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真理子の聖書日記


このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
真理子修道会の修道女/修道士の方のみ書き込むことができます。

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[659] 列王記上5-9章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/17(火) 13:08:59 ここから閲覧

http://bit.ly/m9LETm
 一章の長さが長いのでけっこう分量があります。歴史小説を読むように適当に飛ばし読みしてください。どうせ、「王国の支配を確立したソロモンは、いよいよ神殿を建設します」という一文で要約できちゃう内容です。
 いままで、神様をまつる場所は幕屋という移動式の簡易神殿だったんですが、ここへきていよいよ壮大な神殿ができるわけです。
 で、この神殿が木造だっていうのが日本人にはびっくりですね。どっしりした石造りなのかと思ったらレバノン杉でできている。乾燥地帯では木造こそがぜいたくなんでしょうね。レバノンといえば杉というイメージですが(国旗もレバノン杉だし)、伐採しすぎて今では保護対象らしいですね。神殿建設もレバノン杉の危機に一役買ったってことかしら。
 神殿の模型といえばこんなものがあります。
http://www.bible.or.jp/purchase/newbible/sanctuary.html
 ただしこれは、ソロモンの立てたものじゃなく、バビロン捕囚後に建設されヘロデ王のときに大拡張された第二神殿です。
 また、ケセン語聖書の山浦玄嗣先生が荷造り用の神ひもで第二神殿の模型を作ったみたいですね。
http://laudate.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-861b.html
 たぶん非公開なんだろうと思いますが、今回の震災で無事なのかしら。

[658] 出エジプト記37-40章、知恵の書2章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/16(月) 10:34:28 ここから閲覧

●出エジプト記37-40章
http://bit.ly/jPLNE2
 出エジプト記も今日で終わりです。
 36章以来、ユダ族のベザレル(ベツァレル)という職人が指名されて、幕屋や祭壇や契約の箱などの宗教施設の建設を行います。
 こんなことを砂漠のどまんなかでやってたはずはないんですけど、そこはそれ、出エジプト記以降は、後々にだんだん整備されていった律法が、実はエジプト脱出のときに与えられたという「神話」ですから、そのつもりで読みましょう。
 それからこの部分は、猛烈なデジャヴ感に襲われません? つまりここって、偶像鋳造&モーセぶち切れ事件以前に、神様から与えられた指示の忠実な再現ってわけです。たとえば出36:20-34の幕屋の壁板と横木の話は、出26:15-29で指示されたとおりです。いちいち対照させて読むと面白いかもしれません(私はまだやってない)。こういうところは、「全部神様の言いつけ通りにやりました」とだけ書けばすむ気がするのですが、それですまないところがユダヤ人らしいところですね。
 どこかで読んだ話ですけど、タルムード(律法の細則集)もこんな感じになってるらしいです。最初にきまりを書いて、次に現実に行われたことを書く。同じことを二度書いてるような気がしますけど、それはいわば、「法律」「判例」のようになってるわけです。
 アラビア語もそうですけど、ヘブライ語って現在、過去、未来という時制じゃなくて、完了、未完了なんですね。だから律法も、原則を未完了で書いて、実際にやったことを完了で書いてます。

●知恵の書2章
http://bit.ly/kWRJFY
 死んだらそれっきりと思って享楽にふける愚か者は、自分たちが享楽にふけるだけでなく、正しく生きる人をうざったく思って迫害をしちゃうという話です。

[657] 田川訳ルカ伝 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/16(月) 09:54:12 ここから閲覧

 しばらくノーマークで忘れてましたが、田川建三さんの新約聖書、1(マルコ・マタイ)、3(パウロ書簡)、4(パウロ・偽パウロ書簡)に続き、2上(ルカ)が出ました。次は2下(使徒)が出るみたい。
 全6巻なのかと思ったら、2が上下に分かれたので6巻7冊ってことらしいです。2はあまりにいろんなことを書きすぎちゃったってことかしら。
 例によって田川先生の毒舌ぶりが面白いんですけど、たまたまあけたルカ14:13の「不具」(文語訳。何よWindowsのIME。不具が変換できないわ。差別語もちゃんと登録しなさいよ! 差別語を差別するのはやめましょう)の話が感銘深かったです。
 ギリシア語、ネストレ・アーラント(以下NA)はαναπειρους(アクセント略。以下同。また以下は原形のαναπειρος にしますね。でも本来のつづりはαναπηροςで、αναπειροςとかαναπιροςとかいうバリエーションもあったみたい。現代ギリシア語ではει(古典ではエイ)もη(古典エー)もι(古典イ)もみんなイって読むんですけど、そういう発音の変化がもうこの時期に進行中で、後2世紀には「知識人は本来のηと書きたがるけど現実にはειが多い」という感じだったみたいです。そんなことをぶつぶつと書いたあと、NAがειのほうを採用してちっとも注をつけていないことを指摘して、NAはつづりの問題は無神経で必要な情報を提供していない、と書いてます。
 NAは私も本棚の飾り物にしてて、しょっちゅう参照してるわけではなく、「何かあったらNAを見ればこういう問題が全部書いてあるんだろう」と思ってましたが、そうでもないんですね。田川先生は細かいことにごちょごちょうるさくて、だから各巻が分厚くなるんですけど、こういう小うるさい本を手元に置いとかないと、NAだけじゃ役立たないってことですね。

 ちなみに、これは私の持論なんですけど、古典ギリシア語を勉強するなら現代ギリシア語の読みで読みましょうね。だからアナペイロスはダメ、アナペーロスもダメ、アナーピロスです(ナのところにアクセントがあって、もとの母音の長短にかかわらず、アクセントのあるところを長く読むのがナイスです)。

[656] 電力不足は官製デマよ。節電はやめます 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/15(日) 10:00:32 ここから閲覧

 ほら、やっぱり電力不足ってウソなのよ。
 バカ政府とバカ経済産業省とバカ東電が「ほーら原発は必要だろう?」というので仕組んでる官製デマなのよ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051202000064.html
 途中までしか読めないから全文はこれね。著作権を無視してアップしちゃいますわ(私もネット某所から拾ってきました)。
http://www.babelbible.net/images/110512-1.jpg
http://www.babelbible.net/images/110512-2.jpg
 もう朝日も毎日も読売も日経もNHKもどうせ記者クラブ&官房機密費漬けでデマの垂れ流ししかしないから信用できないけど、東京新聞は少しは信用できるのかしら?
 さあ、どんどんエアコンつけよっと。今日は暑いし。

 このぶんじゃあの計画停電もバカ政府とバカ経済産業省とバカ東電が仕組んだ猿芝居だったのね。

[655] ガラテヤ1-3章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/15(日) 09:44:01 ここから閲覧

http://bit.ly/lTUtd3
 今週と来週の手紙は「ガラテヤ人(ガラテヤの信徒)への手紙」です。
 書いた人はパウロ。2コリみたいにいくつかの手紙が合成されたということはなく、全5章を最初から順番に読んで大丈夫です。
 ガラテヤというのはいまのトルコの中部、当時のローマでは一つの属州になっていました。パウロは第1回宣教旅行(46-48年)と第2回宣教旅行(49-52年)の2回訪れています。使徒行伝(使徒言行録)では使16:6使18:23にこの地名が登場します。

