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2024年3月29日(金) 通読(本日=エレ27-31,知18,クル-35回 明日=マコ15-16,1イミ18,クル-36回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳〕シラ書〔集会の書〕 第50章
オニヤの子、大祭司シモンは、生きている間に神殿を補修し、任期中に聖所を補強した。
彼によって内庭の周囲の高い壁、神殿の境内の高い土塁の土台が築かれた。
彼が生きている間に湖のような大きな貯水池が掘られた。
彼は民を没落から救うために努力し、要塞で都を強化した。
垂れ幕の奥から姿を現し、聖所の中を歩む彼の姿はすばらしいことだ。
その姿は雲間に見える明けの明星、祭日の夜の満月、
いと高きお方の聖所を照らす太陽、雲間に輝く虹、
初物の季節のばらの花、泉のほとりのゆり、夏の日のレバノンの若草、
香炉の火と香り、あらゆる宝石をはめこんで金の延べ板で作られた器。
実のいっぱいなったオリーブの木、雲にも届きそうな糸杉の木。
彼がきらびやかな祭服をまとい、この上なく豪華な衣装を着て神聖な祭壇に歩いていくと、聖所のまわりは一段と輝きを増した。
彼が祭壇の炉のかたわらに立ち、祭司たちの手から供え物を受け取っていると、彼のまわりには祭司たちが輪をなしている。彼の姿はまるでレバノンの若杉であり、祭司たちはしゅろの株のように彼をとりまいた。
アロンの子孫たち全員がきらびやかな装いをこらし、主への供え物を手にイスラエルの全会衆の前に立った。
彼は祭壇のかたわらでの勤めを終え、全能のいと高きお方への供え物を準備するために、
灌祭のための椀に手を伸ばし、ぶどうの汁を祭壇の土台にそそぎ、万物を支配するいと高きお方へのかぐわしい香りとした。
そのときアロンの子孫たちは歓声を上げ、延べ銀で作ったらっぱを吹き鳴らし、あたりに音を響かせていと高きお方に訴えた。
それから全員がそろって地面にひれ伏し、彼らの主、全能のいと高き神を拝んだ。
続いて合唱隊が賛美の声をあげた。その歌は朗々として、また甘美であった。
群集はいと高きお方である主にこいねがい、主に対する勤めが終わるまで慈悲深いお方に祈り、こうして儀式を終了した。
続いて大祭司シモンは降りてきてイスラエルの子らの全会衆に向かって手をあげ、唇で主の祝福を与え、彼の名をたたえた。
彼らはもう一度ひれふしていと高きお方の祝福を受けた。
さあ、あちこちで大いなるわざをなさり、母の胎内に居るときからわれわれを育ててくださり、われわれに恵みを与えてくださる万物の神をほめまつれ。
主がわれわれの心に喜びを賜り、われわれの毎日が平和であり、イスラエルに永遠の平和がありますように。
主がわれわれに対して恵みを固くし、われわれが生きている間に救ってくださいますように。
わたしが心の中で嫌悪を覚える民族が二つある。いや、三つ目はそもそも民族の名に値しない。
セイルの山地に住む者たち、ペリシテ人、それからシケムに住む愚かな民サマリア人。
エレアザルの子であるシラの子で、エルサレムに住むイエスは、この本で悟りと良識の教えを書き、心から知恵を注ぎ込んだ。
この言葉に従い、これを心にとめて賢者となる人は幸いだ。
これを実行すれば何事にも立ち向かうことができるだろう。そういう人は主に対する畏れを追い求めるのだから。〔そして主は敬虔な者に知恵を賜った。主はとこしえにほめられますように。〕

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