[ばべるばいぶる]

真理子の聖書日記


このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
真理子修道会の修道女/修道士の方のみ書き込むことができます。

掲示板運営方針(必読)


twilog


検索語 :
検索語[] ヒット数983

[570] 出エジプト記9-12章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/28(月) 10:30:11 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=exo&chapter=9&mode=0
 モーセによるさまざまな災いがあってもパロ(ファラオ)はイスラエルの民を去らせようとしません。そういうやりとりがいくつかあった後、11章からはついに切り札、神様は人間も家畜もすべての長男を殺すというすごい荒業に出ます。ところがイスラエルの民の長男まで殺してはいけないので、子羊を屠殺してその血を門のところに塗れという指示をします。その他、酵母のはいったパンを食べるなとか、いろいろめんどくさい指示をしていますね。
 要するにユダヤ教最大のお祭り、過越祭のときのさまざまな習慣の由来を、このような形で説明しているわけです。
 この通読表の月曜日のジャンルは「律法」です。創世記以来、大昔に起こったいろいろな出来事を読んできましたが、実はこれらは律法の由来を説明したものなんです。創世記はほとんど律法らしい律法は出て来ませんでした。せいぜい安息日の話と割礼の話でしょうか。出エジプト記はこのあたりから律法の話がぽつぽつ出てきて、後半になると律法の条文ばっかりになっちゃいます。

[569] 1コリ13-14章、1マカ8章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/27(日) 11:00:55 ここから閲覧

●1コリ13-14章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1co&chapter=13&mode=0
 13章は1コリのヤマ場。パウロのすべての手紙の中で、いや新約聖書全体の中で、いや旧新約聖書全体の中で一番美しい、一番キリスト教らしい箇所。「愛の賛歌」です。これ以上私が何を書いてもむなしいので、ぜひリンクをクリックして何度も声に出して読んでくださいね。
 で、馬鹿パウロはちゃんと、美しい言葉の次には大バカ説教を忘れません。14章は一度読んだら、12章同様に、糊でページを貼り合わせて二度と読めないようにしてください。
 教会では女は黙ってろですって? あんたこそ黙んなさいよ、馬鹿パウロ!
 まぁそういう話はさておき、14章はこの当時の教会の礼拝の仕方がわかって興味深いところです。
 異言っていうのは、トランス状態でわけのわからない言葉をうわわわ、むにゃむにゃ……としゃべること。当時の人々は(いや、いまでも一部の教派では)これを聖霊降臨のあかしとして重視したんです。目に見えない聖霊(=神)を見ることができるめったにない機会ですから。
 でも、はっきりいって、普通の人はひきます。ドン引きです。こういうことをやってるからキリスト教は怪しげな邪教だと思われるんです。馬鹿パウロは一応「おいらも異言はしゃべれるんだけど、一見さんの前でやるとドン引きだからやめろ。預言(=理性に基づくお話)をやれ」と言ってます。異言を語り合う教派には近づかないようにしましょう。

●1マカ8章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=8&mode=0
 紀元前2世紀に急速に勢力を拡大してきたローマ。この時代はハンニバルよりあと、最大のライバルであるカルタゴ滅亡直前、ギリシアとスペインを征服しつつある時期にあたります。
 この新興勢力であるローマとユダは同盟を結びます。

[568] マルコ9-10章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/26(土) 11:09:02 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=mar&chapter=9&mode=0
 福音書は読みどころが多いので、どの話についてコメントすればいいか迷います。
 9章と10章の両方に出てくる、「誰が一番えらいか」の話にしましょうか。9章では弟子たちがそういう話を論じ合っているのをイエス様がたしなめ、10章ではヤコブとヨハネが「天国で私たちを優遇してくれ」なんて言ったのをやはりイエス様がたしなめます。
 それに対して10章では、幼な子を抱いて、「幼な子のように神の国を受け入れる人しか神の国に入れない」と教え、また「金持ちが天国に入るのはらくだが針の穴を通るより難しい」と言ってます。
 考えてみれば、天国は「救いのないところ」。だってもう救われたんですから、それ以上救われるはずがありません。たぶん誰がえらいとかいうのは一切ないんでしょう。
 とすると逆にストレスを感じてしまう人が多いんでしょう。お金持ちが天国に入ったら、非常に損をした気分になってしまう。また、生前にいいことをたくさんした人が天国にいくと、ほんのちょっとしかいいことをしなかった人も来ているので「なんであいつがこんなところに? あいつが天国に来てるんなら、おいらは天国の優等席にしてもらわなきゃ」と思うんでしょうね。
 そういうストレスが永遠に続くとすれば、そこは「天国という名の地獄」なんでしょうね。
 たぶん、天国と地獄って、客観的には一緒のところなんだと思います。そこを天国だと思える人でなければ、つまり幼な子のように素直な気持ちでなければ、そこは地獄というわけです。

[567] エレミヤ書12-16章、1マカ7章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/25(金) 14:04:36 ここから閲覧

●エレミヤ書12-16章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jer&chapter=12&mode=0
 「イスラエルの民が悪いことばかりやるので主が滅ぼすぞ」……エレミヤ書は全編こんな感じなんですが、ここも例外ではありません。
 そしてエレミヤは神様の言葉を伝えて警鐘を鳴らすのですが、誰にも信じてもらえず、みんなから呪われます。だからエレ15:10みたいに、「ああ、わたしはわざわいだ。母よ、なぜ私を産んだのか」と嘆いています。
 どうして人々がエレミヤの警告を聞かないのか。それは偽預言者がニセ情報を流し、危機が迫っているのに安全だ安全だというので、それに安心しちゃってるからというわけです。(エレ14:14-15)。

 いま、福島原発周辺20-30キロ地域への自主避難とか言ってますけど、本当は80キロだと警鐘を鳴らしているのが、あの上杉隆さんですね。
http://diamond.jp/articles/-/11596
 私の好きなTOKYO-MXの『5時に夢中!』とか、TBSラジオの『小島慶子 キラ☆キラ』に出演して熱弁をふるってますね。上杉隆さんはご経歴がご経歴なだけに(Wikipediaにまとまってますんでご参照を)話半分程度に聞いてますけど、ひょっとして上杉さんがエレミヤなのかしら?
 まあ、私ら夫婦みたいにじじいばばあは、もうあと何年も生きられないですから、いくら水や野菜が放射性物質に汚染されていても平気で食しますし、何があろうとこの日本の横浜に住み続けますけどね。

