ばべるばいぶる(多言語聖書閲読)
HELP
フォント・背景色変更
ID:
パスワード



2024年4月20日(土) 通読(本日=ルカ5-6,1イミ21,クル-42回 明日=二コリ11-13,3イミ21,アル4)

●章表示 ●検索

聖書1:
聖書2:
ルビ: 節番号表示:
見出し表示 あり  なし


検索語:
聖書:
大小文字同一視
検索書名
同時表示聖書:
1ページに表示する候補数:
ルビ:
章モードしおり 現在の章をしおりに追加(最大20) クリア 並べ替え


節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔57年モルモン経〕ニーファイ第三書 第26章
第26章
救い主、最初からのあらゆること意味を説き明したもう。幼児の口から述べる驚嘆すべきこと。弟子たちの働き。

イエスはこれらことを述べてから、その意味を群集に説き明し、また事の大小の区別なくあらゆる事をかれらに説きたもうた。
そしてイエスは「御父は、汝らがさきに持たざりしこの聖文を汝らに示せとわれに宣えり。この聖文を未来の人々に伝うるは御父のみこころなればなり」と言いたまい、
また最初から、イエスがその栄光を具えて再びこの世に降りたもう時に至るまでのこと、言いかえると最初から大いなる終りの日、すなわち物質が酷熱で熔かされ、大地が巻もののように巻かれ、天地がともになくなる日、
すなわち、あらゆる人々、あらゆる血族、あらゆる国民、あらゆる国言葉の民が各々その行いの善悪に応じて裁判を受けるために神の御前に立つ大いなる終りの日になるまでこの大地の上に起る一切の事を告げてこれを明らかに説きたもうた。
この大いなる終りの日に、人はもしもその行いが善ければ、よみがえって永遠の生命を受け、その行いが悪ければよみがえって永遠に断ち切られる。すなわち、世の始めよりも先にすでにましましたキリストの慈愛と正義公平とによって、一方には一種のものがあり、他方には他種のものがあって互いに対応している。
イエスが本当に民に教えたもうたことは、その百分の一さえも本経典にのせることができないが、
それらのことの大半はニーファイ版に刻んでのせてある。
私がこれに書いたのは、イエスが民に教えたもうたことの幾分かだけである。これをここに書いたのは、この言葉がイエスの告げたもうた通りに異邦人の手を経てまたこの民に伝えられるためである。
この民が始めこの幾分かを授けられるのは、かれらの信仰の厚いか薄いかを試みるのに必要である。もしかれらがこの幾分かを信ずるならば、これより以上に大きなことをかれらに示そう。
しかし、かれらがこの幾分かも信じなければ、これ以上に大きなことは伝えられずに、かれらは罪ありとされるのである。
見よ、ニーファイ版に刻んであることをみな写そうと思ったが、主はこれを禁じて「われはわが民の信仰を試みん」と仰せになった。
それで、私モルモンは主が書けと言いたもうたことだけを書き記すから、私はこれで説明の言葉を終り、主が書けと言いたもうたことを書きつづける。
さて私はあなたたちに次のことを知って欲しいと思う。イエスは本当に三日の間民に教えを伝えたもうたが、その後たびたびた民に現われてたびたびパンを裂きこれを祝して民に与えたもうた。
さきに言った群集の子供たちにも、イエスは導きと恵みとを授け、物を言う力を与えたもうたので、子供たちはその親に向って驚嘆すべき偉大なことを告げ始めたが、その告げたことはイエスが親しく民に教えたもうたことよりも勝っているほどであった。
イエスは昇天したもうてから、また二度目に群集に現われ、その中の病んでいる者をみな医し、あしなえを医し、めくらの目を開け、つんぼの耳を聞けるようにし、群集の中でいろいろの病気をなおし、また一人の男を死から蘇生させて、イエスの持って居りたもう権と能力とを群集に現わしてからまた天に昇って御父のもとへ行きたもうた。
そのあくる日、多くの民は群り集って今言った子供たちを見、またその言うことを聞いた。まことに乳飲み児さえも物を言う力を得て驚嘆すべきことを言い出したが、それらのことは誰も書いてはならぬと止められた。
イエスが選びたもうた弟子たちは、その時から自分のところへくる者にみな教えを説き、これにバプテスマを施すことを始めた。そしてイエスの御名によってバプテスマを受けた者たちはみな聖霊に満された。
この者たちの中には書くのをとめられた口に言い表し難い多くのことを見たり聞いたりした者が多くあった。
またこれらの者は互いに教え、互いに奉仕して、一切の物を共有してお互い同志を正しく取り扱い、
また何事でもイエスの命令なさる通りにした。
そしてイエスの御名によりバプテスマを受けた者たちの団体はキリストの教会と呼ばれた。

このページのURL
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=3ne&chapter=26&mode=0