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真理子の聖書日記


このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
真理子修道会の修道女/修道士の方のみ書き込むことができます。

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[317] モーサヤ書1章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/21(水) 11:08:14 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=mos&chapter=1&mode=0
 このところ1章しかない書がちょこちょこ続きましたが、こんどのモーサヤ書は大作、29章もあります。
 モーサヤって誰でしたっけ? 新天地に移住した民族は悪いのがレーマン人で、よいのがニーファイ人でしたよね。そのニーファイ人も堕落するなか、ニーファイ人のモーサヤがニーファイの地を脱出、ゼラヘムラに逃れます。そこにはバビロン捕囚のときにエルサレムを脱出した人々が住んでいました。モーサヤはこの地で王位につき、人々を教化した後に死去、子のベニヤミンがあとをついでいます。
 ベニヤミンは57年版モルモン経ではベンジャミンですが、「真理子のおまけ」のほうでは現行のベニヤミンに直してあります。「真理子のおまけ」はほとんど57年版モルモン経と同じなんですが、表記をちょこちょこ改めていますので、57年版そのものを読みたい場合は聖書を「口語」や「新共同」にしないで、「Mr:口語57」を選んでください。
 さて、ベニヤミンには三人の息子がおりますが、上のモーサヤと下のヒラマンだけ覚えておきましょう。ベニヤミンは死に、子のモーサヤが即位します。おじいさんと名前が同じなので注意しましょう。

[316] 1マカ15章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/21(水) 10:59:39 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=15&mode=0
 昨年度の記事は[0:593]
 前章ではメデアにつかまっちゃったセレウコス朝シリアの王デメトリオの子のアンテオコスが即位、ユダヤはヨナタンが死んでシモンが祭司であり政治的指導者となっており、ローマとのつながりも強化します。
 アンテオコスはトルポンとの内戦を有利にすすめるため、ユダヤと和睦し、大幅な自治権を認めます。が、形勢が有利になってくるとてのひらを返したようにユダヤを攻め始めます。

[315] 詩編42-44編 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/21(水) 10:42:30 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=psa&chapter=42&mode=0
 昨年度の記事は[0:565]
 新共同訳聖書ではなぜか(紙媒体の本でも)書かれていないのですが、詩編はここから第二巻になります。詩編が全五巻であることも頭の片隅にとどめておきましょう。

●42-43編
 どの聖書でも一応分けてますけど、42編と43編は連続しています。
 コラの子というのは聖歌隊の別名です。コラは 民16あたりに出てくるモーセのいとこで、反逆したために地に飲み込まれて死んでしまった( 民26:10)不名誉な人ですが、その子孫は神殿の門番( 代上26:1)とか聖歌隊( 代下20:19)とかについたのです。
 鹿さんが出てくる美しい詩。のどの渇いた鹿が谷川の水を求めるように私は主を求めます。でもこの川の水はちょろちょろとしか流れていないようで、神様の声はそうしょっちゅう聞けるようではなさそうです。
 まずはなんといってもパレストリーナの名曲Sicut cervus desiderat。

(http://www.youtube.com/watch?v=6H8H3bf0dLo)
 メンデルスゾーンの曲も美しい。

(http://www.youtube.com/watch?v=I0YjuWzmkqg)
 kinotoriさんの作品もご紹介します。

(http://www.youtube.com/watch?v=n7IR4eJpoJ4)

●44編
 祖先たちを救ってくれた神様の偉大なみわざをたたえ、み顔を隠さず私たちを救えと言っております。ヘブライ語の歌を聴きましょう。

(http://www.youtube.com/watch?v=EoQY1Vn0RH0)

[314] モルモン言(全) 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/20(火) 11:08:18 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=wmo&chapter=1&mode=0
 95年版の新しいモルモン書では「モルモンの言葉」となっていますが、当サイトでは57年版の「モルモン言」でいきます。
 これも1章しかなく、前のオムナイ書のような間奏曲的というか、今後の方向を示すような書になっています。時代はAD385年、ずっとずっと後の時代のモルモンが過去を回想して、今まで書かれてきた予言はみんな成就したんだ、正しいんだよと太鼓判をおし、あらためてベニヤミン王の時代、BC130年ごろの時代に戻って、次のモーサヤ書を導きます。

[313] シラ書15章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/20(火) 11:02:57 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=sir&chapter=15&mode=0
 昨年度の記事は[0:798]
 知恵というのはシラ書や知恵の書では神の別名のように使われています。
 イスラエルの神様ヤハウェくんは父つまり男性のイメージでとらえられていますが、本来神様は男でも女でもないはずです。実際、聖書にはヤハウェくんだけでなくエロヒームとかエル・シャッダイとかいう形でさまざまな神のイメージが描かれています。フェミニズム神学者たちは、そういうさまざまな神のイメージがしだいにヤハウェという荒っぽい男神に純化されていく一方で、女神のイメージがギリシアの神々とも混交して知恵という形になったと説明しています。福音派のような原理主義のかたがたは、女神というと異教のイメージだというのでこういう説明を嫌うようですが、本来神様が持っていた生命をはぐくむ女神のイメージは、もっと大切にされるべきでしょう。