●1マカ7章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=7&mode=0
 セレウコス朝のほうはまた王の交代がございまして、ここからの王様はデメトリオス。
 王はイスラエルの民を滅ぼそうとします。イスラエルのほうからもアルキモスなど裏切り者がいろいろあらわれて、彼らを使ってイスラエル側とウソの和睦をしようとします。ユダはだまされることはなかったのですが、一部だまされちゃった人がいて、うかうかとそういう提案に乗っちゃって、結局殺されちゃったりします。このように裏切り者を使っての戦いにユダは苦労しますが、結局勝利します。アダルの月の十三日を勝利の記念日と定めます。
 ところで、そのアダルの月の十三日って、エステル記・ギリシア語で読んだ、あのプリムの祭のことですよね。エステル記って全部ウソッパチの話ですから、プリムの祭の本当の起源はこっちなのかもしれませんね。

[566] ヨブ記29-30章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/24(木) 10:52:08 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=libj&book=job&chapter=29&mode=0
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=libj&book=job&chapter=30&mode=0
 要約しちゃうと、「昔は幸せだった(29章)。今は不幸だ(30章)」だけで終わっちゃいます。ヨブ記はどこもこんな感じで、いまさらのことじゃありませんけど、今回のところはその幸せなさまと不幸なさまがこれでもかこれでもかと言葉を重ねて表現されているところが見どころです。
 神様は全知全能で、この世のあらゆることは神様の計画のもとにあり、神様にとって想定外の事態というのはなく、しかも神様は人類を愛してくださる善なる存在……なんてことを言えば言うほど、じゃなんでこの世に不幸があるのかってことになっちゃいます。
 今回の震災に関しても某mixiの某コミュニティーなんかじゃそういう議論をしてるようですね。
 そういう「なぜこの世に悪があるのか」というのは神義論といって、昔からずっと問い続けられ、いまだに答えが出てない問題です。
 その答えのひとつがまさにこのヨブ記なんですけど、ヨブ記を最後まで読んでも明快な形で答えられていませんので、あんまり期待しないでください。
 答えの出ない問題に私が答えられるはずもないんですけど、善であり全能である神様がいるのになぜ悪があるか、という方向で考えるんじゃなく、悪はあるけど必ず神様はいて助けてくれるはずだ、と希望をもって生きる方向でとらえるのがいいんじゃないかしら。
 そして、人間って残酷なもので、自分より不幸な人を見ると、自分はまだましだと安心してしまうところがありますよね。ヨブさんの不幸はそのようにとらえるといいんじゃないかしら。いいことをいているのに徹底して神様からいじめられちゃったヨブさんのエピソードが私たちへの慰めになるのは、そういうことなんでしょう。

[565] 詩編42-44編、1マカ6章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/23(水) 14:07:30 ここから閲覧

●詩編42-44編
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=psa&chapter=42&mode=0
 鹿が出てくる42編はとても有名で、よく宗教音楽の題材になってます。交読文にも入ってます。
 でも私はついつい、花札の鹿の図を思い出しちゃうんですけどね。もみじがいっぱい落ちて、豊かに流れる水にいっぱい浮いているような。でも詩編のほうをよく読むと、水はぜんぜん流れてないんですよね。ほとんど干上がった川を思い浮かべなきゃ間違っちゃいます。神様のめぐみはそんなにそんじょそこらにあふれているわけではなさそうですね。

●1マカ6章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=6&mode=0
 セレウコス朝のほうは王の交代がありました。でも、死んだ父王もアンティオコス、新しい王もアンティオコスなんでまぎらわしいですね。
 ユダのぐんと王の軍は激しく戦います。王の軍には象部隊もいるんですね。古代の戦争では象っていうのはきわめて破壊力の大きい、いまでいえば核兵器みたいな力があったんですね。あのハンニバルも象を率いてアルプスを越えてます。
 象にむかって特攻をするエレアザルのような人も出てけんめいに戦うんですが、戦争は膠着状態。
 ところが王の側に政変が起こって戦いどころではなく、いったん和議が成立します。

[564] サム上21-25章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/22(火) 11:02:58 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=skd&book=1sa&chapter=21&mode=0
 サウルの追手をのがれてダビデは逃亡中。もっとも、逃亡といってもけっこうな勢力で逃亡しているので、実際には国の一部がそっくりダビデ支持勢力になっていたという感じなのでしょう。
 その間にサムエルは死にます。どういう状況で死んだのかよくわからないんですけど、サム上25:1にぽつんとそう書いてありますね。本のタイトルにもなってる人なんだから少しは死の状況を書いてほしいところですけど、ダビデの逃亡中なんで誰も記録していなかったのかしら?
 サウルがおトイレである洞窟に立ち寄ったとき、実はそこにダビデが潜伏していました。ダビデはサウルを殺そうと思えば殺せたのですが、あえてそういうことをせず、ダビデはサウルの前にあらわれて身の潔白を訴えます。
 ダビデはナバルという頑固な男と戦い、妻のアビガイルを自分の妻にします。

 サム上21:2-7で、ダビデがお供え用の神聖なパンを恵んでもらう話は、イエス様がマタ12:1-8 マコ2:25-27 ルカ6:1-5なんかで、安息日に食事をしてもいいという話でひきあいに出していますが、こうやってもとの話を読んでみると、別にこれって安息日だったわけじゃなく、単に「お供えのパンを食べた」というだけですよね。しかも、唯一名前をあげているマルコでは、アヒメレクのことをアビアタルなんて間違えてる。イエス様(というより新約各文書の作者)はけっこう引用がイイカゲンです。

[563] 不謹慎ばんざい、自粛まっぴら、私たちも被災者よ、助けて 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/22(火) 10:26:33 ここから閲覧

