけど、そのことが全然但し書きになってないので、知らない人は、どうしてところどころがゴシックになってるのかわからないでしょうね。イエス様のセリフだけゴシックにするっていうのは、一部の聖書でやってるのを見たことがありますけど、北朝鮮で首領様(金日成)や将軍様(金正日)のお言葉をゴシックで印刷するのみたいで、私は好きじゃない。なんでこんなことしたのかしら。
 佐藤優さんは各福音書の冒頭に解説をつけているほか、巻末に「非キリスト教徒にとっての聖書-私の聖書論1」(2はないけど、次のに載るのが2なのかしら)という長い解説をつけてます。でもこの巻末の解説、菅首相のもとで21世紀型のファシズムが生まれるとか、柄谷行人著の『世界史の構造』に説かれている交換原則の話とか、佐藤さんのお母様が体験なさった沖縄戦の話だとか、いろいろ書かれてるんですけど、おバカな私には、これがどう聖書と結びつくのか読み取れません。
 佐藤優さんは「平成の大川周明」を任じているほど大川先生の生き様と自分とを重ね合わせているところがありますんで、2が出たら買ってあげますけど、ちょっと意図の不明な本ですね。

 ところで佐藤優さんと柄谷行人さんの対談式の講演会が11/15に紀伊國屋ホールであります。
http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/shinjukuseminar.htm
 佐藤優さんってどんな人なのか知りたいんで、この講演会のチケットを買ってしまいました。
 念のためいうと、真理子ってどんな女だろうっていうんで当日会場で「真理子さんですか」なんて声をかけても私は絶対に答えませんからそのつもりで。

[317] 古民家山十邸へ日帰りハイキング 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/18(月) 10:41:07 ここから閲覧

 このところ全然旅行もしてないので、日帰りでお手軽なところに出かけない? と、だんなのリハビリを兼ねて、厚木の奥にある「古民家山十邸(こみんか・やまじゅうてい)」に出かけてきました。
http://www.town.aikawa.kanagawa.jp/shisetsu/cul/cul_02.html
 私としては、もう一つやってる私のサイト「大川周明ネット( http://www.okawashumei.net/ )」のための取材なんですけどね。
 大川周明先生は「東京裁判で東条英機の頭をたたいた男」といえば誰でもわかると思いますが(その動画は大川周明ネットのトップページにリンクしております)、さまざまな活躍をした方で、一言でいえば「行動する宗教家」かしら。普通の宗教家があの世のことしか語らないのに対し、あくまで現世救済にこだわって、虐げられる者がいるこの世を改革しなきゃ、と現世の革命を志向した方で、だから5・15事件に加担して投獄されちゃったり、民間人でありながらA級戦犯になっちゃったりしたんですけどね。
 戦前から戦中にかけてさまざまなメディアを通じて講演をしたり本を書いたりと、今ではマスコミで活躍する政治評論家っていっぱいいますけど、そのさきがけみたいな人かしら。
 東大の印度哲学科を出たんですけど、現実のインドが英国の植民地として虐げられていることを知り、インド独立運動にも加担します。
 ……なあんてことを、気乗りのしないだんなに語りながら、無理やりひっぱっていく。
 だんなは私が大川周明先生のことを言うといつもイヤな顔をするんです。妬いてるのかしら。なぜって、先生ってカッコいいんですよ。イケメンだし。一番カッコいい写真は
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/409389731X.html
かしら。「今日は雨降るっていってたし、厚木の奥なんて行きたくない」なんていうから「インドにもかかわりのある人なんだから」とむりやり連れて行く。スーパーで1袋百何十円で安売りしていた紫のサツマイモで焼き芋をいっぱい作って、「これがお弁当よ」と持っていく。やっぱり田舎のパスに乗るには焼き芋が欠かせないわ。
 本厚木駅から片道30分のバス。1時間に2本しかない。でも、そんなことを行ったら、毎日通っているだんなのお父様の入院先の聖マリアンナ医大だって、1時間に3本しかないバスに片道20分乗るんだから、似たようなもんよ。

