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2024年4月25日(木) 通読(本日=箴1,ユディ8,アル8 明日=エレ47-52,バル3,クル-43回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳(工事中)〕クルアーン 第11章
[ホード章。マッカ啓示
みんなを愛してくださる恵み深いおかた、主なる神の名によって]
アリフ・ラーム・ラア。この経典ははじめにいくつかの節が確定された後に解明された経典であり、聡明なおかたでありすべてを知るおかたから出たものである。
この経典は言う。「主なる神以外の何ものにも仕えてはならない。わたしは警告する者であり、吉報を伝える者としてかれからあなたがたに遣わされた者です」と。
また言う、「あなたがたの主のお許しを求めてかれにざんげしなさい。そうすれば定められたる時が来るまで、かれは幸せな人生をあなたがたに楽しませてくださるだろう。そして恵みに浴すべき者にはその恵みをくださることだろう。しかしあなたがたがもし背くなら、わたしは偉大な日にあなたがたが罰を受けるのではないかと恐れます。
あなたがたは主なる神に帰ります。かれは全能であられます」と。

ああ、かれらは主なる神から隠そうとして胸をたたみこむ。ああ、かれらその衣で自分の身を隠そうとしても、かれはかれらの隠すことも見せるものもご存知である。まことにかれは胸の中に秘めたものを知られる。
Reading-45地上の生きとし生けるもの、食べ物を主なる神に仰がないものはない。かれはその住みかをご存知であり、立ち寄るところをご存知である。すべてははっきりと経典に書かれている。
六日の間に天地を創造されたのはかれである。その王座は初め水の上にあった。これはかれがあなたがたを試みて、行いが最もよい者を知ろうとしてのことである。しかしあなたがもし『あなたがたは死後に復活させられる』と言うと、不信者は必ず言うだろう、『そんなことは明らかに魔術にちがいない』と。

わたしがもし定められた時までかれらの罰を延ばせぱ、かれらは言う、『何が罰を妨げているのか』と。ああ、それがかれらに来る日は、だれも避けることができない。以前にかれらがあざ笑ったことが四方からかれらを取り囲むにちがいない。
わたしがもし人にいつくしみを味わわせ、その後に奪ったならば、その人は必ず絶望して恩を忘れるだろう。
わたしがもし苦難の後に恵みを味わわせれば、その人は必ず『苦難がわたしから離れた』と言って、喜んで得意になるだろう。
耐え忍んでよい行いをする者はそうではない。こういう者はお許しと大きなほうびとを得ることだろう。

たぶんあなたは啓示されたものの一部を放棄しようとして、胸がふさがれる思いでいることだろう。かれらがこう言うからである。『どうして財宝がかれに下されないのか、どうして天使がかれと共に来ないのか』と。しかしあなたは警告者の一人にすぎない、万物を管理する者は主なる神である。
またかれらは言う、『かれはこれを偽作している』と。言いなさい。『それならあなたがたは同じようなものを十章偽作してみなさい。あなたがたの言葉が真実なら、主なる神以外にあなたがたが頼れるような神々でも呼んでごらんなさい』と。
もしかれらがあなたがたに答えられないなら、これが主なる神の知識によって下されたるものであり、かれのほかに神がないと知りなさい。そうしたらあなたがたは帰依者となるだろうか。

現世の生活とその栄華を望む者には、わたしが現世で十分にかれらの行為に報いるだろう。その報いは決して減らされることはない。
しかしこういう者は、来世では火の地獄のほかには何もない。そこでは現世でしたことは無効となり、既にしたことは全くないこととなるだろう。
かれから遣わされた証人が唱えた、主からの明らかな証拠によって立つ者、また以前では導きとして恵みとしてのモーセの経典をいただいていた者、これらの者はクルアーンを信じる者である。これを信じない他の宗教の者は、火の地獄をその住みかと定められている。だからこのことを疑ってはならない。これはあなたの主からの真理である。しかしこれを信じない人が多い。

