入力
使い方など詳細は下をご覧ください。まずは入力フォームです。
※ボタン入力ではσとςは強制的にその字体になり、位置に応じた変換はしません。 ローマ字入力では、wは強制的にς、qは強制的にσ、sは位置に応じてσないしςに変換されます。
概要
ローマ字(ラテン文字)で書かれたテキストを古典ギリシア語の文字に変換して表示します(テキストの書式は上のフォームのボタンの下ないし( )の中に入っている字、または下の表を参照してください。)。
それが面倒ならボタンを押して入力します。1個1個ボタンを押しながら入力するほうがラクか、ローマ字でわわっと入力して変換ボタン1回で変換するのがラクか、人それぞれでしょうから、適宜併用してください。
変換結果は入力窓にどんどん継ぎ足されていきます。変換不要な部分(すでに変換したところなど)はそのまま通していきます。
変換結果を他のアプリケーションで利用したいときは、「クリップボードに送る」ボタンを押してください。ただしこのボタンはIEでなければ作動しません。
「クリップボードに送る」ボタンがきかないときは、カーソルを入力窓に置いて、「編集-すべて選択」「編集-コピー」(IEならctrl-A、ctrl-C)とすると結果がクリップボードにコピーされるので、あとは他のアプリケーションに貼り付けてください。
Windows XP+IE5では、アクセントつきギリシア文字を正しく表示することができず、すべて□のように表示してしまいます。しかしこれは、正しく表示していないだけでコード的には正しいので、かまわずにコピーしていただければ、他のアプリケーションには正常にコピーできます。気になるようでしたらフォントの変更機能をつけましたので変更してみてください。
小文字α, ι, υ の上の長音記号と鋭アクセントまたは重アクセントは共存できます。Unicodeにはそのような文字は存在しないので、実際には長音記号つきの文字のあとに鋭アクセント(U+301)、重アクセント(U+300)のコードを出力しています。U+300およびU+301は原則として直前文字に重なるはずなのですが、アプリケーションによっては重ならない場合があります。その場合はあきらめてください。 IEでは原則重なるのですが、なぜかテキスト入力窓では重なりません。これは意図的な仕様かもしれません。テキスト入力窓は原則手で入力するところですから、そんなところで文字が重なったらわかりにくいですから。 そんなわけで変換結果は重なっていないように見えます。が、「ダメでもともと」と思って他アプリケーションにコピーすると、そちらでは重なるかもしれませんので、トライしてみてください。
その他、ご使用のブラウザによっては変換結果がうまく表示できないかもしれませんが、コード的には正しいはずですので、他アプリケーションにコピーしてみてください。
おまけとして、ギリシア語とラテン語の読み方を擬似的にカナで表記するための機能もつけました。ギリシア語は現代式、ラテン語は教会式です。古典語は現代語式に読みましょう という真理子のポリシーからして、絶対にエラスムス式ギリシア語の発音や、古典式ラテン語の発音は許しませんよ! 文句があったらこのページをダウンロードして、Javascriptのコードを書き換えて使ってちょうだい。使用、改変、転載などは自由ですからね。
フォームのボタン リファレンス
Text:
入力窓です。ボタンを押した結果もここに反映されます。 他のアプリケーションのデータをここに貼り付けることもできます。
フォント:
Text:および ~ 、 ~ のボタンのフォントを変更します。Windows XP+IE5など、環境によって一部の文字が読めない場合に、ここでフォントを変更します。 古典式アクセント記号のついたギリシア文字をサポートしているフォントとしては、Tahoma……WindowsXP/Vista標準搭載 Palatino Linotype……WindowsXP/Vista標準搭載 Microsoft Sans Serif……WindowsXP(SP2)/Vista標準搭載 Arial Unicode MS……Microsoft Officeに添付。非ユーザは真理子修道会 へ SBL Greek……SBL(Society of Biblical Literature) で配布 などがおすすめです。また、Polytonic Greek @ WAZU JAPAN's Gallery of Unicode Fonts にいろいろなフォントへ配布サイトへのリンクがあります。 指定したフォントが存在しない場合の動作は不定です。たいていはエラーも出ないかわり何か適当なフォントで勝手に表示されてしまうので、エラーに気づかないことが多々あります。 フォント名の右側は、フォントの大きさを%で指定します。100が標準値で、80~120程度の値を指定することをおすすめします。