 古民家山十邸は明治20年くらいに立てられたこの地方の豪農の民家ですが、昭和19年に大川先生に買われ、先生の死ぬ昭和32年まで先生の邸宅になり、その後どうなったかは私もよく知りませんが、平成元年から愛川町の管理下で無料一般公開されているものです。ただしここには先生の遺品はまったくないので、あくまで古民家のモデルとして公開されてるだけです。先生をしのぶものといえば写真のパネルが一枚飾ってあるだけなんで、よっぽど先生に思いいれがないと面白くないかもしれません。たいして見るものもないので30分もあれば十分だし。
 それでも建物はきれいだし庭はきれいだし、前を走る中津川(崖になってるのでかなり遠回りしないと川まで降りられませんが)のせせらぎの音はさわやかで、こんなところに住めたらいいわ。だけど管理が大変そう。庭の手入れだけでどれだけお金がかかるかわからないわ。
 嫌がっていただんなもけっこう気分転換になってよかったみたいです。

 近くには飯山温泉とか別所温泉とかあるんですけど、近くといったって直行するバスはなく、遠出も大変なのでそのまま帰ってきました。

●大川訳古蘭18-19章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=okawa&book=qur&chapter=18&ruby=1&mode=0
 帰ってからは先生の訳したクルアーンの18-19章の入力。残りあと10章。早く片付けなきゃ。

[316] Re:漢文法基礎 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/16(土) 20:49:40 ここから閲覧

 復刊された文庫版も1732円と高いけど一応買ってみました。そしたらだんながぶつくさ言ってるので代筆しますと、第5部の「問題編」がばっさり削られているそうです。
 あと、Z会版も数多く版があるみたいですけど、最終版に掲載されていた「第6部 中国の文化と社会と」も削られている。実は我が家にある版にもこれがないので、「復刻されたんならぜひその部分を見たい。それなら1732円払う価値がある」と喜んでいただんなはがっかりしております。
 そのほか文庫版では原著にない「はじめに」だの「後記」だのが入っていたり、いろいろ違いがあるようです。

[315] 今日やったこと(-10/15) 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/16(土) 01:22:06 ここから閲覧

大川訳古蘭15-17章、30-32章。
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=okawa&book=qur&chapter=15&ruby=1&mode=0
残りあと12章。

[314] 変体仮名の使い分け 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/14(木) 09:07:10 ここから閲覧

 前々から気になっていたんだけど、yahooとかgooとかbiglobeなんかの質問コーナーって、何とかならないかしらね。
 質問にウソの答をしていることが多いのに、「回答は締め切られました」とか「ベストアンサーに選ばれました」とか確定されちゃうと(だいたい、一般の検索エンジンでヒットするころには確定されちゃってる)、それの訂正ができない。
 こう思ったのは、「変体仮名 使い分け」で検索してヒットしたこれ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1418298104
 ベストアンサーに選ばれた回答は「名詞クラスのようなものだな。昔の日本語は今よりもずっと複雑だった。印欧語の文法性に相当するものがあり助詞の使い分けにも影響していた。便宜上、「秋」は「乃」クラス、「刈穂」は「能」クラス、「田」と「庵」は「の」クラスということができる……」と、明らかなウソ。
また、
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/981586.html
は、ウソじゃないにしても、いい答え「書き手のセンス、個人の自由」というのには「良回答10pt」しかついてないのに、万葉仮名の使い分けとからめたウソ答には「良回答20pt」なんて。
 こまったもんだわ。

 ところで、どうして「変体仮名 使い分け」で検索したかというと、一般的に変体仮名の使い分けは個人の自由なんですが、最近アップした「言海」の大槻文彦さんは、どうも、語頭の「し」は「志」、それ以外の「し」は「し」。やまとことばは「し」で漢語は「志」という使い分けをしているみたいで、大言海の凡例にはそんなことが書かれているんだそうですが、その原則は必ずしも徹底されてないってことがあるらしいです(倉島長正『国語辞書一〇〇年』(おうふう)p.196。そういうのを見たので、この件について何かネットで書いてる人がいるかなと思って検索したら、このざまですわ。
 やまとことばと漢語のほうはともかく、語頭は「志」で他は「し」っていうのは、わりとよくある使い分けみたいです。もちろんそれは、語頭に「し」という形が来るのは美的でないってことに過ぎないのかもしれませんけど。

[313] 漢文法基礎 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/14(木) 04:34:13 ここから閲覧

