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2019年11月13日(水) 通読(本日=詩143-145,四マカ13,イテ15 明日=雅3-4,四マカ14,クル-112回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔57年モルモン経〕モーサヤ書 第20章
第二十章
ノア王の祭司たち、レーマン人の娘たちをさらって行く。レーマン人、リムハイ王とその民に仇を返そうとする。レーマン人追い払われ、なだめられる。

シェムロンには、レーマン人の娘たちが集まって歌ったり踊ったり愉快に遊ぶ場所があったが、
ある日のこと、少しばかりの娘たちが歌い踊るためにここへ集まった。
ノア王の祭司たちはニーファイ市へ帰ることを恥じ、また民が自分らを殺しはせぬかと思って、自分らの妻子の居る所へ思い切って帰れず、
荒野の中にさまよっていたが、この時レーマン人の娘たちを見つけ、身をひそめてこれを見守っていた。
そして踊りに集まった娘たちの数が少いときに、ノア王の祭司たちはその隠れ場所からおどり出てその娘たちをさらい荒野へつれて行った。こうしてさらわれたレーマン人の娘は二十四人であった。
レーマン人はその娘たちが行方知れずになったことを知ると、これはリムハイの民がしたことであると思って腹を立て、
軍勢を出して、王自ら民の先頭に立ってこれを率い、リムハイの民を亡ぼそうとしてニーファイの地へ進んで行った。
しかしながら、リムハイは塔の上からレーマン人を見つけ、ことごとくその戦いの準備まで知って自分の民を召集し、畑にも森にも待伏せをした。
いよいよレーマン人がやってくると、リムハイの民はその隠れ場所から出てきてレーマン人におそいかかりこれを殺し始めた。
そして餌食を求める獅子のように戦ったから、戦いは非常にはげしくなった。
リムハイの兵はレーマン人の半分の数にも足らなかったがついにレーマン人を追いはらった。リムハイの兵はまことに自分の命とその妻子とを守るための戦いであったから必死になって龍のように戦った。
戦いがすんで、かれらはレーマン人の戦死者の中にその王をみつけたが、王はただ傷を負っただけで死なず、その兵が急いで速く逃げて行ったために戦場にとりのこされたのであった。
そこでかれらは王を捕えてその傷に包帯を施し、リムハイの前へつれて行って、見よ、これはレーマン人の王である、王は負傷してその味方の死者の間に倒れて置き去りにされたのであるが、われらはただ今君の御前へつれてきた、殺してしまおう、と言った。
しかしリムハイは「殺してはいけない。ここにつれてきてわれに見せよ」と言った。そこでかれらが王をつれてきたのでリムハイはかれに向って「王は何故に来ってわが民と戦われるか。ごらんなされ、わが民はわれと王との結んだ誓いを破らなかった。しかるに、王は何故わが民と結んだ誓いを破られたのか」と問うた。
するとレーマン人の王は「われがこれを破ったのは、汝の民がわが民の娘らをさらって行ったからで、われはこれを怒ってわが民を汝の民と戦わせたのである」と答えた。
リムハイは少しもこの出来事を聞いていなかったので「われはわが民をしらべて、かようなことをした者があるならばだれであってもこれを殺すであろう」と言って人民の間をしらべさせた。
この時ギデオンはリムハイ王の軍の総大将であったが、王が命じたとりしらべのことを聞き、王の前に進み出て言った。ねがわくは忍んで人民をしらべることを止め、このとがを人民に負わせないように。
王は、王の父君の祭司であって、王の民が殺そうとした者たちのことを憶えておりたもうか。あの祭司らは今荒野にさまよっているのではないか。かれらこそレーマン人の娘をさらった者ではないか。
どうか深く考えてレーマン人の王にこの次第を知らせたまえ。そうすれば、王はその民にもこれを伝えて民はわが方に対して和ぐようになる。見よ、レーマン人は今やわが方を攻めるために出陣の用意をしている。その上、わが方の人数は僅かしかない。
かれらは大軍をもって攻めてくるのであるから、王がかれらにわが方と和がせなかったならば、わが方は亡びるにちがいない。
アビナダイが私共について予言をしたことは、私共が主の道に聞き従わず罪悪を悔い改めなかったのでみな成就したではないか。
それであるから、今レーマン人の王をなだめよう。私共は命を失うよりは奴隷の境涯にある方がよいから、さきにこの王と結んだ誓いを守り、そしてこのような多くの血を流すことを止めようではないかと。
ここに於てリムハイはレーマン人の王にその父のことと荒野へ逃げた祭司らのことをくわしく物語り、レーマン人の娘たちをさらったのはこの祭司らのしわざであると言った。
そこでレーマン人の王はリムハイの民に対する怒りを解き、その民に「武器を持たないで行ってわが軍に会おうではないか。そうすれば私はわが軍がリムハイの民を殺さないことを誓う」と言った。
そこでリムハイの民はレーマン人に会うため、レーマン人の王に従い武器をもたないで出て行った。そしてレーマン人に会ったとき、レーマン人の王は自分の民の前に伏してリムハイの民のためにとりなしをした。
レーマン人はリムハイの民が武器を持っていないのを見て、これを憐んで怒りを解き、その王を伴っておだやかに国へ帰った。

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