主なる神について偽りを作るよりも甚だしい不義を行う者がいるだろうか。復活の日にかれらは主の前に立たされ、証人たちはこう言うだろう。『かれらは主について偽りを作った者である』と。主なる神の呪いが不義の者の上に下らないだろうか。
かれらは人を主なる神の道に背かせ、ねじ曲げようとし、また来世を信じない。
かれらは地上で天罰を免れない。主なる神のほかに守り主は一人もなく、来世のかれらの罰は倍増されるだろう。かれらは聞くことができず、見ることができないのだ。
かれらはみずからその身を滅ぼした者であり、でっちあげた神々はかれらを捨て去るだろう。
来世ではかれらは疑いなく最悪の滅びの者となるだろう。
しかし信じてよい行いをし、主に対して謙虚な者は楽園の仲間であり、永久にその中に住むだろう。
両者をたとえると、一方はめくらとおしであり、他方は目が見え耳が聞こえる者である。この二つが同じであろうか。あなたがたは考えないのか。

わたしはノアをその民に遣わした。かれは言った。『わたしはあなたがたに公然と警告します。
主なる神以外の何者にも仕えてはなりません。わたしはあなたがたが痛ましき日に罰を受けるのではと心配です』と。
民のうちで信じない長老たちは言った。『われわれが見るに、あなたはわれわれと同じ人間にすぎません。愚かにもあなたに従った者を見るに、われわれのうちでもっとも卑しい者ばかりです。あなたがたは少しももわれわれに優るところがないようです。そればかりかうそつきだと思います』と。
かれは言った。『わたしの民よ、わたしに言ってごらんなさい。あなたがたには見えないが、いつくしみをわたしにくださった主からの明らかなしるしの上にわたしは立っているのに、あなたがたが嫌うなら、わたしはあなたがたに無理強いできるでしょうか。
わたしの民よ、わたしはお金を報酬として求めているわけではありません。わたしの報酬は主なる神にのみあります。またわたしは信者を追い払おうとは思いません。かれらは必ず主に会うはずですから。しかしあなたがたは無知の民のようですね。
わたしの民よ、わたしがもし信者を追い払うなら、だれが主なる神の罰からわたしを救ってくれるでしょうか、そう思いませんか。
わたしはあなたがたに、わたしにこそ主なる神の宝庫があるとは言いません。目に見えないものを知っていると言いません。わたしが天使であるとも言いません。あなたがたが軽蔑している者に向かって、主なる神は決して幸福をくださらないだろうとも言いません。主なる神はかれらの胸のうちをとてもよくご存知ですから。以上のようなことをわたしが言ったなら、わたしは不義の者のうちに加わることでしょう』と。
かれらは言った。『ノアよ、あなたはわれわれと言い争いました、ずいぶん多くのことについて言い争いました。あなたの言葉が真実ならば、われわれをおどしたことをわれわれにしてみてごらんなさい』と。
かれは言った。『主なる神がお望みなら、かれがしてくださいます。あなたがたはこれを避けられないことでしょう。
主なる神があなたがたを迷わせようとお望みなら、たとえわたしがよい助言を与えようとしても、その助言はあなたがたに役立たないことでしょう。かれはあなたがたの主です。あなたがたはかれに帰らされるのです』と。

かれらは言った、『かれはこれをでっちあげたのか』と。言いなさい『もしわたしがでっちあげたになら、罪はわたしにあります。しかしわたしはあなたがたが犯す罪には関係ありません』と。

ノアにこのように啓示された。『すでに信者となれる者のほか、あなたの民は決して信じないことだろう。だからかれらのすることに心を悩ましてはならない。
わたしの目の前で、わたしの啓示に従って方舟を造りなさい。不義を行う者についてわたしに歎願してはならない。かれらは必ずおぼれさせられるだろう』と。
かれは方舟を造り始めた。民のうちの長老たちは、かれの前を過ぎる毎にかれを笑った。かれは言った。『たとえあなたがたがわれわれを笑っても、あなたがたが笑ったようにわれわれもまたあなたがたを笑う時が来るでしょう。
やがてあなたがたは屈辱の刑がだれに下るか、永遠に続く罰がだれに下るかを知ることでしょう』と。

