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2019年8月18日(日) 通読(本日=テト1-3,3イミ37,3ニフ4 明日=民21-24,エズ・ラ4,3ニフ5)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳(工事中)〕クルアーン 第7章
Reading-31[高い壁の章。マッカ啓示
みんなを愛してくださる恵み深いおかた、主なる神の名によって]
アリフ・ラーム・ミーム・サード
これこそは、あなたが用いて警告を与え、信者への教えにするためにあなたに下された経典である。このため、あなたはもう意気消沈してはならない。

主からあなたがたに下されたものに従い、かれ以外の守り主に従ってはならない。だがあなたがたはほとんど教えに従わない。
わたしはどれほど多くの町を滅ぼしたことだろう。時には夜の闇の間に、時には昼寝の時に、わたしの怒りがかれらの上に下った。
そしてわたしの怒りがかれらに下った時、かれらは「まことにわれわれは不義の者であった」と叫ぶだけであった。
わたしは必ず、使徒を遣わされた人々を問いただすし、遣わした使徒たちをも問いただすことだろう。
わたしは確実な知識によってかれらに自分のしたことを告げ知らせよう。わたしはかれらといつも一緒にいたのだ。
その日のはかりはは公正である。はかりが重くなった者は必ず栄えるだろうし、
はかりが軽くなった者は、わたしのしるしを信じなかった罪によってその身を滅ぼす者である。

わたしは地上にあなたがたを定住させ、その場所で生計の道を与えた。しかしあなたがたはちっとも感謝しない。
わたしはあなたがたを創造し、あなたがたに形を与えた。その後にわたしは天使たちに向かって「アダムに跪拝せよ」と告げた。そしてイブリース以外はみな跪拝したが、かれだけは跪拝する者に加わらなかった。
神は言われた。「わたしはあなたに命じたのに、どうして跪拝しないのか」。かれは言った。「わたしはかれより優れています。あなたは火でわたしを造り、泥でかれを造ったのですから」。
神は言われた。「ここから立ち去れ、ここではあなたのおごりは許されないから立ち去りなさい。必ずあなたは賎しい者の一人となることだろう」。
かれは言った。「かれらが甦らされる日までわたしに猶予を与えてください」。
神は言われた。「あなたは猶予を与えられる者のうちに加えられよう」。
かれは言った。「あなたはわたしを迷わせたので、わたしはあなたの道にいて人々が来るのを待ち、
前後左右からかれらを襲いましょう。あなたはかれらの多くが恩知らずであることがおわかりになることでしょう」。
神は言われた。「おとしめられ追い立てられてここから去りなさい。もしかれらのうちにあなたに従う者があるなら、わたしは必ず地獄をあなたがたであふれさせよう。
それからアダムよ、あなたと妻は楽園に住み、どこでもあなたがたの好きなものを食べなさい。ただ不義の者とならないようにこの樹には近づいてはならない」と。

ところがサタンはかれらにささやいて、かれらに隠された恥ずかしいところを教えようとして言った。「主がこの樹をあなたがたに禁じたのは、あなたがたを天使や死なない者としたくないからである」と。
そしてかれは二人に誓って言った。「よい助言をあなたがたに与える者はこのわたくしです」と。
こうしてかれは二人をだまして堕落させた。かれらがこの樹を味わうと、自分たちの恥ずかしいところを知り、楽園の木の葉を縫って体をおおい始めた。すると主はかれらを呼んで言った。「わたしはこの樹をあなたがたに禁じたではないか。またサタンがあなたがたの公然の敵であると告げたではないか」
かれらは言った。「わたくしたちは間違っていました。もしあなたのお許しといつくしみがなければ、わたくしたちは必ず滅びの者となるでしょう」。
神は言われた。「あなたがたは立ち去りなさい。あなたがたは互いに敵対するであろう。地上にはあなたがたの住みかがあり、また一時的な楽しい生活がある」と。
神はまた言われた。「あなたがたはそこで生き、そこで死に、そこから甦らされるだろう」と。

アダムの民よ、わたしは恥ずかしいところをおおう衣ばかりか美しい衣をあなたがたに与えた。しかし敬虔こそが最もよい衣である。これは主なる神のしるしの一つである、恐らくかれらは教えを受けるだろう。
アダムの民よ、サタンに誘惑されてはならない。かれはかつてあなたがたの父母にその恥ずかしいところを教えるためにかれらの衣を奪い、楽園から追放されるはめにしてしまったのである。かれとその一族は、見えない所からあなたがたを見ている。そしてわたしはサタンたちを不信者の守り主とした。
かれらは恥ずかしいことをするときにはこう言う。「われわれの祖先がこうしたのを見ましたし、主なる神がこれをわれわれに命じました」と。こう言いなさい。「主なる神は断じて恥ずかしい事を命じたことはない。あなたがたは主なる神について自分の知らないことを言うのか」と。
こう言いなさい。「主は正義を命じた」と。礼拝の場所ではどこでもあなたがたの顔を正しく向け、ひたすらかれに帰依して祈りなさい。かれがあなたがたを造ったように、あなたがたはまたかれに帰るのである。
かれはある者を導き、ある者を迷うにまかせておいた。かれらは主なる神のかわりにサタンを守り主とし、しかも自分を正しく導かれた者と思っているのである。
アダムの民よ、礼拝の場所ではどこでも服装に注意しなさい。そして飲み食いしなさい。ただし度を越してはならない。まことにかれは度を越す者を喜ばれない。
こう言いなさい。「主なる神がしもべたちのために作った飾りやおいしい食べ物を、だれが禁じたのか」と。こう言いなさい。「復活の日には、これらは現世で信者となった者だけに限られる」と。このように知識ある民のためにわたしはしるしを明らかにする。
こう言いなさい。「まことにわたしの主が禁じたのは次のことである。おおっぴらであれこっそりであれ、醜い行い、罪悪、無道な迫害、主なる神がいかなる権威をも与えていない者をかれのかわりにすること、主なる神についてあなたがたが自分の知らないことを言うことである」と。

