[真理子日曜学校 - 宗教音楽のたのしみ(フレーム表示) ]
  【一般コース】
 

キリスト教と音楽

 

 
  1. キリスト教と音楽
     キリスト教は音楽を重視する宗教です。この点が他の宗教と大きく違う特徴です。
     こんなことはキリスト教の中にいると当たり前になってしまいますが、たとえばイスラム教で、仏教で、礼拝のときに音楽を演奏したり歌をうたったりするでしょうか? もちろんイスラム教ではカッワーリーのような宗教的な歌がありますが礼拝では歌いません。礼拝のときは男性の朗誦のみです(もっともあれは歌のように聞こえますけど)。また仏教の戒律では、僧侶は歌をうたったり楽器をひいたりはおろか、音楽を聞くことも禁止されています。勤行のときの太鼓や鐘、宗派によっては琵琶なども使うことがありますが、あれはあくまで、読経のための法具であって音楽じゃありません。しかしキリスト教では、一部の教派を除いて礼拝のときにも音楽を積極的に利用しています。字の読めない牧師はいても歌の歌えない牧師はいません。また礼拝外の宗教的歌曲はうじゃうじゃあります。こうしてみると、キリスト教の音楽重視がいかに特殊であるかがわかるでしょう。

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  3. ここで扱う宗教音楽
     そんなわけで真理子日曜学校も、一応キリスト教の学校であるからには、宗教音楽を扱わないわけにはいきません。そんなわけで「宗教音楽のたのしみ」というコンテンツを用意しました。
     しかし真理子はクリスチャンではなく、教会にも通っていませんので、いま各教派でどんな歌をうたっているのか、実践的経験からご紹介することができません。そんなわけで現行の日本の教会の讃美歌、聖歌のたぐいを紹介するのはパスです。また真理子はポップスをほとんど聴きません。ゴスペルなどのポップス系宗教音楽は重要なジャンルでCDもいっぱい出てますが、真理子の苦手分野なので扱いません。
     ここで扱うのはクラシック系です。CDショップのクラシックのコーナーにおいてある宗教音楽を扱います。もっともCDショップのクラシックコーナーには讃美歌CDがおいてあったりしますけど上述の理由でパス。

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