 この手紙はパウロのいわばユダヤ教との決別宣言みたいな内容になっていまして、新約聖書の中でも一番新約聖書らしいものです。
 イエス様の教えはいわば「ユダヤ教イエス派」みたいなもので、非常にユニークであるとはいえ、ユダヤ教の枠内にとどまるもの。イエス様の直弟子ペテロ(ケパ)たちの考えも基本的にそう言えます。ところがナマのイエスに会ったことのないパウロは、イエス様の教えを換骨奪胎して、ユダヤ人だけでなく全世界の人を救いうる独自の宗教を作り上げました。
 そんなわけでパウロと他の使徒たちの考えは大きく違い、異邦人と食事をしていいかどうかの論争をきっかけに激しく対立します。このへんの話は使11に出てきます。ペテロはいろいろブレた末に異邦人との食事を否定しちゃうので、パウロは激しく対立するのです。
 こういう対立の中でガラテヤ地方の諸教会はいろいろ揺れ動いたようですが、パウロはなんとか自分の側にひきとめようとして書いたのがこの手紙というわけです。

[654] コンサイス・バイブル 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/14(土) 21:21:29 ここから閲覧

 [639]でご紹介した、繁華街に街宣車を繰り出して不気味な声で脅し文句をうなっている困った団体「聖書配布協力会」が出している「コンサイス・バイブル」が届きました。聖書のさわりを要領よくまとめた本で、読み物としてはうまくできていると思います。こういういい本作ってるんだったら、街宣なんかやらないで、ギデオン協会のかわりにホテルなんかに配ればいいのに。
 そう、ギデオン協会って新約聖書そのままを配布してるけど、新約聖書そのままを解説なしに読んだって、マタイ冒頭の系図でイヤになるに決まってるわ。そんなのよりこれ配ったほうがずっと親切。
 本文にはもとの書名・章・節が書いてないけど、巻末に書いてるので、「この話どこに載ってたっけ」と調べることもできます。
 ここのサイトの中の聖句は新改訳聖書から引用してるみたいですが、この本は違います。独自の文になってます。

[653] ケセン語聖書出版社の今 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/14(土) 19:36:18 ここから閲覧

http://blogs.yahoo.co.jp/cjc_skj/27802865.html
 山浦玄嗣(やまうら・はるつぐ)さんがケセン語(岩手県大船渡周辺の方言)に訳した福音書を出版しているイー・ピックスのいまを伝える記事。本社社屋は流され、倉庫内の本はほとんど水につかり、売れそうな本を探して乾かしてるんだそうです。
 それにしても山浦さん自身はどうなったのかしら。安否情報ではどうやら生存しているらしいという話は以前ここでも書きましたけどね([588])。
 もしよろしかったら、みなさんイー・ピックスを支援するためケセン語聖書を買ってあげてください。私がいつも使ってる紀伊國屋書店には在庫ナシ、amazonではマタイとマルコが新品在庫があるようですね。教文館にはあるかしら。
 一つだけ買うならマルコです。聖歌も入ってますから。
 ローマ字や特殊カナで書かれたケセン語は読みにくいので、CDを聞くといいです。ほとんどわかります。
 それから注釈がすばらしい。福音書のヘンな記述もご自分なりに考えて答えを書いているので、真理子流の聖書の読み方の姿勢と一致します。ていうか私自身が、山浦先生のご本から影響を受けてますから。

[652] ルカ7-8章、知恵1章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/14(土) 11:15:22 ここから閲覧

●ルカ7-8章
http://bit.ly/mFFsOQ
 最近福音書を読むのが苦痛です。本来は聖書の中で福音書がいちばんありがたく面白いはずなんですけどね。これでもかこれでもかと来る奇跡物語がばかばかしくって読んでられないわ。
 なんでばかばかしいかというのは長くなるんで別の機会に書くことにして、ここでは7章のこの関係、
  天国の住人>ヨハネ>女から産まれた者
っていうのがどういうことかを考えておきます。
 ってことはよ、女から産まれた者は天国に行けないってことなんじゃないかしら?
 ねえイエス様、あんただって女から産まれた者じゃなくって?
 一般的にはここは、ユダヤ教の時代つまり預言者と律法の時代としては、「ヨハネ>女から産まれた者」であり、イエス様による救いの後は「天国の住人>ヨハネ」であり、この不等式をつなげちゃいけないってことにはなってます。
 歴史的なイエス様は、ヨハネの弟子として宗教家人生をスタートさせたんですけど、キリスト教ではイエス様を神格化しちゃいますんで、ヨハネはただの露払いになっちゃう。そのくせ全否定もできないという、非常に微妙な位置にありますよね。


●知恵1章
http://bit.ly/iqlfXc
 「ソロモンの知恵の書」と呼ばれることも多いように、著者はソロモンということになってますが、実際には紀元前1世紀、つまりイエス様の時代より100年前くらいに、エジプトのアレクサンドリア(アラビア語読みだとイスカンダルなのよ。宇宙戦艦ヤマトファンの皆様ご存知?)で、ギリシア文化にどっぷりつかったユダヤ人や外国人用に、ユダヤ教をわかりやすく教えるために誰かがギリシア語で書いたものというのが一般的な説です。
 「真理子のおまけ」は現在作成中で4章までしかできてません。急がなきゃ。
 1章、人間は本来不死であり、罪によって死ぬようになったというのは、キリスト教にも脈々と受け継がれている考え方なんですけど、はっきり言って真理子は不同意です。うちの異端教会「キリスト真理自由教会」ではハッキリ否定します。適当なインターバルで死というリセットを迎えなきゃ、永遠の生なんて退屈でしょうがないわ。

[651] エレミヤ書47-52章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/13(金) 12:16:00 ここから閲覧

http://bit.ly/iomRK7
 今日でエレミヤ書も終わりです。
 前々からそうでしたけど、エレミヤ書の最後は、なんだかごちゃごちゃとわけがわからないですね。
 モアブやアンモンといった周辺民族のその後の話、バビロンとカルデヤ人(バビロニヤ人のことよ)も最後には滅ぶぞという話、そういう未来の話が続いた後、最後はまたバビロン捕囚の話にもどっちゃいます。
 ユダの滅亡をぴたりと預言したエレミヤさん自身が、最後はどうなっちゃったのか、ちっとも書いてない。聖書に書いてない伝説によれば、エジプトに行った後、みんなから嫌われて殺されちゃったらしいです。今日の部分はなんだか、エレミヤさんが死んだ後、残された取材メモを単に並べただけという感じです。

 平成のエレミヤ、上杉隆さんも、みんなからいじめられちゃうかしら。
 地震翌日に1号機のメルトダウンをピタリと予言したというのに、みんなからデマ男扱いされ、活躍の場を奪われた。
 昨日になってやっとメルトダウンが公表されました。今朝のニュースはこれでもちきり、上杉さんは英雄扱い、と思ったら、何この扱いの小ささ! また報道管制してるの? それともみんな、もう怖いニュースは聞きたくないっていうんで、自主的に報道管制されたがってるの? 怖いニュースをぴたりと予言した上杉さんを、よってたかってみんなでいじめようっていうの?
 なんだか今の日本ってユダ王国ね。

