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2024年4月19日(金) 通読(本日=エレ42-46,バル2,クル-41回 明日=ルカ5-6,1イミ21,クル-42回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳〕エステル記(ギリシア語) 第7章
[=エス4:1]モルデカイはすべてこのなされたことを知ったとき、その衣を裂き、荒布をまとい、灰をかぶり、町の中へ行って大声をあげ、激しく叫んで、
[=エス4:2]王の門の入口まで行った。荒布をまとっては王の門の内にはいることができないからである。
[=エス4:3]すべて王の命令と詔をうけ取った各州ではユダヤ人のうちに大いなる悲しみがあり、断食、嘆き、叫びが起り、また荒布をまとい、灰の上に座する者が多かった。
[=エス4:4]エステルの侍女たちおよび侍従たちがきて、この事を告げたので、王妃は非常に悲しみ、モルデカイに着物を贈り、それを着せて、荒布を脱がせようとしたが受けなかった。
[=エス4:5]そこでエステルは王の侍従のひとりで、王が自分にはべらせたハタクを召し、モルデカイのもとへ行って、それは何事であるか、何ゆえであるかを尋ねて来るようにと命じた。
(なし)
[=エス4:7]モルデカイは自分の身に起ったすべての事を彼に告げ、かつハマンがユダヤ人を滅ぼすことのために王の金庫に量り入れると約束した銀の正確な額を告げた。
[=エス4:8]また彼らを滅ぼさせるために、スサで発布された詔書の写しを彼にわたし、それをエステルに見せ、かつ説きあかし、彼女が王のもとへ行ってその民のために王のあわれみを請い、王の前に願い求めるように彼女に言い伝えよと言った。
[=エス4:9]ハタクが帰ってきてモルデカイの言葉をエステルに告げたので、
(なし)
(なし)
[=エス4:10]エステルはハタクに命じ、モルデカイに言葉を伝えさせて言った、
[=エス4:11]「王の侍臣および王の諸州の民は皆、男でも女でも、すべて召されないのに内庭にはいって王のもとへ行く者は、必ず殺されなければならないという一つの法律のあることを知っています。ただし王がその者に金の笏を伸べれば生きることができるのです。しかしわたしはこの三十日の間、王のもとへ行くべき召をこうむらないのです」。
[=エス4:12]エステルの言葉をモルデカイに告げたので、
[=エス4:13]モルデカイは命じてエステルに答えさせて言った、「あなたは王宮にいるゆえ、すべてのユダヤ人と異なり、難を免れるだろうと思ってはならない。
[=エス4:14]あなたがもし、このような時に黙っているならば、ほかの所から、助けと救がユダヤ人のために起るでしょう。しかし、あなたとあなたの父の家とは滅びるでしょう。あなたがこの国に迎えられたのは、このような時のためでなかったとだれが知りましょう」。
[=エス4:15]そこでエステルは命じてモルデカイに答えさせた、
[=エス4:16]「あなたは行ってスサにいるすべてのユダヤ人を集め、わたしのために断食してください。三日のあいだ夜も昼も食い飲みしてはなりません。わたしとわたしの侍女たちも同様に断食しましょう。そしてわたしは法律にそむくことですが王のもとへ行きます。わたしがもし死なねばならないのなら、死にます」。
[=エス4:17]モルデカイは行って、エステルがすべて自分に命じたとおりに行った。
モルデカイは、主のみわざをすべて思い出して、このように主に祈った。
「主よ、主よ、すべてのものを支配しておられます王よ、すべてのものはあなたの権威のもとにあり、あなたがイスラエルを救おうとなされるなら、異議を唱えるものは誰もございません。
あなたは天をつくり、地をつくり、天の下にある目を見張るようなものすべてををおつくりになりました。
あなたはすべてのものの主なのです。主であるあなたにさからう者はございません。
ですからあなたはおわかりでしょう。主よ、わたしが高慢なハマンの前にひざまずいて敬礼をしなかったのが、礼儀をわきまえていなかったわけではなく、おごり高ぶっていたためでもなく、名誉を望んでいたためでもないことは、あなたがご存知です。
イスラエルを救うためならば、あいつの足の裏にさえ、わたしは喜んで接吻するでしょう。
しかしわたしがハマンに屈しなかったのは、人間の栄光を神の栄光よりも高いものにしないためなのです。主であるあなた以外にはわたしはだれにもひざまずいたりしません。それも思い上がった気持ちからではありません。
主なる神よ、王よ、アブラハムの神よ、あなたの民を今こそお助けください。人々はわたしたちを絶滅しようとねらっています。太古からのあなたの遺産であるイスラエルを滅ぼそうとしているのです。
あなたがご自身のためにエジプトの地からお救いになった財産である、わたしたちイスラエルの民を、見捨てないでください。
わたしの願いを聞きいれてください。あなたの財産であるイスラエルの民をあわれんでください。わたしたちの悲しみを祝いに変えてください。主よ、それはわたしたちが生きのびて、あなたのみ名をほめたたえるためです。あなたを賛美する者たちの口をどうか封じないでください」。
こうしてイスラエルの民はみな、力の限りに叫んだ。自分たちの死が目前に迫っていたからである。

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