[312] サム上21-25章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/20(火) 10:39:32 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1sa&chapter=21&mode=0
 昨年度の記事は[0:564]
 サウルに追われる身となったダビデは逃亡中にアヒメレクのところで食べ物を乞います。このときの話が マタ12:1-8 マコ2:25-27 ルカ6:1-5でイエス様によって引き合いに出されていますが、マルコでは名前をアビヤタル(それは彼の息子)なんて言ってるし、別に安息日の話だったわけじゃないし…という話は昨年書きました。なお、紛らわしい名前にアビメレクというのがあります。 創20 創21 創26、また同名異人が 士9に出てきますので注意してください。ビじゃなくヒです。
 それはそれとして、アヒメレクはお供え用のパンだけじゃなく、ゴリアテの持っていたつるぎまで与えてしまいます。このことがあとで問題になります。
 そこをたってダビデはガテの王アキシのところへ行きますが、警戒されたために狂人のさまを装って逃げます。詩34はこのときの話らしいのですが、名前をアビメレク(ヒじゃない!)と間違えています(21章)。
 エドム人ドエグはアヒメレクがダビデの逃亡を援助したことをサウルに密告、アヒメレクの一家は殺されてしまいます。ダビデはアドラムのほら穴を経由してミヅバにいるモアブの王のところにかくまわれます(22章)。
 ケイラ( http://www.babelbible.net/map/9.png のC-1、東経35度の縦線をたどって真ん中よりちょっと南 )を攻めたペリシテ人をダビデは撃ちます。アヒメレクの子アビヤタルは殺害を逃れてケイラのダビデを訪問、それがきっかけでサウルに居場所を知られたダビデはジフ(同図C-2)に逃亡、ここでサウルの子ヨナタンと会います。ダビデを支持するヨナタンは神様の前でダビデを王と認めます。ペリシテ人との戦いが厳しくなってきたのでサウルはダビデ捜索を中断します(23章)。
 ダビデはエンゲデ(同図C-2の死海沿岸)に逃げます。捜索に来たサウルがトイレに入った洞穴(口語訳聖書だとサム上24:4の「足をおおう」というのがその隠語)は実はダビデが隠れていたところでしたが、ダビデはサウル殺害の好機を放棄、上着のすそを切ったうえでサウルに挨拶、殺そうと思えばできたのに殺さなかったことを示してサウルに恭順の意を示します(24章)。
 死因が不明ながら突然サムエルが死にます。
 マオン(同図C-2)にナバルという粗暴な男がいて、ダビデは使者を遣わして援助を求めますが拒絶されます。ダビデはナバル一族を殺そうとしますがナバルの妻アビガイルのとりなしでとどめます。ナバルはかわりに神様が撃ってくれました(!)。アビガイルはダビデの妻になります。一方、ダビデの妻だったサウルの子ミカルは、サウルによって別の男に与えられてしまいます(25章)。

[311] オムナイ書(全) 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/19(月) 06:44:41 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=omn&chapter=1&mode=0
 たった1章しかない文書ですが、やたらと時が流れます。間奏曲的な文書ですね。
 文中、×××年たったという表現がやたらと出てきますが、これらはすべて、リーハイがエルサレムを脱出したBC600からの計算です。計算すると本書の最終ではBC361になってます。
 オムナイ書とありますが、オムナイ(ジェロムの子)自身は最初の3節のみ。以下、この書の書き手は、アマーロン(オムナイの子)、ケミシ(アマーロンの弟)、アビナドム(ケミシの子)、アマレカイ(アビナドムの子)と世代交替します。
 よかったはずのニーファイ人も堕落、レーマン人とニーファイ人の戦いも続くなか、ニーファイ人のモーサヤがニーファイの地を脱出、ゼラヘムラに逃れます。なんとこの地の人はバビロン捕囚のときにエルサレムを脱出した人々なんだそうな。モーサヤはこの地で王位につき、人々を教化した後に死去、子のベニヤミンがあとをついでいます。
 なお、ベニヤミンは57年版モルモン経ではベンジャミンという英語名になっているのですが、さすがに英語名はおかしかろうというのか、95年版ではベニヤミンになりました。そこで、「真理子のおまけ」(口語訳聖書や新共同訳聖書で表示されるモルモン経)は、ベニヤミンに直してあります。こんなふうに、真理子のおまけは57年版モルモン経をちょこちょこ訂正しています。57年版モルモン経そのものを読みたい場合は、「Mr:口語57」を指定してください。

