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2024年4月19日(金) 通読(本日=エレ42-46,バル2,クル-41回 明日=ルカ5-6,1イミ21,クル-42回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
詩篇 第78章
アサフのマスキールの歌わが民よ、わが教を聞き、わが口の言葉に耳を傾けよ。
わたしは口を開いて、たとえを語り、いにしえからの、なぞを語ろう。
これはわれらがさきに聞いて知ったこと、またわれらの先祖たちがわれらに語り伝えたことである。
われらはこれを子孫に隠さず、主の光栄あるみわざと、その力と、主のなされたくすしきみわざとをきたるべき代に告げるであろう。
主はあかしをヤコブのうちにたて、おきてをイスラエルのうちに定めて、その子孫に教うべきことをわれらの先祖たちに命じられた。
これは次の代に生れる子孫がこれを知り、みずから起って、そのまた子孫にこれを伝え、
彼らをして神に望みをおき、神のみわざを忘れず、その戒めを守らせるためである。
またその先祖たちのようにかたくなで、そむく者のやからとなり、その心が定まりなく、その魂が神に忠実でないやからとならないためである。
エフライムの人々は武装し、弓を携えたが、戦いの日に引き返した。
彼らは神の契約を守らず、そのおきてにしたがって歩むことを拒み、
神がなされた事と、彼らに示されたくすしきみわざとを忘れた。
神はエジプトの地と、ゾアンの野でくすしきみわざを彼らの先祖たちの前に行われた。
神は海を分けて彼らを通らせ、水を立たせて山のようにされた。
昼は雲をもって彼らを導き、夜は、よもすがら火の光をもって彼らを導かれた。
神は荒野で岩を裂き、淵から飲むように豊かに彼らに飲ませ、
また岩から流れを引いて、川のように水を流れさせられた。
ところが彼らはなお神にむかって罪をかさね、荒野でいと高き者にそむき、
おのが欲のために食物を求めて、その心のうちに神を試みた。
また彼らは神に逆らって言った、「神は荒野に宴を設けることができるだろうか。
見よ、神が岩を打たれると、水はほとばしりいで、流れがあふれた。神はまたパンを与えることができるだろうか。民のために肉を備えることができるだろうか」と。
それゆえ、主は聞いて憤られた。火はヤコブにむかって燃えあがり、怒りはイスラエルにむかって立ちのぼった。
これは彼らが神を信ぜず、その救の力を信用しなかったからである。
しかし神は上なる大空に命じて天の戸を開き、
彼らの上にマナを降らせて食べさせ、天の穀物を彼らに与えられた。
人は天使のパンを食べた。神は彼らに食物をおくって飽き足らせられた。
神は天に東風を吹かせ、み力をもって南風を導かれた。
神は彼らの上に肉をちりのように降らせ、翼ある鳥を海の砂のように降らせて、
その宿営のなか、そのすまいのまわりに落された。
こうして彼らは食べて、飽き足ることができた。神が彼らにその望んだものを与えられたからである。
ところが彼らがまだその欲を離れず、食物がなお口の中にあるうちに、
神の怒りが彼らにむかって立ちのぼり、彼らのうちの最も強い者を殺し、イスラエルのうちのえり抜きの者を打ち倒された。
すべてこれらの事があったにもかかわらず、彼らはなお罪を犯し、そのくすしきみわざを信じなかった。
それゆえ神は彼らの日を息のように消えさせ、彼らの年を恐れをもって過ごさせられた。
神が彼らを殺されたとき、彼らは神をたずね、悔いて神を熱心に求めた。
こうして彼らは、神は彼らの岩、いと高き神は彼らのあがないぬしであることを思い出した。
しかし彼らはその口をもって神にへつらい、その舌をもって神に偽りを言った。
彼らの心は神にむかって堅実でなく、神の契約に真実でなかった。
しかし神はあわれみに富まれるので、彼らの不義をゆるして滅ぼさず、しばしばその怒りをおさえて、その憤りをことごとくふり起されなかった。
また神は、彼らがただ肉であって、過ぎ去れば再び帰りこぬ風であることを思い出された。
幾たび彼らは野で神にそむき、荒野で神を悲しませたことであろうか。
彼らはかさねがさね神を試み、イスラエルの聖者を怒らせた。
彼らは神の力をも、神が彼らをあだからあがなわれた日をも思い出さなかった。
神はエジプトでもろもろのしるしをおこない、ゾアンの野でもろもろの奇跡をおこない、
彼らの川を血に変らせて、その流れを飲むことができないようにされた。
神ははえの群れを彼らのうちに送って彼らを食わせ、かえるを送って彼らを滅ぼされた。
また神は彼らの作物を青虫にわたし、彼らの勤労の実をいなごにわたされた。
神はひょうをもって彼らのぶどうの木を枯らし、霜をもって彼らのいちじく桑の木を枯らされた。
神は彼らの家畜をひょうにわたし、彼らの群れを燃えるいなずまにわたされた。
神は彼らの上に激しい怒りと、憤りと、恨みと、悩みと、滅ぼす天使の群れとを放たれた。
神はその怒りのために道を設け、彼らの魂を死から免れさせず、そのいのちを疫病にわたされた。
神はエジプトですべてのういごを撃ち、ハムの天幕で彼らの力の初めの子を撃たれた。
こうして神はおのれの民を羊のように引き出し、彼らを荒野で羊の群れのように導き、
彼らを安らかに導かれたので彼らは恐れることがなかった。しかし海は彼らの敵をのみつくした。
神は彼らをその聖地に伴い、その右の手をもって獲たこの山に伴いこられた。
神は彼らの前からもろもろの国民を追い出し、その地を分けて嗣業とし、イスラエルの諸族を彼らの天幕に住まわせられた。
しかし彼らはいと高き神を試み、これにそむいて、そのもろもろのあかしを守らず、
そむき去って、先祖たちのように真実を失い、狂った弓のようにねじれた。
彼らは高き所を設けて神を怒らせ、刻んだ像をもって神のねたみを起した。
神は聞いて大いに怒り、イスラエルを全くしりぞけられた。
神は人々のなかに設けた幕屋なるシロのすまいを捨て、
その力をとりことならせ、その栄光をあだの手にわたされた。
神はその民をつるぎにわたし、その嗣業にむかって大いなる怒りをもらされた。
火は彼らの若者たちを焼きつくし、彼らのおとめたちは婚姻の歌を失い、
彼らの祭司たちはつるぎによって倒れ、彼らのやもめたちは嘆き悲しむことさえしなかった。
そのとき主は眠った者のさめたように、勇士が酒によって叫ぶように目をさまして、
そのあだを撃ち退け、とこしえの恥を彼らに負わせられた。
神はヨセフの天幕をしりぞけ、エフライムの部族を選ばず、
ユダの部族を選び、神の愛するシオンの山を選ばれた。
神はその聖所を高い天のように建て、とこしえに基を定められた地のように建てられた。
神はそのしもべダビデを選んで、羊のおりから取り、
乳を与える雌羊の番をするところからつれて来て、その民ヤコブ、その嗣業イスラエルの牧者とされた。
こうして彼は直き心をもって彼らを牧し、巧みな手をもって彼らを導いた。

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