わたしの命令が下り、水が谷から湧き出た時、わたしは言った。『すべての生き物のつがいと、宣告が下った者を除くあなたの家族と、信仰に入った者とを方舟に乗せなさい』と。しかしかれとともに信じた者はわずかだった。
かれは言った。『あなたがたは船に乗りなさい。帆を挙げる時、いかりを下ろす時、いつも主なる神の名を唱えなさい。わたしの主は寛容なおかたであり、恵み深いおかたです』と。
船はかれらを乗せて山のような波の中を進んだ。ノアは離れて立っていたわが子を呼んで言った。『わが子よ、われわれと共に船に乗りなさい。不信者と一緒にいてはいけません』と
子は言った。『わたしは山をめざします。そこはわたしを水から救ってくれるでしょう』と。かれは言った。『この日は主なる神がいつくしみを与える者のほかは、だれもその罰を免れることはできない』と。ちょうどそのとき、波が父と子の間に寄せて来て、子は溺れ死んでしまった。
その時に声があった。『大地よ、水をおさめなさい。天よ、雨をやませなさい』と。こうして水は減り、事はおわり、船はジューディー山の上に止まった。また声があった。『不義の民を葬り去りなさい』と。

Reading-46ノアは主を呼んで言った。『主よ、わが子はわが家の一員です。あなたの約束は確実です。あなたは裁き手の中の最高の裁き手です』と。
かれは言われた。『ノアよ、あの子はあなたの家族の一員ではない。かれの行いは正しくない。あなたが何も知識のないことについてわたしに求めてはならない。わたしはあなたが愚か者の一人となってしまうよういましめる』と。
かれは言った。『主よ、まことにわたしはあなたの加護を求め、わたしが知らないことをあなたに問いません。もしわたしをお許しくださり、いつくしみをわたしにくださらねば、わたしは必ず滅びの者の一人となるでしょう』と。
時に声があった。『ノアよ、安らかに降りなさい。わたしはあなたと、共にいる民を祝福する。別の民には、わたしは現世で楽しませ、その後に厳罰を加えよう』と。
これは目に見えないものについての消息の一つである。わたしはこれをあなたに啓示する。以前はあなたこれを知らなかったし、あなたの民も知らなかった。だから耐え忍びなさい。よい結果は必ず神を畏れる者に来る。

わたしはアードの民にその同胞ホードを遣わした。かれは言った。『わたしの民よ、主なる神に仕えなさい。かれのほかにあなたがたに神はない。あなたがたがでっちあげただけです
わたしの民よ、わたしはこのためにどんな報酬もあなたがたに求めません。わたしの報酬はただわたしを造ったかれの許にあります。おわかりになりませんか。
わたしの民よ、主のお許しを求め、かれに向かってざんげしなさい。かれは雲をあなたがたの上に送って豊かに雨を降らせ、あなたがたの力にさらに力を加えることでしょう。だから罪びととなって背を向けてはなりません』と。
かれらは言った。『ホードよ、あなたはどんな証拠もわれわれに示していません。あなたの言葉でわれわれの神々を捨てるわけにはいきませんし、あなたを信用できません。
われわれの神々のうちのある神があなたにわざわいをくださることだろう』と。ホードは言った。『わたしは主なる神を証人に呼びましょう。かれ以外にわたしがあなたがたの神々と関りがないことの証人に、あなたがたはなってください。
ですからみんなでわたしにたくらんでください。猶予を与えてはなりません。
わたしは、わたしの主でありあなたがたの主である主なる神に頼ります。生きとし生ける者、主なる神がその前髪を捕えないものはありません。わたしの主は正しい道の上におられます。
たとえあなたがた背を向けても、わたしはもう、あなたがたに伝えるべき使命を伝えました。主はあなたがたのかわりに他の民をたてるでしょう。あなたがたはかれのなさるどんなことも妨げることはできません。わたしの主は万事を見守っておられます』と。
こうしてわたしの命令が下ると、わたしはいつくしみを与えてホードおよび共に信じた者を救った。わたしは厳罰からかれらを救ったのだ。
以上はアードの民のことである。かれらは主のしるしを偽りであるとし、その使徒に敵対し、それぞれの頑迷で暴虐な者の命令に従ったのである。
だから現世でも復活の日でも、かれらは呪いに付きまとわれる。ああ、アードの民は主を信じなかった。ああ、ホードの民アードを葬り去れ。

