ばべるばいぶる][真理子日曜学校][聖書の言語入門(古典ギリシア語)

ユーティリティ:古典ギリシア文字変換

Since 2009/08/09 Last Updated 2009/08/14



  1. 入力
    使い方など詳細は下をご覧ください。まずは入力フォームです。
    Text :

    アクセント 鋭(/) 重(\) 曲(~) 現(|) 気息 無気(}) 有気({)
    その他 なし 分離(") イオタ(_) 長音(=) 短音(^)
     
    A B G D E Z H U I K L M N J O P R   S T Y F X C V
    a b g d e z h u i k l m n j o p r w q t y f x c v
    ※ボタン入力ではσとςは強制的にその字体になり、位置に応じた変換はしません。
    ローマ字入力では、wは強制的にς、qは強制的にσ、sは位置に応じてσないしςに変換されます。



  2. 入力フォームが出てない場合は……
     上の入力フォーム、ちゃんと出てますか? もし、Text:のところに入力窓が表示されていなかったり、ものすごく小さかったりした場合は、フォント設定プログラムでギリシア語のフォントを変更してから、再度表示させてみてください。
     Windows XP+IE5では古典ギリシア語のアクセント記号つき文字がまともに表示されず、すべて□になってしまいます。これを解決するため、入力フォームのところに「聖書の言語入門」で用いている古典ギリシア語フォントを設定しています。ところが一部のフォントを設定したときに入力窓の大きさが非常に小さくなったり、ひどいときにはゼロになってしまうのです。真理子が確認したところでは、New Athena Unicodeを設定したとき、IE5では大きさゼロ、Firefoxでは非常に小さくなります。そういう場合は別のフォントを設定してください。TahomaやGalatia SILなら大丈夫でしょう。



  3. 概要
    1. ローマ字(ラテン文字)で書かれたテキストを古典ギリシア語の文字に変換して表示します(テキストの書式は上のフォームのボタンの下ないし( )の中に入っている字、または下の表を参照してください。)。
    2. それが面倒ならボタンを押して入力します。1個1個ボタンを押しながら入力するほうがラクか、ローマ字でわわっと入力して変換ボタン1回で変換するのがラクか、人それぞれでしょうから、適宜併用してください。
    3. 変換結果は入力窓にどんどん継ぎ足されていきます。変換不要な部分(すでに変換したところなど)はそのまま通していきます。
    4. 変換結果を他のアプリケーションで利用したいときは、「クリップボードに送る」ボタンを押してください。ただしこのボタンはIEでなければ作動しません。
    5. 「クリップボードに送る」ボタンがきかないときは、カーソルを入力窓に置いて、「編集-すべて選択」「編集-コピー」(IEならctrl-A、ctrl-C)とすると結果がクリップボードにコピーされるので、あとは他のアプリケーションに貼り付けてください。
    6. Windows XP+IE5では、アクセントつきギリシア文字を正しく表示することができず、すべて□のように表示してしまいます。しかしこれは、正しく表示していないだけでコード的には正しいので、かまわずにコピーしていただければ、他のアプリケーションには正常にコピーできます。気になるようでしたらフォント設定プログラムでギリシア語用フォントを変更してみてください。当ユーティリティではここでの設定情報を参照しています。
    7. 小文字α, ι, υの上の長音記号と鋭アクセントまたは重アクセントは共存できます。Unicodeにはそのような文字は存在しないので、実際には長音記号つきの文字のあとに鋭アクセント(U+3C1)、重アクセント(U+3C0)のコードを出力しています。U+3C0およびU+3C1は原則として直前文字に重なるはずなのですが、アプリケーションによっては重ならない場合があります。その場合はあきらめてください。
      IEでは原則重なるのですが、なぜかテキスト入力窓では重なりません。これは意図的な仕様かもしれません。テキスト入力窓は原則手で入力するところですから、そんなところで文字が重なったらわかりにくいですから。
      そんなわけで変換結果は重なっていないように見えます。が、「ダメでもともと」と思って他アプリケーションにコピーすると、そちらでは重なるかもしれませんので、トライしてみてください。
    8. その他、ご使用のブラウザによっては変換結果がうまく表示できないかもしれませんが、コード的には正しいはずですので、他アプリケーションにコピーしてみてください。
    9. このユーティリティは古典ギリシア語専門ということにしておきますが、一応現代ギリシア語のアクセントもサポートしました。見た目には古典ギリシア語の鋭アクセントと区別がつきませんが、コード的には別です。
    10. 入力窓やボタンの文字のフォントや大きさは、ばべるばいぶるで設定されているフォントとその大きさによって変化します。必要でしたらフォント設定プログラムで変更してください。



  4. テキストの書式
    1. ギリシア文字
      ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩ
      ABGDEZHUIKLMNJOPRSTYFXCV
      ※小文字も同様です。
      σςへの変換は自動的に行いますのでかまわずsと入力してください。
      強制的(自動変換をしない)σはq、強制的(自動変換をしない)ςはwです。
    2. アクセント類
      鋭アクセント/
      重アクセント\
      曲アクセント~
      現代アクセント|
      無気息記号}
      気息記号{
      分離記号"
      下書きイオタ_(下線)
      短音^
      長音=
      ※これらのアクセント類の順序は自由ですが、必ずアクセントをつける字の前に記述してください。
    3. 句読点
      ..
      ,,
      ·:
      ;?
      --



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