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2024年3月28日(木) 通読(本日=ヨブ35-36,ユディ4,モサ17 明日=エレ27-31,知18,クル-35回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳(工事中)〕クルアーン 第39章
[隊伍の章。マッカ啓示
みんなを愛してくださる恵み深いおかた、主なる神の名によって]
この経典の啓示は偉大なおかた・聡明なおかた主なる神より出づ
わたしは真理によつて此の経典をあなたに降せり。されば主なる神に仕え、誠を尽してかれに随順せよ
まことに至誠の随順はただ主なる神に対してのみ行はるにちがいない。主なる神以外に守るおかたを求めて「われわれがかれらを拝するは、ただ主なる神に近づかんがためにほかならない」と言う者は、主なる神必ないそのの言い争せることについてかれらを審判すにちがいない。まことに主なる神は忘恩のうそつきを導かない

主なる神もし子を有たんと欲しなば、自分の造れるもののうちよりそのの望む者を択ぶにちがいない。かれを讃えよ、かれは主なる神である、唯一者・全勝者である
かれは真理のために天地を創造せり。かれは夜をして昼を継ぎ、昼をして夜を継がしむ。かれは日月を制して各自その定められたる時を違へざらしむ。知るにちがいない、かれが偉大なおかた・寛容なおかたなることを
かれは単一の人間よりあなたがたを造り、次でこれよりその妻を造れり。かれは家畜の四対をあなたがたに降せり。かれはまたあなたがたを母の胎内に造る。それは三重のやみ裡に於ける創造また創造である。これあなたがたの主なる主なる神である。権威はただかれにのみ属す、かれの外に神なし。然るにあなたがたいつこに背を向けらしめらるるか

たとえあなたがたが感謝せないとも、主なる神はあなたがたに求めるるところなし。ただかれはその僕等の忘恩を喜ばないのみ。そしてあなたがたもし恩に感じなば、かれはあなたがたのためにこれを喜ばん。荷を負える者は他の荷を負ふ能はない。やがてあなたがたは共主に帰らしめらる。その時かれはあなたがたに向かってそのの為せることる告げ知らせよう。まことにかれは人の胸中に懐くことを熟知す

人は難難に遭へば即ちざんげしてその主に祈る。しかしかれ一たびかれらをそのの恩恵に洛せしむれば、忽ち曾てかれに祈れることを忘れ、別の神を主なる神に配して、人をかれの道より迷ひ去らしめんとす。こう言いなさい。「恩を忘れて暫く楽しめ。まことにあなたがたは火の地獄の仲間である」と

或は跪拝し、或は端立して、夜間にも礼拝をおこない、不断に来世を念じてその主のいつくしみを仰がんとする者は(不信者と同一視せらるべきか)。こう言いなさい。「知れる者と知らない者と等しかるべきか。ただ思慮ある者のみ能く教えを受く」と

こう言いなさい。「信するわたしが僕等よ、あなたがたの主を敬へ。現世に於てよい行いを行ふ者は幸福を獲にちがいない。主なる神の地は、広し。まことに能く耐え忍ぶ者は限りなく報いられん」と
こう言いなさい。「わたしは主なる神に仕え、誠を尽してこれに随順せよと命ぜられたり
またわたしは帰依者,ムスリム*}の{*代表者たれと命ぜられたり」と
こう言いなさい。「まことにわたしもしわたし主の命に背かば、わたしは偉大なる日の罰を恐る」と
こう言いなさい。「わたしは主なる神に仕え、誠を尽してこれに随順す
あなたがたは主なる神を舎きて自分の望む者に仕えよ」と。こう言いなさい。「復活の日に自分自身と自分の家人とを失ふ者こそ滅びの者なれ。まことにそれは明らかな損失である」と
かれらの頭上には烈火の天井ある、その脚下には烈火の床あらん。主なる神はこれを以てその僕等を警しむ。さらばわたしが僕等よ、わたしを敬へ

しかし邪神を拝することを避けて主なる神に帰向する者には吉報ある。さればわたしが教えを聴きその最善なるものを守るわたしが僕等に吉報を伝えよ。これらは主なる神が導く者である、これらは思慮ある者である
しかし罰の宣告既に下れる者は――。あなたは火の地獄の中に居る者を救ひ得るか
しかしその主を敬ふ者には、かれらのために建てられたる層々相重なる高楼ある、河川その下を流る。これ主なる神の約束である。そして主なる神は約束を破らない

あなたは見ないか、主なる神は水を天より降し、これを地中の井泉に入らしめ、これによつて各種の勢類を生じ、やがて凋落してその色黄ばめぱ、即ちこれを砕きて粉末となすことを。まことに此中には思慮ある者への教えある

