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2024年4月24日(水) 通読(本日=詩63-65,二マカ6,アル7 明日=箴1,ユディ8,アル8) |
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節表示・修正 | 口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題 〔真理子訳(工事中)〕イミタチオ第3巻 内なる慰めについて 第13章 |
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第十三章。イエス・キリストを模範として謙遜、従順でありなさい。 子よ、人が従順をやめようとするならば、わたしの恵みを自ら拒否するのである。また自分の利益ばかりを求めるならば、すべての人がうける利益を捨てているのである。 人が目上の者に対して進んで快く服従しないならば、肉体が自分に完全に服従しておらず反抗し不平をいうしるしである。 だから、もし自分の肉体を服従させようと思うなら、あなたはすぐにでも目上の者に対して自分を服従させることを学びなさい。 人の内面が荒らされていなければ、外の敵に勝つことはたやすいのである。 もしあなたが精神と調和していなければ、あなたにとってはあなた自身こそが、精神のもっとも手におえない有害な敵である。 あなたが肉と血とに勝とうと思うなら、自分自身を徹底的に軽蔑するようにしなさい。 あなたがまだ自分を愛し過ぎているからこそ、あなた自身を他人の意志にゆだねることを恐れるのである。 |
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しかし、わたしは全能者であり、いと高き者であり、無から万物を創造したというのに、あなたのためにへりくだって人に屈したのではないか。それならば「ちりである」(創3:19)にすぎない、いや全く無にすぎないあなたが、神のために人に服従してもどんな偉いことがあろうか。 そう、わたしはすべての人の中で最も低く最もいやしい者となったのである。わたしの謙遜によってあなたが高慢にうち勝つことができるようにである。 だから、ちりにすぎない者よ、従順であることを学びなさい。土であり泥である者よ、へりくだってすべての人の足元に屈することを学びなさい。 あなたの意志をうち砕き、自分を捨ててすべての人に服従することを学びなさい。 |
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自分に対して激しく燃えて、高慢があなたのうちに残ることがないようにしなさい。自分をいやしい者、小さい者として、すべての人があなたを踏みつけて歩き、道の泥のように踏みにじるようにさせなさい。 つまらない人よ、あなたは何を訴えようとするのか。 汚れた罪びとよ、こんなにたびたび神を怒らせ、何度も地獄に落とされてもしかたがないあなたが、あなたを責める人々に対して何を弁解して言うことができるだろう。 しかしあなたの魂は、わたしには貴いものであったからこそ、わたしの目はあなたを見逃していたのである。あなたがわたしのいつくしみを認め、そして常に感謝してわたしの恵みのうちに生きるようにである。 またあなたが絶えず、真の従順と謙遜に自分をゆだね、自分へのあなどりを耐え忍んで受けるようにである。 |