すべての民には一定の期限がある。期限が来ると一刻たりとも遅らせられないし、早められない。
アダムの民よ、もしあなたがたの間からわたしのしるしを伝える使徒が来たなら、その時に神をおそれりてよい行いを行ふ者には、恐れなく悲しみもないだろう。
しかしわたしがしるしを偽りであるとし、おごり高ぶって背いて去る者は、火の地獄の住民であり、永久にその中に住むことだろう。
主なる神について偽りを言ったり、わたしのしるしを偽りであるとするよりもひどい不義があるだろうか。わたしの使徒たちがかれらを迎えるためにやって来る時、経典の中でかれらに関して書かれている部分を伝えるだろう。その時に使徒は言う。「あなたがたが主なる神を捨ててずっと拝んできた者はいまどこにいるのか」と。かれらは答える。「われわれを捨てて逃げて行きました」と。こうしてかれらはみずから不信者であったことを証言するのである。
神は言われる。「あなたがたより前に死んだ幽鬼やと人間などの組に加わって火の地獄に入りなさい」と。そして一つの組が火の地獄に入るごとに、必ず親しかった組を呪う。こうして次々と入りきると、最後の組は最初の組に向かって言う。「主よ、われわれを迷わせたのはかれらです。だから火の地獄の罰を倍にしてください」と。神は言われる。「みんな罰を倍にしてやろう。あなたがたはわからないだろうが」と。
そして前の組は後の組に向かって言う。「あなたがたは少しもわれわれより優れたところがない。だからあなたがたが積んだことに対する罰を味わいなさい」と。

まことにわたしのしるしを偽りであるとし、おごり高ぶって背いて去った者には、天国の門は断じて開かれない。らくだが針の穴を通らない限り、かれらは決して楽園に入ることができない。わたしはこうして悪事をなした者に報いる。
地獄にはかれらの寝床があり、その上には烈火の天蓋があろう。わたしはこうして不義の者に報いる。
わたしはどんな者にもその能力以上のものを求めることはないが、信仰をしてよい行いをする者は楽園の仲間であり、永久にその中に住むだろう。
わたしはあらゆる恨みをかれらの胸の中から取り除こう。かれらの下には川が流れている。かれらは言う。「われわれをここに導いてくれた主なる神をたたえよ。もし主なる神のお導きがなければ、われわれは決して正しく導かれなかったろう。主の使徒たちは真実を伝えている」と。そしてかれらはこう告げられる。「これが楽園である。あなたがたは自分のしたことのために楽園を受け継いだのである」と。

Reading-32楽園の住民は火の地獄の住民に向かって言う。「われわれは主の約束が真実であるのを見た。あなたがたも主の約束が真実であるのを見たか」と。かれらは「はい」と答えるだろう。その時ある人が両者の間でこう告げるだろう。「主なる神の呪いが不義の者の上に下った。
かれらは人を主なる神の道に背かせ、歪めようとした者であり、また来世を信じなかった者である」と。

両者の間には隔てがある。そして高い壁の上にある人が、一人一人を目印によって識別している。かれらは楽園の住民にはこう言う。「平安があなたがたの上にありますように」と。この人たちは望んでも入れないのである。
かれらは次に火の地獄の住民に目を向けて言う。「主よ、われわれを不義の民にいっしょにしないでください」と。
高い壁の上の人々は、目印によつて人々を識別してこう言う。「あなたがたが積んだ富も、示したおごり高ぶりも、あなたがたの役に立たなかったではないか。
主なる神は決してこういう人々にいつくしみを与えないと、あなたがたが断言したのはこれらの人々なのか」と。(これらの人々に)「あなたがたは楽園に入りなさい。あなたがたには恐れも悲しみもないだろう」と。
火の地獄の住民は楽園の住民を呼んで言う。「水をわずかばかり、いや何でもいいので主なる神があなたがたに与えたものをわれわれに注いでください」と。かれらはこれに答える。「そのどちらも、主なる神が堅く不信者に禁じておられます」と。
かれらは自分の宗教をたわむれ遊びだと思い、現世の生活に欺かれた者である。だからかれらが自分にこの日の会見が来ることを忘れ、わたしのしるしを認めなかったように、今日わたしはかれらを忘れ去ろう。