[310] ソ詩1編 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/19(月) 03:32:27 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=pss&chapter=1&mode=0
 ソ詩というのはソロモンの詩篇。え、そんなの知らないぞって? これは新共同訳の続編には入ってません。LXX(七十人訳聖書=ギリシア語訳旧約聖書)に入ってます。
 ところで、「ソロモンの詩篇」というライトノヴェルがあるんですね。「ソロモンの詩篇」でぐぐると本家のほうはあまりヒットせず、このラノヴェのほうががんがんヒットします。が、本家とは全然関係ありません、たぶん。
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ソロモンの詩篇-魔法学院と悪魔の寝室- (KCG文庫) HALO http://www.amazon.co.jp/dp/4047275956/ref=cm_sw_r_tw_dp_5AIzpb1A3Q2YT
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 本家のほうは18の詩篇からなっていますが、ソロモンが書いたというのはうそっぱち。たぶん紀元前1世紀ごろにパリサイ派の立場から書かれたものということのようです。
 とりあえず今のところ第1編しか訳してません。クルアーンやイミタチオ同様、通読と同時進行、やっつけ仕事でやっていきます。

[309] 出エジプト記5-8章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/19(月) 03:23:00 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=exo&chapter=5&mode=0
 昨年度の記事は[0:562]
 モーセとアロンはパロ(ファラオ)に荒野で祭をしたいと言いますがパロは許可せず、逆にイスラエルの民の仕事を厳しくします。民はモーセに不平を言うので困ったモーセは神様に訴えます(5章)。神様は、いいからパロのところへ行って説得しろといいます(6章)。モーセは、つえを蛇に変えたり、ナイル川の水を血に変えたり、かえる、ぶよ、あぶなどを大量発生させたりしますが、パロは許可しません(7-8章)。
 おとといはサイババの話をして、奇跡なんかしなかったほうがよかったといいましたけど、ここもそうですね。どんなに奇跡をやっても、そんなのは所詮は手品なんで、信用されないんです。この点エジプト人は、現代人に似ていますね。あ、この話は昨年書いたんだった。でも何度でも書きますわ。このあたりのやりとり、イスラエルのほうがいかがわしく、エジプトのほうが健全です。
  出5:3で「ヘブルびと」という言い方が出てきますが、ヘブルというのはこういうふうに他称として使うのが本来のようです。

[308] ジェロム書(全) 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/18(日) 07:19:49 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jar&chapter=1&mode=0
 今週はどんどん話が進んじゃいますので、今までの話をごく簡単にまとめておきましょう。
 紀元前600年、ユダ王国の滅亡を予言したため人々から迫害されたリーハイは、一族を連れてエルサレムを脱出、荒野の苦しい旅を経て神の約束された新天地アメリカ大陸にわたります。
 リーハイには6人の子がいますが、長男レーマンと次男は悪役で何かにつけて4男ニーファイらに反抗します。新天地でリーハイが死ぬと、レーマンはニーファイらと激しく戦うようになり、ニーファイらは別の地に移って一族が栄えます。以後、レーマンの一族はレーマン人、ニーファイらの一族はニーファイ人と呼ばれるようになります。
 ニーファイの後継は弟のヤコブ、そしてヤコブの子イノス、イノスの子ジェロムに受け継がれて今日のジェロム書。
 時は経過して、ジェロム書で書かれている年代は紀元前399年から361年までです。
 レーマン人は野蛮な生活をしてたびたびニーファイ人と戦いましたが、ニーファイ人も栄えて防戦しています。話としてはこれだけです。
 ただ、興味深いのは8節で「金、銀、貴重な物、木細工、建物、機械、鉄、銅、真鍮、鋼」といった産物をニーファイ人が持っているというわけなんですが、これ技術史的にどうなんでしょう? 一番ひっかかってるのが鉄で、たしかアメリカ・インディアンは18世紀まで鉄なんか持ってなかったはずなんですけどね。今は鉄なんて珍しくありませんけど、古代では鉄はいまの核兵器なみの力をもった金属だったんですけどね。イスラエルだって鉄を持つのが遅れたからペリシテに圧迫されたんです。エジプトだって鉄を持ってたヒッタイトに降ったんです。南米のインカ帝国は金は持ってたけど鉄を持ってなかったからピサロにやられちゃったんです。
 こういう技術史的な話を突っ込むと、文書の真偽を判定することが容易になります。私たちは宗教書というと神様の話ばっかり目が行きますが、ちゃんと技術に目を向けることです。

