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2024年4月17日(水) 通読(本日=詩60-62,二マカ5,アル2 明日=ヨブ41-42,ユディ7,アル3)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳(工事中)〕クルアーン 第21章
Reading-65[預言者章。マッカ啓示
みんなを愛してくださる恵み深いおかた、主なる神の名によって]
人々が忌避して顧みない間に、かれらの清算は近づけり
その主よりの新たなる教えがかれらに来る毎に、かれらこれを聴いて嘲笑せないといふことなし
かれらは心中にこれを愚弄するである。而して不義を行ふ者は密かに相語りて言う『これはあなたがたと等しく一個の人間ではないか。何事ぞ、あなたがた目を開きながら魔術に迷わさるるか』と
言べ『わたし主は悉く天地の間に話さるることを知る。わたしはすべてをお聞き・すべてをご存知である』と
否な、かれらは言えり『それは夢の錯乱である。否な、かれこれを偽作せるである。否な、かれは詩人である。されば往時の民に諸使徒が遣はされたる時のように、かれにもわれわれにしるしを齎さしめよ』と
かれら以前にわたしが亡ぼせる都府も、一として信じたるはなかりき。かれら果して信じるべきか

あなた以前にわたしが遣はせる者は、一としてわれこれに啓示を与へたる人間に非ざりしはなし。あなたがたこれを知らないば教えを受けたる民に問へ
わたしはかれらを食物を摂らない身体に造らない、またかれらは不死にも非ざりき
しかもわたしはかれらに与へたる約束を完成し、かれら、およびわたしが望む者を救ひて、暴虐であるし者を亡ぼしたり
わたしはあなたがたへの教えを載せたる経典をあなたがたに降したである。あなたがた尚ほ暁らないか

われ如何に多くの不義を行える都府を亡ぼし、別個の民をその後に挙げたることぞ
かれらわたしが罰を見たる時、まことに倉皇として都府より遁走したり
時に声ある言う『走るな、あなたがたが栄華に暮らせる都府に還れ。あなたがたの住居に帰れ。想ふにあなたがたは糾問せらるにちがいない』と
かれら言う『悲しいかな。まことにわれわれは不義者であるき』と
而してわれかれらを刈取れる穀類のように消滅せしむるまで、かれらの此の叫喚は止まざりき

わたしは娯楽のために天地、および天地間の万物を創造せるではない
わたしもし娯楽を欲しなば、わたしはわたし自身のうちにこれを求めるにちがいない。わたしは断じてこれを為さない
否な、わたしは真理を偽りに擲,な*}げてその頭を砕く。而して見よ。偽りは忽ち消滅す。禍なるかなあなたがたが({*主なる神について)称ふることは

天地間のすべてのものは主なる神に属す。かれと偕に在る者は、かれに仕えて驕らないまた倦まない
かれらは夜毎日毎かれを讃えて懈ることなし

かれらは死者を甦らしむる神々を地上より選べるか
もし天地の間に主なる神以外の神々あるとすれば、天地は必ない混沌たるにちがいない。されば王座の主主なる神を讃えよ、かれは高くかれらの称ふるものに超在す
かれはそのの為すことについて問はるることなし。問はるるは即ちかれらである
かれらは主なる神以外に神あるとするか。言え『あなたがたの証拠を示せ。これはわたしが同代の者、およびわたしが前代の者に与へられたる教えである』と。否な、かれらの多くは真理を知らない。故にかれらはこれを忌避す
あなた以前にわたしが遣はせる使徒は、一人としてわたしこれに『わたしの外に神なし、さればわたしに仕えよ』と啓示せざりしはなし

かれら言う『主なる神に子女ある』と。かれを讃えよ、然らない。かれらは敬ふベき僕等である
かれらはかれに先んじて物言うことなく、ただかれの命を奉じて行ふ
かれはかれら以前にあるもの、およびかれら以後にあるものを知る。かれらは主の喜ぶ者のためではないばとりなしせない。かれらはかれを畏れて戦く
もしかれらのうちに『わたしはかれ以外の神である』と言う者あらば、わたし必ない地獄を以てその者に報いん。わたしは是くのようににして不義者に報ゆ

天と地とはもと固結せる一躰であるしを、わたしこれを開闢し、そのうえわたしは水を以てすべての生類を創造せり。不信者は此事を思はないか。かれら爾ほ信じないか
わたしは地上に群山を置きて、大勉をかれらと共に動揺せざらしめ、そのうえかれらが正しく導かれんとしてその中に大道を造れり
わたしは天を以て堅固に支へられたる屋宇となせり。然るにかれらはそののさまざまなるしるしを忌避す
而して昼夜を造り、各そのの軌道を走る日月を造れるもまたかれである

わたしはあなた以前の如何なる人間をも未だ曾て不死とせることなし。何事ぞ、あなたは死ぬべきものなるに、かれらは永遠に生くるとするか
各人皆な死を味はしめらる。わたしは禍福を以てあなたがたを試む、而してあなたがたわたしに帰らしめらる