まことにわたしは経典をかれらに下した。わたしは知識によって明らかにした。それは信者への導きであり、いつくしみである。
いまかれらはその実現を待つ以外に何を待つのか。それが実現されるに及ぶと、以前にこれを忘れていた者は言う。「主の使徒たちが伝えたことは真実です。われわれのためにお許しを求めるとりなしをしてくれる者はいないのか。または今までしてきた事とは違うことをするために、再び現世に還らせてくれないだろうか」と。かれらはその身を滅ぼした者である。そしてかれらがこしらえた神々はかれらを捨て去ることだろう。

まことにあなたがたの主は主なる神である。かれは六日の間に天地を創造し、その後に王座に登った。かれは夜によって昼をおおわせ、昼によって夜を追い立てさせ、日も月も星も命令に従わせた。ああ、創造し命令するのはかれの仕事ではないか。世のすべての主である主なる神を祝福しなさい。
謙虚にこっそりとあなたがたの主に祈りなさい。かれは教えにそむく者を喜ばれない。
秩序を与えられた後に地上で悪を行ってはならない。おそれつつ仰ぎつつかれに祈りなさい。まことに主なる神のいつくしみはよい行いをする者の近くにある。

いつくしみを伝えるために風を送る者はかれである。風が重い雲をはらむと、わたしはこれを不毛の地に送って雨を降らせ、あらゆる果実を生じさせる。わたしはこのようにして死者を甦らせるのである。恐らくあなたがたは教えを受けるだろう。
よい土地には主のお許しによって草木がしげる。悪い土地には草木はわずかしか生えない。わたしはこのようにして恩を知る民のためにさまざまなしるしを繰り返す。

わたしはノアをその民に遣わした。かれは言う「わたしの民よ、主なる神に仕えなさい。かれのほかに神はない。まことにわたしはあなたがたのために偉大な日の罰を恐れます」と。
その民のうちの偉い人たちは言う「われわれの見るところでは、あなたこそはっきりと迷いのうちにあります」。
かれは言う「わたしの民よ、わたしは決して迷った者ではありません。わたしは世のすべての主の使徒です。
わたしはあなたがたに主の伝言を伝え、よい助言をあなたがたに与えましょう。わたしはあなたがたが持っていない知識を主からいただきました。
いまあなたがたのうちの一人を通じて、主の教えがあなたがたに達しました。それはあなたがたを警告し、敬虔にふるまわせいつくしみに浴させるためです。あなたがたはこのことを驚くでしょう」と。
しかしかれらはかれをうそつきと呼んだ。だからわたしはかれおよび一緒に舟に乗った者を救い、わたしのしるしを偽りであるとした者をすっかり溺れ死にさせた。まことにかれらは盲目の民であった。

わたしはアードの民にその兄弟ホードを遣わした。かれは言う「わたしの民よ、主なる神に仕えなさい。かれのほかに神はない。あなたがたは敬虔にふるまいませんか」と
その民のうちの信じない偉い人たちは言う「われわれの見るところでは、あなたこそはっきりと愚か者です。われわれはあなたをうそつきと認めます」
かれは言う「わたしの民よ、わたしは決して愚か者ではありません。わたしは世のすべての主の使徒です。
わたしは主の伝言をあなたがたに伝える者であり、あなたがたの誠実な助言者です。
いまあなたがたのうちの一人を通じて、あなたがたに警告するために主の教えが下されました。あなたがたはこのことを驚くでしょう。主があなたがたにノアの民の後を継がせ、体を巨大にしたことを思い出しなさい。あなたがたがもし栄えようと思うなら主なる神を念じなさい」
かれらは言う「あなたはわれわれがただ主なる神のみに仕え、祖先が仕えて来た神々を捨てさせようとして来たのか。あなたの言葉が真実ならば、われわれに約束したことを示しなさい」
かれは言う「あなたがたの主の報復と怒りが必ずあなたがたを襲うでしょう。あなたがたと祖先がその偶像に与えた名前についてわたしと言い争うつもりですか。まことに主なる神はどんな権威もかれらに与えていません。ですから待ってください、わたしもまたあなたがたと共に待ちましょう」と
こうしてわたしはいつくしみを与え、かれおよび一緒にいた者を救い、わたしのしるしを偽りであるとした者、および不信者を根絶やしにした。