[307] 3イミ14章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/18(日) 06:03:55 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=3ic&chapter=14&mode=0
 昨日同様にすばらしい話です。
 わたしたちはついつい自分のしたよいことを誇ったりする。人に宣伝せずとも心の中では、これだけいいことをしているんだから私は偉いみたいに思ってたりする。だけどそんなことはない。イミタチオの著者が何度も言ってるように、自分を低くいやしいものと考え、謙遜しなければなりません。神様のおさばきの前ではそんなのふっとんでしまうと思って、自分のよい行いに頼ることなく、神様にすっかり頼ることです。

[306] 1コリ11-12章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/18(日) 05:58:14 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1co&chapter=11&mode=0
 昨年度の記事は[0:561]
 11章、男はこう女はああと言っているの、昨年は憤慨しましたけど、こんなので憤慨していたらパウロの手紙は読めません。またかと思って読み飛ばします。むしろ、旧約聖書はもちろん新約聖書も書かれていることをそのまま守るべきものではない、という例として使えます。たとえば誰かが「聖書は同性愛を禁じている」なんて言ってきたらここを開けて「じゃあんたの教会の女はみんな帽子をかぶってるのか」と言えばいいんです。まあ、8-9節では「男から女が作られた」といっておきながら、すぐ後の12節では「男も女から生まれた」と言うような人です、パウロっていう人は。
 11章の後半は聖餐の話。ここを根拠に、洗礼を受けてないと聖餐にはあずかれないってことになっているんでしょうね。ただ、よーく読むと、「ふさわしくないままで」と言ってるだけで、洗礼うんぬんとは一言も言ってませんので、未受洗者も聖餐にあずかれるという立場だってその余地はあるのです。
 12章は、人にはそれぞれの役割があるということ。みんな違ってみんないい、すばらしいお話です。

[305] クルアーン28回 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/17(土) 11:50:29 コメントする ここから閲覧

 クル-28回。6章73-110節。
 クル6:74ではアブラハムの父の名前をアーザルとしていますが、創世記ではテラです。こんな感じで時々違うことがありますね。そして内容的にもこんな話は創世記に出て来ない。旧約聖書そのものをネタにしたんじゃなくて、旧約聖書の物語がアラブ世界で伝承された形をネタにしているようです。

[304] 1イミ14章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/17(土) 11:34:01 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ic&chapter=14&mode=0
 「人をさばくな」というのはマタ7:1-2にもある言葉です。もっともキリスト教業界ではこの言葉は、自分が人から批判されたときに水戸黄門の印籠のようにかざして批判を封ずるような使われかたをしている気がしますけど、実際私は人を批判するときに、不正確な伝聞情報をうのみにしてしまうような間違いを起こしやすく、あとで「しまった」って自責の念にさいなまれることが多いものです。そういうときに、イミタチオの著者のこの言葉は砂漠にしみこむ水のように私の心にしみいります。
 こうやって聖書正典、外典、クルアーン、モルモン経、イミタチオ(キリストにならいて)を通読していて、文がそろってないところは同時進行(別名やっつけ)で文を打ち込みながらやってるわけなんですけど、私はイミタチオが一番楽しいです。聖書本文よりもはるかにしみこんできますもの。

[303] マルコ7-8章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/17(土) 11:22:27 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=mar&chapter=7&mode=0
 昨年の記事は[0:559]
 今年は「四千人に食べ物を与える マコ8:1」の話をしようかしら。
 前回([280])「イエス様私生児説」ばかり書いちゃいましたが、前回のマコ6:30に出てきた話の繰り返しのようなエピソードです。
 この奇跡がほかと違うのは、実際にパンが増えたからくりが何も書かれていないので、いろいろ解釈の余地があるということです。マナみたいに天から降ってきたとも書いてないし、サイババみたいに空中から出現させたとも書いてない。だから映像化が不可能ですね。映像化するためには映画監督さんが解釈をしなきゃいけないけど、それは一つの解釈を押し付ける結果になっちゃいます。
 今から書くのは私の解釈。これも私の解釈を押し付けちゃうことになるわけですけどね。
 たぶん、群衆の中には、パンを持ってた人がけっこういたんです。だけどそれは、自分が食べるお弁当として持ってきたのであり、人にあげることなんて考えもしなかった。隣の人が空腹だというのに。今だってそんなもんでしょ? でもイエス様の弟子たちが、どうしようどうしようとおろおろしているのを見て、人々に愛の心が芽生えて、自分のパンを飢えている隣人に分かち合うようになった。気がついてみたらみんな満腹になった、ということです。
 なんと感動的だと思いませんか。私は、サイババみたいに空中からパンを出現させるよりもはるかに意味のある奇跡だと思いますけど。 マコ8:12「なぜ、今の時代はしるしを求めるのだろう。よく言い聞かせておくが、しるしは今の時代には決して与えられない」。というより、今の時代のわたしたちは、たとえ空中からパンが生じてもそれを手品としか思えないんです。昔の人がごく普通にやっていたであろう、ごく普通の分かち合いが、とても感動的な奇跡に見えちゃう、そういう時代なんでしょう。
 ところで、サイババって去年死んだんですね。インドでは国葬までされたらしい。国葬をされた民間人はマザー・テレサとサイババだけらしい。すごい聖者だったようですね。日本では奇跡のトリックばかりが報道され、女流棋士の林葉直子さんが入れ込んじゃったので、いま話題のオセロの中島知子さんを洗脳した怪しげな占い師みたいな感じで、林葉直子さんを洗脳した怪しげな聖者って感じの報道されてましたけど、実はすごい人だったんですね。なまじヘンな奇跡をやっちゃったから誤解されちゃったんでしょう。
 イエス様も現代に現れたら、なまじ奇跡なんかやらないほうがいいんです。遠藤周作の小説に出てくる、何もできないダメなイエス様っていうほうがありがたい。そのほうが「ダメだこの人。こりゃ自分が立ち上がってなんとかしなきゃ」って、人々を立ち上がらせるんです。

