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2024年4月25日(木) 通読(本日=箴1,ユディ8,アル8 明日=エレ47-52,バル3,クル-43回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳〕エズラ記(ギリシア語) 第8章
これらの事の後ペルシャ王アルタシャスタの治世にエズラが登場した。エズラはセラヤの子、セラヤはアザリヤの子、アザリヤはヒルキヤの子、ヒルキヤはシャルムの子、
シャルムはザドクの子、ザドクはアヒトブの子、アヒトブはアマリヤの子、アマリヤはアザリヤの子、アザリヤはメラヨテの子、メラヨテはゼラヒヤの子、ゼラヒヤはウジヤの子、ウジヤはブッキの子、ブッキはアビシュアの子、アビシュアはピネハスの子、ピネハスはエレアザルの子、エレアザルは最初の祭司であったアロンの子である。
このエズラはバビロンから上って来た。彼はイスラエルの神、主がお授けになったモーセの律法に精通した学者であった。
王は彼に栄誉をほどこし、その求めることをことごとく許した。
イスラエルの子ら、祭司、レビびと、歌うたう者、門衛、宮に仕えるしもべなどのうちにもエルサレムに上った者があった。
アルタシャスタ王の七年五月のことであった。王の治世の七年目である。正月の一日にバビロンを出立し、道中は主のご加護によって五月一日いた。
エズラは学識が豊かで、主の律法のどの点をもおろそかにはせず、掟にもとついてイスラエルのうちに定めとおきてのすべてを教えた。

さて、祭司にして主の律法の学者であるエズラに、アルタシャスタ王から書面をもって勅命が届いたが、以下はその写しである。
「アルタシャスタ王より祭司にして主の律法の学者エズラに挨拶を送る。
わたしは、民を思いやって命を下す。ユダヤ人、その祭司たち、レビひどたち、ならびにわれわれの領内にいる者のなかで、エルサレムへ行くことを選び、そう望む者は皆、あなたと共にエルサレムに行くように。
それゆえ、帰還を望む者は、わたしと七人の議官が決定したとおり、すみやかに出発し、
主の律法に照してユダとエルサレムの事情を調べ、
わたしと議官が誓った喜捨をイスラエルの主のためにエルサレムに携え、またバビロン全州であなたが獲るすべての金銀を、民がエルサレムにある彼らの主の聖所のためにささげたものと合わせてエルサレムに、主のために携えて行く。
雄牛、雄羊、小やぎ、その他のものの購入のための金銀を集めて、
エルサレムにある主の祭壇にそなえ、主にいけにえをささげなさい。
あなたが同僚たちとはかって決めたものを購入するため、あなたの神のみ旨にしたがって金銀を使いなさい。
主の神聖な祭具類は、エルサレムにあるあなたの神の神殿で用いるようあなたに引き渡す。エルサレムのあなたの神の前に納めなさい。このほか、あなたの神の神殿に必要とするものが出てきたら、
王室の会計から支出するがよい。
わたしアルタシャスタ王はスリヤおよびピニケの財務官たちに、祭司にしてかついと高き神の律法の学者エズラが求める事はすべて、銀は百タラント、
同様に小麦は百コルまで、酒は百樽まで、および多量の塩を、怠りなく与えるよう指示する。
神の律法にあることは、王国とその領民に神の怒りが及ばないように、すべていと高き神のために心してなしとげよ。
またあなたがたに告げる。祭司、レビびと、歌うたう者、門衛、宮に仕えるしもべ、および神のこの宮の仕えびとたちには、みつぎ、租税を課してはならないし、何かを徴する権限はだれにもない。
エズラよ、あなたは神の知恵により、スリヤ、ピニケ全土において、あなたの神の律法を知っている者たちをさばくような裁判官と判事を任命せよ。またこれを知らない者を教えよ。
あなたの神の律法および王の律法を守らない者は、死刑に、あるいは罰金に、あるいは追放によって怠りなくこらしめられるであろう」。

主おひとりこそほむべきかな。主はこのように王の心にエルサレムにある主の宮を飾る心を起させた。
主のおかげでわたしは王とその議官、王の側近と大臣たちに重んぜられた。
わたしはまたわたしの神、主のお助けによって勇気をふるいおこし、イスラエルのうちからわたしとともに帰還するものをつのった。

