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2024年3月29日(金) 通読(本日=エレ27-31,知18,クル-35回 明日=マコ15-16,1イミ18,クル-36回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳(工事中)〕クルアーン 第13章
[電雷章。マッカ啓示
みんなを愛してくださる恵み深いおかた、主なる神の名によって]
アリフ・ラーム・ミーム・ラァ。これは経典の諸節である。あなたの主よりあなたに降されたるものは真理である。しかし人々多くはこれを信ぜない

あなたがたに見ゆる柱なくして諸天を挙げたるは主なる神である。然る後にかれは王座に鎮坐し、日月を駆りて各自その軌道を走り、以てそのの任務に服せしむ。かれは万事を総攬す。而してかれはあなたがたが必ないその主に会ふべきことを確信せしめんとして、さまざまなるしるしを明らかにす
大地を展開し、鮮山と河川とをこれに定置せるはかれである。かれは地上すべての果実を毎種一対となす。かれはまた夜を以て昼を覆はしむ。まことに此中には反省する民へのさまざまなるしるしある
地上には互に近接せる地区ある、葡萄園・殻圃・同根異根のなつめやし樹あるて、等しく一味の水に灌翫せらる。而毛わたしは一の果物を他よりも滋味ならしめたり。まことに此申には睿智ある民へのさまざまなるしるしある

もしあなたが驚くべきことあるとすれば、かれらの言こそ驚くべきものなれ、言う『何事ぞ、われわれ一旦塵土に帰したる後、また新しく創造せらるべきか』と。これらはその主を不信者である。これらはその頸に首伽ある者である。これらは火の地獄の仲間にして、永久にその中に住まん
かれら以前に諸の先例あるしに拘らない、かれらはあなたに向かって幸福よりも災難を催促す。まことにあなたの主はそのの悪事に拘らない人間に寛容である。しかしかれはまことに罰にも厳厲である

不信者言う『何故にその主よりのしるしがかれに降らないか』と。あなたはただ一警告者にすぎない、而して各の民に一人の導き者がいる

主なる神は各の女子がその子宮に宿すものを知り、またその子宮の増減を知る。すべてのものは主なる神の許に共の定量ある
かれは不可見、および可見のものを知る。かれは偉大者・いと高きおかたである
あなたがたのうちそのの言うところを匿す者も、またはこれを吹聴する者も、夜間その身を潜むる者も、または白昼公行する者も、総じてかれにとりて一律である
各人の前後にはこれに随件威る諸天使ある、主なる神の命を奉じてその人を監視す。まことに主なる神は人々が己れの心中にあるものを変ふるまでは、決して人々に対する眷顧を変へない。主なる神もし災難を人々に降さんと欲しなば、何者もこれを斥くるを得ない、またかれらは主なる神以外に如何なる守り主もなし

電光をあなたがたに示して、希望と恐怖とを抱かしめ、また重き雲を起すはかれである
電雷はかれを讃へ、諸天使もかれを畏れて亦然り。かれは電火を発して、かれらが主なる神について言い争しつつある間に、これを以てその望む者を撃つ。かれの威力は絶大である
祈るべきはただかれあるのみ。かれを舎きてかれらが祈る者は、決してかれらに応ふることなし。譬ふれば手を水に伸べて、これを口に達せしめんとするも、水は決して達せないがようだ。不信者の礼拝はただ迷路を彷徨するにすぎない
天地間のすべては、好むと好まないとを問はない、悉く主なる神を拝す。かれらの影さへも、朝な夕なかれを拝するである

言え『天地の主はだれぞ』と。言え『主なる神』と。言え『然らばあなたがたは主なる神を舎きて、己れ自身をさへ損益する力なき者をあなたがたの守るおかたとするか』と。言え『失明者と能視者とは一律なるか、やみと光とは一律なるか』と。かれらは主なる神が創造せると相似たるものを創造せる者をかれに配し、以て(かれらの創造とかれの)創造を混同するか。言え『主なる神は万物の造り主、かれは唯一者・至尊者である』と

かれは天より水を降し、河谿はそのの水量に応じて流れ、洪水には泡沫を浮ぶ。装飾または器皿を造るために火に溶かされたる金属にも、またこれに類する浮滓を生ない。主なる神は是くのように真偽を分明ならしむ。泡沫は芥のように清え、人を益するものは地に残る。是くのように主なる神はさまざまなる譬喩を説く
その主に応ふる者は善賞を獲ベく、これに応へない者は、かれらもし地上すべてのものに倍するものを所有するとも、悉くこれを投じてその罪を贈はんとするに至らん。まことにかれらのために禍なる清算である。その住みかは地獄である、悪き臥床である