[302] クルアーン-27回 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/16(金) 03:29:53 コメントする ここから閲覧

クル-27回。第6章36-72節
  クル6:60「夜の間にあなたがたの魂を取る者は彼である。」というのは、人間には魂が二種類あって、生命の魂は生きている間じゅうずっとあるのですが、もう一つ「分別の魂」のほうは、寝ているときは肉体を離れているということらしいです。

[301] 知恵の書14章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/16(金) 03:14:50 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=wis&chapter=14&mode=0
 昨年度の記事は[0:713]
 偶像がいかにむなしいかという話ですが、昨年も書いたとおり、この議論のほうがむなしい。偶像を拝んでいる人々は、それがただの人形であることなど知ってます。知ったうえで、目に見えないものをイメージするための手段として拝んでいるんです。
 6節の巨人の話は 創6:4に出てきます。口語訳聖書では「ネピリム」、新共同訳聖書では「ネフィリム」とあるだけで巨人じゃなさそうですが、LXXでは巨人と訳されたのです。

[300] エレミヤ書7-11章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/16(金) 03:02:33 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jer&chapter=7&mode=0
 昨年度の記事は[0:557]
 エレミヤ書は長いわりに、言ってること自体は単純です。
 悪いことばかりしてると滅びるぞってことだけ。
 平成のエレミヤ(と私が勝手に呼んでる)上杉隆さんも、著書はいっぱいありますが、言ってることは同じことの繰り返しです。原発と記者クラブ問題ばっかり。でもそれは、何度も何度も同じことを言い続けているのに事態が改善されないからなんで、仕方ありません。
 同じようにエレミヤも、事態が改善されないから何度も何度も同じことを言うのです。
 で、時々実際の事件の話になる。上杉さんだったら、自由報道協会を作ったとか、震災直後に何度も何度も官邸に電話をかけ続けたとか、災害報道一色だった中、ラジオ番組で初めて音楽をかけて人々の心をいやしたとか、デマ男呼ばわりされたとか。
 同じようにエレミヤも、論争をしただの投獄されただの、時々事件が出てきます。が、今日のところにはありませんね。

 いくつか解説しますと、
 シロ( エレ7:12など)は、最初に契約の箱が置かれた都市。
http://www.babelbible.net/map/3.png
のB-3の、エフライムと大きく赤い字で書いてあるあたりにあります。今でこそエルサレムがイスラエルの中心のようですけど、それはダビデ王以降の話。当初はシロだったんですね。
 ちなみにエフライムというのは北王国10部族のうちの代表的部族。南=ユダ、北=エフライムなんです。だから エレ7:15で「エフライムを捨てた」というのは、北王国が滅んだことを言ってます。
  エレ10:9「銀ぱくはタルシシから渡来し、」は昨日ヨブ記で見ました。

[299] イノス書(全) 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/15(木) 10:44:54 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=eno&chapter=1&mode=0
 イノス書はたった1章しかなく今日でおしまい。しばらくこういう短い書が続きます。
 時代設定は25節にあるように、エルサレム脱出(BC600)から179年たったとあるのでBC421年。イノス(Enos)というのは昨日まで読んでた祭司ヤコブの息子です。
 モルモン経ヤコブ書ではニーファイ人が堕落し、まだレーマン人のほうがましだという話が出てきましたが、いろいろ教化しようとしてもやっぱりレーマン人はダメだったようで、イノス書ではニーファイ人とひどく対立しているようで、野蛮で流血が好きで他の神を信仰して…とさんざん書かれてますね。将来は戦争になるぞと予言してイノスはあっけなく死に、イノス書もあっけなく終わります。

