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子よ、主の僕になろうと思うなら試錬を覚悟せよ。
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気をひきしめてこらえよ。災難にあってもあわてるな。
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最後に勝利を得るためには主にすがりついて離れるな。
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身にふりかかることはすべて甘受せよ。運が傾いて落ちぶれても忍耐せよ。
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金属は火できたえられ、人はみじめさというかまどで一人前になるのだ。〔病気のときも貧しいときも、主に依り頼め。〕
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主を信じ、主の助けを得よ。お前の道を正して主に望みを置け。
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主を畏れる者たちよ、主の恵みを待ち望め。転ばないよう脇道にそれるな。
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主を畏れる者たちよ、主を信ぜよ。そうすればけっして報いにもれることはない。
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主を畏れる者たちよ、幸福を期待せよ、永遠の喜びと恵みを。〔主の報いとは喜びに満ちた永遠の賜物なのだから。〕
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昔の人々のことを考えてみよ。主を信じて恥をかいた者があったか。また、主を畏れ続けたのに見捨てられた者があったか。また、主に呼びかけたのに顧みられなかった者があったか。
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主は慈悲深く慈愛にあふれ、罪を許し、苦難のときには助けてくださる。
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禍なるかな、無気力な小心者、ふたまたをかけた罪びとは。
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禍なるかな、気の挫けた者は。彼は信じようとしないから、かばってくれる者もいない。
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禍なるかな、忍耐することを諦めた者たちは。主の裁きのときにはどうしようというのか。
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主を畏れる者は主のことばにそむかない。主を愛する者は主の道を守る。
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主を畏れる者は主の喜ぶことを求め、主を愛する者は律法に徹する。
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主を畏れる者は心をととのえ、主の前でへりくだってこう言う。
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人の手にではなく、神の手に身をゆだねよう。主の恵みは威厳よりも大きい、と。
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