長らく絶版だった名著、二畳庵主人『漢文法基礎』が講談社学術文庫で復刊されたようですね。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062920182.html
著者は本名の加地伸行になっています。
もともとは増進会出版社、つまり通信添削のZ会から出ていた本ですけど、大学入試用の学参というにはあまりに高級な内容だったので絶版。でも一応学習参考書扱いなので、たいていの図書館では収集対象になっておらず、国会図書館にも入ってない。古書店にもほとんどみかけないのでネットオークションでは2万円とか法外な値段がついていたりしたものです。だから私のだんながPDFにして会員専用ページにアップしていて、これを目当てにだんなのサイトの会員登録をする人も多かったんじゃないでしょうか。それにしても文庫で1732円っていうのはこれも足元を見てる値段かもしれないわ。

昔の学習参考書の復刊といえば、ちくま学芸文庫から、小西甚一『古文の読解』、高田瑞穂『新釈現代文』が出ています。1575円、1155円って値段はやっぱり足元見てますね。
だんなが受験したころはまだここらへんの本は現役。ただし小西甚一さんの本はこれじゃなく後継の『古文研究法』だったらしいです。だんなの世代がこういう「とっつきは悪いけど本当に力をつける」タイプの参考書がいろいろあった最後の世代じゃないかしら。

私のときは上の本はどれももうありませんでした。
国語では田村秀行の『田村の現代文講義』がいいなと思ってましたけど、そのうち復刊されるかしら。

[312] 今日やったこと(10/13) 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/14(木) 04:18:28 ここから閲覧

●明治訳新約ルカ8章。
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=mj37&book=luk&chapter=8&ruby=1&mode=0

●大川訳古蘭13-14章。
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=okawa&book=qur&chapter=13&ruby=1&mode=0
こちらも片付けなきゃ。あと18章だし。

 私が使っているOCRソフト e.Typist がバージョンアップ(v13.0)したので
http://mediadrive.jp/products/et/
ダウンロード販売で購入しました。見開き原稿の傾き補正が自動でできるようになったりなど、いろいろ便利な機能が追加されて使いやすくなりました。関根正雄先生訳の旧約聖書の画像データで試したところ、「まるきり自動で行ける行ける」とうれしくなっちゃって、創世記だけで終えるつもりが全旧約聖書いっきにやってしまいました。もちろんこれから校正をしなきゃいけないわけですけど、作業がラクになりました。
 そのかわりこのバージョンから、MicrosoftがWindowsとかOfficeでやってるようなネット認証が必要になったので、今までみたいに複数のマシンにインストールして使うことができなくなりました。まあ別に、どこか一台のマシンに入っていればネットワークで原稿や結果をやりとりすればいいだけだし、旧版も削除してなく同じマシンでも共存できるので、いいんですけど。

[311] 今日やったこと(10/12) 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/12(火) 21:22:48 ここから閲覧

今日やったことというより、このところやっていたことと言ったほうがいいかしら。
●明治訳新約ルカ7章。
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=mj37&book=luk&chapter=7&ruby=1&mode=0
そういえば1章2章が終わったということは書いたけど、3章以降は報告してませんでしたね。7章まで終わりました。

●サーバーの容量拡張
会員専用データなんですけど、いろいろアップしていたら、容量が足りなくなっちゃいました。10GBだったのを20GBに拡張。おかげで月の使用量は倍以上に(一番容量が安いプランって、他のプランより割引していますから)。

[310] アンサンブル・カペラ公演 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/11(月) 20:47:47 ここから閲覧

 カトリック教会を会場に、実際の典礼の形式でルネサンスのミサ曲の公演をやっているアカペラの合唱団、アンサンブル・カペラの公演に行って来ました。
http://www.cappellajp.com/
 曲目はジョスカン・デ・プレのミサ・パンジェ・リングワ。宗教曲好きなら知らなきゃモグリというくらい基本中の基本曲、名曲中の名曲です。
 歌いながら団員が礼拝堂に入ってくる、その第一声から、ぞくぞく、びびっとくる感じで、ルネサンスの時代にタイムスリップした感じ。上のサイトでCDの試聴もできるので聴いてみてください。
 あんまり外に出たがらないだんなを説得して一緒に行ってきましたけど、二人ともしっかり癒されて帰ってきました。
 私も一応自称牧師なんですけど、私の言うキリスト教の話なんか、「この話は伝説よね」「こんなことやるなんて神様はバカヤローよね」みたいな神を冒涜するスーパーリベラルな話ばかりなんで、だんなはちっともキリスト教に興味をもってくれない。やっぱり理屈ぬきの音楽の癒しが大事よね。ああ、こんなふうにルネサンスのミサ曲を使って毎週日曜日に典礼をする教会ってどこかにないかしら。もしあったら全財産を寄付しちゃって通いつめますわ。もちろん神父様とケンカすることもなしにして。
 だんなを拝み倒して過去に出たCD全部買って、ついでに定期会員の申し込みまでしてきました。次回公演からプログラムには私の名前が出ることでしょう。真理子さんってほかにもいるみたいなんで姓も書きますと、植田真理子です。