[298] トビト記14章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/15(木) 10:39:19 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=tob&chapter=14&mode=0
 昨年の記事は[0:428]
 トビト記は今日でおしまいです。
 おさらいをすると、トビトたちはナフタリ族で、北王国が滅んでアッスリヤ(アッシリア)によってニネベに捕囚されていたのでした。アッシリヤはその後、新バビロニア(聖書ではカルデヤ)やメデアによって滅ぼされます。そして新バビロニアによって南のユダ王国も滅ぼされエルサレムも破壊されるというのが今後の話で、最後のトビトの話にはこれらのことが出てきます。トビト記は実際にははるかに後、紀元前2世紀に出来たと思われるので、そういう話が出てくるのです。

[297] ヨブ記27-28章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/15(木) 10:30:52 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=job&chapter=27&mode=0
 昨年の記事は[0:556]
 いやあ、見事に書くことが何もないわ。
 ヨブ記なんてまともに料理したっておいしくも何ともない。結論は見えてるもの。「神様はえらい、正直者がバカを見ることがある」だけでしょ? 3ラウンド半議論した結果がこれよ。
 ちょっと別の楽しみ方を考えなきゃ。
 博物誌、百科事典として読むっていうのはどうかしら?
 ヨブ記には当時のいろんなものがいっぱい出てくるので、動物学、植物学、鉱物学、科学史、技術史的資料として読んじゃう。
 今日は ヨブ28:1-2の銀、金、鉄、銅の話をするわ。
 関根訳によれば、これら金属の話は知恵の出所を考察してるらしく、 ヨブ28:12にある「しかし知恵はどこで見出され。悟りのある場所はどこなのか」を、28章冒頭や7節にコピペしています。金属はそのまま土に埋もれてるわけではないので、精錬したりしなきゃ取り出せない。知恵の獲得は簡単じゃないよということらしいです。で、この話はヨブ記のストーリーとはちっとも関係ない。困ったものです。だから今日はヨブ記のストーリーを無視してこの話だけします。
 口語訳聖書によれば、銀は「穴から掘り出す」、金は「精錬する」、鉄は「土から取る」、銅は「石から溶かして取る」らしい。
 銀は エレ10:9 エゼ27:12によれば、当時はタルシシュつまりスペインから輸入してたらしい。ヨナが神様の仕事を嫌って逃げようとした世界の果てです。なお、穴と訳されている語は精錬所ないし産地。単に掘り出してとれるものじゃなく、やっぱり精錬しなきゃダメみたい。
 金は 王上10:11 イザ13:12によればオフル、 王上10:1 詩72:15によればシバから輸入したようです。どちらもアラビア半島の南西端です。
 鉄と銅は 申8:9によると、神様が約束した土地は石が鉄であり山からは青銅を掘り出せるらしいので自国生産できると思いきや、いまいちはずしてます。鉄の鉱脈はヨルダン川の東の谷にあるんだそうです。銅はエドムやシナイ半島あたりから出るそうな。そのあたりまで神様は征服する腹だったのかしらね?
 鉄は岩波・並木訳では「塵から取り出され」とあり、砕かれた鉄鉱石を想定しているようです。銅は鉱石をホントに火で溶かすんだそうです。
 いずれにせよ金属は精錬しなきゃダメってことで知恵の話に結びついているようです。

[296] ヤコ・モ7章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/14(水) 09:18:39 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jac&chapter=7&mode=0
 モルモン経ヤコブ書は今日で最後。
 最後にちょっと劇的な話。悪役シェレムが出てきて神様を否定する説教をして、罰があたって死んでしまいます。でももうちょっとひと波乱ふた波乱あったほうが面白かったのに、なんかあっけなさすぎてばかばかしい。
 で、ヤコブは死に、息子イノスにバトンタッチ。明日はイノス書です。

[295] 1マカ14章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/14(水) 09:13:41 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=14&mode=0
 昨年度の記事は[0:589]。悪いけど今回も昨年そのまま。

 最初の3節で、デメトリオ王がメデヤに捕らえられちゃう話がありますが、この話は次章には続くものの、この章ではとりあえずここで終わってしまい、次に続きません(A)。
 前章でヨナタンが死んでシモンがあとをついだ話がありましたが、そのシモンをたたえる詩が載ったあと(B)、スパルタから友好条約の更新の手紙がきます(C)。
 シモンはまたローマとも同盟を結びます(D)。
 民はシモンをたたえる碑を作ります(E)。
 なんだかごちゃごちゃしてますよね。編集がなってませんね。私だったら、C-D-E-B-Aみたいな順序にしますのに。みなさんもそういう順番で読んでください。

[294] 詩編39-41編 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/14(水) 09:11:05 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=psa&chapter=39&mode=0
 昨年度の記事は[0:555]
 いやあ、今回のはYoutube不作だわ。これはというのが全然ない。例のkinotoriさんの作品、いつもとりあげては趣味が悪いとくさしてますけど、それすらないんだわ。仕方ないんで、外国語の朗読系もとりあげて1編1つ。

●39編
 おそらく死の床にある人の祈り。自分の寿命はあと何日なんだろう、と。先日お亡くなりになった、私の主人のお父様も、最後にはこんな感じの心境だったのかしら? 昔と違って今はがん告知なんてごく当たり前にやりますからね。私の高校生時代のときに死んだ母も、大学生時代のときに死んだおじさんも……、なんでうちの家系も主人の家系もみんながんで死ぬのかしら?

