[真理子日曜学校]

クルアーン・アラビア語辞典 ヘルプ

●目次●

クルアーン・アラビア語辞典とは


  1. クルアーン・アラビア語辞典 とは?
     「クルアーン・アラビア語辞典」はクルアーンやアラビア語訳聖書など、文語アラビア語の読解のために、ネットでフリーに出回っている辞書をできるだけひきやすい形で提供するものです。
     本来はクルアーン読解のために特化した「Penrice : A Dictionary and Glossary of the Koran」をWEB用にアレンジしたのですが、アラビア語を勉強する学生が必ず所有している定番の辞典「Wehr & Cowan : A Dictionary of Modern Written Arabic」もオンラインでひけるようにしてありますので、現代の文語アラビア語の文章の読解にも役立ちます。
     また、「Catafago : An English and Arabic Dictionary」のような英語-アラビア語辞典、「Thornton : Elementary Arabic A Grammar」のような文法書も閲覧できるようにしてあります。
     一方、後述のようにアラビア語の辞書はなかなかひくのが大変なのですが、入門者が語根をすぐに調べることができるように、パキスタンで出版されたクルアーン・アラビア語辞典の語根索引「Parwez : Lughat ul-Quran」を用意いたしました。

     通常、辞典をWEBで公開する場合は、内容をすべてテキスト(文字情報)として入力します。ところがこれは大変手間のかかる作業であり、誤入力も多数発生する可能性があり、個人の手には余るものがあります。
     そこでちょっとズルをして、本文ページをそのままスキャンし、画像で公開しようというものです。これならば少なくとも、原書の誤植あるいは内容そのものの間違いは別としても、誤入力の心配はありません。
     ただし画像だけでは語の検索ができません。検索ができなければ電子化辞書とはいえません。検索をするためには、どうしても本文をテキストとして入力しなければなりません。しかし、それは大変な時間と手間がかかります。
     そこで「クルアーン・アラビア語辞典」では、各ページの先頭語だけを入力したインデックスを用意し、入力された語ならこのページに載っているはず、という手抜き簡易検索をサポートしました。
     たとえば、「ملس」を入力すると(以下はWehr & Cowan : A Dictionary of Modern Written Arabicの場合)、各ページの先頭語をا、ابريسم、ابيقوري……と探していき、921ページの先頭語がملخ、922ページの先頭はملك。「ملخ<ملس<ملك」なのだから、「ملس」は922ページに載っているはず、ということで、922ページを表示するというものです。
     もっとも、存在しない語、たとえば「ملش」を入力しても、やっぱり922ページを表示してしまうわけですけど(笑)。
     「そんな手抜きな簡易検索なんて役に立たないや!」と思いますか? でもこれって、あなたがふだん紙の辞書を引くときにやってることそのものですよ。紙の辞書をぱらぱらめくるより、はるかに快適にすばやく検索できると思います。



  2. なぜ検索語入力欄が2つあるのか、なぜボタンが違うのか
     画面上方の各ボタンの意味については、クルアーン・アラビア語辞典の操作法をご覧ください。
     基本的には、ボタンの1行目にある 1 2 にアラビア語を入力して検索します。
     なぜ検索語入力欄が2つあるのか、なぜボタンがいっぱいあって、しかも1と2で微妙にボタンが違うのか。それはこの辞典が、以下のような使い方を標準的な使い方としているからです。
    1. 1にアラビア語の原文を入力あるいはコピーペーストする
    2. をクリックして、1の先頭語の語根を調べる
    3. をクリックして、1の先頭語を2にコピーする
    4. 2を正式な語根の形に整形する
    5. をクリックして、2をPenrice : A Dictionary and Glossary of the Koranで調べる(あるいはでWehr & Cowan : A Dictionary of Modern Written Arabicで調べる)
    6. で、1の先頭語を消去する。
    7. この手順1.に戻って繰り返し
     アラビア語の辞典をおひきになった経験のある方はもうおわかりでしょうが、よく、「アラビア語の辞書がひけるまでに2年かかる」「最初のうちは、目的の語をひくのに2時間かかるのがザラ」と言われます。それは、アラビア語の語形変化が複雑だというだけでなく、仮に語の原形をつきとめたとしても、それがそのまま載っておらず、その語を構成する語根にまでさかのぼらないとひけないからなのです。
     たとえば、كتاب(キターブ。KiTāB。本)がكتب(KTB)だ、というのは慣れればすぐでしょう。مكتب(マクタブ。maKTaB。事務所)もكتب(KTB)だ、というのもいい。ところがباب(バーブ。BāB。扉、門)がبوب(BWB)だというのはけっこうやっかいです。
     そこで、遠回りのようですが、まず語根辞典で語の語根を調べます。それからその語根を、アラビア語辞典でひけばいいというわけです。
     しかし、語根の形は現実の形とかなり異なる場合があります。語根で引きなおすために1の入力欄が破壊されてしまうというのは困ったものです。
     そこで、いわば臨時のパレットとして入力欄2を用意したのです。語根でアラビア語辞典をひくのは、主に2のほうでやってもらおうというわけです。
     できるだけ再入力しないように、のような、1の先頭語を2にコピーすような機能もつけました。
     1にはネットで電子化されている長いアラビア語文でもそのままペーストして、先頭から順繰りに語を調べていくことができるようにしています。によって、調べ終わった1の先頭語を消去することができます。
     もちろん、「おれはプロなんだ。語を見たらすぐに語根が浮かび上がって見える」という方は、こういうまどろっこしいことをせず、1に入力してすぐに辞典をひいてもいいでしょう。



  3. 英ア辞典、文法書
     作文や会話をしなくても英ア辞典は必須です。「この語はこういう意味なんだろうけど、どうしても辞書がひけないや」というときは、その予想される意味で強引に英ア辞典を調べてみるという手だってあるのです。
     また、語形変化の複雑なアラビア語では、文法書はいつも手元においてひけるようにしておいたほうがいいので、文法書も用意しました。



  4. 序文部
     序文部はPDFでご用意いたしました。(工事中)