わたしはサムードの民にその兄弟サーリヒを遣わした。かれは言う「わたしの民よ、主なる神に仕えなさい。かれのほかに神はない。いまあなたがたの主からの証拠が下りました。これは主なる神のめすのらくだであり、あなたがたへのしるしです。ですからこれを主なる神の大地に放牧しなさい。重い罰を受けないよう、これを虐待してはなりません。
主があなたがたにアードの民の後を継がせ、その地に安住させ、平地には宮殿を建て、山を掘って家としたことを思い出しなさい。主なる神の恵みを思って地上を捨ててはいけません」と。
その民のうちのおごり高ぶった偉い人たちは、かれらが無力だと思っていた信者たちに向かって言う「あなたがたはサーリヒが主んら遣わされた者であると知っていますか」。かれらは言う、「われわれはかれが遣わされた使命を信じます」
おごり高ぶった者は言う「あなたがたが信じるものをわれわれは信じません」と。
こうしてかれらはそのめすのらくだをほふり、主の命令を軽んじて言う、「サーリヒよ、あなたがもし真に主なる神の使徒ならば、あなたがわれわれに約束したことを示しなさい」と。
こうして地震がかれらを襲った。そして翌朝かれらはみな自分の家でひれふしていたのを見た。
かれはその民から去って言う「わたしの民よ、わたしは主の使命をあなたがたに伝え、誠実な助言をあなたがたに与えました。しかしあなたがたは誠実なる助言者を喜びません」と。

わたしはまたロトを遣わした。かれはその民に向かって言う「あなたがたは世のどんな人もしなかった姦淫をしようとするのですか。
あなたがたは情欲のために女ではなく男を抱く。まことにあなたがたはとんでもない民である」と。
その民はこのように答えただけである。「かれらをあなたがたの村より追い出せ。かれらは純潔ぶった者である」と。
こうしてわたしはかれと家族を救った。しかしかれの妻は後に残した遅れた者の仲間であったために取り除いた。
わたしは雨をかれらの上に降らせた。だから罪びとの末路がどんなものであったかを見なさい。

わたしはミデアンの民にその兄弟シュアイブを遣わした。かれは言う「わたしの民よ、いま主からの証拠が下りました。さればあなたがたはしっかりと計り、公正に量りなさい。民のものはどんなものでもだまし取ってはならない。秩序を与えられた後に地上をみだしてはならない。あなたがたがもし信者ならば、こうすることがあなたがたのためにもっともよい。
あなたがたは路頭にすわっておどしてはならない。主なる神を信じる者を道に背かせてはならない。また教えが曲げられることを望んではならない。あなたがたは初めは少数の民であったが、主なる神がこれを多くしたことを思い出しなさい。そして世をみだす者の末路がどんなものであったかを見なさい
もしあなたがたのうちわたしが遣わされたる使命を信じる組と、これを信じない組とがあるなら、主なる神があなたがたをさばくまで忍耐して待ちなさい。まことにかれは最もよい裁判人である」と。
Reading-33その民のうちのおごり高ぶった長老たちは言った。「シュアイブよ、われわれはあなたとその信者たちを町から追放する。それがいやならわれわれの信仰に戻りなさい」。かれは言った。「わたしたちが嫌っていてもですか。
主なる神はあなたがたの信仰からわれわれを救われました。もしまた戻ったら、われわれは主なる神を偽る者となります。われわれの主、主なる神がお望みでなければ、われわれは決して戻ることができません。主の知識はすべてを包み込みます。われわれは主なる神に頼ります。主よ、真理によってわれわれをこの人々とをおさばきください。まことにあなたこそ一番の裁き手です」と。
その民のうちの信じない長老たちは言った。「もしシュアイブに従ったら、、あなたがたは必ず滅んでしまうぞ」と。
すると地震がかれらを襲い、翌朝かれらがみんな家で平伏しているのを見た。
シュアィブをうそつきと呼んだ者は、そこに住んでいなかったようであった。シュアィブをうそつきと言った者こそが滅びの者だったのだ。
こうしてかれはその民を去って言った。「わたしの民よ、わたしは主の言葉をあなたがたに伝えて助言をした。わたしはどうして信仰をしない民のために心を傷めようか」と。

わたしは一つの町に一人の預言者を遣わすごとに必ず苦しみと災難を下して民を苦しめた。かれらを謙虚にするためである。
その後にわたしがわざわいのかわりに幸運を下すと、かれらは大いに栄えて言った「祖先は不幸も幸福も経験した」と。だからわたしはかれらが意識しないうちに不意に罰を加えた。
もし町の住民が信仰をして神をおそれたならば、わたしは天地の祝福の扉をかれらのために開いたことだろう。しかしかれらは偽りだと思ったので、わたしはかれらのしたことに罰を加えた。

深夜かれらが眠っている間に下るわたしの怒りに対して、町の住民は果たして安心していられようか。
昼間かれらが戯れている間に下るわたしの怒りに対して、町の住民は果たして安心していられようか。
かれらは主なる神の計画に対して安心していられようか。滅ぶべき民以外は、だれも主なる神の計画に対して安心していられないだろう。
住民が滅んだ後にその地を継いだ人々は、わたしがもし望むならばかれらの罪悪に対して罰するのだということがよくわかったはずである。しかしわたしはかれらの心を封じたので、かれらは聞くことができないのだ。

わたしはこれらの町についての話をいくつかあなたに語った。使徒たちが明らかなしるしを携えてかれらのところに来た時、かれらは最初に偽りだと言ったものを信じようとしなかった。このように主なる神は信じない者の心を封じられる。
かれらは約束を守らない者が多い。まことにかれらには罪びとが多い。

