[真理子日曜学校 - 聖書の言語入門(フレーム表示) ]
【日本語文語コース】

板かるたで学ぶ変体仮名2


  1. しのぶることの
     右の札、「志」はもういいですか? 「し」ですね。ですから大きく書かれている部分は「しのぶる」です。
     2行目の一番上は「事」の略字です。そしてこれを「こと」という2音節で読んでいますので、これは漢字としての使用であり、変体仮名ではありません。でも、「こと」の略字は非常に多く出てきます。「変体仮名の読み方」のカタカナの部分でも紹介した「コト」の合字の一歩手前というところですね。
     それ以外に登場している変体仮名は、「わ」です。2行目真ん中の「己」みたいに見える部分です。これは「王」の略で、今昔文字鏡の変体仮名ではにあたるんですが、ちょっとこの字形だとイメージがわきにくいですね。実際には「己」みたいに見えることが多いです。


  2. われても末に
     左の札、すぐ上でやったが、「われても末にあはむとぞ思ふ」の最初に大きく登場しています。「王」というよりまさに「己」みたいでしょ?
     あとは「末」という漢字の下のは「に」(「二」の略)。カタカナの「ニ」だと思ってもよいでしょう。
     その下のは「あ」(「阿」の略)。
     その下のはもう出てきましたよ。「は」(「八」の略)。


  3. 人にしられて
     さて次です。大きな「人」の下に3行ありますね。その1行目、「ふ」のように見えるかなは「に」です。。「尓」の略。これもよく出てきます。
     ところで、この下にゴミのように見えるのは「かな」ですね。これは下の句末尾の「来るよしもがな」がレイアウトの関係でここに来ているのです。よく見るとどっちも変体仮名です。覚えましょう。が「か」、「可」の略。が「な」、「奈」の略。は頻出ですが、「の」とまぎらわしいので注意してください。「の」と読んでおかしいなと思ったら「か」と読んでみましょう。
     あとは「人」の下の3行目の=「れ」ですね。「連」の略です。


  4. このページで初めて覚えたかな
     =し(志)、=こと、=わ(王)「己」のように見えることが多い、=に(二)、=あ(阿)、=に(尓)、=か(可)、=な(奈)、=れ(連)


  5. このページまでに覚えたかな
     

     (王)

     

     

     

     (八)

     (奈)

     

     

     (可)

     、(阿)

     

     

     

     

     

     (尓)
     (二)

     

     (志)
     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     (連)
    え(ヤ行)
     

     (免)

     

     

     

     

     
    え(ア行)
     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     
    その他
     =こと