 震災でとてつもない被害にあわれた方を前に言うのは不謹慎でしょうが、たぶんみんな心の中で思ってることでしょうから、あえて言わせていただきます。
 うちはだんなも私も給与の額が決まっていません。だんなは歩合、私は実働時間で給料が変わってきます。最近はリストラで正社員の地位から転げ落ちる人も多く、こういう人が多くなってきていることでしょう。
 だんないわく、ガソリンスタンド周辺以外は道路は正月三が日並みにすいていて走りやすいけど、町を人が歩いてない。みんな早く帰宅しちゃうから、特に運賃が2割増になる午後10時以降は電車もガラガラ。「深夜0時から終電まで1時間休憩とって、そのまま帰庫しちゃおうか」なんて冗談を言うくらい、深夜はぜんぜん仕事ができてません。
 こうなると、給料は12~13万円ぐらいになっちゃうかしら。女子高生のマックのバイトじゃないのよって感じです。
 一方私がパートで働いてるスーパーも、モノ不足で先週の営業時間は1日にたった3時間。今週からだんだん元にもどりそうだけど、計画停電の時間は閉店だから、シフトは穴だらけで、給料はすずめの涙です。
 ちょっと! これじゃ生きていけない。公共料金の支払いもピンチ。
 これじゃ私たちだって被災者ですよ。
 しかも、ホントの被災者じゃないから、こんな私たちに義捐金(昔は義援金のことをこう書いたのよ)も保険も公的支援もなあんにもありません。誰も1円もめぐんでくれません。
 これじゃ地震の被災者に義捐金を払ってる場合じゃありません。
 一応とあるところに、本当にお恥ずかしい金額を義捐しましたけど、それで手一杯。
 だんなの会社でも義捐金箱を置いて、「●●タクシー乗務員一同という名で日本赤十字社に送る」んだそうですけど、だんなは「俺たちが義捐してもらいたい」というのでお金を入れなかったみたいです。
 だんなと私とで今開設しているサイトは、最後の最後まで努力して維持しますけど、いつピンチになるかわかったものじゃありません。

 停電は仕方ないとしても、みなさん、できるだけ普通の生活をしましょうよ。
 夜は飲み屋で飲んでタクシーで帰宅してください。
 休日の昼は一家で遊びに出かけてください。
 流通の混乱が解消されたらどんどん買い物してください。
 不謹慎な生活ばんざいです。パチンコやってください。競馬やってください。
 「イベント中止」なんてニュースを聞くとぞっとします。
 浅草の三社祭が中止ですって? 何でも中止すりゃいいってもんじゃないのよ。
 プロ野球、パリーグは4月12日まで開幕を延ばしたみたいですけど、はっきりいって4月になったって電力不足は解消しないでしょう。なら開幕を延ばす意味ないじゃありませんか。

 そう。原発が1つつぶれちゃったんだから、新しく発電所作らない限り、電力不足・計画停電なんていう生活が続くんでしょうね。しかも、もう原発はこわいからっていうんで、新たに作るとなるとみんな猛反対でしょうね。でも代替エネルギーなんてないから、原発作らない限り、電力不足は解消しないでしょうね。今年の夏はどんなに暑くてもエアコンつけられないでしょうね。こんな生活が今後半永久的に続くのかしら。外国で出版される日本の旅行ガイドには「東京名物、計画停電に注意。日本に行くなら懐中電灯は必需品」なんて書かれるのかしら。
 いままで「地球温暖化対策、CO2削減のためエアコンの設定温度を上げて」なんていっても誰も守ってなかったと思いますが、今度という今度は、エアコンつけたら町中停電っていう恐怖を前に、みんな守るんでしょうね。これって怪我の功名かしら。

[562] 出エジプト記5-8章、1マカ5章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/21(月) 10:51:11 ここから閲覧

●出エジプト記5-8章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=exo&chapter=5&mode=0
 モーセとアロンはパロ(ファラオ=エジプト王ですね)のところに出かけ、イスラエルの民を故郷に帰すよう言いますが、パロは承知しません。いろいろ奇跡を見せても、魔術師が同じことをやってしまうので信用されませんし、魔術師が再現できないような奇跡を見せてもやはり承知しません。
 不思議なわざを見せるっていうのは、昔から宗教がよくやる手ですけど、逆にうさんくさい感じも与えるんですね。特に現代人は、目に見える奇跡を見せるより、精神的ないやしを与えてあげたほうが納得するんじゃないでしょうか。その意味では昔のエジプト人は現代人と似ているかもしれません。

●1マカ5章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=5&mode=0
 イスラエルの民が神殿を復興させたと知ると、周辺の諸民族はさらに戦いをしかけてきます。ユダは軍隊の一部を残して出陣、連戦連勝しますが、その残された人々が功名を得ようとするあまり、禁じられていた戦いをしてしまい、敗北してしまいます。

[561] 1コリ11-12章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/20(日) 11:23:56 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1co&chapter=12&mode=0
 今までは「11-12章」というときは、最初の11章へのリンクを書いておきましたが、今回はあえて12章へのリンクにします。
 11章は一度読んだら糊で貼り合わせてもう読めないようにしてください(笑)。
 馬鹿パウロのバカ説教の中でもとりわけバカな説教ですから。
 まあ、この時代の女性観っていうのはこんなものだったのね。
 ついでながら、女は男から作られたっていう聖書の説明はまるっきり間違いで、生物学的には男が女から作られたことがわかっています。女を作ろうとしてできそこなっちゃったのが男ってことらしいです。

 それにひきかえ12章の説教はすばらしいです。
 このところ私が何度も言っている「人にはそれぞれの役割がある」ってことですね。
 こういう非常時にはついついみんなが同じことをしなければならないんじゃないかとか、これはしちゃいけないんじゃないかとか思いますけど、人にはそれぞれの役割があるので、まずはそれぞれの役割をしっかりとこなすことです。被災者のために何かできることはないかと考えるのは、自分の役割を果たした上で考えることです。
 11章のバカ説教も、男と女にはそれぞれの役割があるっていう意味なら同意なんですけどね。

[560] 卒業式 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/19(土) 16:42:10 ここから閲覧

 今日はいろんなところで卒業式をやってますね。
 なんでも卒業式を中止しちゃった学校もあったようですけど、被災地で卒業式ができないっていうならともかく、被災地じゃないんだったら卒業式くらいやればよかったのに。ひところは「戦争で卒業式ができなかったから40年ぶりに卒業式をやった」なんてニュースをよく聞きました。それと同じで、いま卒業式をやらなかったら絶対に後悔して数年後にやることになりますわよ。
 なんでもかんでも自粛すればいいってもんじゃないのよ。人間は時間を区切って生きるものなんだから。