わたしはサムードの民にその同胞サーリヒを遣わした。かれは言った。『わたしの民よ、主なる神に仕えなさい。かれのほかにあなたがたに神はありません。かれはあなたがたを大地から生まれさせ、大地に生き続けさせておられます。よってかれのお許しを求め、かれに向かってざんげしなさい。わたしの主はすぐ近くにおられる方であり、祈りに答えてくれるお方です』と。
かれらは言った。『サーリヒよ、以前あなたはわれわれのうちで望みをかけられた一人であった。しかしいまあなたは、祖先が仕えて来たものにわれわれが仕えることを禁じようとするのですか。あなたがわれわれを誘う教えには不安と疑いをもっています』と。
かれは言った。『わたしの民よ、わたしに告げなさい。もしわたしが主からの明らかなしるしの上に立ち、かれがいつくしみをわたしに与えるとすれば、わたしがもし主なる神に背くなら、わたしを守ってかれの罰を免れさせてくれる者はだれですか。あなたがたはわたしの破滅を促そうとしているのです。
わたしの民よ、これはあなたがたへの主なる神のしるしのめすらくだです。これを主なる神の大地に放牧し、これに害を加えて身近にせまる罰を受けないようにしてください』と。
しかしかれらはこれを殺してしまった。かれは言った。『三日の間あなたがたは家で生を楽しみなさい。これは偽りのない約束です』と。
こうしてわたしの命令が下ると、わたしはいつくしみを与えてサーリヒおよび共に信じた者を救い、また復活の日の屈辱からも救った。あなたの主は強大なおかたであり、偉大なおかたである。
一声がとどろき、不義を行った者を襲い、翌朝かれらは家で地に伏して倒れていた。
その様子はまるでかれらがそこに住んだことがなかったかのようであった。ああ、サムードの民はその主を信じなかった。ああ、サムードの民を葬り去れ。

わたしの使徒たちは吉報を持ってアブラハムに遣わされた。かれらが『平安!』と言うと、かれもまた『平安!』と答えた。そしてすぐに焼いた子牛でもてなした。
しかしかれらその手を子牛に触れなかったので、かれは怪しんでかれらに恐怖を抱いた。かれらは言った。『恐れることはありません。われわれはロトの民に遣わされた者です』と。
その時、そばに立っていたかれの妻が笑ったので、わたしは女に、あなたはイサクを生み、イサクはヤコブを生むとの吉報を伝えた。
女は言った。『悲しいことに、わたしはとても老い、夫であるこの人も老人なのに、わたしがどうして子を生めましょうか。とても不思議なことです』と。
かれらは言った。『あなたは主なる神の命令を不思議というのですか。この家の人々よ、主なる神の祝福といつくしみとあなたがたの上にありますように。まことにかれはたたえられるべきおかたであり、光輝くおかたです』と。

さてアブラハムの恐怖が去り、吉報がかれに伝えられたる時、かれはロトの民のためにわたしに歎願した。
それはアブラハムが従順であり、柔和であり、信心深かったからである。
使徒たちは言った。『アブラハムよ、あきらめなさい。主の命令は下っており、、避け難い罰がかれらの上に下りつつあるのです』と。