 このところ私は、上杉隆さんを支援するため、有料メルマガ
http://www.mag2.com/m/0001112241.html
の購読も始めたし、手に入る限りの本は新刊で買ったし(印税が上杉さんのところに届くように古本じゃ買わないのよ)、登場している雑誌もできる限り買うようにしています。週刊プレイボーイで「AKB48でもわかるニュースの言葉」の連載が始まったので毎週買うことにしました。
 報道管制下に入ってる(と思う)新聞なんか読まないわ。WEBで十分。

[650] 大阪大学の語学本 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/12(木) 14:17:47 ここから閲覧

 Twitterにも書きましたが、大阪大学出版会からけっこうよさそうな語学本が出ているのに気づきました。
http://www.osaka-up.or.jp/cat03.html
 まず、「世界の言語シリーズ」というので、1=スワヒリ語、2=中国語、3=モンゴル語、4=ベトナム語という4つが出てます。
 モンゴル語を買ってみましたが、キリル文字と縦文字の両方を扱い、しかも両者の関係を丁寧に書いてるのがいいです(キリル文字はハルハ方言の発音表記、縦文字は文語で歴史的仮名遣いみたいなところがあって、両者は自動変換できないんですね)。こんどベトナム語買ってみようかしら。
 それ以外にも「ハウサ語基本文法」「ヨルバ語基本文法」(どちらもアフリカの言語)、「アラビア語パレスチナ方言」なんていうのがあり、アラビア語パレスチナ方言を買ってみました。
 ヘンな語学本というとバカ高いくせに石の確率の高い玉石混交の大学書林とか、ほとんど石しかない国際語学社とか、ろくな出版社がないですけど、大阪大学出版会のは価格も安く、内容もよさそうなので、今後に期待したいです。

 大阪大学っていいますけど、実は旧・大阪外大なんでしょうね。もともとが東京外大と大阪外大とでは大阪のほうが圧倒的に質が高いと思ってましたけど、そこが阪大に統合されて、良質の外国語の学習書がしっかりした出版体制のところから安価に出るようになったんでしょうね。統合の強みかしら。
 東京外大はぜったいに東大と統合しないわよね。万万万一統合したら、二葉亭四迷はなんて言うかしら(旧東京外国語学校が東京商業学校=一橋大=に統合されたのに抗議して退学した)。

[649] 箴言1章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/12(木) 13:55:36 ここから閲覧

http://bit.ly/jsdMRO
 箴言の「箴」は「はり」です。東洋医学の「はり」も鍼灸の鍼って書いて「しん」と読みますよね。人の心をぐさり、世の真実をぐさり、針のような言葉、つまりはことわざですね。
 もちろんこういうのは長い間に人々の間につたえられてきたものをまとめたんでしょうが、ソロモン王の作ということになってます。今週の列王記で見たように、ソロモンは知恵のある王様なんですね。
 そういえば同時に読んでる旧約続編、2マカは今日で終わり、ただし説明は昨日書いたので今日は割愛しますけど、次からは「知恵の書」。これもソロモン作ということになってます。
 もっともソロモンは知恵の本だけでなく、雅歌のようなエロい歌も作ったことになってますけどね。

 これらの文学は「知恵文学」と呼ばれます。
 「あの人は知識はあるけど知恵はない」みたいに、知識と知恵を対比する場合、知恵というのは何らかの形でその人の中で熟したものという意味合いがあります。
 私はよく、受験秀才は知識はあるけど知恵はない、知恵があったのは幕末の世代までだ、なんて言ってますけどね。
 いずれにせよ聖書の世界で知恵といった場合は、今日の箴1:7の「主を恐れることは知識のはじめ、愚かな者は知恵と教訓を軽んじる」というように、信仰心のような意味で使ってます。
 え、主を恐れることは知識であって知恵じゃないって? 困ったわね。文語訳、口語訳、新改訳、フラ訳は知識って書いてるんだけど、新共同訳や関根訳は知恵なのよね。KJVは前者がknowledgeで後者がwisdom、ヘブライ語は前者がダアト(דָּעַת)で後者がホクマー(חָכְמָה)、一応違う語なんですけど、ヘブライ語でどういう違いがあるのか私はよくわかりません。

[648] 詩編63-65編、2マカ14-15章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/11(水) 09:33:21 ここから閲覧

 本日の通読箇所は詩編63-63編だけですが、つまんない詩でほとんど書くことがないので、昨日省略した2マカ14章と、明日のぶんの2マカ15章を同居させます。

●詩編63-65編
http://bit.ly/lHzgiK
 詩編の詩ってなんでつまんないかっていうと、またか、またかと同じような内容の詩が続くから。今日のやつもそうよね。
 考えてみれば詩編ってただの詩じゃなく、お祈りなのよね。
 プロテスタント教会だとどの教派も、牧師が祈りの内容を声に出して言うし、いろんな場で自分の祈りの内容を声に出す機会が多いけど、どいつもこいつもみんなワンパターンでつまらないわよね。それと同じよ。
 ていうか、人間、祈るような状況ってそうそうバリエーションがなく、たいていは危機に直面したときだから、そういう内容ばっかりになるのよね。
 ちなみに65編は新年の祈祷として交読文にとられてます。どこが新年?

●2マカ14-15章
http://bit.ly/iyZ7Fr
 2マカの最後は、象部隊のニカノル隊長との戦い。
 ニカノルは裏切り祭司アルキモを擁立してユダと戦います。
 戦いの決着がつかないので両者は和議を結びますが、勝手に和議を結んだことにデメトリオ王が怒り、和議も長続きせずまた戦いが始まります。
 長老ラジスの死のシーンは例によって2マカらしい残酷さですね。
 15章、安息日に戦いをすれば勝てるとニカノルは主張しますが周囲に反対されてとどまります。このへん、1マカじゃ早々と、たとえ安息日でも侵略されたら戦っていいという話になっていたので、ずいぶん違いますね。
 突然現れたエレミヤの霊に導かれ、ユダが勝利し、ニカノルが死んで、2マカが終了します。
 最後はつまんないあとがき。ギリシアの本って、つまんない前書きやあとがきがついてることが多いみたいです。

[647] 列王記上1-4章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/10(火) 10:58:46 ここから閲覧

http://bit.ly/k73puq

 今日は2マカ14章もありますが、列王記の話で長くなりますんで、2マカの話はあさってにまわします。2マカのほうは次のリンクです。
http://bit.ly/iyZ7Fr
 今回から http://bit.ly/ によるURL短縮をやってみます。登録していない人でもここへ行って、長いURLをコピペして Shorten をクリックすれば、こういう短いURLを作ってくれます。
 Twitterではつぶやきの文字数に制限があるので、うかうかしてるとURLを引用するだけで制限ぎりぎり、へたをすればそもそも引用もできないということになっちゃうので、こういうサービスを利用するんです。あ、みなさんもうご存知ですね。

 さて列王記はサムエル記同様上下にわかれます。内容的にはサムエル記の続きで、王国時代のイスラエルの歴史です。
 ギリシア語訳旧約聖書、通称「七十人訳聖書」では、サムエル記2つと列王記2つを「王たち」という4部構成の書ということにしています。後の聖書でも副題でそういう書き方をしているものがあります。

