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2024年3月19日(火) 通読(本日=サム下1-4,シラ17,モサ10 明日=詩48-50,二マカ1,モサ11)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳〕シラ書〔集会の書〕 第26章
よい妻を持った夫は幸せだ。彼の寿命は二倍になるだろう。
けなげな妻は夫を喜ばせる。彼は無事に一生を送る。
よい妻はすばらしいたまものだ。主を畏れる者に対するたまものなのである。
貧乏人だろうと金持ちだろうと、よい妻さえいれば心ははずみ、いつでも笑顔だ。
わたしが心の中で恐れているものが三つある。さらに四つ目は、顔を向けることさえ恐ろしい。三つとは、町の人からの誹謗、暴徒の集会、中傷。いずれも死ぬより恐ろしい。
四つ目は一人の男をめぐる女どうしの確執。これは悲惨のきわみだ。以上、四つとも舌のわざわいである。
悪妻はゆるんだくびきのようなもので、これを制するのはさそりを手づかみにするようなものだ。
酒癖の悪い女はまことに夫のしゃくにさわる。まるっきりたしなみというものがないからだ。
浮気な女は目じりのつりあがり具合や、流し目のしかたでわかる。
言うことをきかない娘はよほど用心してかからねばならない。自由を見つけたら最後、どこまでも勝手なことばかりしないとも限らない。
はしたない視線に惑わされないように注意せよ。彼女がお前を挑発しようとしていても驚くにあたらない。
舌があごにつくほどかわいた旅人が、水と見れば手当たり次第に飲むように、こういう女はどんな男の股間の釘にもひざまずき、どんな男のつつく矢をも矢筒を開いて受け入れる。
妻の魅力は夫の心を豊かにし、妻のたしなみは夫の骨格を丈夫にする。
もの静かな妻は主からのたまものである。礼儀作法をわきまえた妻はお金にはかえられない。
しとやかな妻はやさしい魅力にあふれている。節度ある妻のありがたさははかりしれない。
きちんと片付けられた部屋にいるよい妻の美貌は、主のお住まいになる雲に昇る太陽のようである。
すらっとした背に花のような顔。まるで聖なる燭台に輝く灯明のようである。
きちっとしたかかとに見事な足、まるで銀の土台に立てられた黄金の柱のようである。
〔子よ、摂生に心がけよ。お前の若いときの精力を大事にし、余計なことに消耗させるな。
平野をくまなく探してよく肥えた土地を見つけよ。お前はよい血統なのだから、安心して自分のたねを植え付けよ。
そうすれば、お前の子孫もよい家柄を誇り、代々繁栄していくであろう。
娼婦は唾をはきかけられても当然の者たち。夫があるのに浮気をする女は一緒に寝る男を死へと導く。
律法を軽んずる者は不信仰の女とひきあわされる。主を畏れる者には信仰深い女が恵まれる。
はしたない女は不名誉な生活をし、慎み深い女は夫の前ですら恥らう。
勝手な女は犬も同然であるが、節度をわきまえた女は主を畏れる。
自分の夫を敬う女は賢い女だと思われるが、夫を軽蔑する女は高慢で不信心な女だと思われる。よい妻をもった夫は幸せである。彼の寿命は二倍にのびる。
かん高い声でしゃべりまくる女は進軍らっぱのようなもの。そういう女を妻にした男は、一生の間戦場にいるようなもので気が休まることがない。〕
わたしは二種類の人間に胸をいためる。さらに第三の人間には怒りを覚える。二種類とは金に困っている武士、悟りを開いているのに世間から相手にされない人。第三とは正しい道を捨ててよこしまな道へと戻る者。主はこういう者をつるぎにかけられる。
商人が過ちを犯さずにいるのは至難の業である。商売をしていて罪を犯さずにはいられない。

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