(http://www.youtube.com/watch?v=KPM-DH-nMhQ)

●40編
絶体絶命のピンチから脱出したときの祈り。教団讃美歌の交読文にも入っています。面白いのは、7節で「あなたはいけにえと供え物とを喜ばれない」なんて言ってること。にもかかわらずダビデ→ソロモンの時代にいけにえを捧げる恒常的施設である神殿建設が行われたんですからね。
sons of korah

(http://www.youtube.com/watch?v=-ZTYE1MAo68)

●41編
 これも39編同様に病床での祈りだと思うんだけど、病床以外でも苦難にあったときに使える祈りです。
Lord Heal My Soul - Psalm 41

(http://www.youtube.com/watch?v=U6MPjLlEcqg)

なお、前回の38編で書き忘れましたが、ストラヴィンスキーが『詩編交響曲』という全三楽章のカンタータ的交響曲の第一楽章と第二楽章で38編を用いています。ヴルガタなんで39編と書いてある資料も多いですが第一楽章詩38:13-14と、第二楽章詩38:2-4です。
第一楽章

(http://www.youtube.com/watch?v=JN__SpkeFEU)
第二楽章

(http://www.youtube.com/watch?v=NbZXTdl6OSM)
第三楽章は150編で、昨年の[0:978]

[293] ヤコ・モ6章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/13(火) 10:27:21 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jac&chapter=6&mode=0
 前章の長々とした樹木園のたとえ話に出てきた木はイスラエルのことで、すべて焼き払われる時つまり終末がやってくることを警告、悔い改めを人々に説きます。

[292] シラ書14章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/13(火) 10:25:07 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=sir&chapter=14&mode=0
 昨年の記事は[0:796]
 シラ書は連想でことわざを並べていますが、章の区切りが内容の区切りと必ずしも一致しません。最初の2節の罪の意識の話は、前の章末と内容のつながりがあります。
 3節からはおカネの話。ケチケチするなという話が15節まで続きます。そして、死後にカネを持って行けない。おカネをためても他人のためになってしまうという結論で、そこから命が有限だという話になり、知恵(神の別名)を求めよという話へと移ります。

[291] サム上16-20章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/13(火) 10:20:23 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1sa&chapter=16&mode=0
 昨年の記事は[0:553]。「午後からうちの地域が計画停電」なんて書いてますね。あのころはそうだったわ。停電におびえる毎日だった。

 サウルを見捨てた神様はサムエルに命じ、ベツレヘムにあるエッサイの家に行かせます。サムエルは8人の息子を見、末のダビデこそが次の王にふさわしいと直感(もちろん神様がそう判断したってことですけど)、彼に油をそそぎます。一方サウルは精神を病んでおり、竪琴の名手としてダビデを召抱えます(16章)。
 ペリシテ人の戦いが続き、イスラエルはペリシテの勇士ゴリアテの挑発を受けています。兵役についている兄たちのところに荷物を届けにきたダビデは戦いを志願、石を石投げ器で投げて命中させてゴリアテを倒します。ちなみにこの章、もうダビデはサウルに顔を知られているはずなのに、章末では「あれは誰か」みたいに聞いてたり、へたくそな編集のせいでいろいろ矛盾があります(17章)。
 この快挙にサウルの息子ヨナタンはダビデを愛するようになります。ダビデはサウルに仕官し連戦連勝、人々の評判を得ますが、これでサウルは嫉妬をするようになり、発作的にダビデを殺そうとしたほどでした。サウルは次女のミカルをダビデの妻にし、そのかわりペリシテ人のちんこの皮を百枚持ってこいと言います。ちんこなんて聖書に書いてないぞっていうあなた、陽の皮ってそういうことですよ。ちんこのことを陽物(ようもつ)っていうでしょ? こういうもって回った訳し方しといて、どうして新共同訳聖書注解も新聖書注解も注をつけないかしらね? ともあれサウルとしては無謀な条件をつきつけてダビデを戦死させようという意図なんですが、ノルマを倍も果たしてダビデは帰還します(18章)。
 ダビデに父サウルが殺意を抱いていることを知ったヨナタンは父をいさめますが、またも発作がおこってサウルはダビデを槍で殺そうとします。間一髪で逃げたダビデは妻ミカルの助けでサムエルのところに逃亡。ミカルはダミーでベッドに人形を寝かせて時間稼ぎをします。サウルはサムエルのいるラマのナヨテに行きます。ラマというのはいろんなところにある地名ですがこの場合はエフライムで、
http://www.babelbible.net/map/8.png
のB-2の左下です。ナヨテはどこにあるかよくわからないようです。いずれにせよサウルが行くと、かつて10章で即位前のサウルがそうなったように、予言をする状態になります。実際には狂人のさまを人々の前に露呈してしまったってことでしょう(19章)。
 ナヨテからダビデは逃げてヨナタンと会います。ダビデは明日は王の前で食事をしなければならないが、ベツレヘムの実家の祭りがあるという口実で欠席する腹です。ヨナタンに会食に出席してもらいサウルが殺意を抱いているかどうか探らせ、それを伝えるために矢と子供を使った暗号を定めます。ヨナタンはサウルが殺意を抱いていることを確認、ダビデにその暗号で伝えます(20章)。