 第1章、のっけから色っぽい話になってますね。ちなみにエジプトあたりじゃ、涼むために女奴隷を抱くという習慣があったらしいです。暑いときにセックスするのは暑苦しそうですが、気温が体温以上になる地方では、人間の肌って冷たく感じるんだそうな。もっともダビデは極度の冷え症なんで、まるきり逆ですけど。
 ひと波乱あった後に、ソロモンがダビデ王の後継になります。ダビデが不倫をして不倫隠しにだんなさんを戦死させちゃったというバテシバが、ソロモンの擁立に一役買います。
 ダビデは武勇だけでなく、音楽や詩の才能が評価されてます。詩編なんかダビデの詩ばっかりですよね。なにしろダビデが最初登用されたのは、歌をうたわせてサウルを慰めようという話だったわけですから。
 これに対してソロモンは、知恵のある王という評価があり、イスラエル版大岡裁きの3章のようなエピソードが有名です。
 ソロモンはエジプトのパロ(ファラオ)の娘もめとり、対外関係を固めたあと、いよいよ神殿の建設に入ります。それは来週ですね。

[646] 出エジプト記33-36章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/09(月) 12:52:55 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=exo&chapter=33&mode=0
 出エジプト記の後半は無味乾燥な律法の羅列のようでいて、実は32-33章の偶像鋳造事件が大きな柱になって、もう一度契約のやり直しをしているのです。
 たとえば十戒については、出32:19でモーセが怒り狂って板をこわしちゃったものだから、34章でもう一度授与されています(出34:28)。
 十戒の文は、別の文書である申命記では、ほとんどそっくりそのままもう一度出てきます(申5:6-21)が、ここ出34では、さすがにわずらわしいのか、かなりはしょってますね。
 偶像作るなっていうのと、安息日を守れというのの2点のみ。
 私思いますに、十戒の中で特に大事なのが実はこの2つだけであり、ユダヤ人はあとはどうでもいいと思ってるんじゃないかしら(もう一つあげれば「神の名を呼ぶな」かしら)。しかも一番どうでもいいと思ってるのが「殺すなかれ」です。ユダヤ人もキリスト教徒も、さんざん人を殺しまくってきましたからね。

[645] 藤波心 ここっぴーの★へそっぴー 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/08(日) 17:22:29 ここから閲覧

 昨日お見かけした藤波心さんって、グラビアアイドルという紹介のされ方をしていたのでてっきりはたち前後の方なのかと思ったら、まだ14歳の中学生でいらっしゃったんですね。
 でも中学生だったらなんちゃってミニスカのキュロットはいただけないわ。ふだんおはきになっているような本物のミニスカをはきなさいよ。パンチラをおそれていてミニスカはいちゃいけません。ていうかパンチラしないようにぎりぎりを追求するのがミニスカ道の心意気なんです。と、もうすぐ40なのにナマ足ミニスカで出かけた私から申し上げておきます。

 そんなことはさておき、ブログ「ここっぴーの★へそっぴー」
http://ameblo.jp/cocoro2008/
を拝見させていただきましたが、しっかりしたご意見をお持ちで、うれしくなりました。
 特に、目下13961件のコメントがついた
http://ameblo.jp/cocoro2008/entry-10839026826.html 批難覚悟で
には感動しましたわ。
 心さんのおっしゃっていることは100%正しいご意見です。
 しいていえば、批難という表記より非難のほうがいいんじゃないかと思う程度です(誤字というほどではありませんが)。
 あなたのブログに批判コメントを書いた全員の地獄行きをこの真理子牧師が保証します。

 まあ、さばきは神様のなさることですから、批判者がどうなろうとこちらの知ったことではないんですが、予定説(自分が救済されているかどうかはもうすでに決定されておりいまさら変更不可)をとなえる長老派のかたがたが、はたして自分が救済されているかどうか疑心暗鬼で生きているわけではなく、自分は救済されているのだという確信を持って力強く生きているようなものでございまして、「わたしは救われている。神様からの使命を果たすのよ。わたしを批判する人は全員地獄行き」と確信してわが道を歩んでくださいませ。
 ブログなんて炎上してなんぼ、それはあなたの勲章です。
 打たれ強い、戦うアイドルをめざしてください。

[644] 困ったちゃんをさらして糾弾しましょう 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/08(日) 09:57:47 ここから閲覧

 WEB上論壇誌Livedoor Blogosに浜岡を止めるなと書きまくっている池田信夫という上武大学の困った先生がいますのでさらしものにしておきます。

●浜岡原発の「停止要請」は非科学的だ 2011/5/6 22:19
http://news.livedoor.com/article/detail/5539629/
●中部電力は法的根拠のない「要請」に屈服するな 2011/5/7 17:04
http://news.livedoor.com/article/detail/5540225/

ついでにこの人の原子力に関する思想はこんなものです。
●酒やタバコは放射線より恐い 2011/5/1 10:25
http://news.livedoor.com/article/detail/5529486/
また、実質的にこの人の著作ですが「アゴラ」筆名のこれによれば、宮崎アニメは原発擁護論なんだそうです。
●宮崎アニメ「ハウルの動く城」に込められた「原子の火を絶やすな!」という強いメッセージ 2011/4/20 21:33
http://news.livedoor.com/article/detail/5505076/

同じアゴラでもこれは署名記事
●あまりにもひどい東電バッシング - 高宮 滋 2011/4/25
http://news.livedoor.com/article/detail/5515876/

 また、塚田一郎という自民党の参議院議員がこのようなことを書いています。
●唐突な浜岡原発の全面停止 2011/5/7 10:30
http://news.livedoor.com/article/detail/5539941/

 また、鈴木馨祐という小泉チルドレンの前衆議院議員という困ったちゃんもいますのでさらし者にしておきます。
●浜岡原発停止要請という暴走 2011/5/7 00:08
http://news.livedoor.com/article/detail/5539645/

 えーと、個々の議論にいちいちお付き合いしているヒマはないので簡単に私の立場を書いておきますが、原発の問題点は、「万一事故が起こったときにとりかえしのつかない被害を与え、それは半永久的にその村を廃墟にしてしまうような、人間の文化に対する破壊」だからです。酒やタバコはその人個人、せいぜい周辺の人に害を与えるだけですが、原発の事故はとりかえしがつかないのです。
 個々の原発がいま安全か危険かは問題じゃありません。女川原発では事故が起こらず避難所にまでなっているなんていうのは、たまたま女川では今回事故がおこらなかったというだけのことでしかありません。運が悪けりゃ女川だって福島みたいになるんです。今回は浜岡が、たままた東海地震の可能性だの活断層の上にあるだので標的になってますが、本来はすべての原発を止めるべきなんです。
 「超法規的手続きが問題」。たしかにそうでしょう。でも上にあげた議論って、その背景に、「原発を止めるな」が露骨に透けて見えるんですもの。笑っちゃいますわ。「手続きが正しければ原発を止めていい」なんてこれっぽっちも思ってないんですものね。
 そして、福島の賠償金が国の負担だの電気料金値上げだの、つまり私たちの負担になろうとしています。つまりは「私たちも福島の事故に責任がある」と言われているわけです。では私たちの責任とは何か、私たちの罪とは何か、それはずばり、「原発を容認してきたこと」じゃありませんか。原発は存在自体が罪なのです。原発を容認することは罪なのです。それは私が言ってることじゃなく、東電自身が私たちに問いかけていることなんですよ。