 この連休中は停電もないみたいなんでほっとしてます。昨日は夜に停電予告をしていたので身構えてましたけど、結局私の住む地域の停電は回避されました。
 どこかのラジオで、「計画停電を予告したらちゃんと停電をしろよ。でないと狼少年になっちゃうぞ」なんていってましたけど、停電なしにすんだらそれでいいじゃないですか。どうして素直に喜べないのかしら。電車の時刻みたいにきちっきちっと正確にことが運ばなきゃ気がすまない人が多いのね。未曾有の事態で誰も明日のことなんかわからないんだから、今を大切に生きていきましょうよ。イエス様も「明日のことに思い煩うな」って言ってるでしょ? 主の祈りの最後に「今日一日、停電がおきなかったことを感謝します」ってお祈りするといいわ。

 テレビ、ラジオもだんだんバラエティーやお笑いやドラマが戻りつつありますね。私はあんまりテレビ見ないし、バラエティーやお笑いはくだらないと思ってましたけど、これがいかに大事かがよくわかりました。コマーシャルもだんだん戻ってますね。ACさんには申し訳ないけど、ACのコマーシャルが始まるとチャンネル変えてますもの。もう見たくないです。
 高校野球も今まで興味なかったけど、予定どおりやるらしいので見るようにします。楽しみです。東北高校は被災地代表としてがんばってください。

 それから、マスコミのみなさん東北東北って言って東北のことしか報道してませんけど、茨城だって千葉だってかなりの被害です。特に浦安は大変みたいですね。首都高湾岸線がいまだに不通だっていうことからも被害のほどがおしはかられます。地震のニュースをいっぱい報道しているようで、実は情報にとても偏りがあるという問題を指摘しておきます。

[559] マルコ7-8章、1マカ4章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/19(土) 10:19:49 ここから閲覧

●マルコ7-8章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=mar&chapter=7&mode=0
 いろいろ書きたいことはありますが1つだけ。
 マコ7:24-30の、ギリシア人女性の娘をいやす話。イエス様はなんと、最初はいやしを断っちゃうんですね。「パンは犬にやるより人間の子どもにやるほうが優先だ」。かわいそうに、ギリシア人は犬扱いされちゃいました。イエス様もけっこうひどいことを言うんですね。
 ところが女は食い下がります。「犬だって人間の子どものパンのくずくらいは食べてもいいでしょ」。この痛快さ、私は大好きです。
 この地方(ツロ=ティルス)は地中海に面したフェニキアの都市で、ユダヤの地方じゃないんですね。おしのびで来ていたのに見つかっちゃったんで、イエス様はずいぶん気分が悪かったんでしょうか。たぶんイエス様自身は、自分はユダヤ教の枠内で教えを説いているつもりだったんで、異邦人を救うことはあんまり考えていなかったんでしょうか。
 キリスト教が世界宗教になった今にしてみれば、かなり違和感を覚えるお振る舞い。「イエス様、ちょっとひどくありません?」と言いたくなるところですが、そういうまずい話が隠蔽もされずにちゃんと伝えられているところを見ると、このエピソードが実際にあったことなんだという印象を抱きます。
 歴史上のイエス様の思想は、この時点まではユダヤ人だけの救済を考えていたのが、ユダヤ人からは必ずしも受け入れられず、逆にこのように異邦人にすがりついてこられるという体験を経て、だんだん全世界の人を救済する思想に変化していったんじゃないかって思います。

●1マカ4章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=4&mode=0
 リュシアスの選んだ三人の実力者の一人、ゴルギアスは、ユダの軍に夜襲をかけますが、いちはやくそれを察したユダは軍を移動させて、逆にふい打ちをします。ユダの軍は兵士も少なく武器もろくになかったのですが、この作戦で大勝利をします。
 リュシアスは翌年に大軍を率いて再びユダを攻めますが、ユダの前に敗北します。
 勝利したイスラエルの民は神殿を再建し、その日を祝日とします。

[558] フラ訳合本 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/18(金) 11:40:51 ここから閲覧

twitterでサンパウロさんが流している情報ですが、いままで新約の合本しかなかったフランシスコ会聖書研究所訳注の合本聖書が出るそうです。旧約も入ってます。A5判上製、予価 本体8,000円+税。発行予定は6月12日。

[557] エレミヤ書7-11章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/18(金) 11:32:51 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jer&chapter=7&mode=0
 ひとことで言ってしまえば、悪いことやってばかりいるから主はイスラエルの民をほろぼしちゃうぞっていうことなんですけどね。
 今のような非常時には預言書の言葉の断片が鋭く響いてくるものですが、とりあえず一つだけ、エレ10:23の「主よ、わたしは知っています、人の道は自身によるのではなく、歩む人が、その歩みを自分で決めることのできないことを」をあげておきましょう。
 [525]で「普通の生活をしましょうよ」と呼びかけました。こういうときだからこそ、一人ひとりが、自分の与えられた仕事をしっかりやることが大事なんです。なぜなら、自分のやってる仕事は、自分が選んだようでいて、実は神様が与えてくれたものなんですよ。
 非常時になるとスポーツとかお笑いとか娯楽とかが、不謹慎だの電力の無駄遣いだのというので自粛に追い込まれます。もはや自粛じゃなくて強制的なものですよね。でも、スポーツ選手っていうのは、スポーツをやって人々に、特に子どもに、夢と希望を与えるっていう社会的使命があるんです。お笑い芸人はおちゃらけたことをやって人々を慰める社会的使命があるんです。世の中、パチンコ屋にしか居場所がない人だっているんですから、パチンコ屋さんも大事。さびしい殿方を勇気付ける色っぽい女の子も必要なんです。それは全部、神様から与えられた使命なんですよ。非常時にこそがんばって自分の使命をまっとうしてください。

[556] ヨブ記27-28章、1マカ3章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/17(木) 10:30:32 ここから閲覧

●ヨブ記27-28章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=libj&book=job&chapter=27&mode=0
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=libj&book=job&chapter=28&mode=0
 ヨブの反論の続きです。
 例によって「オレは正しい」というのと「神は正しい」という矛盾する主張がまざっています。「オレを苦しめた神に誓ってオレは正しい」という、皮肉をたっぷりきかせた表現ですね。
 28章では知恵をたたえています。自然を支配し、文明を築き上げた人間も、知恵がいったいどこにあるのかわからない。今のような非常時には痛感させられますね。とりあえずは、「神様を恐れることが知恵」だというのですが……