かれらの後にわたしはしるしを持たせてモーセをパロとその重臣たちに遣わしたが、かれらは退けた。だから見よ、罪びとはみな、その末路がどうであったかを。
モーセは言った。「パロよ、わたしは世のすべての主からの使徒である。
わたしは主なる神に就て真実以外には何事も語ることを許されていない。いまわたしは主からの証拠を持ってあなたがたのところに来た。だからイスラエルの民をわたしと共に去らせなさい」と。
パロは言った。「証拠を持って来たというなら、そしてあなたの言葉が真実ならば、まず見せなさい」と。
するはモーセはその杖を地に投げると、見よ、それは目の前で蛇になった。
またかれが手をふところから出すと、目の前で真っ白になった。
パロの民の重臣たちは言った。「これはうまい魔術師であり、
あなたがたをこの国から追放しようとしているのである。あなたがたはどうしろと言うか」と
かれらは言った。「しばらくの間、かれとその兄弟を退かせておいて、町に募集の役人を遣わして
うまい魔術師をみんなあなたの前に連れて来させるのがよい」と。

こうして魔術師たちがパロの前に来た。かれらは言った。「もしわれわれが勝ったら、必ずほうびをください」と。
かれは言った。「よし、わたしは必ずあなたがた側近の者にしてやろう」と。
かれらは言った。「モーセよ、あなたが先に投げるか、それともわれわれが先に投げようか」と
かれは言った。「あなたがたが先に投げなさい」と。こうしてかれらはその杖を投げたとき、人々の目をくらましてかれらを驚かせ、大きな魔術を演出した。
その時わたしはモーセに啓示して「あなたの杖を投げなさい」と言うと、見よ、その杖はかれらの見せかけたものを飲み込んでしまった。
こうして真理ははっきりし、かれらのしたことは空しくなった。
そしてかれらはその場で負かされ、恥をかいて帰った。

魔術師たちは平伏して跪拝した。
かれらは言った。「われわれは世のすべての主
モーセとアロンの主を信じます」と。
パロは言った。「あなたがたはわたしの許しなくかれを信じるのか。これはこの町の住民を国外に追放しようとしてあなたがたが企んだ陰謀だったのか。あなたがたは思い知ることだろう。
わたしは必ずあなたがたの両手、両足を交互に切断し、その後にはりつけにしよう」と。
かれらは言った。「われわれは主のもとに帰ります。
われわれに下された主のしるしを信じたというだけで、あなたはわれわれに報復しようとするのですか。主よ、われわれに忍耐をください。帰依者としてわれわれの人生を終わらせてください」と。

パロの民の重臣たちは言った。「陛下はモーセとその民を放置して国内を乱させ、さらにあなたと神々を侮辱させておかれるのですか」と。かれは言った。「かれらの息子を殺して娘だけを生かしておこう。われわれは必ずかれらに勝つ」と。
モーセはその民に向かって言った。「主なる神の救いを求めて耐え忍びなさい。大地は主なる神のものであり、かれはお望みのしもべたちに継がせられる。神を畏れる者にこそ最後によい結果が来る」と。
Reading-34かれらは言った。「われわれはあなたが来る前も、あなたが来てからも、いつも迫害を受けるのですね」と。かれは言った。「これは主があなたがたの敵を滅ぼし、あなたがたに地を継がせ、またあなたがたのすることをごらんになろうとしているのである」と。

わたしは旱魃と不作によってパロの民を苦しめ、かれらを反省させようとした。
ところがかれらは幸運が来るといつも「これはわれわれのもの」と言い、わざわいが来るといつもこれをモーセおよびかれと共にいる者がもたらしたわざわいだとした。かれらのわざわいは実は主なる神から来たものではないか。しかしそれがわからない者が多いのだ。
かれらは言った。「どんなしるしを示してわれわれを惑わそうとしても、決してあなたがたを信じない」と。
そこでわたしは洪水、いなご、しらみ、かえる、血をかれらに下し、明らかなるしるしを示した。しかしかれらは依然として高ぶって、罪深い民となった。
しかもかれらはわざわいに襲われた時には言った。「モーセよ、われわれのためにあなたの主に祈ってください。かれはあなたと約束したそうですね。あなたがもしこのわざわいを除いてくれれば、われわれは必ずあなたを信じ、イスラエルの民をあなたと共に去らせましょう」と。
こうしてわたしはかれらからわざわいを除いたのだが、見よ、その時がやって来ても、かれらは約束を破った。
さればわたしはかれらを罰してみんな海の中で溺れさせた。かれらがわたしのしるしを偽りであるとして軽視したためである。
そしてわたしは無力だと思われていた民に、わたしの祝福した東や西の各地を継がせた。あなたの主のよい言葉がイスラエルの民の忍耐に対して成し遂げられ、わたしはパロとその民が建てたもの、架けたものをすべて壊した。