 今回はLivedoor Blogosばっかりでしたが、今後、こういう愚か者を見つけ次第、さらしものにしていきます。

[643] 2コリ11-13章、2マカ13章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/08(日) 09:28:31 ここから閲覧

●2コリ11-13章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=2co&chapter=11&mode=0
 2コリも今日でおしまい。前章から最後までが涙の手紙(B)です。
 さまざまな迫害ばかりか陰口をたたかれているパウロが、そんな経験を縷々語りながら、愚か者と呼ばれても私は自分の信じるところにしたがって生きると言っております。
 そして、今度君たちのところに行ったら、また君たちを失望させてしまうかもしれないが、私は弱虫でかまわないから、あなたがたがキリストにあって強くなってくれればいいと訴えております。
 12章に出てくる「第三の天にひきあげられた人」というのが、実際に誰なのかはわかりません。たぶん作り話でしょう。

●2マカ13章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=2ma&chapter=13&mode=0
 アンテオコス・ユパトルが大軍を率いて攻めてきます。そして裏切り者のメネラオを捕らえて処刑しますが、そのシーンの描写がまた2マカらしいおどろおどろしい限りを尽くしています。
 ユダと何度も戦いますが勝つことができず、和議を結んでアンテオケに帰ります。

[642] デモに行ってきました 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/07(土) 22:03:23 ここから閲覧

 Twitterに書きましたとおり、途中で軽い貧血を起こしてしまい、道端でしばらく休んだあと帰ってきてしまいました。私って体力がないわね。帰ってからも咳(せき)がとまらない。直りかけたかぜがまたひどくなってしまったみたいです。肌寒い日に生足ミニスカで出かけて雨にあたったのがいけなかったかしら。
 実は今週はかぜをひいて声がヘンでした。私と声が似ているらしい小島慶子さんも今週はかぜをひいて声がヘンで、のっけから「岸田今日子です」とギャグをかました日もありましたけど、「そのヘンな声までそっくりね。やっぱりこの番組ってあんたが録音でしゃべってるんじゃないの?」とパート先で言われるしまつ。小島さんのほうはともかく、私のほうはこれで当分かぜが抜けないわ。

 最初は人もまばらでしたけど、時間がたつにつれずいぶんの人出になり、公園から原宿方向へ行く歩道に出るのに大混雑で1時間以上かかるしまつ。それで私は倒れちゃったというわけです。
 マスコミで来てたのはTBSくらいかしら。NHKなんてすぐ近くなのに来ないのよ。とんでもない放送局ね。ではTBSのニュースをどうぞ。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4719243.html

 初めてのデモはけっこう面白かったですけど、社民党の福島さんとか宮台真司さんとかグリンピースとか、私の苦手とする方々ばっかり来たのにはへきえきしました。あとはここぞとばかりいろんな市民運動が来てるし。私は反原発で来たんであって、住基ネット賛成だし捕鯨賛成だし裁判員制度賛成だし圏央道高尾山貫通賛成なのよ。あんたがたと一緒にされたくないわ。
 社民党の福島さんはすぐ近くにいたんですけど、小柄なのに巨乳巨尻ですね。スーツがはじけてたわ。グラビアアイドルできそうね。

 今後も5/8(日)15:00から東電前ライブとか、5/14(土)13:30JR新橋駅SL広場集合で東電本店と中部電力東京支店をまわるデモとかいろいろあるらしいので、原発をなんとかしたい人は参加してみてください。
 あとは東電や中電にがんがんFAXを送りつけてやるとか(ネットに番号が公開されてます)、ともかく抗議の意志を伝えましょう。

[641] ルカ5-6章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/07(土) 12:30:47 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=luk&chapter=5&mode=0
 困ったわ。
 なぜって、いろんなエピソードが書いてあるんだけど、いろんな機会にどこかで全部コメントしちゃったものばっかりのような気がするし。
 とりあえずは6章17節以降の話をしようかしら。
 マタイじゃ「山上の垂訓」ですけど、ルカではわざわざ山から平地に下りてきて話をしてますので「平地の垂訓」といいます。マタイじゃ延々と5-7章、3章ぶんも大演説しますが、安心(!?)してください。ルカはこの6章だけでおしまいですよ。しかも最初のルカ6:20のとおり「貧しい人たちは幸いだ」。これがマタイじゃ「心の貧しい人は幸いだ」になっちゃってますね。だいたいこういうふうに一方に余計なことばがついてるときは、シンプルなほうが原形ときまってます。イエス様はハッキリと、貧乏人は幸いだって言ったんです。精神的な話じゃなく経済的な話なのよ。

 そういえば今日のTOKYO-MXの「5時に夢中!サタデー」で、やたら拝金主義の女が「お金がなくて得られる幸せって何」なんて言ってる記事(一応朝日新聞よ)についてみんなでコメントしてましたね。ウクライナ出身のティアナさんが「自由」って言ってたのは、さすがに自由のなかったウクライナ出身の方のご意見だと思いましたけど、コメンテータのかたがたは誰もそのことに気づいておられませんでしたね。
 で、この番組らしく、この女は今はエッチに満足してるみたいだけどそうならなくなったら……なんていう話になって、玉袋筋太郎さんが「電マがあるから大丈夫」なんていう話に持って行きましたね。ご存知ないまじめな方のために申し上げますと、電マというのは電動マッサージ器のことで、最近では女性が自分の局部にあてて強烈なバイブレータとして使うんです。出演者の方々は気づいてないみたいだけど、実はこれけっこう当を得たコメントかもしれないわ。昔は「オナニーを覚えることが女の自立の第一歩」なんていって、女性運動家たちは大真面目にオナニーの仕方を教えあったりしたんですよ。インリン様のフルネーム「インリン・オブ・ジョイトイ」っていうジョイトイっていうのは大人のおもちゃのことで、それさえあれば男性は不要という、女性自立のメッセージがこもった名前なんですよ。

 そんなことはいいわ。
 ふつう、こういう話になると、「おカネがあっても精神的な幸せにならない」みたいに、カネと幸せは無関係という話だと思うかもしれませんけど(マタイみたいにね)、ルカによれば、イエス様ははっきり、カネがないほうが幸せだって言ってます。つまり、今がどん底ならあとは上向きしかないですから、どんなささいな収入でも幸せだって思えるじゃないですか。逆におカネがあると、今後はかなり高い確率で、収入が減るわけです。だから不幸なんですよ。おカネ以外のものもみんな同じです。
 イエス様は案外、そういうことを言ったんじゃないかしら。

[640] ウサマ・ビンラディン 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/07(土) 10:48:24 ここから閲覧

 [632]でアメリカを激しく非難した私ですが、実は大方のアメリカ人も今回のこれはえげつないことだと感じているようで、ごくごく一部の人だけがはしゃいでいるようです。そのへんの事情を、TBSラジオ「小島慶子キラ☆キラ」で、町山智浩さんがレポートしてます。そのあとの映画の紹介もとても面白いのでぜひお聞きください。
http://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20110506_machiyama_kora.mp3

