ばべるばいぶる(多言語聖書閲読)
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| 2024年4月24日(水) 通読(本日=詩63-65,二マカ6,アル7 明日=箴1,ユディ8,アル8) | |||
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| 節表示・修正 | 口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題 〔真理子訳(工事中)〕イミタチオ第3巻 内なる慰めについて 第6章 |
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第六章。真の愛のある者の試練のこと （キリスト）子よ、あなたはまだ愛について勇敢で思慮のある者ではない。 （信者）主よ、なぜですか。 （キリスト）あなたはわずかな困難にあっただけで自分が着手したを頓挫させ、貪欲に慰めを求めるからである。 愛に勇敢な者は、誘惑にあったも動じないし、狡獪な敵の説得も信じない。そして順境においてわたしを喜ばせるように、逆境においてもわたしを不愉快にさせない。 |
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愛に思慮のある者は、愛する者がくれる物を必ずしも考えず、むしろ贈り主の愛に重きを置くのである。 外見的な贈り物の価値よりも、むしろ内にこもるその愛の心に重きを置いて、そしてすべての贈り物よりも、自分を愛する人を尊敬する。 愛に気高い者は、すべての贈り物よりも自分の中に安らぎを見出すのであり、贈り物にはこだわらない。だから、もし時として、あなたがわたしや聖者たちに対して、あなたの思いどおりの愛を十分に感じることがなくても、それであなたが全く滅んだというのではない。 あなたが時々抱くあの善美な愛情は、現在あなたが受けている恵みの結果であって、また天の御国をあらかじめ味わわせるのである。しかしあなたはあまりこれに頼ってはならない。来ても去ってしまうからである。 けれどもあなたの心に起こる悪念に向かって奮闘し、悪魔の与える暗示を拒絶することは、徳のしるしであって、大きな功績とすべきである。 |
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だから、どんな原因から生じたものであっても、外からの幻想にあなたは惑わされてはならない。 あなたの決心と神に対する正しい目的だけをしっかり守りなさい。 時としてあなたは突然に極度の歓喜に興奮したかと思うと、すぐにいつもの平凡な心に戻ることがあるが、それを錯覚だと思ってはならない。 この変化はあなたが自分でしたのではなく、やむを得ず受けたのであり、あなたがこれを嫌って抵抗している限り、あなたの功績となり、滅びにはならないのである。 |
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昔ながらの敵は、あなたの善に進もうという願いを絶えず妨害しようとする。つまり、聖者たちを尊敬すること、わたしの受難を敬虔に思い出すこと、罪を有益に思い出すこと、清らかな心を守ること、堅い決心で徳をみがこうとすること、これらすべての修行をあなたにやめさせようとするのであるから注意しなさい。 悪魔はあなたにさまざまな悪念を起こし、あなたが祈ることや聖なる書物を読むことまでも嫌がらせてしまう。 また悪魔は人が謙遜に信仰を告白することを嫌がり、できれば聖体の拝領をまでもやめさせようとする。 だから、たとえ悪魔があなたに欺きのわなを張りめぐらしても、あなたは信じたり顧みたりしてはならない。悪念や邪念が入って来た時は、叱責してこのように言いなさい。《汚れた悪魔よ去れ、醜い悪霊よ、ああ汚らわしい。あなたはどうしてこのようにわたしの耳にささやくのか。 ああ、極悪の誘惑者よ、わたしから退き去れ、おまえとは何の関わりもない。イエスは「強い勇士のように」(エレ20:11)わたしと共におられます。おまえはあわてることでしょう。 おまえに従うくらいなら、死んでどんな責め苦をも受けるほうがましです。 「静まれ、黙れ」(マコ4:39)。たとえどんなにわたしを邪魔しようとしても、おまえに聴くことはありません。「主はわたしの光、わたしの救だ、わたしはだれを恐れよう」(詩27:1)。また、「たとい軍勢が陣営を張って、わたしを攻めても、わたしの心は恐れない」(詩27:3)。主はわが救いであり、また「わがあがないぬし」(詩19:15)だからです》。 |
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よい兵卒として戦いなさい、たとえ時に力が足らず倒れても、わたしの恵みがますます加わることを信じ、いっそう勇気をふるって奮起しなさい。そしてむなしいうぬぼれやおごりに陥らないように最も注意しなさい。 こういうもののために自分を見失い、ほとんど治すことのできない盲目に沈む者もたくさんいるのである。 このようなおごりたかぶる人たちが愚かにも自分に招いたその破滅を、あなたはよい教訓として、永久に謙遜でありなさい。 |