主なる神がその心をイスラームに開ける者、そしてその主よりの光に従ぶ者を(その心頑固なる芸と同一視すべきか)。その心頑固にして主なる神を念はない者は禍なるかな。かれらは明らかな迷誤の中にある

主なる神はいま最良の言説を降したり。それは反復して説かるる多義の経典である。その主を畏るる者はこれを聞けば即ち一身戦慄す。しかも主なる神を念すれば忽ち心身共に和らぐ。これ即ちアルラハーの導きである。かれはこれを以て自分の望む者を導く。しかし主なる神が迷わしむる者には如何なる導き者もなし
復活の日に、禍なる罰に対してその面を掩はないべからない者が(よい行いを行える者と同一視せらるべきか)。不義者には是く言はれん「あなたの為せることを味へ」と

かれら以前の者もまたうそつきと呼べり。そして罰はかれらの知らない処よりこれに降れり
そして主なる神は現世に於てもかれらに屈辱を嘗めしめたり。しかし来世の罰は更に重かるにちがいない。かれら此事を知りたりせば!
わたしはかれらを反省せしめんがために、さまざまなる比喩をクルアーンの中に挙示したり
それはかれらをして敬虔にふるましめんとするものにして、如何なる晦渋もなきアラビア語のクルアーンである

主なる神は一比喩を説く。互に相争ふ幾多の夥伴と相結ぶ者と、ただ一人に傾倒する者とあるとすれば、両者の事情同じかるべきか。主なる神を讃えよ、断じて然らす。しかしかれら多くはこれを知らない

まことにあなたは死ぬにちがいない。かれらまた死ぬにちがいない
そして復活の日にあなたがた必ないその主の前にて言い争すにちがいない

Reading-93主なる神についてうそし、真理かれに来りし時これを虚妄であるとするより甚だしき不義あるか。地獄には不信者の住むべき処なしとするか
しかし真理を齎しそのうえこれを信じる者は、能く神を畏れる者である
これらはその主の許に自分の望むものを獲ん。これよい行いを行ふ者へのごほうびである
主なる神はかれらの諸悪を払拭し、その行える最大のよい行いに対してごほうびを賜ふベし

主なる神はその僕等にとりて万全なる守り主ではないか。然るにかれらはかれ以外の者を以てあなたを威嚇す。主なる神が迷わしむる者には如何なる導き者もな
そして主なる神が導く者は何者もこれを迷わしむる能はない。主なる神は偉大なおかた・報復をなさるおかたではないか

あなたもしかれらに向かって天地を造れるはだれぞと問はば、かれら必す「主なる神」と答えん。こう言いなさい。「主なる神もしわたしを難難に遭はしめんとすれば、かれらその籔難を除き得るか。また主なる神もし恵みをわたしに与えんとすれば、かれらその恵みを抑止し得るか」と。こう言いなさい。「わたしは主なる神にて足る。頼る者はかれに頼る」と
こう言いなさい。「わたし民よ、あなたがた自分の力に応じて行へ、わたしまたわたし力に応じて行はん。やがてあなたがた思ひ知らん
屈辱の罰が何者に降され、永遠に続くの罰が何者に課せらるるかを」と
まことにわたしは人々のために真実の経典をあなたに降したり。導かるる者は自分のために導かれ、迷ふ者は自分を害ふために迷ふ。あなたはかれらの監視者ではない

主なる神はかれらの死に臨んでその魂を自分に収む。死なない者はその睡眠に際してこれを自分に収む。そしてかれが既に死の宣言を下せる者の魂はこれを抑留し、然らない者は定められたる時到るまでこれを還附す。まことに此中には反省する者へのさまざまなるしるしある

かれらは主なる神以外にとりなし者を求めるるか。こう言いなさい。「何たる事ぞ、かれらは何事をも左右する力なく、何事をも理解せないではないや」と
こう言いなさい。「総じてとりなしは主なる神に属す。天地の主権はかれにある、あなたがたはかれに帰らしめらる」と
主なる神の名のみが唱へらるる時、来世を不信者の心は戦慄す。そしてかれ以外の神々の名が唱へらるる時はかれら即ち喜然たり
こう言いなさい。「主なる神よ、天地の造り主よ、目に見えないものと可見のものとのすべてを知るおかたよ、あなたはその僕等が言い争することについて審判を下すにちがいない」と

不義を行える者が、もし地上すべてのもの乃至これに倍するものを所有するとすれば、かれら必ないこれを挙げて復活の日の罰の苦厄よりその身を贖はんとすにちがいない。しかしその時かれらは未だ曾て思量せざりしものを主なる神より示されん
そしてかれらの為せるすべての諸悪を示され、曾て嘲笑せることがかれらを囲繞しよう