[290] ヤコ・モ5章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/12(月) 11:42:49 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jac&chapter=5&mode=0
 怒涛の77節。モルモン経ヤコブ書の半分くらいは5章なんじゃないかというくらい長いです。そのくせあんまりたいしたことは書いてない。樹木園のたとえ話なんですけど、これもっと短くまとめられなかったのかしら。
 このたとえ話は昔予言者ゼノスが語ったものをヤコブが語っているということらしい。 ゼノスというのはモルモン経にしか出て来ない、(彼等から見ても)古代の予言者です。1ニフ19:10を見ると、ゼノク、ニーアム、ゼノスなんていう独自予言者がいろいろ出てきます。
 言いたいことは、イスラエル=樹木園のかんらんの木ってことで、木が腐ったので枝を刈り込み根元にこやしを入れた、また腐ったので野生の木の枝をついだらよくなった、・刈りこんだ枝も成長してよくなった……と、けっこうだらたらと、木の手入れの話が続きます。神様がせっかくイスラエルに目をかけていろいろしてあげるのにって話ですね。

[289] 詩歌14章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/12(月) 11:29:56 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=ode&chapter=14&mode=0
 LXXにしか存在しない「詩歌」は今日でおしまい。
 「詩歌」は旧約や新約の祈りの箇所をそのまま抜き出したものなので、それで教文館の『聖書外典偽典』にも翻訳がないんですけど、今日の14章は旧約にも新約にも該当箇所がありません。だからここの翻訳は本邦初です。当ばべるばいぶるでなければここを日本語で読めませんのよ、えへん。
 まあ、でもたいしたことは言ってないですね。朝のお祈りです。
 こうやってみると「詩歌」って、初期のキリスト教会の祈祷書だったんですね。

[288] 出エジプト記1-4章 投稿者=真理子 掲示日=2012/03/12(月) 11:24:05 コメントする ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=exo&chapter=1&mode=0
 昨年の記事は[0:550]
 律法は今日から出エジプト記。旧約聖書は実はここからが本番というか、出エジプトの神の救いこそが旧約聖書に説かれた神の救済の最大のヤマ場です。いままで読んでた創世記はいわば前史。それまではノアだのアブラハムだのヤコブだのに個別に恣意的に現れてきた神様が、いよいよ民族全体を救う神に「昇格・出世」したのです。
 出エジプト記の冒頭は、モーセの出生と召命が記されていますが、3-4章にあるようにモーセはけっこう抵抗します。今後の苦難を考えれば当然ですね。政治家っていうのはどんなにいい仕事をしても、民からは不平を言われ、大変な仕事です。お隣の韓国なんか、歴代の大統領のほとんどが悲惨な末路をたどってますよね。亡命だの暗殺だの投獄だの自殺だの。モーセの末路も悲惨です。結局約束の地に入れない。フロイトによれば実は民に殺されちゃったんじゃないかってほどですから。
 ところで、 出4:24-26で、せっかくモーセを召命した神様が、モーセを殺そうとしたっていうちょっと不気味なことが書いてあります。あまりに不気味なのでここの解釈は定説がありません。たぶん、異国ミデアン(*)の地で生まれたモーセの子は割礼を受けてなかったので、割礼を受けてはじめてエジプト行きが許されたってことなんでしょう。そう、割礼ってもともとエジプトの習俗なんですよね。

(*) http://www.babelbible.net/map/2.png のF3

 「行きはよいよい帰りはこわい」という言葉もありますが、行きはすんなり突っ切ることができたシナイ半島に、帰りは40年もかかるとは!