[真理子日曜学校 - 聖書の言語入門(フレーム表示) ]
【16世紀ドイツ語コース】

筆記体


  1. ドイツ流筆記体
     「亀の子に慣れよう」で見たように、昔のドイツ語はフラクトゥールという亀の子書体で印刷されるのが普通でしたが、実は筆記体もドイツ特有のものがあったのです。SütterlinschriftないしKurrentschriftと呼ばれるものです。これを用いて書かれた例として、Wikipedia(中文)にカントの手紙の例がありますので掲げておきます。途中、Sapere aude! (あえて賢くなりなさい)というラテン語の部分だけドイツ筆記体でないところが興味深いです。


  2. 一覧
     ここでは関口存男の『獨逸語大講座』に載っている表を転載します。
     


  3. フォント例
     ドイツ流筆記体のフォントも数種類フリーでダウンロードできます。ここではClassical Letter Projectで配布しているSuetterlinを使いました。
    ABCDEFGHIJ
    KLMNOPQRST
    UVWXYZÄÖÜ 
     
    abcdefghij
    klmnopqrst
    uvwxyzäöüß