●1マカ3章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=3&mode=0
 ユダはいよいよ戦いを始めます。ユダは少ない兵力ながら王の軍隊をうちやぶり、諸国に名声をとどろかせますが、王の側はさらに大軍を率いて攻めて来ます。

[555] 詩編39-40編 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/16(水) 11:31:11 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=psa&chapter=39&mode=0
 どれも祈りの詩として、つらいときに読むと癒やされる詩だと思います。特に40編は交読文にも入っており、苦難のときに耐え忍ぶ人の心に響いてくると思います。

[554] こんどは富士宮ね 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/15(火) 23:18:25 ここから閲覧

 なんか最近いろんなところで地震がありますね。
 こんどは静岡県富士宮市で6強ですか。
 私たちの住む横浜市では4.
 最近6強っていってもふーんって感じ、4なんか何それって感じで、感覚が麻痺しちゃってますが、これはこれですごい地震よね。
 富士宮っていうと普通の人にはB級グルメの焼きそばが有名ですけど、創価学会の家に生まれただんなや私にとっては、いろいろな意味で非常に由緒深いところですね。
 なにしろ創価学会の母体である日蓮正宗の本山である大石寺っていうお寺のあるところで、昔は創価学会の信者が大勢参詣したところですもの。
 日蓮正宗とケンカ別れした後も、創価学会が建設した墓苑が大石寺とは別のところにありまして、だんなの家の墓もここにあります。
 だから富士宮っていうと、昔は文句なく聖地だったんですけど、ケンカ別れのあとはちょっと微妙な地名になってまして、聖地としての感情と敬遠感との両方があるという、だから「由緒深い」ところなんです。
 こんなところですごい地震が起こったっていうと、創価学会はなんていうかしらね。まあ別にどーでもいいけど。

[553] サム上16-20章、1マカ2章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/15(火) 11:30:37 ここから閲覧

●サム上16-20章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1sa&chapter=16&mode=0
 そんなわけで世間の騒ぎはどこ吹く風と、聖書の通読を続けます。午後からうちの地域が計画停電らしいから急がなくちゃ。
 神様はサウルを見捨てて、エッサイの息子ダビデを王に選び、サムエルに命じて彼に油をそそがせます。ダビデはサウルに仕えるようになります。ダビデはペリシテ人との戦いで勇者ゴリアテを倒します。ダビデは民の間に人気を得て、サウルの息子ヨナタンはダビデを信頼するようになり、サウルの娘ミカルはお嫁さんになるのですが、サウルはしだいにダビデを恐れるようになり、暗殺しようとさえするようになったので、ヨナタンもミカルもダビデを逃がすよういろいろ尽力します。
 ゴリアテとの戦いはサムエル記上の一番のヤマ場かもしれません。美術や音楽や演劇のネタによくとりあげられますね。
 それにしても、神様の悪霊がサウルに及んだなんていう表現を見ると、神様もそんなバカなことをするならさっさとサウルを殺しちゃえばいいのに、なんかダビデやサウルやその他の人物をもてあそんで楽しんでいるような気になりますが、これはお約束の表現だと思って気にしないでください。
 神様が全知全能で、この世のすべてのことが神様のご計画だというのは、信仰上の究極の話であって、たとえばいま東北や関東で起こっている大災害が神様のご計画だなんていったら石ぶつけられちゃいますよ。それと同じです。

●1マカ2章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=2&mode=0
 信仰と習慣を捨てるように強要されたユダヤ人はさまざまな抵抗をします。特に祭司マッタティアスは、王の命令をまもって異教の祭壇にささげものをしようとしたユダヤ人を殺すことによって、王への抵抗の姿勢を示します。王に攻撃されたユダヤ人は、最初は「安息日には戦わない」といってむざむざと全滅するような人たちもいましたが、そういう苦い経験を経て、ユダヤ人はしだいに抵抗の戦いを効果的にするようになりました。祭司マッタティアスは死の床で、ユダをはじめとする息子たちに、律法を守る戦いをするように言います。

[552] 普通の生活をしましょうよ 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/15(火) 11:00:50 ここから閲覧

 テレビしかごらんになってない方は、まだすべての番組が被災情報ばかりだとお思いでしょうが、AMラジオのほうは一応通常の番組編成に戻ってますね。もっともしゃべってることはほとんど被災情報ですけど。でもFMはまだ戻ってない。こういう非常時には音楽番組なんて不謹慎だと思ってるのかしら。でもこういう時だからこそ音楽を聞いて癒やされたいと思ってる人も多いと思うんですけどね。お笑いだって娯楽だってやればいいのよ。
 え、いまは非常時だから音楽やお笑いは不謹慎ですって? あなた、自分の言ってることがわかる? 学校の国語の時間に、谷崎潤一郎の『細雪』が、戦争中、時局にあわないというので連載中止にいたったなんて話を習ったでしょ? それと同じおろかなことをあなたは言ってるのよ。
 節電節電っていうなら、民放各局はさっさと放送をやめちゃえばいいわ。他局と同じことをだらだらやってるあなたがたの放送のほうがよっぽど電気の無駄遣い。NHKだってラジオ第一と同じ放送をFMでやってるなんて電気の無駄遣いよ。
 被災地の深刻な状況を見て、自分に何ができるんだろうと思ってる方が多いと思いますけど、実際にこういう状況では、本当のプロの人しか助けができないの。素人がボランティアに行っても足手まといになるだけ。ちょこちょこモノなんか送ったって本当に必要な人のところには届かない。それだったらお金をあげたほうがいいんです。昔「同情するならカネをくれ」ってことばがあったでしょ。本当に真実よ。いろんなところで募金やってるから、募金詐欺に注意しながら、信頼できる機関の募金活動に協力することね。
 みんなが普通の暮らしをすることが、結局は一番の助けになるんです。社会っていうのはいろんな人がしているいろんなことが神様の手によってつながって成り立っているんですから、自分がいまやってることをやめたら社会が成り立たなくなるんです。みんなが同じことをするっていうのは一番いけないことなんです。浮き足立つんじゃないの。普通の生活をすることが大事なのよ。

