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2024年4月25日(木) 通読(本日=箴1,ユディ8,アル8 明日=エレ47-52,バル3,クル-43回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳(工事中)〕イミタチオ第3巻 内なる慰めについて 第4章
第四章。神のみ前に誠実謙遜に生きるべきこと
(キリスト)子よ、誠意をもって「わたしの前に歩み」(創17:1)、単純な心によっていつもわたしを求めなさい。
誠実にわたしの前に歩む者は、悪の襲撃から守されるだろう。また不正な人の誘惑と誹謗から「真理は、あなたがたに自由を得させるであろう」(ヨハ8:32)。
もし真理が「あなたがたに自由を得させるならば、あなたがたは、ほんとうに自由な者となるのである」(ヨハ8:36)、そしてまた、人間の空虚な言葉なども気にすることはないだろう。
(信者)主よ、本当にあなたのおっしゃるとおりです。どうかわたしをそのようにしてください。あなたの真理がわたしを教え、わたしを守り、最後の救いに至るまでわたしを保ってください。
またその真理がわたしをすべての邪欲と妄念からり解き放ちますように。そして心の大いなる自由によってあなたとともにわたしは歩むことでしょう。
真理はおっしゃる。わたしはあなたに教えよう。わたしにとって何が正しく、何が善であるかを。
あなたは自分の罪を反省して、不快に思い悲しみなさい。そして、たとえよい行いをしたからといっても、自分を偉いと思ってはならない。
結局はあなたは罪びとであって、多くの情欲に汚れ、縛られているのだ。
自分で歩むと常に空しいことに進むばかりで、たちまち倒され、たちまち負かされ、たちまち混乱させられ、たちまち滅ぼされてしまうだろう。
あなたには何も誇れるものはないばかりか、自分を堕落させてしまうものを多く持っている。あなたは自分でもわからないほどに、とてももろいものなのである。
だから、あなたのすることは何でもみな、たいしたことだと思ってはならない。
永遠なものでない限り、たいしたものなど何もないし、貴重なものなど何もないし、感服されるものなど何もないし、名誉とされるものなど何もないし、高貴なものもなど何もないし、ほめられるものなど何もないし、望ましいものなど何もない。
何よりもあなたにとって楽しいこととは、永遠の真理である。また、あなたにとっていつも避けねばならないことは、あなたのいやしい心である。
どんなものにもましてあなたが避けねばならないのは、自分の悪と罪であり、これほどあなたが恐れ、責め、避けねばならないものはないのである。
わたしの前を真実の心で歩むことなく、好奇心と高慢な心にかられて、わたしの奥義を知ろうとし、神の高いみこころを悟ろうとしているのに、自分の霊の救いは全く怠っている者がいる。
こういう人は、その好奇心と高慢な心のせいでわたしにしりぞけられ、たいていは自分で誘惑と罪の中に沈んでしまうのである。
神の審判を恐れなさい。全能なる者の怒りを恐れなさい。決していと高きお方のみわざを論議しようとしてはならない。ただ自分の犯した罪がどの程度であるか、自分がすべきであったのに怠ったよい行いがどれほど多いかを反省しなさい。
信仰を書物に求めたり、絵画に求めたり、外見の形や形式に求める者がいる。
口ではわたしの名を唱えているのに、心ではほとんどわたしを尊んでいない者がいる。
これに対して、知恵が天の光に照らされ、心が純化され、いつも永遠を慕い、地上の事を聞こうとせず、人間の本来の必要に迫られることでさえ悲しむ者がある。こういう人こそ、真理の霊がその心に語るのを感じることができるのである。
つまり、真理の霊がその人を導いて地上の事を軽蔑させ、天の事を愛するようにさせるのである、また、地上の事を無視させ、昼となく夜となく絶えず神の事を考えさせるのである。

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