 ところでいつから日本のマスコミは「ウ」サマって書くようになったんですかね。昔はオサマって書いてたのに。アラビア語にはaとiとuの母音しかないんだなんてことに誰かが気づいて訂正したんですかね。でも実際のアラビア語を聞けば、eもoも聞こえて来ますし、これはオサマでもいい気がします。
 そんなことを気にするくらいなら、この人の名を「ビンラディン」だけ書くっていうバカなマネはやめなさいよ。「5時に夢中!」ではエロオバサンの岩井志麻子さんが「びんびんラディン」なんて言ってました。絶対に言うと思いましたわ。でもその「ビン」って、「~の子(子孫)」ですからね。聖書に出てくる「ヌンの子ヨシュア」(ヨシュア・ベン・ヌン)みたいな言い方です。
 この人のフルネームは(面倒くさいんで英文表記で書くと)Osama bin Mohammed bin Awad bin Ladenなんです。こんなふうにアラブの人は父や先祖の名前をどんどん後につけていくんです。長いんでふつうはOsama bin Ladenだけにしますけど、まともな英字紙なら絶対にbin Ladenだけにはしません。略すならOsamaだけです。
 サダム・フセインだってまともな英字紙は絶対にHusseinだけにしたりしません。略すならSaddamだけです。なんでもかんでも最後のものが姓じゃないのよ。

[639] Twitterガジェット 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/07(土) 10:15:55 ここから閲覧

 Twitterをはじめたので、私のツイートと、「聖書」をキーワードにした検索結果をこのページのUNIQLOCKの右側に表示させてみました。最近はグーグルで検索しても、そのキーワードのTwitterがジェットが表示されるほどですからね。リアルタイムでどんどんスクロールしていくのがなんかかっこいい。でもうるさいかしらね。
 聖書とあまり関係ない話とか、時事的な話題は、Twitterのほうにシフトさせますね。
 この「真理子の聖書日記」は、私の長い演説とか、後に真理子日曜学校のコンテンツに転用する予定のものを書いていきます。
 ゆうべから今朝にかけて、私のツイートのトップにエッチだのオナニーだのヘンなことを書いてすみません。だって、この話題がエッチのあとだったという状況を書いておかないと、いきなり「反原発→自家発電→オナニー」じゃ、そういう話題を持ち出しただんながあまりにヘンタイになっちゃいそうでかわいそうですから。
 実は私は素の姿は岩井志麻子さんなみのエロオバサンですので、そういうエッチな話題はTwitterのほうに書きますわ。

 ところで、聖書配布協力会が今朝がたツイートしてましたけど、
-------
@a033 聖書の要約を無料でプレゼントします(さし あげます)! ご希望の方は送料として切手290円を同封の上お申し込みください。「コンサイス・バイブル福音」をお送りします。宛先:〒981-2153 宮城県伊具郡丸森町郵便局私書箱第3号 聖書配布協力会
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なんだそうです。
 聖書配布協力会って、よく街頭に街宣車を繰り出して「悔い改めなさい。死後、さばきに会います」なんていうのを陰気な声でがんがんがなりたててるあれですよ。あとはいろんなところに「死後、さばきにあう」とか、陰気な看板を貼ってるところです。はっきりいっていけすかない団体。こいつらのせいでどれだけキリスト教がマイナスイメージをこうむったか。反キリスト団体なんじゃないかと思うほどですけど、こうやって連絡先を見てみると、宮城県だったんですね。ちょっと被災もしたみたいだし、福島第一原発にもちょっと近いですね。でも計画避難区域にはなってないみたいです。

[638] 5月7日反原発デモに行くわ 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/06(金) 18:51:26 ここから閲覧

 今日は立夏ですので壁紙の色が変わりました。
 さて明日はいろいろなところで反原発デモがあるんだそうで、たとえば渋谷では先日の高円寺の原発デモに続く大規模なものがあるらしいです。
http://57nonukes.tumblr.com/
 明日は雨みたいだけど、これ、行って来ようかしら。
 うまい具合に捨てたい天ぷら油もあるから持って行くわ。

 原発事故の賠償金が天文学的数字になることが予想される中、こんなカネを一企業が払えるわけないですから、これを国に負担させることはほぼ確実。また、電気料金に反映させることも確実。
 つまりは私たちがこの賠償金の一部を払うってことですよね。
 ということは、私たち一人ひとりも、原発事故に対して責任があるんだぞってことを、東電は言いたいわけですよね。
 まあいいわ、人はすべて罪びとだから。
 じゃ私たちの罪って何なのかしら。
 その罪とはつまり、こんな危険な原発を過疎の村に押し付けて、原発交付金という札束で村民のほっぺたをぺたぺたとたたいて、「私たちは豊かな暮らしをしたいんです。電気をふんだんに使いたいんです。ですからみなさん犠牲になってください。これがそのお礼です」っていう暴挙を、実は私たちも見て見ぬふりをして許してきたってことじゃないかしら。
 「もう日本の電力の40パーセントは原子力なんだからさ、豊かなくらしをするためには原発は必要だよ」なんていう言葉に「じゃ仕方ないわね」と、何もしてこなかったこと、それが私たちの罪なのよ。
 これって、「もうお前はシャブ漬けの体なんだ。もうシャブはやめられないぞ、へっへっへ」っていうヤー様の言葉よね。でも、どんな苦労をしてでも覚醒剤はやめなきゃ。
 だとすれば、今こそ、「もう原発はいらない、すぐにでも今稼動中の50基ほどの原発を止めて」ってことを、声をあげなきゃいけないのよ。
 そのことで、もう豊かな暮らしができなくなってもかまわない。日本は発展途上国に転落してもかまわない。世界の四等国になってもかまわない。
 どうせだんなと私の稼ぎなんて、その日の暮らしがやっとで、とても今の日本が先進国だと思えませんもの。
 地震の被災者にあんまり募金もしてあげられない貧しい私にできることは、こういうことしかないわ。

 そんなわけで明日は渋谷に行ってきます。

[637] エレミヤ書42-46章、2マカ12章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/06(金) 13:49:17 ここから閲覧

●エレミヤ書42-46章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jer&chapter=42&mode=0
 国が滅んでさあどうしよう。みんなエジプトに難民に行こうとするのですが、神様はどういうわけか、エジプトへ行くな、行ったらみんな戦争と飢饉と疫病で死ぬぞと警告します。ですからエレミヤは例によって人々にこの言葉を伝えるのですが、みんなは信用してくれず、結局エレミヤも含めてみんなでエジプトに行くはめになります。さあ、それでどうなるかは今後のお楽しみなんですが、エレミヤ書自体には結末が書いてありません。エジプトへ行っても彼はみんなから憎まれるばっかりで、結局エジプトでみんなから石で打ち殺されてしまったという伝説があります。かわいそうに。現代のエレミヤ上杉隆さんもお気をつけあそばせ。
 実は私、twitterは上杉さんをフォローするためにやってるようなものです。 @uesugitakashi

●2マカ12章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=2ma&chapter=12&mode=0
 西に東にいろいろな戦いがあり、ユダの善戦ぶりが描かれていますが、今日のこの部分には死生観に関する重要な話が出てきます。
 39節以降、戦死者の下着の中から偶像が出てきたので、この罪のせいでみんな死んだんだということになり、罪をぬぐうためにユダが祈る話が出て来ます。
 キリスト教の中でもカトリックは昔、煉獄(れんごく)という場所があると説いていました。天国に行く人がその前段階として小さな罪を浄めるために煉獄に行くんだそうです。聖書に根拠がないので正教会もプロテスタントも認めません。なにしろ、死者の罪を許してもらえるように免罪符を発行したのを批判したのが宗教改革ですからね。でもカトリックでは、一応2マカのこの部分を、煉獄の根拠としていたんです。