[309] アーマン三部作 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/11(月) 11:56:23 ここから閲覧

柏書房というところから、アメリカの聖書学者、バート・アーマンという人の本が3つ出ています。

1.捏造された聖書(2006)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4760129421.html
2.破綻した神キリスト(2008)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/476013333X.html
3.キリスト教成立の謎を解く-改竄された新約聖書(2010)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4760138722.html

実は私は、1.はとっくに読んでいたのですが、最近本屋の店頭で3.を見かけ、実は間に2.が出ていたのだということを知ったのです。
少々刺激的な邦題ですが、1.の原題はMisquoting Jesus : The Story Bihind Who Changed the Bible and Why(イエスの誤引用。誰がなぜ聖書を改変したかという裏面史)というわけで、聖書の本文が写本の過程でどれほど間違って書かれたかという話。これはリベラルな方ならもう常識中の常識なんで、そういうものをまとめた本として面白く読みました。

ところが3.を見ると、著者のアーマン先生は、1.を出したあとキリスト教に疑問を抱き、信仰を棄ててしまったと告白しているんですね。
3.の原題はJesus, Interrupted : Revealing the Hidden Contradictions in the Bible(and Why We Don't Know About Them)(妨害されたイエス:聖書に隠された矛盾を解き明かす。なぜわれわれは聖書の矛盾について知らないのか)で、聖書の中にあるさまざまな矛盾(たとえば4福音書の記述の違いとか)をまとめ、原始キリスト教成立の事情についても言及している本。帯には「佐藤優氏推薦」とありますけど、この話もリベラルな方ならとっくに知ってることでしょう。よくまとまって便利だというだけ。
そして、こういう聖書の中の矛盾ということだけなら、アーマン先生も信仰を棄てるはずがありません。そんなことで信仰を棄てなくちゃいけないなら、信仰を保てるのは福音派などファンダさんたちだけになってしまいます。

アーマン先生が信仰を棄てたきっかけは、2.を書いたこと。そして真理子が一番面白いと思ったのも、この2.なんですね。
原題は、God's Problem : How the Bible Fails to Answer Our Most Important Question - Why We Suffer (神の問題。私たちにとって一番重要な疑問「なぜ私たちは苦しむムのか」について、聖書がちっとも答えを出してくれないこと)。そう、神様がいるにもかかわらずこの世には悪と苦がはびこり、信仰を持っているにもかかわらず苦しむ人が多いのはどうしてか、という「神義論」を扱っている。人間がなぜ苦しむのか、聖書にはどういう説明が書かれているかをまとめている点も便利なんですが、アーマン先生が学者として以前に信徒としてこの問題を真剣に考えた、その迫真ぶりが伝わってくる本です。

[308] モンゴル語(これでおしまい) 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/09(土) 12:19:56 ここから閲覧

 モンゴル語やロシア語のキリル文字を携帯で表示するためのルーチンを作っていなかったので、文字化けしていましたね。急遽作りましたのでもう文字化けしないです。
 ロシア文字はJISの漢字の中に入っているのでそれに置き換えるとして、モンゴル語独特のӨはシータ(Θ)に、Үの大文字は全角のY、小文字はローマ字のYに置き換えました。
 JISの漢字に置き換えると横に間延びした感じになりますけど、ヘンにローマ字に変換するよりはいいと思います。
 それからギリシア語は、今はローマ字に変換しちゃってますけど、JISの漢字の中にあるギリシア文字をできるだけ使って表記したほうがいいかしら。ヘブライ語とか、ドイツ語のウムラウトなんかも、別のローマ字に変換しちゃうよりは、画像で表示したほうがいいのかしらね。
 ちょっと考えてみます。

 ベトナム語のローマ字は宣教師が作ったものだし、聖書をビルマ語に飜訳したジャドソンさんは宣教師で、ビルマ語辞典を作るなどビルマ語への功績がある。アイヌ語聖書と辞書のバチェラーさんは、後のアイヌ語学者からは否定的な評価を与えられてますけど、それでも功績は大きい。こんなふうにアジアの言語の表記とか辞書作りなどにキリスト教がかかわっていることが多いんですが、モンゴル語はそんなこともないので、あんまり深入りするつもりはないです。