そしてわたしの使徒たちがロトをたずねた時、かれはかれらに心を苦しめ、かれらを守る力がなかったので、『今日は苦難の日である』と言った。
そして民たちがかれのところに押しかけて来た。かれらは以前にもさまざまなる悪事を行った者であった。かれは言った。『ここにわたしの娘たちがおります。娘たちはあなたがたには清らかすぎるほどです。ですから主なる神を敬い、客人の前でわたしを辱しめないでください。あなたがたのうちに一人も正しい者がいないのですか』と。
かれらは言った。『われわれがあなたの娘らなど少しもほしくないし、何を望んでいるかを、あなたは知っているはずだ』と。
かれは言った。『もしあなたがたに抵抗する力があれば、または強い柱に頼ることができたならばよかったのに』と。
使徒たちは言った。『ロトよ、われわれはあなたの主の使徒です。かれらは決してあなたに手を出すことはできません。ですから夜の間に家族とともに逃げなさい。一人も後ろを振り返ることがないようにしなさい。ただしあなたの妻を除く。かれらが受けるわざわいにあの女もあうことでしょう。かれらに定められた時刻は早朝です、朝はもう近いではありませんか』と。
こうしてわたしの命令が下り、わたしはその都をくつがえし、泥と石の雨をその上に降り積もらせた。
そして石は主によって記号がついたものであった。不義の者からはずれることはなかった。

Reading-47わたしはミディアンの民にそのの同胞シュアイブを遣はしたり。かれ言う『わたしの民よ、主なる神に仕えよ、かれの外にあなたがたに神なし。あなたがた度量衡を減ないるな。まことにわたしはあなたがたが繁昌するを見る。しかしわたしはあなたがたのためにすべてをすっかりごらんになるする日の罰を恐る
わたしの民よ、度量衡を正しく充分にせよ、人々の物を騙取するな。不正をおこないて地上に悪を作すことな
あなたがたもし信者ならば、主なる神があなたがたに遺すものこそあなたがたのために最善なれ。しかしわたしはあなたがたの監督者ではない』と
かれら言う『シュアイブよ、あなたの教は、われわれがわれわれの祖先が仕えし神々を棄つべきことを勧め、そのうえわれわれの財産を任意に処理すべからすとするか。まことにあなたは寛大にして正しき指導者なるかな』と
かれ言う『わたしの民よ、わたしに告げよ、わたしもしわたし主よりの明らかなしるしの上に立ち、そのうえわたしに賜ふにかれよりの佳き食べ物を以てするとすれば――。わたしはわたしがあなたがたに禁じたることを、あなたがたの背後にてみないからこれを行はんとする者ではない。わたしが希ふところはただ力を尽して事を匡さんとするのみ。唯一の救いは主なる神にある。わたしはかれに頼り、かれにざんげす
わたしの民よ、わたしに対する反抗があなたがたをして罪を犯さしめ、曾てノアの民、またはホードの民、またはサーリヒの民が遭える如き罰を招ぐな。ロトの民に至りてはあなたがたを距ること遠からない
さればあなたがたの主のお許しを求め、かれに向かってざんげせよ。まことにわたし主は恵み深いおかた・親愛者である』と

かれら言う『シュアイブよ、われわれは多くあなたの言うところを解せない、ただわれわれは明かにあなたがわれわれのうちの無力者なるを知る。もしあなたの家人のためならざりせば、われわれ必ない石にてあなたを撃つにちがいない。われわれはあなたを重視するではない』と
かれ言う『わたしの民よ、あなたがたは主なる神よりもわたしが家人を重視するか、かれを無視してあなたがたの背後に捨てんとするか。まことにわたし主はあなたがたの為すことを取り囲む
わたしの民よ、あなたがたがおこないつつあることを続けよ。まことにわたしもまだ行はん。而して時到らばあなたがた必ない思ひ知らん、屈辱の罰がだれに下るか、またうそせるはだれなるかを。さらば待て、まことにわたしもまたあなたがたと共に待たん』と
わたしが命令下るに及んで、わたしはわたしがいつくしみを与えてシュアイブ、およびかれと共に信じたる者を救ひたり。而して轟然たる一声、不義者を襲ひて、翌朝かれらは地に俯してその家に仆れ居たり
その様はかれらが曾てその処に住めることなかりしもののようになリき。ああ、サムードを葬れるように、ミディアンを葬り去れ