人は苦難に遭へば即ちわたしに祈る。しかし一たびわたしが恵みに浴せしむれば即ち言う「まことにわたしはわたしが知識によつてこれを獲たり」と。然らない、それは一個の試練である。しかしかれら多くはこれを知らない
かれら以前の者もまた是く言った。しかしそのの獲たるものはかれらを益することなく
その招げるわざわいがかれらを襲ひたり。そしてこれらのうちの不義を行ふ者も、またその招ぐわざわいに襲はれん、かれら決して主なる神を無力ならしむるを得ない
かれらは主なる神が自分の望む者に豊かに食べ物を賜ひ、または乏しく賜ふことを知らないか。まことに此中には信じる者へのさまざまなるしるしある

こう言いなさい。「教に背きて自分の魂を害えるわたしが僕等よ、主なる神のいつくしみに失望するな。まことに主なる神はすべての罪悪を赦す。まことにかれは寛容なおかた・恵み深いおかた、
救いを得難き罰があなたがたに来る前に、あなたがたの主にざんげしてこれに帰依せよ
その識らない間に突如として罰があなたがたに来る前に、あなたがたの主よりあなたがたに降されたるもののうちの最良なるものに従へ
然らないば或者は是く言うに至らん『悲しいかな、わたしは主なる神を閑却せり。まことにわたしは嘲笑者の一人であるき』と。
または是く言はん『主なる神もしわたしを導きたりせぱ、わたしは身を護る者の一人たりしものを』と
また或者は罰を目の当たりにして言はん『呼、わたしもし再び前世に還るを得ば、わたしは必すよい行いを行う者の一人たらんものを』と
(しかしかれらは是く答えられん)『否な、わたしがしるしがあなたに至れる時、あなたはこれを偽りであると呼べり。あなたは傲慢にして不信者の一人であるき』と」

復活の日に於て、あなたは主なる神について偽りを語れる者の面が黒く曇るを見ん、地獄の中に驕慢なる者の住むべき処なしといふか
そして主なる神は神をおそれれる者を救ひ、これをかれらの安泰なる居処に入らしめん。かれらはわざわいに遭ふことなく、心に憂を抱くことなからん
主なる神は万物の造り主、また万物の守り主である
天地の秘鑰はその掌裡にある。主なる神のしるしを不信者は必ない滅びの者とならん

こう言いなさい。「あなたがたわたしに向かって主なる神以外の者に仕えよと言うか。ああ、あなたがた無知なる者よ」と
かれがあなた、およびあなた以前の者に啓示して「あなたもし何者かをかれに配しなば、あなたの所行は全くないことに帰し、あなたは必ない滅びの者とならん」と告げたる時を念へ
然らない、あなたはただ主なる神のみに仕えて、恩を知る者の一人たれ

かれらは主なる神の真価を解せない。しかし復活の日に於て、全地はかれの一握の中にある、諸天はかれの右手にて捲かるにちがいない。かれを讃えよ、かれは高くかれらがかれのかわりにする者の上に超在す
喇叭一たび鳴れば、主なる神が望む者を除きて、天地間のすべてのものは悉く昏絶しよう。そして喇叭再び鳴れば、見よかれら忽ち起立して四顧すにちがいない
その時大地はその主の光に照らされ、書冊は安置せられ、預言者、および見証者は召致せられ、審判はかれらに対して公平に行はれて、だれも不当に遇せらるることなかるにちがいない
各人は等しくそのの為せることに対して存分に報いらる。かれはかれらの為せることを熟知す

その時不信者は隊伍をなして地獄に駆り立てられん。かれら地獄に到着すれば、諸門忽ち開かれ、守衛の者はかれらに向かって言はん「あなたがたの間より出でたる諸使徒があなたがたに来り、あなたがたのためにその主のしるしを唱えざりしか。そしてあなたがたが此日に会ふべきことを告げざりしか」と。かれらは「然り」と答ふにちがいない。まことに不信者に対する当然の罰の宣告が下れるである
そして是く言はれん「地獄の門を人りて永久にその中に住め。地獄こそ驕慢なる者の帰処なれ」と

その主を敬える者は隊伍をなして楽園に駆り立てらる。かれら楽園に到着すれば、諸門忽ち開かれ、守衛の者がかれらに向かって言はん「平安あなたがたの上にあれ。あなたがたはよい行いを行へり。さらば楽園に入りて永久にその中に住め」と
Reading-94かれらは言はん「主なる神を讃えよ、かれはわれわれとの約束を果たし、われわれに地を嗣がしめ、楽園に於てわれわれの望む処に住ましむ」と。精進せる者へのごほうびは豊かなるかな
そしてあなたは諸天使が王座の四周を囲みてその主を讃美するを見ん。かれらの審判は公平に行はれん。そして「世のすべての主主なる神に光栄あれ」と唱へられん


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