 ついでに、キリル文字(ロシア文字)で表記されるモンゴル語と、縦文字で表記されるモンゴル語は一味ちがう言語なんだそうです。前者が口語で後者が文語。だから横のものを縦にするのは、発音どおりのローマ字で書かれた日本語を歴史的仮名遣いの漢字まじりの表記に戻すようなもので、なかなか大変みたい。新生モンゴル国がキリル文字をやめて縦文字に戻そうと思ったけど、結局ムリだったそうな。当分はキリル文字は安泰みたいね。

[307] モンゴル語聖書(2) 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/08(金) 19:54:36 ここから閲覧

 で、結局紙媒体のモンゴル語聖書は買わず、ネットのソースだけですましちゃったんですけど、今にして思えば、去年ちゃんと教文館に行ってモンゴル語聖書を買っておくべきだったわ。
 ネットの聖書データって、盲点が2点ほどあるんです。

1.詩篇の詞書(詩の最初の説明部分)をちゃんと入力してないことが多い。
2.各書の書名が「マタイ」「マルコ」みたいな略号だけで、「マタイによる福音書」みたいな正式の長いタイトルが入力されてないことが多い。

 だからやっぱり紙媒体の聖書を持ってないといけないなって思います。
 今回のモンゴル語聖書データは、1はちゃんと入ってましたけど、2がダメ。
 今日、都内に行く用事があったので、銀座の教文館に行ったら、モンゴル語の聖書はもう売り切れ。だから書名は略したものだけです。

[306] モンゴル語聖書(1) 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/08(金) 19:47:20 ここから閲覧

 だんなの入院中は、だんなのサイト「まんどぅーかネット」や「青蛙亭漢語塾」の運営は私が代行していましたのでその報告。
 「まんどぅーかネットの掲示板は全然書き込みないけど、実はロシアのエロサイトの自動書き込みの標的になって、数時間ごとにエロサイトへのリンクが書き込まれちゃうようになったので、そういうのをブロックするようCGIを書き換えた(こういうことができるのが、独自CGIで掲示板やってる強みね。掲示板のCGIなんて簡単ですわよ)とか報告しているうち……

 「そういえば去年の5月ごろ、モンゴル語はキリル文字じゃダメで絶対縦文字でなきゃっていう文字フェチさんが、白水社のニューエクスプレスのモンゴル語が縦文字じゃなかったら苦情電話を入れてやるって、不穏な書き込みをしていたね」という思い出話になったのです。
 あのときは私も憤慨して、「当分モンゴル語なんか勉強する気ないけど、ばべるばいぶるに、モンゴル語聖書を載せるなら、絶対キリル文字のほうにしてやるわ。今から銀座の教文館に行ってモンゴル語の聖書買って来る」とかいきまいた記憶が。

 結局そのときは、どうせネットのどこかにはモンゴル語の聖書のテキストデータがころがってるはず、と思って、教文館には行かず、ネットを探してモンゴル語聖書のテキストデータのありかだけは見つけておきました。
(1) http://gospelgo.com/bibles.htm
(2) http://www.mubs.mn/Bible/Default/Bible.aspx
 で、そのことを思い出し、じゃデータを変換してばべるばいぶるに転載しちゃおうと思い立ち、昨日以来変換作業に没頭してました。
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=m2k&book=mat&chapter=1

 けっこう悪戦苦闘しちゃいましたわ。
 上の(1)のサイトは、書単位で掲載されていて、ここから持ってくれば早いと思ったので(1)を使いました。算用数字を節番号とみなして変換するプログラムをPerlで書いて、ちょいちょいよ、と思ったら、誤変換の山。
 よく調べたら、З(ローマ字でいえばZ)を数字の3、б(ローマ字でいえばBの小文字)を数字の6と誤入力している箇所が無数に存在するのです。しかも旧約聖書の前半にそれが集中してる。新約や、旧約後半にはほとんどそれがない。たぶん分担作業でOCRして、旧約の前半を担当した人がちゃんと校正してなかったのね。おかげでけっこう苦労しました。
 一応旧新約全部、節の対応まで点検してあります。

[305] ガンのほうがましだったかも 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/06(水) 03:24:22 ここから閲覧