わたしはイスラエルの民に海を渡らせた。そして偶像を拝んでいる民に会った。民は言った。「モーセよ、かれらには神々をたくさんいます。われわれにも神を一柱作ってください」と。かれは言った。「まことにあなたがたは無知の民である。
かれらが拝んでいるものは必ず滅ぼされ、、かれらのすることはみな空しいのだ」と。
かれはまた言った。「わたしはどうしてあなたがたのために主なる神以外に神を求めようか。かれは世のあらゆる者よりもあなたがたを守ってくれるではないか」と。
わたしがあなたがたをパロの民から救った時を思い出しなさい。かれらはあなたがたの息子を殺して娘だけを生かし、厳しい罰をあなたがたに加えた。その中に主からの大きな試練があったのだ。

わたしはモーセに三十夜と約束していたが、さらに十夜を加えて、主の定めた期間は四十夜で終わった。モーセは兄のアロンに向かって言った。「わたしの代理となって民を治めてください。正しい行いをして、罪びとの道に従ってはなりません」と。
わたしが定めた時にモーセが来た時、主はかれと語った。その時かれは言った。「主よ、わたしが仰ぎ見ることができるよう、姿を現わしてください」と。かれは言った。「あなたはわたしを見ることはできない。しかし山を見よ、もし山が依然として元通りにそびえていれば、あなたはわたしを見ることだろう」と。しかし主がその栄光を山に現わすと、主はたちどころにこれを粉砕し、モーセはめまいを起こして倒れた。そして目覚めて言った。「栄光があなたの上にありますように。わたしはあなたにざんげし、信者の代表となります」と。
主は言った。「モーセよ、まことにわたしはすべての者の上に立つ者としてあなたを選び、わたしの使命と言葉を与えた。だからわたしが与えたものを守り、恩を知る者の一人となりなさい」と。

わたしはかれのためにすべての事に関する教えと、すべての事に関する明らかな解釈とを石板の上に記し、かれに向かって言った。「これをしっかりと守り、民に命じて最善の道をとらせなさい。わたしは罪びとの住みかをあなたがたに示そう。
わたしは地上でおごり高ぶっている者には、わたしのしるしを拒絶させよう。かれらはどんなしるしを見ても信じず、正義の道を見ても自分の道としない。迷いの道を見ると自分の道とするだろう」と。かれらがわたしのしるしを偽りとし、軽視したためである。
わたしのしるし、来世での会見を偽りとする者のすることは無効である。かれらは自分のしたことに対して報いを受けるだけではないか。

モーセの民は、かれがいなくなると、かれらの装飾品で黄金のほえる子牛を造った。かれらはこの子牛がものを言わず、どんな道にもかれらを導かないのがわからないのか。かれらはこれを拝んで不義の者となった。
しかしかれらがざんげして迷っていたことを知った時、かれらは言った。「主がいつくしみを与えて許してくれなければ、われわれは必す滅びの者となろう」と。

モーセが民のところに戻ると、憤り悲しんで言った。「わたしがいない間にあなたがたがしたことはわざわいなるかな。あなたがたは主のさばきを催促しようというのか」と。かれはそこで石板を取って投げ、アロンの髪をつかんで引き寄せた。アロンは言った。「わたしの母の子よ、実は民がわたしを役立たずといって殺そうとしたのです。わたしを辱しめて敵を喜ばせないでください。またわたしを不義の民のうちに加えないでください」と。
モーセは言った。「主よ、わたしと兄を許してあなたのいつくしみに浴させてください。まことにあなたはいつくしむ者の中でも最もいつくしみ深い者です」と。

子牛を拝んだ者は主の怒りに触れ、現世で屈辱がかれらに至ることだろう。わたしはこうして偽りをなす者すべてに報いる。
しかし悪事を行った後に懺悔して信仰に入る者のその後については、あなたの主は寛容なおかたであり、恵み深いおかたである。

さてモーセの怒りが鎮まった時、かれは投げた石板を拾った。その上には主を敬う者のためのあらゆる導きといつくしみとが記されていた。
そしてモーセは、わたしと会見するためにその民のうちから七十人を選んだ。その時地震がかれらを襲ったので、かれは言った。「主よ、お望みならば、とっくにかれらとともにわたしをも亡ぼしたことでしょう。あなたは愚か者がしたことのためにわれわれを亡ぼそうとなさるのですか。これはあなたの試練です。これによってお望みのものを迷わされ、お望みのものを導かれます。あなたはわれわれを愛して守ってくださいます。われわれを許していつくしみをください、まことにあなたは最も寛容なおかたです。
われわれのために現世でも来世でも幸福をください。われわれは本当にあなたにざんげします」と。かれは言われた。「わたしは望む者に罰を加える。そしてわたしのいつくしみは万物を包み込む。わたしは神を畏れる者、施しを納める者、わたしのしるしを信じる者は、みな記録しておくだろう。
かれらは無学の預言者である使徒ムハンマドに従う者となろう。かれについてはかれらが持っている律法と福音の中に記されている。かれは正義を人々に勧めて不義を禁じ、すべてのよい食品を許して不浄な食品だけを禁じ、人々のあらゆる重荷と束縛を解くだろう。かれを信じ、かれを支持し、かれを援助し、かれと共に下された光に従う者こそが栄えるだろう」と。