まことにわたしはわたしがしるしと明らかな権威とを与えてモーセを
パロ、およびそのの貴人等に遣はしたり。然るにかれらはパロの命令に従へり。而してパロの命令は正しきものに非ざりき
復活の日に当り、パロはその民の先頭に立ちて、かれらを火の地獄に陥るにちがいない、陥れらるる処こそ禍なれ
かれらは現世に於て呪咀に追求せらる。而して復活の目にかれらに賜はる賜物こそ禍なれ

是くの如きはわたしがあなたに語る諸都府の消息である。その中には現存するものある、また既に刈り取られたるものもある
わたしは決してかれらを害せない、かれらみないから己れを害せるである。主なる神以外にかれらが喚べる神々は、あなたの主の命令一下するに及んで、毫もかれらを益することなく、ただそのの滅亡を促せるにすぎざりき
是くの如きはあなたの主が不義を行える都府を罰せる時の罰である。まことにかれの罰は痛烈にして峻厳である

まことにその中には来世の罰を恐るる者へのしるしある。その日は万人が呼び集めらる日である、万人が見べき日である
わたしはただ定められたる期限の来るまでこれを延期するのみ
その日来ればだれも主のお許しなくして発言するを得ない。かれらの或者は不幸なるべく、或者は幸福なるにちがいない
不幸なる者とは堕地獄者である。かれらその中にて号泣し哀呼しよう
而してあなたの主が望むではないば、天地の有らん限りかれらその中に住まん。まことにあなたの主は己れの望むことを行ふ
幸福なる者は即ち楽園に入る。あなたの主が望むではないば、天地の有らん限りかれら共中に住まん。まことに絶ゆることなき恩賜である
さればかれらが拝するものについて疑心を抱くな。かれらはただ祖先が仕えたるように仕えるにすぎない。わたしは存分なる報いをかれらに与えて仮借するところなからん

わたしはモーセに経典を与へたり。而してこれについて異論生じたり。もし既に発せられたるあなたの主の言なかりせば、判決は既にかれらに下されたりしである。まことにかれらはこれについて不安なる疑惑を抱く
まことにあなたの主は各人に対して存分にそのの所行に報ゆにちがいない。まことにかれはかれらの為すことをよくご存知す
さればあなた、およびあなたと共にざんげする者は、あなたが命ぜられたるように正しい道を踏め。而して矩を越ゆるな。まことにかれはあなたがたの為すことをご存知である
あなたがた火の地獄のあなたがたに臨むを免れんとすれば不義者に偏するな。主なる神の外にあなたがたの守るおかたなく、ま沁あなたがたを救いする者もなし
日の両端に於て、およびかれの初更に於て礼拝を行へ、よい行いは諸悪を銷殞せしむ。これ反省する者への教えである
耐え忍べ。まことに主なる神はよい行いを行ふ者へのごほうびを空しくせない
あなたがたの前代には、わたしが救ひたる僅少の者を除きて、何故に地上に悪を作すことを阻む耐え忍ぶ不抜なる者なかりしか。而して不義者は歓楽を追ひ求めて罪びととなれり

その住民が正しく行ふ間は、あなたの主は決して妄りに都府を破壊するものではない
而してもしあなたの主が欲したりせば、かれはあらゆる民を一団とせしならん。しかしあなたの主がいつくしみを与えたる者の外は、かれらは常に言い争を事とす
かれは共為にこそかれらを造りしなれ。、主の言は完成せらるにちがいない『わたし必ない人間と幽鬼とにて地獄を満たさん』

総じて諸使徒の消息についてあなたに語れることは、あなたの心を確乎たらしめんがためである。而して此中に真理、および信者への教えと警告とがあなたに与へられたり
而して不信者に向かっては是く言え『あなたがたがおこないつつあることをおこない続けよ。まことにわれわれもまたわたし道を行はん
而して待て、まことにわれわれもまた待たん』と

天地間の目に見えないものは主なる神に属し、万物はかれに帰る。さればかれに仕え、かれに頼れ。あなたの主はあなたの為すことを閑却せない


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