 6月以来入院しているだんなのお父様の病状、肝臓ガンってことで入院していたんですが、ここへきて、どうもガンじゃないということになりました。
 こういうとたいてい、「ガンじゃなかったのね、よかったね」なんて言われるんですが、そうともいえません。
 病気の名前は「原発性硬化性胆管炎」。PSC(primary sclerosing cholangitis)って呼ぶのが普通らしいです。どんな病気かというのは次のページに書いてるとおりで、
http://kokushinado.ame-zaiku.com/liver/2_psc.html
 肝臓の中を走っている胆管という管が、原因不明で自己免疫、つまり「悪い病原菌が入ってきたぞ」と勝手に誤認して、腫瘍のようにどんどん膨らんでいっちゃう。この胆管は肝臓で生成される胆汁を胆嚢へと運んでいくんですが、膨らんじゃうと管がつまっちゃって胆汁が流れなくなっちゃう。ほうっておくと黄疸になり、肝硬変になり、死に至るというわけです。また、ガンを併発する可能性も10-15パーセントくらいある。
 そしてこれって、治療する方法がない。おなかに管をさしてそこから胆汁を外に出していくということしかできない。胆汁は一日に500-800cc、つまりコーラのペットボトル1-2本ぶん出てくるんですよね。何千万円もかけて肝移植するという手もありますけど、そんなカネはうちにはありませんし、ドナーが見つかるかどうかもわからないし(家族だからいいってわけじゃない)、移植した肝臓がまたこれにかかる可能性も高く、おカネがみすみすムダになる可能性が高い。
 要するに、これはこれでとっても大変な病気なんです。原因不明の奇病です。
 これにかかった人のブログ
http://awawan.exblog.jp/i12/
の2005-11-05の「PSC発見とこれまでの経過」にも「一番避けたい結果」なんて書いてあるとおり、かなり大変な病気なんですね。

 そんなわけで対症療法をしながら病気とお付き合いしていくしかないんですけど、ガンじゃないんで、お父様の入ってらっしゃる保険のうち、ガン保険は1円も出ません。ガンだったら200万円ほど出るんですけどね。後期高齢者なんで1ヶ月の入院代が8万円くらいですむ(ホテルより安いわ!)んで、手術でもしない限りおカネはあんまり心配ないんですけど、あー大変だわ。気が重いわ。
 こういう病気なんで「ガンじゃないのね、よかったね」なんていわれると、とっても複雑な気分です。まだガンのほうがよかったかもしれません。説明が面倒なのであまり親しくない人にはガンって言ってます。

[304] 最後の一冊 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/05(火) 17:42:29 ここから閲覧

 新約聖書の翻訳にもいろいろありますが、角川文庫から出ているものがありまして、
 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4042821014.html
 通称「平明訳」と呼ばれていますが、書名にはそういう名は出てきません。
 バプテスト派の宣教師ギャロットの監修のもとに、日本のバプテスト派牧師夫人松村さんと、本業は商学部の先生ながら英語圏作家の翻訳をやっている飛田さんが、平明に読めてリズミカルな口語訳をということで翻訳したものです。ただし全部じゃありません。四福音書、ロマ、1コリ、2コリだけです。
 この本を上記、紀伊國屋のサイトで注文したら、表紙が破損しているから出版社に交換を依頼するとか言ってなかなか送ってこない。あげくのはてに「これが最後の一冊で出版社にも在庫がない。とりあえず送るが不満なら返品可」ということで送ってきました。
 でも私の目には、表紙のどこが破損しているのかよくわかんない。端っこがちょっとすれてるんですけどね。私は全然気にしないので返品しないで手許においとくことにしました。
 そんなわけで、上記サイトでは「入手不可で注文できません」となっていますが、実は最後の1冊を私が入手したわけですね。
 もう絶版品切れなら、全部スキャンして会員ページにおいとく価値があるかしら?

[303] 1週間違えた 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/04(月) 08:33:44 ここから閲覧

 私はNHKのラジオ語学放送を全部録音しつづけています。
 でも、そんなに大変じゃありません。毎日朝6:00から9:10まで3時間10分、NHKラジオ第二放送をオリンパスのラジオサーバーPJ-10を使ってMP3にタイマー録音します。それをパソコンにコピーして、MP3を時間で分割するユーティリティを使って各番組に切り分け、それぞれのフォルダにコピーします。この間の処理はほとんど自動ですのでぜんぜん苦になりませんが、録りっぱなしで全然聞いてません。
 先週は番組改編週だったので、いままで半年間録ったものをCD-Rに焼いて、パソコンのハードディスクからは消しちゃったんですが、今日たまたま気が向いて、朝から語学放送聴いたら、

 あれ、みんな「これから新しくはじめましょう」みたいな言い方をしてる!