[636] twitter初ツイートが…… 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/06(金) 12:30:44 ここから閲覧

 私も一応twitterのアカウントは持ってます。@marikobabel です。
 でもtwitterは主に閲覧用で、いままでぜんぜんつぶやいておりませんでした。だからいまだにtwitterって使い方がよくわかんない。
 だって私のサイトって、聖書の閲覧が主だから、twitterみたいなリアルタイムの情報発信になじまないんですもの。
 ネットの情報発信の仕方には、twitterみたいなものもあれば、2ちゃんねるやyoutubeみたいな匿名掲示板もあれば、昔ながらの静的なサイトもあるのよ。

 でもなんか今日みたら、変なこと書いてる人がいたんで、思わずつぶやいちゃいました。
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@makotokawanishi Makoto Kawanishi
旧約聖書では12月24日に産まれた子は悪魔の子と綴っている。ちなみに12月25日に産まれた子は聖なる子だそう。
-----------------------------------
@marikobabel 植田真理子
@makotokawanishi へぇ。旧約のどこに載ってるのか教えてほしいわぁ。旧約ってユダヤやバビロニアの太陰暦使ってるはずだから、ローマの太陽暦で「12月24日に産まれた子は」なんて書いてるはずないと思うんだけど。
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こんなのが私の初ツイートになっちゃいましたわ。

[635] ヨブ記41-42章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/05(木) 09:27:12 ここから閲覧

ヨブ記41-42章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=libj&book=job&chapter=41&mode=0
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=libj&book=job&chapter=42&mode=0
 いよいよヨブ記も終わりです。
 それにしてもヨブ記って本当に読後感の不味い本ですよね。
 なぜヨブは苦しめられたのか、その問いに対するヤハウエ御大(神様のことよ)の答えって、ちっとも答えになってないし、42章で「お前らの答えは正しくない」と、いままで議論していた友人たちを叱責する神様。ねぇ、あなたの答えと友人たちの答えって、どこが違うかちっともわからないんですけど。

 これは、神義論(神様が正義ならばこの世にどうして悪があるのか)には答えがないってことなんでしょうね。考えれば考えるほど答えがわからなくなる。
 私の大好きな『捏造された聖書』『破綻した神キリスト』『キリスト教成立の謎を解く』を書いたバート・D・アーマン(Bart D Ehrman)さん、ノース・カロライナ大学教授で新約聖書、原始キリスト教史の先生なんですけど、あまりに神義論をまじめにつきつめちゃって、信仰を捨てちゃったらしいですからね、難問なんですよ。

 で、以前に言った、ヨブ記の最後に真理子の考える神義論の答えを書くという宿題なんですけど…… もうどっかに書いちゃいましたけどね。
 神義論は、自分が救われてることを確信するときだけ持ち出す議論なんです。
 「こんなひどいことがあるなんて、神も仏もあるものか」っていうときには、神義論は忘れてください。
 「こんなすばらしいことがあるなんて、やっぱり神様っているのね」というときだけ、神義論を持ち出してください。
 これが真理子の答えです。これが宗教との正しいお付き合いのしかたなんです。

[634] アンパンマンの正義 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/04(水) 23:37:32 ここから閲覧

 今日のTBSラジオ「小島慶子 キラ☆キラ」は「みんなの失格レポート」ということで、こんな失敗をやらかすなんて私これこれ失格だわ、みたいな話をする回でした。
 主要部分はMP3化されて後からでも聞けますが、今日のオープニングはなんか宗教的でしたわ。

 小島さんは原発事故以来、誰が犯人だ誰が悪いと犯人を指摘して糾弾することよりも、今必要なことは何なのかを母親の観点から生活者の観点から考えることが大事だと言い続けておられるんですが、その考えの根底にどういう思想があるのかがよくわかったトークです。
 話の最初はアンパンマンの歌の話なんですが、私、アンパンマンってぜんぜん見たことなかったんで、そんなすばらしい話だとは思いませんでした。そもそもやなせたかしさんの作品であることすら知らなかった。この歌の歌詞って、それまでは平凡な歌だと思われたのに、震災を経験した人にはとても感動的に聞こえるんだそうな。
 やなせさんは従軍経験があって、正義の戦いと思っていた戦いが戦後侵略戦争だったということになって、あらゆる価値観が変わる中、では常に変わらない正義って何なのかと考えたら、飢えている人にパンを与えてあげることだ、というので、アンパンマンにはそういう思想があるんだそうです。
 いじめがあったときに「いじめはよくない」というのは誰でも言えるし(なにしろいじめてる本人だってそう思ってる)、いじめの犯人を糾弾するのもよくあること。犯人を糾弾すれば、自分は悪の側に立ってないのだと思うことができる。でもそんな正義よりも、まずやらねばならないことは、いじめられている人に手を差し伸べることではないか、というんですね。悪を糾弾したくなったら、その糾弾をする自分の意図は何なのか、それによって本当に悪が解決するのかを考えろ、というのです。
 私も常日頃から注意していることではあるんですが、なかなかうまくいかない。ついついヘンな方向に怒りを向けてしまうことが多いですね。
 このところ私は政府なり東電なり米国なりに激しく怒っておりますね。いちおうここらへん注意してるつもりなんですけど、とんちんかんになっていたこともあったかもしれないわ。これじゃ牧師失格ね。
 ともあれ、ぜひこれをお聞きください。聞き応え、保証しますわ。
http://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20110504_op2.mp3

[633] 詩編60-62編、二マカ11章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/04(水) 10:35:44 ここから閲覧

●詩編60-62編
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=psa&chapter=60&mode=0
 60編は面白いですね。
 これって、神様にいじめられた人々の祈りの詩なんですよね。
 なのに神様にすがっちゃう。
 これだけ私たちを苦しめた神様なんだから、逆に私たちを救ってくださる力もあるはずっていう考え方です。
 これだわ。
 大きな災害に苦しめられて、神も仏もあるものかって思ったときは、こう思えばいいのね。

 61、62編はどちらも「神はわがやぐら」という言葉があります。有名なルターの「神はわがやぐら」はすでに読んだ46編ですけど、似たような詩はいっぱいあるのね。
 私たちに試練を与えるのも神なら、恵みを与えてくださるのも神。この神様はまったく頼りになるやぐらだわ。あんまり頼りになりすぎて人をいっぱい殺しちゃうこともあるっていうのが玉にキズだけど(すごいキズだわ)。

●二マカ11章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=2ma&chapter=11&mode=0
 前回はちょっとはしょっちゃいましたが、セレウコス朝シリアに対するユダ・マカビオの戦いが始まっています。
 セレウコス朝シリアの王様はみんな名前がアンテオコスなんでわかりにくいですが、10章途中までが先代アンテオコス4世、通称エピパネス(これって「現人神」っていう意味なのよ)。こんどは5世エバトル(エウバトル)です。
 前章ではゴルギヤ、テモテオなど名だたる将軍の軍隊を、天使の助けもかりて撃退します。今回は宰相ルシアとの戦い。ルシアはユダヤ人が予想外に強いのを見て、和平を結び、ユダヤ人の信仰の自由を保障します。
 11章では手紙がいろいろ引用されていますが、仔細に検討すると、このときの話じゃなく先代エピパネスの時代のものもまじってるのではないかという、かなりいいかげんなところがあるみたいなんで、あまり気にせずさっさと先に行くことにしましょう。

