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2019年5月20日(月) 通読(本日=レビ4-6,ソ詩11,アル20 明日=王上14-18,シラ25,アル21)

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節表示・修正口語訳(日本語R)+真理子のおまけ 解題
〔真理子訳〕マカビー記二 第8章
マカビオというギリシヤ名を持つユダとその仲間たちは、ひそかに各地の村に入り込んで同胞たちに呼びかけ、ユダヤ人の宗教を奉ずる者を集めたところ、その数は六千人に達した。
彼らは主に向かって「すべての者たちから苦しめられているこの民に目をとめてください。不敬のやからによってけがされた神殿をあわれみ、
滅ぼされてあとかたもなくなろうとしているエルサレムをいつくしんでください。主に向かって叫ぶ血に耳を傾けてください。
罪のない幼児が不法に殺されていることを心にとめてください。主の名に対して加えられた冒涜についてこれをあわれんでください」と祈り求めた。
マカビオが軍隊を組織すると、たちまち異邦人にとって恐るべき敵となった。主の怒りがあわれみに変化したためである。
彼は町々、村々へひそかに入り込んで火を放ち、重要な地点を制圧し、少なからざる敵を敗走させた。
彼は特に夜にこのような襲撃をした。こうして彼の勇名はいたるところで語り伝えられた。

ピリポはこのユダ・マカビオがまたたくまに頭角を現わし、しかも度重なる戦いで勝利をおさめるのを見て、ケレスリヤおよびピニケの長官プトレミオに手紙を書いて、王のために力をかしてくれるようにと頼んだ。
そこでプトレミオはただちに重臣の一人であるパトロコスの子ニカノルに、諸民族を二万人以上寄せ集めた部隊を従わせ、ユダヤに住む民族を根絶やしにするために遣わした。戦いの経験の豊かなゴルギヤがこれに従った。
ニカノルはローマ人の王に納めるべき二千タラントの税金を、ユダヤ人の捕虜によって納めようと考えた。
そこでさっそく海辺の町々に人を送って、奴隷九十人について一タラントを払うという約束で、ユダヤ人を奴隷として売買するために商人を呼び集めた。彼は全能の主が彼を裁こうとしていることを予想できなかったのである。
ニカノルが進軍したというしらせがユダのところに届くと、ユダは仲間の者たちに軍隊の到着を知らせた。
臆病な者と、神の裁きを信じない者は、ユダのもとから逃げ去った。
残った者たちは、手元に残っていた財産をすべて売り払い、声を合わせて、「奴隷として売り飛ばされないように、不敵なニカノルの軍隊を破ってください。
もしわたしたちのことなど守ってやれないと言うのでしたら、わたしたちの父祖たちに対する契約のために、またわたしたちが主のおそれ多い尊いみ名によって呼ばれているという事実のために、守ってください」と祈り求めた。

マカビオは、自分のもとに残った六千人を集めて激励した。「敵に打ち倒されるな。われわれに立ち向かってくる不義の異邦人の数を気にするな。勇敢に戦え。
敵によって不法に聖所に加えられた無礼、町に対する侮辱と暴虐、昔からの生活様式が破壊させられたことを忘れてはならない。
彼らは武器に頼って勇敢になっているが、われわれは全能の神を信頼しているのだ。神はわれわれに襲いかかる者たちのみならず、全世界をもただ一言をもって滅ぼすことさえできるのだ」
彼は兵士たちに向かって、先祖たちに加えられたさまざまな神の加護を語り聞かせた。特に、セナケリブの時に一万八千人がどうやって滅んだかという話、
またバビロンの地でガラテヤ人と戦ったとき、四千人のマケドニヤ人とともに総勢八千人のユダヤ人が出陣し、マケドニヤ人が苦境に陥ったときに天の助けで六千の兵力で十二万人の敵を滅ぼし、多くの戦利品を奪ったという話をした。
この演説によって兵士たちは勇気が出て、律法と祖国のために死ぬ覚悟をした。彼は軍を四つの隊に分けた。
兄弟のシモン、ヨセフ、ヨナタンにおのおの千五百人からなる一隊づつの指揮をさせた。
さらにエレアザルに聖書を朗読させ、「神のお助け」という標語をかかげ、自分は先陣にたってニカノルと対戦した。
全能者が彼らの味方となってくださったので、敵を九千人以上倒し、ニカノルの軍隊の大部分を傷つけて戦闘能力を奪い、残りの者たちを敗走させた。
ユダヤ人たちを買おうと思ってやってきた商人たちの財産も奪い取った。敵をかなり追撃したものの、日没が近づいたので退却した。
その日は安息日の前日であったため、敵をこれ以上追撃することを断念したのである。
彼らから武器を奪い、戦利品をもぎとると、安息日の準備をして、ふだん以上に主をほめたたえ、讃美をささげた。それは主は彼らの上に慈悲をたれてくださったことのはじまりだったからである。
安息日が終わると、しいたげられていた者、寡婦、孤児たちに戦利品を配り、残りを兵士たちとその子どもたちに分けた。
以上のことを終えると全員で神に祈りをささげた。あわれみ深い主に、ごじぶんのしもべたちとふたたび完全な和解をしてくださいと祈り求めたのである。

その後、彼らはテモテオおよびバクキデスの軍隊と戦い、二万人以上の敵を倒し、高くそびえた堅固なとりでを制圧し、戦利品を奪うとその大半を均等にわけ、しいたげられた者、孤児、寡婦、さらに老人たちにまで分けた。
彼らは敵の武器を奪うとそれをすべて注意深く適当な場所にしまい、残りの戦利品はエルサレムに運んだ。
彼らはテモテオの軍隊の指揮官を殺した。彼は最もけがれに満ち、ユダヤ人をさんざん苦しめていた人物であった。
父祖たちの町に戻ると戦勝の祝いをし、かつて聖所の入り口に火を放った者たち、小屋に逃げ込んだカリステネスを火刑に処した。不信仰にふさわしい報いを受けたのである。

一方、ユダヤ人を売りつけるために千人もの商人を集めた、三度も呪うべきニカノルは、
神の加護によって、最も弱いだろうとたかをくくっていた者たちからうちのめされ、栄えある衣をぬがされて、内陸の道を通って、奴隷の亡命のように一人さびしくアンテオケへと戻った。
彼はエルサレムの市民を奴隷として売ることによってローマに対する税金を払おうとしたのだが、ユダヤ人には守り神がいて、その神から与えられた律法によってユダヤ人は決して傷つくことはない、と報告するはめになった。


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