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国を支配する者たちよ、正義を愛しなさい。よい心で主を思い、純粋な心で主を追い求めなさい。
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なぜなら、主を試したりしない人こそ主を発見し、主を疑わない人にこそ主は現われるからだ。
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邪悪な思いを持っていると神から引き離される。主の力を試したりする愚者は罰せられる。
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悪いことを考える心には知恵は生まれず、罪にとらわれている体には知恵はよりつかないだろうから。
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人を訓練する聖霊は悪知恵を避け、悟ろうとしない心からは遠ざかり、悪事を起こした人を罰する
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知恵という霊は人を愛し、神を冒涜する者をその言葉の罪によって罰する。なぜなら神は人の感情を知り、心の真実を見抜き、言葉を聞く方だからだ。
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そして主の霊は人の住む世界に満ちており、万物をつかさどり、言葉を理解するからである。
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だから不義の言葉を語る者は隠れることができず、正義の罰を逃れることができない。
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不信仰の者のたくらみはあばかれ、言葉は主に届き、不正の行為は罰せられる。
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神はねたむお方。その耳はすべてを聞き漏らさず、ささいなつぶやきも聞き取ってしまう。
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だから無益な不平を言ってはならぬ。そしりの言葉を慎まねばならぬ。ひそひそ話も何らかの結果をもたらし、うそを言うと魂を滅ぼすから。
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生に迷ったあげく死を招いてはならぬ。自分の行為で滅びを招いてはならぬ。
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神は死を造ったわけではないし、生きているものが滅びるのを喜んだりはしないから。
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神はすべてのものが生きるように創造したのだ。この世界で神に造られたものはすべて生命を生み、その中には滅びの毒はなく、陰府が地上を支配することはないのだ。
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義は滅びない。
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しかし不信仰の者が行為と言葉によって死を招くのだ。彼らは死を仲間だと思ってあこがれ、契約を結ぶ。彼らは死の仲間にふさわしいからである。
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