[551] 浮き足立つんじゃないのよ 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/15(火) 03:38:50 ここから閲覧

 いましがた、だんながタクシーの仕事から戻ってきました。ふだんなら先に寝ちゃってるんですけど、昨日はだんなも私も大変な思いをしたので起きて帰りを待っていました。
 あちこちで電車が止まっていたのでタクシー乗り場は長蛇の列だったそうで、さぞかしもうかったでしょうと聞いたら、ふだんとあんまり変わりなかったそうです。お客様を乗せている時間は長くても、大渋滞にまきこまれることが多く、労多くして功少ないみたいです。
 で、その渋滞の一番の原因が、実はガソリンスタンドの行列なんだそうな。どこのスタンドもものすごい列で、午後にはどこも売り切れ閉店。その後にタンクローリーが来て営業再開した店は1キロくらい行列ができてたそうです。そんな行列が左車線をふさいじゃって、いや、二車線ないところではもろに車道をふさいじゃうわけですから、車はぜんぜん動かない。
 一方、私がパートの仕事をしてるスーパーは、お客様が殺到して入店規制。歩道に百メートルくらい列をなしてました。で、みんなが「そんなに食べられるの」っていうくらいの量を買っていくので、あっという間に品薄になり閉店。最後まで入れなかったお客様多数。
 どうしてみんな、そんなに買いだめに走るのかしら。横浜は地震だってせいぜい震度5強で、被災したわけじゃないし、物流がとだえたわけじゃないし、普通の暮らしをすればいいじゃない。
 どうせそんなに車で走るわけじゃなし、最大でもタンクに入るぶんしか買えないのに、ガソリンスタンドに殺到するのよね。
 そして食べ切れるとはとても思えない量の生鮮食料品を買っていく。昨日は結局停電はなかったけど、停電したら冷凍庫はアウトなのよ。生鮮食料品は今日食べるぶんだけ買いなさいよ。もし生鮮食料品が切れたとしても、ご飯炊いておにぎり作ればいいじゃない。
 当分こんな生活が続くと思うと気がめいるわ。

[550] 出エジプト記1-4章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/14(月) 12:17:37 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?book=exo&chapter=1-4§ion=&mode=0
 律法は今日から出エジプト記。
 出エジプト記は前半と後半でかなり性格が違います。前半は創世記のような古代の事件ないし伝説で、エジプトで虐げられていたイスラエルの民がモーセに率いられてエジプトを出る話。後半は契約の箱の作り方とか祭祀のしかたとか生活のこまごまとした規律の話です。
 前半と後半があまりに違うのでびっくりしますが、創世記も出エジプト記も律法の書なんですから、むしろ創世記や出エジプト記前半のほうが異質で、出エジプト記後半になってやっと律法らしくなるというところです。

 エジプトでイスラエルの民がしいたげられているのを見て、神様はレビ族のモーセの前にあらわれ、イスラエルの民を救うように命じるというのが今回の話。
 「イスラエルの民に男子が生まれたらすべて殺せ」というファラオ(パロ)の命令の中でこっそり生まれ、ファラオの娘によって育てられたモーセ。このあたりはマタイによるイエス様の出生伝説とそっくりですね。そしてモーセはイスラエルの民をいじめていたエジプト人を殺してしまい、ミデヤン(シナイ半島東部の砂漠地帯)にのがれ、そこで暮らすうちに神様に呼ばれます。
 モーセについては、実はエジプト人だとか、あまりにうるさいのでイスラエルの民に殺されたのだというフロイトの説も有名ですが、そういう話は後で書くとして、まずは聖書に書いてあるとおりに読みましょう。

[549] マカバイ記一1章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/13(日) 11:53:07 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=1&mode=0
 本日から旧約聖書外典(続編)はマカバイ記一です。
 マカバイ記という名の本は4種類あり、カトリックと聖公会では1と2を聖書に入れてるので、本屋で売られている新共同訳(旧約聖書続編つき)には1と2が入ってます。ギリシア語七十人訳聖書には3と4もあり、正教会ではここまで聖書に入れてますが、そもそも正教会って信者にあまり聖書を読ませませんし、特に旧約は勝手に読むと危ないので読ませません。だから3と4はあまりなじみがないでしょうね。
 サムエル記上下、列王記上下というところからの類推では、マカバイ記1→マカバイ記2という順序で話が進むように思いますが、実際には同じ話を別の立場から書いているだけなので、むしろ福音書の関係(同じイエス様の行状を別の立場から書く)に似ています。
 では同じ話とは何かというと、マカバイ戦争とよばれるユダヤ人の独立戦争なんですね。
 旧約聖書に描かれているイスラエルの歴史は、出エジプト→定住→王のない時代→統一王国→南北分裂→北はアッシリアに滅ぼされ→アッシリアを滅ぼしたバビロニアに南も滅ぼされてバビロン捕囚→バビロニアを滅ぼしたペルシアに解放され神殿再建、あたりで終わってます。
 旧約聖書と新約聖書しか読まないプロテスタントの人は、「いつの間にかペルシアじゃなくローマになってるぞ」と、ここで時代の断絶を感じると思いますが、この間には次のような歴史の流れがあったのです。
 その後、ペルシアを含めてオリエント一帯は、ギリシア北部のマケドニヤのアレクサンドロスの大遠征によって滅ぼされ、一つの大帝国になりますが、王の急死によって帝国は分裂。パレスチナのあたりはセレウコス朝シリアという王国になります。
 もちろん分裂した各国は、アレクサンドロスの帝国の後継ですから支配者はギリシア人です。たとえばエジプトはプトレマイオス朝になりますが、支配者はギリシア人。クレオパトラだってギリシア人なんですよ。
 プトレマイオス朝は、王子→王の名前がみんなプトレマイオス、王女の名前がみんなクレオパトラで、とてもめんどくさいですが、セレウコス朝の王も、ほとんどがアンティオコスという名前なんで、まぎらわしくてたまりません。これってギリシアの習慣なのかしら。
 で、アンティオコス(4世)の時代、王が各民族の独自の宗教や生活習慣を捨てさせようとしたので、ユダヤ人が前165年に戦いを起こし、30年もの長い戦いの果てについに独立をかちとって、ハスモン朝(前142-前63)という独立王国を作ります。その後ローマに滅ぼされ、ほどなくしてイエス様の時代になります。
 戦いを指揮したのはユダ。マカバイ(マカベウス)というのがギリシア語名。この時代のユダヤ人はみんなギリシア語名も持ってます。「マカベウスのユダ」というと、ヘンデルのオラトリオが有名ですね。ほら、あの表彰式の音楽です。大相撲は八百長で今日から始まるはずの春場所もなくなっちゃいましたが、千秋楽にはあの音楽が流れますよね。もともとのヘンデルの音楽だと、軽やかな女声合唱なんですが、いつのまにか荘重な厳粛な音楽になっちゃいましたね。