不信者があなたを見る時、かれらはただあなたを以て嘲笑の的とす。言う『あなたがたの神々について云々するは此者なるか』と。かれらは博愛のおかたの教えを信じないでいる
人は性急に造られたり。わたし将にあなたがたにしるしを示さんとす。さればあなたがたわたしに催促することな
かれら言う『あなたがたの言真実ならば、此の威嚇の実現せらるるは何時ぞ』と
もし不信者がその日を知りだりせば!その時かれらはその面より、またその背より猛火を防ぐ能はない、また救はるることを得ないでいる
否な、それは突如かれらを襲ひてかれらを驚倒せしむにちがいない。かれらはこれを忌避することも、またあたかも予せらるることもなからん
まことにあなた以前の諸使徒も嘲笑せられたり。しかし復活の日に於て、かれらの嘲笑せることがかれらを取り囲むにちがいない

言え『昼夜博愛のおかたに対してあなたを護る者はだれぞ』と。否な、かれらはその主の教えを忌避す
かれらはわたし以外に己れを守護する神々を有するか。これらの神々は己れ自身をも護ること能はない、またわたしに対してかれらを護ること能はない
わたしはこれらの民、およびそのの祖先に安楽を与へ、その生存を永からしめたり。かれらはわれ此地に来りてそのの辺境を縮小しつつあるを見ないか。かれら果して勝者なるか

言え『わたしはただ啓示によってあなたがたを警告するのみ』と。しかし聾者は警告せらるるも召呼の声か聞かない
しかもあなたの主の罰が些かにてもかれらに触るることあれば、かれら必ない言はん『悲しいかな、まことにわれわれは不義者であるき』と
わたしは復活の日に公卒なる秤を置く。さればだれも不当に遇廿らるることなし。たとえ芥子一粒の重さであるとも、わたし必ないこれを取り出でて量らん。わたしは清算者として欠くるところなし

わたしはモーセとアロンとに善悪の基準と光と神を畏れる者への教えとを与へたり
かれらは密かにその主を畏れ、復活の日を念ひて心戦く者である
而して此のクルアーンは、わたしが降したる祝福せられたる教えである。然るにあなたがた爾ほこれを拒むか

わたしは曾てアブラハムに正しき道を与へたり。それはわれかれを熟知せるが故である
かれがその父、およびその民に告げて是く言える時を念へ『あなたがたが拝するこれらの偶像は何者ぞ』と
かれら言う『われわれはわれわれの祖先がこれを拝するを見たり』
かれ言う『あなたがた、およびあなたがたの祖先は明かに誤れり』
かれら言う『あなたは真実をわれわれに語らんとするか、またはわれわれに戯るる者の一人なるか』
かれ言う『然らない、あなたがたの主は天地の主である。而してわたしはそのの証人の一人である
Reading-66神かけて言う、あなたがた踵を回してその背をわたしに示せる後、わたし必ないあなたがたの偶像に対して策を施さん』と

かくてかれはただ一躰の巨像を除き、悉くかれらを破砕し去れり。それはかれらこれに帰り来るにちがいないと思えるが故である
かれら言う『われわれの神々に対して此事を敢てせる者はだれぞ。まことにかれは不義者の一人である』
他の者言う『われわれはアブラハムと呼ぶ青年が、これらの神々について語るを聞けり』
かれら言う『さらばかれを人々の前に伴ひ来れ。恐らくかれら証人とならん』と

かれら言う『われわれの神々に対して此事を為せるばあなたなるか、アブラハムよ』
かれ言う『然らない、神々のうちの此の巨大なる者がこれを行えるである。かれらもし物言はば、此事をかれらに問へ』
かくてかれらみないから省みて言う『われわれ自身こそ不義者であるけれ』と

然るに幾くもなくかれらまた顛倒して言う『あなたはこれらの神々が物言はないことを熟知す』と
かれ言う『然らばあなたがたは毫もあなたがたを損益せない者を主なる神以外に拝するか
晒ふべきかなあなたがた、およびあなたがたが主なる神以外に拝する神々は。あなたがた尚ほ暁らないか』
かれら言う『あなたがたに覚悟あらば、かれを焚きてあなたがたの神々を救へ』と

その時わたし言う『火よ、冷涼なれ。アブラハムは安泰なれ』と
かれら更にアブラハムに対して策動しようとせしが、わたしはかれらを滅びの者たらしめたり
わたしはかれ、およびロトを救ひ、万人のためにかれらをわたしが祝福せる国土に移したり
而してかれにイサクと孫ヤコブとを与へ、等しくこれを義人とせり
わたしはかれらを以てわたし命を奉じて人を導く教師となし、よい行いをおこない、礼拝を守り、施しを納め、専らわたしにのみ仕えべきことを啓示せり

ロトについて言えば、わたしは知恵と知識とをかれに与へ、そのうえ穢らはしき事を行える都府よりかれを救ひたり。まことにかれらは不善にして反逆の民であるき
而してわたしはいつくしみをかれに与えたり。かれは義人の一人であるき
ノアについて言えば、曾てかれがわたしに祈れる時、わたしこれに応えてかれ、およびかれに従える者を大なる災難より救ひたり
わたしはわたしがしるしを偽りであるとせる民に対してかれを救いせり。まことにかれらは悪き民であるしかば、われ悉くこれを溺死せしめたり