Reading-51あなたの主よりあなたに降されたるものが真理なることを知れる者と、失明の人とを同視すべきか。しかし心ある者のみ能く反省す
主なる神の約束を完成して誓いを破らない者
主なる神が親しめと命じたる者と親しみ、その主を敬ひ、禍なる清算を恐るる者
その主の恵みに浴しようとして耐え忍び、礼拝を守り、わたしが賜えるもののうちより陰に陽に施しをおこない、善を以て悪を斥くる者、これらの者には多幸なる住みかのごほうびあるベし
かれらはそのの祖先、および妻子のうちの義しき者と共にエデンの園に入らん。諸天使は各門より入りてかれらを迎へ
『あなたがた耐え忍べるが故に平安を得たり。楽園のごほうびはいみじきかな』と言はん
しかし主なる神に誓ひたる後にそのの約束を破り、主なる神が親しめと命じたる者と絶縁し、地上に悪事を行える者、これらの者には呪咀と禍なる住みかとのごほうびあるにちがいない
主なる神は己れの望む者に或は豊かに食べ物を興へ、或は乏しくこれを与ふ。かれらは現世を楽しめども、現世はこれを来世に比ぶれば一朝の歓楽にすぎない

不信者言う『何故に主よりのしるしがかれに降されないか』と。言え『まことに主なる神は己れの望む者を迷わしめ、ざんげする者を己れに導く』と
信仰に入り、主なる神を念じて安心を得る者――主なる神を念ないればだれか安心を得ざらん――及びよい行いを行ふ者、これらの者には幸福と善美なる住みかとあらん

わたしはわたしが啓示せることをかれらに向かって復論せしめんとして、一個の民の問にあなたを遣はしたり。此民以前に幾多の民が減び去れり。しかし此民は未だ博愛のおかたを信ぜない。言え『かれはわたし主である。かれの外に神なし、わたしはかれに頼り、かれに帰る』と
たとえ山を動かし、大地を裂き、死者に物言はしむるクルアーンあるとも……。否な、万事はただ主なる神の掌中にある。主なる神もし欲したりせば全人類を導き得たりしである。不信者は此事を知らないか。而して不信者は、かれらの為せることのために、主なる神の約束が実現するまで、かれら、およびかれらが住む附近にわざわい絶ゆることなからん。まことに主なる神は約束の時を違へない

まことに諸使徒はあなた以前にも嘲笑せられたり。わたしは長くその等の不信者を容赦せしが、塗にかれらを襲ひたり。わたしが罰の如何に峻烈であるしぞ

各人の上に在りてそのの所行を監察する者はだれぞ。然るにかれらは主なる神に別の神を配す。言え『かれらの名を挙げよ。あなたがたは地上に於て主なる神が知らないことをかれに告げんとするか、またはその等は空虚なる名称にすぎないか』と。然らない、不信者の同にはそののでっちあげたせることが善しと映じ、そのために正しき道より迷わしめられたるである。而して主なる神が迷わしむる者には如何なる導き者もなし
かれは現世に於ても罰せられん。しかも来世の罰は更に重く、主なる神に対して如何なる守り主もなからん

敬虔なる者に約束せらるる楽園の光景。河川これを貫きて流れ、その果実は永久不断、その緑蔭もまた然り。これ敬虔なる者への報償にして、不信者への報償は火の地獄である

わたしが曾て経典を降したる者は、あなたに降されたるものを喜ぶ。但し聯盟者のうちにはそのの一部を不信者がいる。言え『わたしはただ主なる神に仕え、何者をもかれに配すべからすと命ぜられたるのみ。わたしはあなたがたをかれに招ぎ、わたしはかれに帰る』と
そのためにわたしはこれをアラビア語の法典として降したり。されば真実なる知識既に至れる後に、あなたもしかれらの好みに従ふ如きことあらば、まことにあなたは主なる神に対して一守るおかたなく、また一守謹者もなかるにちがいない

まことにわたしはあなた以前にも諸使徒を遣はし、妻子をかれらに与へたり。而して主なる神のお許しなくしては、如何なる使徒もしるしを現すことを得ない。而して一時代毎に一経典ある
主なる神はそのの望むものを抹消し、またはこれを確定す。経典の母はアルラーメの許にある

わたしたとえわたしがかれらに約束せることの一部をあなたに示すとも、またはあなたを(死に)迎へ入るるとも、あなたの任務はただ使命の伝えにして、清算は即ちわたし事である

かれらはわたしが此地に来りてより、そのの辺境の縮小しつつあるを見ないか。主なる神一度び判決を下せば、何者もそのの判決を更改するを得ない、而してかれの清算は迅速である

かれら以前の者もたくらみせり。しかしすべてのたくらみは主なる神に属す。かれは各人の積めるこをよくご存知す。されば後日不信者は楽園のごほうびがだれのものなるかを知らん

不信者言う『あなたは使徒ではない』と。言え『主なる神はわたしとあなたがたとの証人たるに足る。経典の知識を有する者もまた然り』と


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