 そんなわけで今日からマカバイ記を読み始めますが、1章の長さが長くて大変。実はまだ「真理子のおまけ」は6章までしか訳してないです。大急ぎで訳を進めて行きます。

[548] 1コリ9-10章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/13(日) 11:11:22 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1co&chapter=9&mode=0
 本日は旧約続編(外典)のマカバイ記もありますが、話が長くなるのでまず1コリから。
 1コリはすばらしい話とバカ話とが交互にやってくるという不思議な手紙で、今日のところはすばらしい話です。ってことは来週はトホホなバカ説教なんですけどね。
 よく、お釈迦さまがやったのは対機説法で、相手に応じて説く教えの内容や表現を変えてきたと言いますが、それなら1コリ9章はパウロの対機説法ですね。相手に応じて自分を変える。それは決してイイカゲンなのではなく、より多くの人を救うためだというのです。
 10章最後に、またも食べ物の話が出てきます。ロマ14とほとんど同じですね。何でも食べていいんだけど、何でも食べてしまうことによって信仰がぐらつくなら、食べないほうがいいという考え方です。
 パウロにとって本当に大事なのはキリストによる救いなので、律法なんかはどうでもいい。どうでもいいってことは「廃止しろ」でもないわけです。守りたくなきゃ守らなくてもいいけど、「守るな」ではなく、「守りたければご自由に」でもあるんです。
 ここらへんがよくいえば柔軟な姿勢、悪くいえばイイカゲンさになるんですね。
 キリスト教ってパウロ教ですから、いまのキリスト教もそういう柔軟さ・イイカゲンさを持っています。飲酒・喫煙などの生活習慣についての見解が、教派によってずいぶん異なるのは、このためなんですね。
 ただ、実のところ、こういうこまごまとした生活上の規律をしっかり決めてしまったほうが、わかりやすいんですよね。イスラム教ははっきり決めちゃったから「豚はダメ、酒はダメ」とはっきりすっきりしてる。
 はっきりすっきりだけど融通が利かない生き方をとるか、自由だけどイイカゲン・無規範に陥る危険をとるか。キリスト教は後者をとったってことですね。

[547] マルコ5-6章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/12(土) 10:17:12 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=mar&chapter=5&mode=0
 聖書の通読なんかやってる場合じゃないって怒られそうですが、私はそうは思いません。テレビもラジオもみんな地震の話ばっかりやってますが、そういう状況に全体主義を感じます。どうせ情報のソースは同一なんでしょうから、9-11時はNHK、11-13時は日テレ系……みたいに役割分担して、どこかがまとめてやればいいんです。こういう時だからこそ娯楽番組を見たいって人もいるに違いありません。
 そんなわけでわが道を行きます。
 今日の話はマタイにもそっくり入っている(13-14章あたり)ので、細かい表現の違いはあるでしょうけど、話としてはもうごぞんじのはず。もう「預言者が故郷で受け入れられない」話と「洗礼者ヨハネの死」の話はマタイを読んだときに終わってますから、今日は豚の話にしようかしら。マコ5:1-17です。
 ばべるばいぶるを作るにあたって私が大きな影響を受けた、岡野昌雄さんの『イエスはなぜわがままなのか』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/404867188X.html
にも、イエス様の理不尽な行動の例としてとりあげられています。
 ユダヤ人(そしてイスラム教徒)は豚を食べないことで有名ですが、ひとたび豚を食べるなというタブーができちゃうと、豚が非常にけがれたもののように感じるらしいです。ちょうど私たちが、いくら「食べてもいいよ」と言われても、ネズミなんかを食べないのと同じ。毒じゃないよ、おいしいよって言われても、この料理にはネズミが入ってるなんて言われたらひいちゃいますよね。
 ところが豚ってやっぱりおいしいですから、異邦人は平気で食べる。そういう異邦人に売るために、豚を飼育していたユダヤ人の畜産業者がいたんですね。この場所って、ガリラヤ湖のあちら側で、イスラエルの辺境地帯。そういうところだと異邦人相手の商売をする人も多いわけですが、ちょうど「犬を食べる韓国人中国人相手に、食用の犬を飼育している日本人業者」がいるとすれば、その人に対してうさんくささを感じるように、やっぱりこういう人たちはユダヤ人からうさんくさがられていたわけです。
 ユダヤ人から見れば、悪霊の追い出し場所に、けがれた豚を使うのは無理のないことなんでしょうが、業者にしてみればたまったものではないですよね。口蹄疫で牛を殺処分せざるを得なかった宮崎県の畜産家みたいなものです。そんなわけでイエス様ご一行は、ただちにここから出て行けと追われてしまいます。
 イエス様というと、律法学者たちから憎まれたのは別として、いろいろなところで奇跡をやってみんなから喜ばれたというイメージがありますが、こんなふうに憎まれちゃったケースもあるので、忘れずにしっかり読むべきですね。

[546] やっと復旧 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/11(金) 23:02:43 ここから閲覧

 午後9時半に電気が復旧しました。さっそくパソコンとテレビをつけましたが、世の中すごいことになってますね。電車に閉じ込められたとか、10キロ歩いたとか、停電したとかなんて、みなさんの被災状況にくらべればぜんぜんたいしたことないですね。
 でも私は本当に怖かったんです。だって我が家だけでなく周囲の街灯がすべて消えてるんですよ。星空はきれいでしたけど、そんなの楽しむ心の余裕もありません。コンビニもスーパーもすべて閉店してるし、信号機も消えてるし、こういう混乱に乗じて悪いやつらが襲撃してきてもおかしくないじゃないですか。我が家は暖房も電気だけなんで寒くて大変でした。パソコンやテレビはみんなAC電源だし、停電が長期化したら充電もできなくなるし電池も手に入らないと思えば携帯もラジオも遠慮しちゃうし、つくづく電気に依存する生活なんだと思いました。

[545] 停電中 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/11(金) 18:58:58 ここから閲覧

10キロの道を歩いてやっと帰って来ましたがわが家を含め町中が停電中。なにもできない。寒いし怖いし、だんなと抱き合いながら寝てます。いえ、エッチじゃなくて、真っ暗で本当に怖いから。早く電気が復旧して!