Text:の入力窓のローマ字をギリシア文字に変換します。ローマ字の書式は下の「 で変換する際のローマ字の書式 」を見るか、上のフォームのボタンの下や( )内をご覧ください。 変換できない文字はそのまま残します。
Text:の入力窓の内容をローマ字に変換します。その変換の仕方は上記 の逆変換です。 変換できない文字はそのまま残します。
Text:の入力窓の内容をクリアします。
Text:の入力窓の内容をクリップボードにコピーします。これによって他のアプリケーションに貼り付けることができます。
注意
このボタンはIE(Microsoft Internet Explorer)専用です。他のブラウザでは、Text:の文字列を全選択してコピーしてください。たいていはctrl-Aで全選択、ctrl-Cでコピーできるでしょう。
Text:の入力窓のギリシア文字の読み方を擬似的にカナで表記します。発音の仕方は現代式です。注意すべきところを記しておきますと鋭アクセントと曲アクセントは長音「ー」に変換します。現代ギリシア語では母音の長短の区別がないかわり、アクセントのある音節を気持ち長めに発音することを示しています。 原則はカタカナ、要注意の発音はひらがなで記します。 東京弁の話者はウ音の発音が甘いので、露骨に「ゥ」または「ぅ」を添えて書いています。 日本語話者はρ(r音)の巻き舌が甘いので、露骨に「ルラ」「ルリ」などと書いています。 カナに変換する過程でいったんギリシア文字をローマ字に変換し、アクセント類を消去してまたギリシア文字に変換しています。ですからこの副作用で、もとからのローマ字部分も強引に変換してしまいます。このボタンを押すときにはText:の内容はすべてギリシア語にしておきましょう。
Text:の入力窓のローマ字をラテン語とみなしてその読み方を擬似的にカナで表記します。発音の仕方は教会式です。注意すべきところを記しておきますと母音の長短やアクセントは表現しません。 原則はカタカナ、要注意の発音はひらがなで記します。 東京弁の話者はウ音の発音が甘いので、露骨に「ゥ」または「ぅ」を添えて書いています。 日本語話者はrの巻き舌が甘いので、露骨に「ルラ」「ルリ」などと書いています。
●アクセント
~ 、 ~ のボタンを押すときに、アクセントを付加します。付加するアクセントを「鋭(ά)、重(ὰ)、曲(ᾶ)、現(ά)」のうちから選びます。現とは現代ギリシア語のアクセント記号であり、鋭アクセントとほとんど見分けがつきませんが、一応別コードです。ギリシアのサイトの検索に必要かもしれないのでそういう機能を用意しました。なお、別のボタンを押すと「無」に戻ります。
●気息
無気息記号、有気息記号を同時に入力します。別のボタンを押すと「無」に戻ります。
●その他
分離記号、下書きイオタ、長音記号、短音記号を同時に入力します。別のボタンを押すと「無」に戻ります。
Text:の入力窓のギリシア語の文字から上記のアクセント記号・気息記号・その他の補助記号をすべて消去します。 このとき、「 現代アクセントに変換」をチェックすると、アクセント記号をすべて現代アクセントに変換します。 また、「 小文字に変換」をチェックすると、ギリシア語の大文字をすべて小文字に変換します。
で変換する際のローマ字の書式
ギリシア文字Α Β Γ Δ Ε Ζ Η Θ Ι Κ Λ Μ Ν Ξ Ο Π Ρ Σ Τ Υ Φ Χ Ψ Ω A B G D E Z H U I K L M N J O P R S T Y F X C V
※小文字も同様です。 ※σ →ς への変換は自動的に行いますのでかまわずsと入力してください。 強制的(自動変換をしない)σ はq、強制的(自動変換をしない)ς はwです。
アクセント類鋭アクセント / 重アクセント \(¥) 曲アクセント ~ 現代アクセント | 無気息記号 } 気息記号 { 分離記号 " 下書きイオタ _(下線) 短音 ^ 長音 =
※これらのアクセント類の順序は自由ですが、必ずアクセントをつける字の前に記述してください。ありえないアクセントは無視されます。
句読点
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