 ああ、語学番組の改編は先週からじゃなく今週からだったのね。せっかく焼いたCD-Rは、みんな最終回が欠けたものになっちゃったわ。
 まあ、作り直すのもばかばかしいので、このままにしときますけどね。

 唯一まともに聴いていたアラビア語の改編は先週からだったので、みんな先週からだと思ってたら、アラビア語だけだったのね、それって。

 ついでながら、英語の番組はいっぱいありますけど、おすすめは基礎英語1-3かしら。中1-3向けってことになってるんですけど、意外に知らなかったこととか出てきますよ。

[302] WEB言海 投稿者=真理子 掲示日=2010/10/03(日) 11:10:29 ここから閲覧

 この二三日はちょっと忙しかったです。
 だんなのお父様はまだ入院中ですが、だんなのほうはようやく家に帰ってきました。しばらく休養してから仕事にも復帰できそうですが、当分キーボード仕事はつらいみたいなんで、WEBサイトへの復帰はまだまだ先のことになりそうです。
 まあでもこれで、病院まわりが1箇所になってずいぶん楽になりましたわ。

 さて私のほうは、そんなこんなの間に、明治訳新約や大川訳古蘭の入力を中断して、[300]で書いた言海のWEB版を作るのに専念していました。マルチTIFFを普通のGIFファイルに変換して、各ページの先頭語だけを入力したファイルを作って簡易検索できるようにしたものです。
http://www.babelbible.net/genkai/
 画像なんで携帯からの閲覧はきびしいので、PCで見てください。
 検索語の先頭数文字(ひらがな、カタカナ、ローマ字も可)を入力すると、それがたぶんここにあるはずというページを表示します。
 言海の配列はアイウエオ順ですが、濁点は無視して配列されています。また「ん」は「む」の位置にあります。そのことに注意してください。検索語では濁点つきや「ん」を入力しても勝手に濁点をとって「む」に変えて検索します。
 それから言海は明治の辞典なので当然旧かなです。旧かな→新かなへの変換はしませんのでご注意。

 明治の聖書を読むときのおともにどうぞ。
 真理子日曜学校・日本語コース
http://www.babelbible.net/lang/lang.cgi?lang=jp&imode=0
の指定辞書にしたいと思います。

[301] 蚊にさされやすいO型 投稿者=真理子 掲示日=2010/09/30(木) 11:30:48 ここから閲覧

昨日はやっと明治訳新約ルカ2章のみ。ルカって1章と2章がやたら長いのよね。
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=mj37&book=luk&chapter=2&ruby=1&mode=0
イエス様の出生伝説を書いているマタイとルカ、ルカのほうが美しく描かれてるようで、自分のかかわらないところで婚約相手に子どもができちゃうヨセフの苦悩がルカでは全然描かれてなくて、いろいろな人の神の礼賛ばっかり書かれてて、私にとっては北朝鮮のプロパガンダとどっこいみたいに感じます。
その一方で、ルカにだけある、12歳のときのイエスの「両親はぐれ事件」、これはやっぱりイエス様の家出よね、出生の秘密を知ったイエスが家族に愛想つかして飛び出した、と私には読めました。

そんなことはさておき、昨日しか晴れないというので、午前中の都内への用事から帰ったら、洗濯に布団ほしに庭の雑草とりで大変。長袖Tシャツにジャージでやってたんだけど、服の上からですら蚊がどんどん刺してきて腕がぼこぼこ。O型は蚊にさされやすいらしいですけど
http://www.karadakara.com/col/ka.html
まさに私はO型ね。腕にキンカンをたっぷり塗ってはれをひかせる。私はウナコーワみたいなお上品なものじゃなく、アンモニアの強烈なキンカンじゃなきゃダメ。キンカンは最初使うと強烈だけど、慣れるとこれじゃなきゃダメになるわね。