[544] Re:地震 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/11(金) 15:30:49 ここから閲覧

近所の駅までは動いたから降りようと思えば降りられるけど、どうせ他の電車も止まってるだろうし、また大きく揺れてるし、当分どこ
にも行けないわ。

[543] 地震 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/11(金) 15:16:20 ここから閲覧

地震で電車に閉じ込められてます。困ったわ。

[542] 民族という病・2 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/11(金) 13:54:04 ここから閲覧

 [503]に続く民族ネタです。
 前原さんに続き菅さんもですか。
 これって、こんなへんな規定を定めた政治資金規正法が間違ってるんじゃないですか?
 みんな「外国人」って聞くと、紅毛碧眼の欧米人を思い浮かべるんでしょうし、いま外国に住んでいる人っていうふうに思うんでしょうから、こんな規定を作っちゃったんでしょうけど、そもそもそれが間違いよ。
 私は学生時代から韓国語を勉強して韓国系教会に通ってたこともあり、在日の子たちとのつきあいもいろいろあるし、なにしろだんなと出会ったのもソウルですから、「外国人」っていう言葉を聞くとすぐに在日って連想しますもの。
 在日といったら生まれも育ちも日本人で、韓国語なんか習わない限り一言もしゃべれず、韓国には帰る家もなく、ふだんは日本名を名乗ってて、「私は韓国人よ」というIDカードでも首にぶらさげてない限り外国人とわからない人たちですからね。
 以前、民団の8・15(日本の終戦記念日は韓国の光復節)の集会に出たら、すべての政党から議員さんたちがあいさつに来てました。あれ、在日だったら選挙権ないのに、と思ったら、本人に選挙権がなくても、彼らが経営している企業やお店の従業員は日本人が多いんだから、「ぜひ一票を」というのであいさつに来るんですね。
 そんなふうに在日は日本社会の一部にしっかり根をおろしているんだから、政治資金規正法だって「永住外国人からの献金はOK」とかしてりゃ、こんな問題にならなかったのよ。
 このままだったら、政敵を失脚させようと思ったら、在日に出自を隠して献金させてあとで暴露するとか、そういう汚い手に使えちゃうじゃない。まずはこの法律を直すのが先よ。

 私は心のそこでは、在日は日本社会でずっと生きてくなら日本国籍とったっていいじゃんって思うんですけど、いろんな考え方の違いがありますからね。
 だんななんか、北海道出身で、私と結婚する前は本籍にちゃんと北海道って書いてあって、戸籍なんかとるのは大変なのに、けっして戸籍を移さずにがんばってた。北海道という本籍表示に自らのアイデンティティを感じていたみたい。まあ私と結婚して本籍が横浜になっちゃったんですけどね。
 それから実は、国籍変えるのって手続きがとても大変みたいです。たとえば青空駐車やって赤きっぷ切られちゃうと、それが前科になってしまって国籍とれないとか、いろいろあるみたい。
 そういういろんな理由で、国籍を変えない事情だってあるし、もうそろそろ、日本には日本人しかいないっていう考え、やめたほうがいいんじゃないかしら。

[541] エレミヤ書1-6章、エス・ギ15章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/11(金) 13:35:16 ここから閲覧

●エレミヤ書1-6章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jer&chapter=1&mode=0
 今日からエレミヤ書が始まります。全52章。イザヤ書の66章よりはるかに少ないようでいて、実は預言書の中では一番分量が大きいと思います。イザヤ書って各章の節数が少ないんですよね。
 以前、文語訳のエレミヤ書を全部入力したとき、52章だからなんとかなるわと思って安請け合いしたら、なかなか終わらなくて大変でした。
 前にも書いたように、預言書を読むときは、いつの時代なのかをおおざっぱにつかみましょう。紀元前922年までの統一王国の時代なのか、紀元前722年までの南北分裂期なのか、紀元前587年までのユダ王国だけの時代か、紀元前517年までのバビロン捕囚期か、その後のエルサレム再建期か。
 エレミヤ書の冒頭にはちゃんと時代が書いてあって、ヨシヤ王13年というのは紀元前627年。ゼデキヤ王11年というのは、そこにちゃんと「その年の五月に、エルサレムの住民が捕囚となる」とあるので紀元前587年。要するにユダ王国末期40年間ということです。いよいよユダヤ人の国が完全に滅んでしまうまでというわけです。
 「神様を裏切ったから滅びが近い」と予言するエレミヤは、当然のことながら支配者からはうとまれるわけで、数々の迫害を受けます。預言者もラクではありません。第1章じゃ尻ごみしてますよね。それをむりやり神様に呼び出され、オレの言葉を全部伝えろと命令される。そういう預言者の苦しみがいたるところに出てきます。

●エス・ギ15章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=skd&book=esg&chapter=15&mode=0
 最初の3節を除いて付加部分。冒頭でモルデカイが見た夢は、実はこんなことだったという謎解きですね。最初を付加したから最後もそれに対応したものを付加するというわけです。
 とりあえずこれでエステル記・ギリシア語はおしまい。
 何度も言いますが、この話はエイプリル・フールですよ。こんな復讐劇が歴史上にあったはずがありません。一応これはヘブライ語本文があるので仕方なく正典に加えられてきましたけど、「こんなふうに復讐を肯定する書物を読むってことは、キリスト教は復讐を肯定するのか」なんて思われるのがいやなので、キリスト教の歴史ではもてあまされてきました。ユダヤ人嫌いのルターなんか「なんでこんな本がヘブライ語正典に入ってるんだ!」と言ってるほどです。
 でも、女性の力で民族が助かるっていうのは、ジャンヌ・ダルク的に面白く、芸術の題材には好んでとりあげられる本です。