こう言いなさい。「人々よ、わたしはあなたがた全体への主なる神の使徒です。天地の主権はかれに属します。かれのほかに神はありません。かれは生かし死なせます。主なる神とその使徒、すなわち主なる神とその言葉を奉ずる無学の預言者を信じて従いなさい。するとあなたがたは正しく導かれましょう」と。

モーセの民のうち、真理によって人を導き、正義を行った一団があった。
わたしはこれを十二の部族に分けた。モーセの民が水を求めた時、わたしはかれに啓示して「あなたの杖で岩を打て」と告げたので、十二の泉がこの岩からわき、各部族はみな水飲み場がわかった。わたしはまた白い雲でかれらをおおい、マナとうずらを下して「わたしがあなたがたに与えたよい物を食べなさい」と告げた。かれらはどんな害もわたしに加えなかった。かれらはただ自分を害しただけである。

わたしがかれらに向かってこう言った時を思い出しなさい。「あなたがたはこの町に住み、どこででも自分の好む物を食べなさい。また『許してください』と唱え、敬礼して門を入りなさい。わたしはあなたがたの罪を許し、よい行いをする者にはほうびを加えよう」と。
しかしかれらのうちの不信者は、わたしがかれらに告げた言葉を別の言葉に変えた。そこでわたしはかれらの不義に対して天罰を下した。

海辺の町についてかれらに問いなさい。かれらは安息日を破った。安息日には鮮魚が水に浮かんできたが、かれらが安息日を守らざかった時は、鮮魚もまた来なかった。かれらは罪びとであったために、わたしは試みたのである。
その時かれらのうちの一団は言った。「どうしてあなたがたは、主なる神が亡ぼそうとされたり厳罰を与えようとされる民に向かって教えるのか」と。かれらは言った。「あなたがたの主の前にあかしを立て、かれらを敬虔にふるまわせようとしてです」と。
そこでかれらが与えられた教えを忘れた時、わたしはかれらのうち悪から遠ざかった者を救い、悪事を行った者にはその悪事に対して厳しい罰を与えた。
かれらが禁じられたことを無視した時、わたしはかれらに向かって言った。「軽蔑され嫌われる猿になれ」と。

あなたの主がかれらに「復活の日までに、厳しい罰を与える者をかれらに遣わそう」と言った時を思い出しなさい。まことにあなたの主は速やかに罰するが、まことに寛容なおかたであり、恵み深いおかたである。
わたしは地上でかれらをさまざまな民族に分けた。そのうちある者は正しく、ある者はそうでなかった。わたしはかれらをざんげさせようとして、幸運とわざわいによって試みた。

かれらの子孫が後を継いで経典を継承した。かれらは「われわれは許されるだろう」と言って、現世のはかない利益ばかりをつかんだ。そして同じような利益が得られればまた受けるだろう。主なる神について真実のほかは何事をも語らないということは、経典でかれらと結んだ約束ではないか。そしてかれらは経典に記されたることを精読したではないか。しかし神を畏れる者にとっては、来世の住みかこそ最良である。あなたがたはまだわからないのか。
そして経典を護持し、礼拝を守る者には、まことにわたしは正義を行う者へのほうびを無にしない。

Reading-35わたしが山を天蓋のようにかれらの上に持ち上げ、その山が自分の頭上に落ちて来るのではないかとかれらが恐れた時を思い出しなさい。その時わたしは言った。「あなたがたが神を畏れるために、わたしがあなたがたに与えたものをしっかりとたもち、その中に記されたことを常に覚えておきなさい」と。

あなたの主がアダムの民の腰からかれらの子孫を取り出し、かれらを自分自身の証人とした時を思い出しなさい。その時主は言われた。「わたしはあなたがたの主ではないか」と。かれらは言った。「そうです、われわれは証言します」と。これは復活の日に当たり、あなたがたに「われわれはこの事を忘れていました」と言わせないためである
また「神々を主なる神のかわりにしたのはわれわれの祖先であり、われわれはその子孫です。あなたは虚偽に従う者たちがしたことのためにわれわれを亡ぼそうとするのですか」と言わせないためである
わたしはこのようにしるしを明らかにする。かれらがざんげすることを望むためである。

わたしはしるしを下したのにそれを捨て去ってしまったため、サタンに追いつかれて道に迷ってしまった者の消息をかれらに伝えなさい
もしわたしが望んだなら、それによってかれを向上させたことだろう。しかしかれは地上に執着して自分の私欲に従った。かれはまるで犬のようだ。犬は殴っても舌を出し、放っておいても舌を出す。わたしのしるしを信じない民もこのようである。かれらをわからせるためにこの話をかれらに語りなさい。
わたしのしるしを偽りであると言い、身を誤る者は、なんと悪くたとえられるだろうか。
主なる神が導く者は正しく導かれ、主なる神が迷わせる者は滅びの者となる。

