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2024年4月19日(金) 通読(本日=エレ42-46,バル2,クル-41回 明日=ルカ5-6,1イミ21,クル-42回)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳(工事中)〕イミタチオ第3巻 内なる慰めについて 第12章
第十二章。忍耐を養い肉欲と戦いなさい
主なる神よ、わたしには忍耐が本当に必要だと思います。人生には思い通りにならないことが多いからです。
わたしがどれほど安らぎを得ようと思っても、わたしの人生には戦いと悲しみはなくならないのです。
子よ、その通りである。しかしあなたは誘惑もなく苦労も感じないような安らぎは求めてはならない。そうわたしは思うのである。
あなたがさまざまな困難によってきたえられ、さまざまな不幸によって試みられる時こそ、あなたは安らぎを見出したのだと思いなさい。
あなたがもし苦労が多くて耐えられないと言うなら、どうして煉獄の火に耐えることができよう。
二つのわざわいのうち一つを選ばねばならないなら、必ず軽いほうを取るのである。
だから将来の永遠の罰を免れるように、あなたは神のために現在の苦労を平気で耐えるよう努力しなさい。
この世の人たちが全く苦労をしないとあなたは思うか。最も楽しみを極めている人のところに行って聞いてみなさい。そうではないことがわかるだろう。
それなのにあなたは言う。彼らは多くの楽しみをもち、自分の思いどおりにふるまっている。だから多少の苦労は気にしないのだと。
たしかにそうかもしれないが、思いどおりにふるまえたとして、それがはたしていつまで続くとあなたは思うのか。
ごらん、どんな裕福な者でも「煙のように消えうせ」(詩37:19)て、過去の喜びの思い出は何も残らないのを。
しかも生きている間も、その楽しみの中にありながら、苦しみや疲れや恐怖から逃れられなかったのだ。
いや、その人は自分が楽しもうとしたことからも悲しみの罰を受けたこともあったのだ。
それもそのはずである。みだりに楽しみを求めたからこそ、恥辱や苦痛なしには楽しみを得られなかったのだ。
ああ、すべてのものはなんとはかなく、偽りであり、みだりであり、みにくいものであろうか。
しかも人は正気を失い、ものが見えないので、そのことがわからないのだ。そしてものを言わない獣のように、わずかな一時的なこの世の楽しみのために、自分の魂の死を招くのである。
だからあなたは「欲望のままに歩むな。欲望は抑えよ」(シラ18:30)。
「主によって喜びをなせ。主はあなたの心の願いをかなえられる」(詩37:4)。
だから、あなたがもし真に楽しみを求め、わたしによって豊かに慰めを受けようと思うなら、さあ、この世のあらゆるものを軽んじ、あらゆるいやしい楽しみを捨てることである。そこにこそあなたの祝福はあるだろうし、豊かな慰めが与えられるだろう。
あなたがあらゆる物的な慰めから離れれば離れるほど、あなたはわたしによって甘美で力強い慰めを見出すだろう。
しかしまずは多くの悲しみと戦いの苦労を経なければ、この慰めに達しないだろう。
習慣が深くしみこんでいるので強く抵抗するだろう。しかしそれはさらによい習慣によって克服されるのである。
肉体もあなたに不平を言うだろうが、熱烈な精神の力でおさえられるのである。
昔からいる悪いへびはあなたを刺激し悩ますだろうが、祈りによって追い払うことができるし、あなたが有益な労働にはげむなら、へびの接近はさらに防げるだろう。

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