アルタシャスタ王の治世に、バビロンからわたしと一緒に帰還して来た者の氏族と組別の長は次のとおりである。
ピネハスの子孫のうちではゲルショム。イタマルの子孫のうちではダニエル。ダビデの子孫のうちではシカニヤの子ハットシ。
パロシの子孫のうちではゼカリヤおよび彼と共に系譜に載せられた男百五十人。
パハテ・モアブの子孫のうちではゼラヒヤの子エリヨエナイおよび彼と共にある男二百人。
ザッツの子孫のうちではヤハジエルの子シカニヤおよび彼と共にある男三百人。アデンの子孫のうちではヨナタンの子エベデおよび彼と共にある男二百五十人。
エラムの子孫のうちではアタリヤの子エサヤおよび彼と共にある男七十人。
シパテヤの子孫のうちではミカエルの子ゼバデヤおよび彼と共にある男七十人。。
ヨアブの子孫のうちではエヒエルの子オバデヤおよび彼と共にある男二百十二人。
バニの子孫のうちではヨシピアの子シロミテおよび彼と共にある男百六十人。
ベバイの子孫のうちではベバイの子ゼカリヤおよび彼と共にある男二十八人。
アズガデの子孫のうちではハッカタンの子ヨハナンおよび彼と共にある男百十人。
アドニカムの子孫がもっとも後に来た者どもで、その名はエリペレテ、ユエル、シマヤおよび彼らと共にある男七十人。
ビグワイの子孫のうちではウタイとザックルおよび彼らと共にある男七十人である。

わたしは彼らをテラという川に集め、そこに三日のあいだ露営した。みなを調べてみたところ、
祭司たちとレビびとに属する者が見当たらないので、
エリエゼル、アリエル、シマヤ、エルナタン、ヤリブ、ナタン、エルナタン、ゼカリヤ、メシュラムという首長かつ見識のある人々のところにわたしは使者を送り、
現場の会計担当者でイドという首長のところへ行くよう言い、
またイドとその同僚と現場の会計官に交渉して、われわれの主の宮で祭司を勤めてくれる者を派遣してもらうよう彼らに指示した。
われわれの主の力強い手により、彼らはイスラエルの子、レビの子、マヘリの子孫のうちの思慮深い人、すなわちセレビヤおよびその子らとその兄弟たち十八人を、われわれに連れて来、
ハナニヤの子孫でハシャビヤ、ハナニヤ、および兄弟エサヤとその子らの男二十人。
ダビデとそのつかさたちが、レビびとに仕えさせるために選んだ宮に仕えるしもべ二百二十人を連れてきた。これらの者は皆その名を記録された。
わたしはその場所で若者たちにわれわれの主の前での断食を布告し、
われわれおよび同行する子女ならびに家畜の旅の安全を求める誓いをした。
わたしは道中の敵に対して、われわれを守るべき歩兵と騎兵とを、王に頼むことを恥じたからである。
われわれの主の力は主を求める者とともにあって、あらゆる面からよくしてくださる、と王に言いきったのであった。
このことをわれわれの神に求めたところ、神はその願いを聞きいれられた。
わたしはおもだった祭司十二人すなわちセレビヤ、ハシャビヤおよびその兄弟十人を選び、
王と、その議官と、その諸侯とすべて在留のイスラエルびとが、われわれの神の宮のためにささげた、金銀およびわれわれの主の宮の神聖な祭具類を量って彼らに渡した。
わたしが量って彼らの手に渡したものは、銀六百五十タラント、銀の器百タラント、金の皿二十枚、金とまごうばかりに輝く良質の青銅の器十二個であった。
そしてわたしは彼らに言った、「あなたがたは主に聖別された者である。この器物も聖である。またこの金銀は、あなたがたの先祖の神、主にささげた真心よりの供え物である。
あなたがたは主の宮のへやの中で、祭司長、レビびとおよびエルサレムにいるイスラエルの氏族のかしらたちの前で、これを量るまで、見張り、かつ守りなさい」。
祭司およびレビびとたちは、その金銀および器物を、エルサレムにあるわれわれの神の宮に携えて行くことになった。

われわれは正月の十二日に、テラ川を出立し、われわれの上にあった主の力強い手に助けられてエルサレムにはいることができた。主は敵の手および道に待ち伏せする者の手から救われ、われわれはエルサレムに着いた。
そこで三日たってから、金銀をわれわれの主の宮でウリヤの子で祭司のメレモテに渡した。
ピネハスの子エレアザルが立ち会い、またエシュアの子ヨザバデ、およびビンヌイの子ノアデヤのふたりのレビびとも立ち会った。すべて数と重さとを調べ、その重さは皆書きとめられた。
捕囚から帰って来た者は、イスラエルの神に燔祭として、イスラエル全体のために雄牛十二頭、雄羊九十六頭、小羊七十二頭をささげた。これはすべて主にささげた燔祭である。
彼らはまた王の命令書を、王の総督たち、およびコイレ・スリヤとピニケの州の知事たちに渡したので、彼らは民と神の宮とを援助した。