わたしは地獄に入ることになる幽鬼と人間を多く造った。かれらは心があっても悟らない、目があっても見ない、耳があっても聞かない者である。かれらはまるで家畜のようだ。いや家畜よりもはるかに迷っている。かれらは無神経な者である。

最も良い呼び名はすべて主なる神のものである。あなたがたはそういう呼び名でかれを呼びなさい。かれの呼び名をけがす者を気にするな。かれらは自分のしたことに対して報いを受けることだろう。

またわたしが造った者のうちには、真理によって人を導き、そのことによって正しい行いをする民がある。
しかしわたしのしるしを偽りであると言う者は、かれらの気づかないところからわたしがゆっくりとかれらに忍び寄ろう。
わたしはかれらに猶予を与えているが、わたしの計画は必ず効を奏することだろう。
かれらはまだ反省しないのか。かれらの友は決して狂った者ではない。明らかに警告をしているのである。
かれらは天地の広さと、主なる神が造られた万物とが見えないのか。またかれらの寿命が終末に近づいているかもしれないとは思わないのか。かれらはこのクルアーンの後にいったいどんな教えを信じようというのか。
主なる神が迷わせられる者にはどんな導きもない。かれはかれらをほうっておかれ、迷路にさまよわせる。

かれらはあなたに向かって重大な事が来るのはいつと定められているのかと質問するだろう。こう言いなさい。「これを知るのは主なる神だけである。時が来てこれを明らかにしてくれるのはかれのほかにない。それは天地の一大事であり、突然にやって来る」と。かれらはあなたがこれをよく知っているかのように質問するだろう。こう言いなさい。「これを知るのは主なる神だけである。わからない人が多いだけである」と。
こう言いなさい。「主なる神がお望みでなければ、わたしは自分の利害を左右する力はなし。わたしがもし目に見えないものの知識を持っていれば、わたしは大きな幸福を得て、わざわいにあうことはなかったろう。わたしは単に警告をする者の一人であり、また信者に吉報を伝える者にすぎない」と。

ただ一人の人間からあなたがたを創造され、あなたがたと一緒に住ませるために妻を創造されたのはかれである。男がその妻と交わった時、女は軽い荷物をはらみ、その荷物とともに行き来した。その荷物がだんだん重くなると、二人はその主を呼んで言った。「もしよい子をわれわれにくださるなら、われわれは必ず感謝をささげましょう」と。
かれはよい子をかれらに授けた。ところが子が授けられると、別の神をかれのかわりにした。しかしかれは、かわりにされた者よりもはるかに高くいらっしゃる。
そういう神々は造られた者であり、自分は何者をも造り得ない者である。そんな者を主なる神のかわりにするとは何事か。
そういう神々はかれらを助ける力がないし、自分自身をすら助ける力がない。
たとえあなたがたがかれらを正しい道に招いても、かれらはあなたがたに従わないだろう。だからあなたがたがかれらを招こうと黙っていようと、かれらにとっては結局は同じである。
まことに主なる神以外にあなたがたが祈る神々は、あなたがたと等しくかれのしもべである。あなたがたの言葉が真実ならば、神々に祈ってあなたがたに答えさせてみなさい。
神々に歩く足があるか、握る手があるか、見る目があるか、聞く耳があるか。こう言いなさい。「あなたがたが主なる神のかわりにする者を呼んで、わたしに対して策略をめぐらしてみなさい。容赦なく。
わたしの守り主は経典を下された主なる神である。かれは正義を行う者を愛して守られる。
あなたがたがかれのかわりに拝む神々は、決してあなたがたを助ける能力はないし、また自分自身をさえ助ける能力はない」と。
たとえあなたがたがかれらを正しい道に招いても、かれらは耳を傾けないことだろう。かれらがあなたを見つめているのにあなたは気づくだろうが、かれらは見ていないのだ。

寛容になれ。よい行いを勧め、愚か者から遠ざかりなさい。
たとえサタンの中傷があなたを悩ませても、加護を主なる神に求めなさい。まことにかれはすべてをお聞きであり、すべてをご存知である。
まことに神を畏れる者は、サタンの誘惑が来るごとに、常に主なる神を念ずる。その時こそかれらは明らかに見る。
しかしサタンの兄弟たちは、さらに遠くかれらを迷わせて止むところがない。

あなたが一つのしるしもかれらに示さなかった時、かれらは「どうしてあなたはこれを求めないのか」と言った。こう言いなさい。「わたしはただ主から啓示されたことに従うだけです。これはあなたがたの主による明らかなしるしであり、信じる者への導きであり、いつくしみです」と。
クルアーンが唱えられている時は、あなたがたはいつくしみに浴するために、耳を傾けて静粛にしなさい。

朝な夕な謙虚にし、畏れ敬い、声を低くして心の中で主なる神を念じなさい。鈍感な者の一人となってはならない。

主とともにある者は、主をあがめるのに慢心することなく、主を讃美してその前に跪拝する。


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