ところで入院中のだんなもO型で、やっぱりキンカン党。「キンカン持ってきて」とメール。実は病院って、かゆみ止め売ってないのよね。一応医薬品だから、ヘンな医薬品は売れないっていうんで売店じゃ売ってないし、ナースステーションにも置いてない。病院なのに薬が手に入らないって盲点よね。入院する人はご注意を。

[300] 「およな」と言海 投稿者=真理子 掲示日=2010/09/29(水) 23:35:50 ここから閲覧

 いま明治訳新約を入力しているんですが、ルカ2:37-38に「老女」という語が出てきて「およな」というふりがながふってあるんですね。たぶん「おうな」なんでしょうけど、気になっていろいろ調べても、広辞苑はおろか日本国語大辞典(私の持ってる、というかだんなが高校の先生をしていた時代に買ったもの)をひいても載ってない。
 ところがふと手許にある言海を見たらちゃんと載ってるんですね。これはすごいわ。やっぱり明治のものを読むには明治の辞書かしらね。
 言海はごぞんじのとおり大槻文彦という人がほとんど独力で作り上げてしまった、近代日本初の国語辞典。古書店でも手に入りますが、ちくま学芸文庫でそのまま影印(コピー)出版されて、2310円で売られています。いまでも普通に入手可能です。この文庫版は片手で楽に持てるのでひきやすく、おすすめですわ。
 基本的にあいうえお順なんですけど、「ん」は「む」と同一視しているので「ん」のついた語はちょっとヘンな位置にあり、慣れるまでちょっと苦労します。あと、時々変体仮名が出てくるのでこれも慣れが必要かも。
 紙媒体でもひきやすいんですけど、誰かこれ全部スキャンした人いないかしらと思ったら、ちゃんといるんですね。そんなわけで私の手許に全頁の画像ファイルがあります。
 ただこれ、実はかなり前にネットで見つけてダウンロードしたっきり、ほっぽらかしていたので、どこから持ってきたか忘れちゃった。大阪大学の岡島先生の「うわづら文庫」だったような気がするんだけど、今探してもそれらしいものがない。どこから持ってきたのかしら。
 これをうちのサイトで全部アップして、簡単な検索機能をつけたら、便利かしらね。
 画像はマルチTIFFというちょっと特殊な形で、1ファイルに100ページの画像がおさめられてる。こういうのは処理しにくいので、マルチTIFFが扱えるソフトで1ページごとに切り分けて、各ページの先頭語だけ入力したファイルを作れば、簡単な検索ができるようになるから、これ便利かも。
 他の仕事の片手間に少しずつやっていきます。

[299] ヘボン訳聖書 投稿者=真理子 掲示日=2010/09/29(水) 13:39:48 ここから閲覧

 今日、都内に行く用事があったので、ついでに国会図書館によって、ヘボン訳聖書の全文コピーを申し込んできました。
 ヘボンさんはあのヘボン式ローマ字のヘボンさんで、ほんとはヘップバーンさん。キャサリン・ヘップバーンの親戚(オードリーは無関係)。いま私がせっせと入力している明治訳の中心人物なんで明治訳もある意味ヘボン訳なんですけど、明治訳以前にもS.R.ブラウンさんと一緒にヨハネ、マルコ、マタイを訳して出版していたのです。
ヨハネとマルコは「関西学院と聖書」というサイト
http://library.kwansei.ac.jp/e-lib/seisho/seisho.htm
で全ページ閲覧可能です。
http://library.kwansei.ac.jp/e-lib/seisho/jptrans/007/007_0001m.html ヨハネ
http://library.kwansei.ac.jp/e-lib/seisho/jptrans/006/006_0001m.html マルコ
。でも和紙をスキャンして裏映りがはげしく、ゆまに書房の「近代邦訳聖書集成」に入っているものをコピーしたほうがきれいなので、全部コピーを頼んできました。
 全部コピーというと著作権がどーのこーのという質問をされるのは確実なので、ヘボンさんの没年1911年を覚えておいて、カウンタで「1911年死亡、今から99年前です」なんて説明したんですけど、そっか、来年は没後100年なのね。WEB上の他の聖書サイトとはかって合同イベントでもしようかしら。
 さしあたりは今せっせと入力している明治訳を完成させて、ついでにこのヘボン個人訳も画像アップ、できればテキスト化して、没後100年記念事業ってことにしようかしら。

 なお、ヘボンさんのもう一つの功績である聖書辞典は、
http://www.babelbible.net/hepburn/hepburn.cgi
で全文見ることができるようになっています。