[632] アメリカという病 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/03(火) 20:41:54 ここから閲覧

 それにしてもアメリカという国はどこまでエゲツないんでしょう?
 にっくきウサマ・ビンラディンを殺せっていうんで、ひとの国でその政府に連絡もせずに軍を動かす。本人ばかりか罪のない家族までがんがん殺害し、本人の遺体は海にポイ。あげくのはてにこの作戦のコードネームがジェロニモですって? こいつらよくよく罪深いやつらね。先住民族に犯した罪をちっとも悔いてない。
 そもそもこいつら9・11から何を学んだのかしら? 自分たちがいかに世界から嫌われているかをちっとも学んでなかったのね。
 私、聖書のサイトやってて、キリスト教のサイトやってて、本当に悲しいわ。
 こんなやつらを作ってしまうキリスト教ってやっぱり邪教、ヤハウエは邪神、聖書って邪悪な有害図書ね。
 今回のことがこれで終わりになるはずがない。単なる序章にすぎないわ。際限のない殺し合いが続くのよ。

 わたしたちの災害はひどいものだったけど、たかが地震、たかが津波だったのね。地震と津波だけですんでよかったんだわ。誰にも怒りをぶつけることができず、ひたすら復興にがんばればいいんだもの。
 これが戦争やテロだったら、これを起こした敵に対する憎しみが残るから、際限のない殺し合いが続きますもの。

[631] サム下20-24章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/03(火) 10:40:41 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&bible1=skd&book=2sa&chapter=20
 今回でサムエル記はおしまいです。
 一番のポイントは、最終24章のダビデの人口調査です。
 神様がダビデに人口調査を命令します。部下のヨアブが反対しますがダビデは調査を強行します。このことでダビデは罪の意識を感じ、神様に祈ります。神様はガドという預言者に「次の3つのうちから好きな罰を選べ。(1)七年間の飢饉、(2)三ヶ月の敵の攻撃、(3)三日間の疫病」と言わせます。ダビデは(3)を選び、疫病の発生で七万人(!)の死者が出ます。
 今回の東日本大震災での目下の死者・行方不明者が二万六千人でしたっけ。ざっと3倍ですね。
 それにしてもなんとも理不尽ですね。人口調査を命令したのは神様のはず。なのにどうして神様は罰を与えるんでしょう。そもそも、人口調査の何がいけないんでしょうか。
 ズバリ、無関係なんです。
 ダビデが人口調査をした。疫病で七万人死んだ。これだけです。
 この二つの間には本来何の因果関係もないのです。
 ヨシュア記以降次の列王記までの歴史書は、申命記的歴史書と呼ばれます。後の紀元前七世紀、ユダ王国のヨシヤ王のときに、それまでにないしっかりした一神教的な思想ができあがり、これが後にユダヤ教に発展します。そういう厳格な一神教の思想によって、過去の歴史を全部解釈しなおして編纂したのが、いま読んでいるサムエル記を含む歴史書なんです。
 一神教ですから、この世のすべての出来事は神様の意志が反映されていると考えます。悪いことがおきれば神様の罰だの人間の罪のせいだのと解釈するわけです。
 ちょうど、戦後の民主主義で過去の日本の歴史をすべて解釈するようなもので、源平の合戦で平家が滅びたのは平家が反民主主義だったからだ、みたいな強引な解釈をしちゃうわけですね。
 だからヘンな話になるんです。
 こういうことを考えず、人口調査は神様の領域に人間が介入することだからダメ、みたいに、ごにょごにょと理屈をつける註解書なんか信用しないようにしましょう。

[630] 出エジプト記29-32章、2マカ10章 投稿者=真理子 掲示日=2011/05/02(月) 11:35:09 ここから閲覧

●出エジプト記29-32章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=exo&chapter=29&mode=0
 30章まで祭儀のしきたりがこまごまと指示されています。
 律法嫌いの人はこういうところはすべて飛ばし読みをしてしまえばいいのですが、実は聖書ヲタになればなるほどこういうところが面白くなってくるのです。たとえばこれを読みながら、自分で祭壇の設計図を描いてみるとか。そういうものの模範解答は各種註解書にありますので、文字だけで想像して描いた自分の設計図と模範解答がどう違うかを比べてみると面白いです。
 また、自分が祭司になったつもりでお祭りのレシピを作ってみるのです。こうこうこういう罪のときはこういうささげものをして、そのとき用意するいけにえはこれで、焼きかたはこうこうと。ここらへんは次のレビ記を読むともっと詳しいのです。
 それでなくても、口語訳や文語訳では昔の漢文訳に由来する、「燔祭」「素祭」「灌祭」などというヘンな用語を使っていたので、それぞれが具体的にどういうことをするのかは、一度しっかりおさえておく必要がありました。今の新共同訳では「焼き尽くすささげ物」「穀物のささげ物」「ぶどう酒のささげ物」などとなったのでまだわかりやすくなりました。
 31章は安息日の話。十戒のうち、外国人には一番どーでもよさそうな話なのに、ユダヤ人が一番死に物狂いで守ろうとする掟です。平行して読んでるマカバイ記なんかじゃ、安息日に戦いをしなかったためにみなごろしにされちゃった話とか、いっぱい出てきますものね。ちなみに、十戒のうち一番守られてない掟は「殺すなかれ」でしょう(笑)。一番大事そうな掟なのにね。なんかヘンな話だわ。
 さて、出エジプト記後半の最大のヤマ場が32章。モーセがなかなか帰って来ないので民はイライラして、ついに金の子牛の偶像を作ってしまいます。
 これって一見、民が悪いような気がしますけど、でも改めて読んでみると、神様もなんだかひどいですよね。
 神様は怒り狂って「全員みなごろしだ」といいますが、モーセが必死に説得したので、3000人(!)だけ殺して怒りが収まります。これもひどい話ですが、このとき3000人を殺した実行犯がレビ族で、この功績で祭司職になったっていうんですから、なんだかねぇ。
 で、レビ族って別名「アロンの子」というくらいで(今後「アロンの子」と出てきたらレビ族=祭司職のことだと思ってください)、アロンを筆頭とするわけですが、考えてみればアロンって、子牛を鋳造した実行犯ですよね。一番悪いやつが罰せられず、しかも祭司職になっちゃうんですよ。
 これはまるで、事実を隠し続けデマを流し続け被曝者をどんどん作り出している政府と電力会社が無罪で、そのことを糾弾するジャーナリストを迫害し、ネットに書かれたデマ(=真実)を削除できる治安維持法なみの悪法を作ってしまう、今のどこかの国の状況みたいですね。
 寝てないという伝説のあった枝野さんも実はよくお休みだったみたいで、まったく、悪いやつほどよく眠るのよ。

●2マカ10章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=2ma&chapter=10&mode=0
 出エジプト記の話が長くなっちゃったんで次回まとめて書きますね。