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インド各言語聖書の各バージョンについて詳しくまとめたページは今のところ存在しないようで、各翻訳の素性がよくわかりません。 BSI(インド聖書協会)の発行している各聖書は翻訳年度が一切書かれておらず、著作権保護期間が有効なのかどうかすらよくわかりません。そのくせ各聖書の扉には「いかなる形態、いかなる部分でも文書による許諾ナシにはダメ」なんていう警告文が書いてあったりします。 ここで参考になるのが、日本聖書協会がやっている聖書図書館の「蔵書検索」です。ここで検索対象を「聖書」とし、書名のところに「sanskrit」だの「hindi」だの「urdu」だのと入力すると、所蔵聖書一覧が出てきますが、ここに出版年度が載っているので、これを翻訳年度がわりに見ればいいのです。 これで調べると翻訳年度は以下の通りです。
【テキスト化】 私の主人、まんどぅーか氏の協力で、順次テキスト化していきます。 サンスクリットは歴史的にはさまざまな文字で表記されてきましたが、現在のインドではデーヴァナーガリー文字で表記されています。最近インドがIT大国になってサンスクリットテキストが続々と電子化されていますが、それらもデーヴァナーガリーで表記されています。 一方、学問の世界では昔からローマ字転写して書くほうが一般的です。そしてこのほうが、単語の区切りが明確になって便利なのです。デーヴァナーガリーでサンスクリットを表記する場合、子音で終わる語は次の語とくっついてしまって語の区切りが不明確になりますし、複合語も全部くっつけて書くので不便です。ローマ字で書いておけば機械的にデーヴァナーガリーに変換できますので、テキスト化にあたってはローマナイズすることとします。 ローマナイズにあたっての注意事項は次のとおりです。
【データダウンロード】
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