ダビデ、およびソロモンについて言えば、或者の羊が夜間田圃に入りてこれを荒せし時、かれらこれを裁判し、わたしはそのの裁判の証人であるき
わたしはこれをソロモンに暁らしめたり。而してわたしは各自に知恵と知識とを与へたり。またダビデにはわたしを讃美するために群山を飛鳥とを従はしめたり。これを為せるは実にわたしである
またわたしはあなたがたのために甲冑を作ることをかれらに教へ、戦いに際してあなたがたの身を護らしめたり。あなたがたこれを感謝するか
またわたしは大風をソロモンに従はしめ、その命令の下にこれをわたしが祝福せる地に吹かしめたり。わたしは万事を知る
またサタンのうちに常にかれのために潜水せる者がいる、また他の仕事を為せる者もあるて、わたし常にかれらを監視せり

ヨブについて言えば、かれその主を喚びて『難難わたしに臨めり、あなたは博愛のおかた中の至悲者である』と祈れる時
わたしこれに応えてかれを襲える苦難を除き、そのの失える家人のみならす、更に同数の人々を加えてこれをかれに与へたり。これわたしがいつくしみにして、敬虔なる人々への教えである

イシマエル、イドリース、ヅールキフルについて言えば、かれら皆な能く耐え忍びたれば
わたしはかれらにいつくしみを与えたり。まことにかれらは義人であるき

ヅーンヌンについて言えば、かれ一旦は激怒して去り、わたしはかれに対して何事をも為し得ないとせしが、後にやみの中にあるて叫んで言う『あなたの外に神なし。栄光あなたの上にあれ。まことにわたしは不義者の一人であるき』と
さればわたしはかれに応へ、これをそのの苦難より救ひたり。わたしは是くのように信者を救ふ

ザカリヤについて言えば、かれその主に向かって『主よ、あなたは最良の相続者である。しかしわたしを子なきままに遺すな』と祈れる時
わたしはこれに応えてかれにヨハネを与へ、その妻をかれに適はしめたり。まことにかれらは競ひてよい行いおこない、憧憬し畏慨して不断にわたしに祈り、わたし前に議虚であるき

その隠すべき処を護れる女子について言えば、われ女にわたし霊を鼓吹し、女、およびその子を以て万人へのしるしとなせり
(而してわたしは是く啓示せり)『まことにあなたがたの此教は同一不二の教である、而してわたしはあなたがたの主なれば、あなたがたただわたしのみに仕えよ』と
然るにかれらその教をかれらの間にて分割せり。しかしかれらは皆なわたしに帰る
かくて信じてよい行いを行ふ者は、決してそのの精進を空しくせらるることなし、わたしはその人のために必ないこれを記録しよう

わたしが滅ぼしたる諸都府は、ヤージュージ・マージュージが解放せられて高丘より奔下し来るまでは、そのの再び世に復ることを禁ぜらる
而して真実なる約束は近づけり。見よ、その時信ぜざりし者は瞠目して言はん『悲しいかな、われわれは此事を閑却せり。否な、われわれは不義者であるき』と

まことにあなたがた、およびあなたがたが拝する者は、やがて堕ち往く地獄の薪たるにちがいない
かれらもし神々であるせば、地獄には堕ちないにちがいない。しかしかれらは堕ちて永久にその中に住まん
かれらその中にて呻吟しよう。またかれらその中にて(何事をも)聞かざらん

まことにわたしよりの善賞既に定められたる者は、遽く地獄より移され
絶えてその音を聞かない、その魂が憧憬したる処に永く住まん

至大の恐怖も今はかれらを悩ますに足らない、諸天使はかれらを迎えて言はん『これは約束せられたるあなたがたの日である』と
その目わたしはスィジルが書巻を捲くように諸天を捲き、初めにこれを創造せるように、再びこれを造らん。これわたしが負える約束である。わたし必ないこれを果たさん
まことにわたしは教えを与へたる後に、詩篇の中に是く記せり『正義の、わたしが僕,しもべ*}等、地を{*嗣がん』
まことに此中には神に仕える者への教訓ある

わたしはただ世のすべてへのいつくしみとしてあなたを遣はしたるのみ
言え『わたしに啓示せられたるは、ただあなたがたの神は唯一であるといふことのみ。あなたがた果して帰依するか』と
かれらもし背を向けらば言え『わたしは一律にあなたがたに宜言せり。しかしわたしはあなたがたに約束せられたることの近きかまた遠きかを知らない
まことにかれは公然の言を知り、まだあなたがたが匿すことを知る
わたしはまた此事があなたがたの試練なるか、また現世の亨楽が暫時なるかをも知らない』と
言え『主よ、真理によつて審判せよ。われわれの主は博愛のおかたである。われわれはかれらの称ふることに対してかれの救いを求める』と


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