これらの事がなされた後、つかさたちは、わたしのもとに来て言った、
「けがれということでいえば、イスラエルの民、司、祭司、レビびとたちは土地の異民族すなわちカナンびと、ヘテびと、ペリジびと、エブスびと、モアブびと、エジプトびと、アモリびとと離れることを怠りました。
すなわち、彼らもその息子らも、異民族の娘たちをみずからめとったので、聖なる種が諸国の民とまじりました。そしてつかさたる者、長たる者が先だって、このとがを犯しました」。
わたしはこの事を聞いた時、着物と上着とを裂き、髪の毛とひげを抜き、驚きあきれてすわった。
わたしがこの不義を嘆いていると、イスラエルの主の言葉におののく者たちがわたしのもとに集まったが、わたしは夕の供え物の時まで、驚きあきれてすわった。
わたしは断食から立ちあがり、着物と上着を裂いたまま、ひざをかがめて、わが神、主にむかって手をさし伸べて言った。
「主よ、お恥ずかしいことです。あなたさまのまえにすっかり恥じいっております。
われわれの不義は積って頭よりも高くなり、われわれのとがは重なって天に達し、
われわれは今日まではなはだしい罪のなかにあります。
わたしどもとわたしどもの先祖たちの罪のゆえに、わたしどもはわたしどもの同胞、わたしどもの王たち、またわたしどもの祭司たちもろともに国々の王たちの手にわたされ、つるぎにかけられ、捕え行かれ、かすめられ、恥をこうむりました。今日のとおりです。
ところがいま、主よ、あなたはわたしどもにしばし恵みを施してくださり、あなたの聖地にわたしどものための根と名が残ることとなり、
あなたはわれわれのあかりの覆いを主の宮でとりはずし、われわれが奴隷のときに養ってくださいました。われわれが奴隷の身にあったときも、主から見捨てられることなく、
かえってペルシャ王たちの好意を得させてくださり、王たちがわれわれに食べものをくださり、
われわれの宮に栄誉をそえ、荒廃したシオンを再興し、ユダヤとエルサレムに確固たる地位を与えるようにしてくださいました。
主よ、このようなありさまでは、何を言うことができましょう。われわれはあなたのしもべである預言者たちによって命じてくださった掟にそむきました。あなたはおっしゃいました。
『おまえたちが行って獲ようとする地は、各地の異民族の汚れに満ちた地である。彼らはそこを汚れでみたしたのだ。
それでおまえたちの娘を、彼らのむすこに与えてはならない。彼らの娘を、おまえたちのむすこにめとってはならない。
また絶対に彼らと仲良くしようとしてはならない。そうすればおまえたちは強くなり、その地の良き物を食べ、これを永久におまえたちの子孫に伝えて嗣業とさせることができる』と。
われわれのいまの苦しみはひとえにわたしどもの悪い行いと大きな罪によるものです。主よ、あなたはわれわれのの罪よりも軽い罰をくだして、
これほどしっかりした根をわれわれに与えてくださいました。にもかかわらず、われわれはまたもやもとの道に逆もどりしてあなたの律法にそむき、土地の異民族の汚れに交わってしまいました。
あなたはわれわれを怒って、ついに滅ぼし尽し、残る者も、のがれる者もないようにされるのではないでしょうか。
イスラエルの主よ、あなたは正しくいらせられます。きょうわれわれは種として残りました。
ごらんください、いまわれわれは、とがをもってあなたの前にあります。それゆえだれもあなたの前に立つことはできません」。

エズラが神の宮の前に泣き伏して祈り、かつざんげしていた時、男、女および子供の大いなるエルサレムの群集が彼のもとに集まってきた。民の泣き悲しむ声ははげしかった。
イスラエルの子孫の中のエヒエルの子シカニヤがエズラに声をかけて言った。「わたしたちは主にむかって罪を犯し、この地の民から異邦の女をめとりました。しかし、このことについてはイスラエルに、今なお望みがあります。
それでわれわれはわが主の教と、われわれの神の命令におののく人々の教とに従って、異民族の妻ならびにその子供たちを、ことごとく追い出すという誓いを、われわれの神に立てましょう。。
立ちあがって実行してください、この事はあなたの仕事です。心を強くしてこれを行ってください。われわれはあなたを助けます」。
そこでエズラは立って、全イスラエルの祭司、レビびとの氏族の長たちに、この言葉のように行うことを誓わせたので、彼らは誓った


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