[真理子日曜学校 - キリスト真理自由教会(フレーム表示) ]
聖書通読行
- 修行の中の修行
当教会における修行の位置づけについては「修行」を参照してください。自分ができる修行をすればいいのですが、「聖書通読行」は、できる限りすべての信徒のみなさんにやっていただきたい非常に重要な修行、修行の中の修行として、強くおすすめします。
- 聖書通読行とは
毎日決められたペースに従い、聖書を最初から最後まですべて読んでいく修行です。
そして、ここでいう「読む」とは、目で読むだけではダメです。最低でも耳で聞くこと、できれば口に出して読むことです。音声化されなければ読んだことにはしません。 身体的障害があって音声化して読むことができず、音声を耳で聞くことができない場合のみ、目で見たり指で点字を触れたりすることを「読む」ことと認めます。
口に出して読むとさしさわりがある環境では、「聴く」ことで代用するか、声は出さずとも口を動かすようにして「黙読」になってしまわないようにします。
ここまで音声にこだわるのは、言葉は音声であり、文字は抜け殻にすぎないものであるという強い信念が真理子にあるからです。
そして、黙読するとどうしても飛ばし読みをしてしまい、内容が頭に入らないということもあります。もっとも、単に耳で聞くだけでも内容が頭に入らないこともありえますが、少なくとも朗読の時間ぶんあなたを拘束することになりますので、目で飛ばし読みするよりはましであると思います。
- 通読スケジュール
通読表に従ってください。
この通読表は、364日で旧新約聖書全巻を読めるものです。オリジナルはBible-Reading.com Home Pageのサイトで、ここの通読表に全面的に乗っかった上で、さらに外典を付け加えています。
1年の計画は52 Week Bible Reading Planというページにあります(続篇除く)。- 月曜日……律法(モーセ五書)
- 火曜日……歴史(旧約聖書のヨシュ~エス)
- 水曜日……詩篇(詩編)
- 木曜日……その他の詩歌
- 金曜日……預言書(黙示録を含む)
- 土曜日……福音書(使徒言行録を含む)
- 日曜日……手紙
のように、曜日ごとに分野を決めて原則順序どおり読んでいくというスタイルです。
オリジナルの通読表には外典(旧約聖書続編)がありませんので、当教会が独自に追加しました。機械的に2日に1章ずつを読んでいくスケジュールです。当面は新共同訳に含まれた部分のみをサポートしていますが、将来的にはLXXやヴルガタに載っているものをすべて含むよう修正する予定です。
- 通読のしかた
上に書いたように、できる限り口に出して朗読し、最低でも耳で聴くようにします。あなたの忙しさにあわせて、次の中からできるプランでやってください。- 全範囲を朗読する
- 一部を朗読し、残りは聴くだけにする
- 全範囲を聴くだけにする
また、分野ごとにやり方を変えるのもよい方法です。具体例としては、- 律法(月曜日)=聴くだけ
- 歴史(火曜日)=聴くだけ
- 詩篇(水曜日)=朗読
- その他の詩歌(木曜日)=朗読していって、疲れたらあとは聴くだけ
- 預言書(金曜日)=聴くだけ
- 福音書(土曜日)=朗読
- 手紙(日曜日)=朗読
- 外典=聴くだけ
などです。新約聖書はできるだけ朗読しましょう。旧約聖書のうち、詩篇は分量的に短いので朗読しましょう。その他の詩歌も、聴くだけだとなかなか耳に入らないのでできるだけ朗読します。
- 音声の入手法
音声は次のところから入手できます。- 新共同訳……MP3。有料。続編つきで12800円。おすすめします。
- 口語訳・文語訳……読み上げソフトによるもの。無料。
- 新改訳聖書……CD版「聴く聖書」。有料。全部買うと6万円くらいになってしまいますが、どうしても新改訳にしたいという人は買ってみてください。
- 聖書を耳から聴いて真理を悟る……個人の方がやっている新共同訳朗読(MP3、無料)。現在アップロード進行中です。
- 新世界訳……MP3。無料。英語サイトですがちゃんと日本語の音声もダウンロードできます。エホバの証人は異端ですが(って、当教会だって異端認定を食らいそうなんで人のことは言えない)、反社会的、反道徳的行動は非難するとして、聖書自体はしっかりした翻訳ですから、新共同訳MP3を買うお金のない人はこれを使っても可です。
- KJV……MP3、無料。
読み上げソフトによるものは、今のところはまだ不自然な部分が残っていて、聞き苦しいかもしれません。しかし、このような試みは積極的に支援していきたいので、ガマンして聴いてみてください。
- 読んだあとは
感動したところ、ヘンだと思ったところなど、ともかく気になったところを1箇所だけでいいので、メモに書きとめておくなどするといいでしょう。
あとは、すばらしい聖句なので自分の行動指針にするなり、どうもよく意味がわからないけどなぜか気になるので意味を考え続けるなりしてみてください。